1万体の「クラゲ大水槽」を新設 アクアワールド茨城県大洗水族館、12月18日リニューアルオープン

2020年11月18日(水) 配信

春夏秋冬の「四季」をバックライトとBGMで表現した「クラゲ大水槽」

 アクアワールド茨城県大洗水族館は12月18日(金)、リニューアルオープンする。同館で生まれた1万体のミズクラゲを展示する「クラゲ大水槽」やホホジロザメの生態解説、ジンベエザメの遊泳をVR(仮想現実)水槽で楽しめる新感覚ゾーンを新たに公開する。

 12月18日(金)午後6時からはオープンを記念したイベント「OPENING NIGHT」を500人限定で開催する。記念式典と夜間限定のショー「オーシャンナイトライブ」を観覧したあと、館内を自由に見学できる。

 オーシャンナイトライブでは、動物と照明効果の融合、パフォーマンスを後押しする壮大なサウンド、冬季夜間初のイルカとトレーナーによる水中パフォーマンス、MCを排した構成と4つの新要素でテーマ「新たなる旅立ち」を表現する。

「OPENING NIGHT」概要

オーシャンナイトライブ(イメージ)

開催日時:2020年12月18日(金)午後6:00~午後8:30(午後5:15 入場開始)

参加費:

大人:3千円(税込、ドリンクとオリジナルカレンダー付き)

小中学生:1,900円(税込、ドリンクとオリジナルカレンダー付き)

※未就学児以下は入館できない。

チケット販売開始日時:2020年11月20日(金)午前10:00~

販売枚数:500枚

販売方法:予約サイト「asoview!」でWebチケットを販売する。

関空と航空会社5社で見送り!11月20日(金)実施 利用者へ感謝伝える

2020年11月18日(水) 配信

 関西エアポートは11月20日(金)、関西国際空港(KIX)で航空会社5社と合同の見送りイベントを実施する。新型コロナウイルスで運航便や利用者が減少したKIXを活気づけ、利用者への感謝を伝える。航空会社のスタッフが発案した。

 場所は各対象便の機側のエプロン。各社地上スタッフがメッセージボードなどを使用して出発便を合同で見送る。

 参加社と対象便は次の通り。

 日本航空(JAL)・JL2501便午前9:30発札幌行き▽全日本空輸(ANA)・NH1749便午前10:30発宮古行き▽ピーチアビエーション・MM133便午前8:40発仙台行き▽スターフライヤー・MQ22便午前11:05発羽田行き▽ジェットスター・ジャパン・GK202便午前9:50発成田行き

クラツー×よしもと、芸人参加の共同企画ツアー発売 西川のりおさん「笑いはワクチン」

2020年11月17日(火) 配信

公開収録に参加した西川のりおさん(前段中央)と中川家(前段両端)、ミキ(後方)

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は11月17日(火)、よしもとセールスプロモーション(よしもと、稲垣豊社長、東京都新宿区)との共同企画ツアーを売り出した。

 さまざまな分野の趣味を持つよしもと芸人と、長年にわたり多彩なテーマ旅行を企画・販売するクラブツーリズムが融合し、“笑いのある旅”を提供する。活躍中の芸人・中川家やミキらもツアーに参加し、同じ趣味を持つお客にバラエティー豊かな余暇プログラムを展開していく。

 シニア層に強いクラブツーリズムは、今回の協業によって次世代の顧客層を開拓していく。よしもとは同日、50歳以上向けに余暇プログラムの情報提供サービス「よしもとスマイルクラブ50」を開始し、シニア層へのアプローチを強化。両社の会員限定のツアーやライブ、イベントを共に企画する。

 同日に東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた「よしもとスマイルクラブ50」の公開収録に参加した芸人・西川のりおさんは「これらのツアーで『笑いはワクチン』というのを知ってもらいたい」と場を盛り上げた。

 販売を開始したツアーの一例として、お笑いコンビのミキがプロデュースした「湯けむり親孝行ツアーin新潟2日間」は、夕食後にミキが漫才やトークショーを行い、特別な時間を演出。ツアー参加者と一緒に写真撮影をするほか、プレゼントも付く。

