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岩手県北自動車、2つの定観バス運行

ボンネットバス運行日も
ボンネットバス運行日も

 岩手県北自動車(岩手県盛岡市)は今春から盛岡や周辺観光地を巡る定期観光バスの運行を2コースで開始、懐かしいボンネットバスでの運行日もある。

 「懐かし通り 城下もりおか号」(大人2千円、子供1千円)は盛岡駅を午前9時に出発。南部古代型染の「小野染彩所」、石川啄木が新婚時代過ごした「啄木新婚の家」、国指定重要美術品の上の橋に施された擬宝珠、古い商家などの風景が残る紺屋通りを見学、午後12時20分に盛岡駅に戻る。紺屋通りでの2時間はフリータイム。運行日は4月29日―9月30日の土曜・日曜・祝日(5月5日までと6月23日―7月5日、10月2―10日は毎日運行)。また、ボンネットバスの運行日は4月29日、5月1、3、5、7、15、21、29日、6月11、19、25日、7月2、10、17、18、24、30日、8月13、20、21、28日、9月3、10、11、25日。

 「もりおか酒蔵・鉄器・町屋と小岩井号」(大人3千円、子供1500円)は午後1時40分に盛岡駅を出発。盛岡の酒蔵「あさ開」で専門ガイドによる案内付きで工場見学の後、大慈寺界隈を散策。その後南部鉄器工房でショッピングを楽しみ、小岩井農場に向かう。ここで約45分見学し、午後5時35分に盛岡駅に戻る。

 運行日及びボンネットバス運行日は「懐かし通り 城下もりおか号」と同じ。

 2コースは午前、午後に分かれているので、1日かけて盛岡観光を楽しむこともできる。

 大阪府泉佐野市の「関西エアポートワシントンホテル」(東京都文京区)が3月14日に東京地裁に申請していた特別清算が、17日に決定した。東京商工リサーチによると、負債は約28億8700万円で、親会社からの借入金が大半を占める。

 同社は、東証1部上場のホテル・レジャー施設経営大手「藤田観光」(東京都文京区)の100%子会社として設立され、2000年4月に開業した「関西エアポートワシントンホテル」の運営を手掛けていた。関西国際空港の入口にあたる「りんくうタウン」の立地や、「ワシントンホテル」の知名度も生かし、14年12月期には売上高約18億7500万円を計上していた。

 しかし、「りんくうタウン」自体の集客力が低迷するなか、同社の業績も想定を下回り、同期には33億9200万円の債務超過に陥っていた。こうしたなか、藤田観光グループ組織の再編が行われ、16年1月1日付で関連会社の藤田ホテルマネジメント(現:WHG関西、京都府京都市)に全事業を譲渡し、同社は1月28日付で株主総会の決議によって解散していた。

 なお、「関西エアポートワシントンホテル」はWHG関西が継続して運営している。

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