test

No.456 ITベンチャーの実力と可能性、“手話”と“スキャン”、2社に注目

2017年3月21日
編集部

ITベンチャーの実力と可能性
“手話”と“スキャン”、2社に注目

 需要と供給のマッチングで威力を発揮するインターネット業界。専門性の高いサービスを展開するITベンチャー企業も少なくない。新たなサービスと需要の創出はいかに果たされるのか。“手話”と“スキャン”を切り口に事業展開するシュアールとPayke、2社を訪ねた。企業と自治体、国内とインバウンド、ソリューション提供の対象は広く、組織や個人、国も問わない。両社代表ともに、「よそ者、若者、ばか者だからこそ、冒険的な試み(ベンチャー)ができる」と力を込めたのが印象的だった。

【謝 谷楓】

 
 

古田奎輔氏

Payke 古田奎輔代表

 ――スマートフォン端末用アプリで、製品のバーコード(JANコード、Japan article number code)を読み取る。それだけで、製品情報が多言語で表示される。とても分かりやすい機能です。まずは、製品情報の入手方法を教えてください。

 方法は、2通りです。メーカーに直接登録してもらう場合と、プログラムが自動的にWeb上にあるデータを収集する(クローリング)場合があります。

 メーカーは専用の管理画面を通じ、情報を登録します。有料プランなら、動画のアップロードも可能です。広告の出稿や、ネイティブスピーカーによる翻訳、関連データの獲得もできます。

 ――詳しく教えてください。

 我われのサービスを通じ、“いつ”“どこ”でバーコードがスキャンされたのかを知ることができます。年齢や性別、国籍といった属性も知れます。

 また、“風邪薬”というように、製品を限定し、関連データを集めることもできます。特定の製品に興味を持った人の集合データを確認できるのです。

 “どこ”でどの製品をスキャンしたのか、特定の端末を追跡することも可能です。製品にまつわる動態データ(人の流れ)も併せて取得できるため、興味を示す属性とエリアの把握にも役立ちます。…

大木洵人氏

シュアール 大木洵人代表

 ――サービスについて教えてください。

 遠隔手話通訳サービス“モバイルサイン”を提供しています。

 通訳士が、音声言語と手話をそれぞれ翻訳し、スマートフォンやタブレットといった携帯端末を通じ、利用者と企業・自治体をつなぎます。端末のディスプレイとカメラを用いることで、音声言語から訳された手話を確認するとともに、利用者は考えを手話で表現することができます。

 タイプは2つ、対面型とコールセンター型があります。

 対面型では、企業・自治体が受付窓口に端末を設置し、手話通訳を必要とするユーザーの来訪に備えます。駅や役所での問い合わせや、ホテルでルームサービスを希望するときに活用されています。

 コールセンター型は、ユーザー自身の端末を利用します。例えば、チェックイン時間の変更といった宿泊施設への電話連絡で利用されています。

 手話通訳士と情報通信技術(ICT)を駆使し、音声言語と手話、双方の話者をつないでいるのです。…

 

※ 詳細は本紙1664号または3月27日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。