 ツアー代金は、JR往復と宿泊(あてま高原リゾートベルナティオ)、観光などが付いて、1人5万5000円(2~4人1室利用。1人1室利用は1万円増し)。先着70人限定となる。(ミキは、1日目夜の夕食後に合流し、観光には同行しない)

 ほかにも、クラブツーリズムと、よしもとスマイルクラブ50の貸切公演「よしもと爆笑スペシャル寄席」や、「歴史大好き芸人ロクモンジャーと行く歴史を巡る旅」、「写真大好き芸人と行く撮影ツアー」、よしもと芸人が登場するオンラインツアー6コースも販売を始めた。今後は、中川家が乗車する鉄道ツアーなども予定している。

 また、全国各地に住んでいる「よしもと住みます芸人」がオンライン上でご当地の魅力を紹介するツアーは既に販売を開始している。

 クラブツーリズムの酒井社長は、今回の協業について「(よしもとは)さまざまなコンテンツを幅広く持っている。今まで当社がメインにしてきた60~75歳以外の次世代(40~50代)に非常に強い力を持っているところにも魅力を感じる。すべてのツアーは50歳以上でなくても申し込める」と共同企画ツアーへの参加を広く呼び掛けた。

 中村朋広取締役は、テーマ旅行を推進していくなかで「高齢化社会に向けて、シニアの健康寿命を延ばす旅行を研究していかなければならない。『笑い』は一番健康につながりやすい。お笑いとともに健康促進というのは、よしもととのキーワードとして進めていきたい」と力を込めた。

 今後も、芸人の強みを生かしたツアーを月1~2本のペースで発表していく予定。

GoTo利用実績 約4000万人泊、割引支援額は2000億円超 観光庁調べ

2020年11月17日(火) 配信

観光庁

 観光庁はこのほど、7月22日(水)~10月31日(土)までのGo Toトラベル事業の利用実績を発表した。利用人泊数は少なくとも約3976万人、割引支援額は少なくとも約2087億円となり、地域共通クーポンの付与額は、少なくとも約201億円(10月1日~11月9日)だった。

 1人泊当たりの割引支援額は約4743円で、1人泊当たりの旅行代金は約1万3553円と推計した。

 同事業開始から10月31日(土)までの利用人泊数は、8月末時点で少なくとも1506万人泊、9月末で2518万人泊、10月末で3976万人泊と、前月比1000万人泊以上増で推移した。

 7~8月の利用価格帯分布から宿泊単品を見ると、「5000円以上1万円未満」(37・4%)の利用者が最も多く、次いで「5000円未満」(26・5%)、「1万円以上1万5000円未満」(13・2%)と続いた。

 この結果から観光庁は「比較的低価格帯の利用が中心となっている」と分析した。

20年10月の宿泊業倒産13件 7年ぶり年100件超え Go To効果で延命は“一過性” 東京商工リサーチ調べ

2020年11月17日(火) 配信

イメージ

 東京商工リサーチがこのほど発表した2020年10月の宿泊業倒産は13件(前年同月は8件)だった。1~10月累計の倒産件数は105件となり、通年での100件超えは13年(118件)以来7年ぶりとなる。同社は、新型コロナウイルス禍対策の資金繰り支援やGo Toトラベルキャンペーンの効果が「企業の延命につながる可能性が高い」と見るも、同時に「施策は一過性に過ぎない」との見方を示す。【馬場 遥】

 

宿泊業の倒産状況

 宿泊業の10月の負債総額は58億8700万円(前年同月は31億100万円)と、3カ月連続で前年同月を上回った。負債10億円以上の倒産が3件(同1件)発生。一方で、1億円未満の倒産が1件(同3件)に減少し、倒産規模が拡大した。地区別では中部5県、関東と近畿で各3件、北海道と九州で各1件となった。

 おもな倒産事例としてホテルニューツカモト(千葉県千葉市)が、9月29日(水)に特別清算開始決定を受けた。負債総額は約13億円。婚礼や宴会用の設備を備えるほか駅近の好立地なこともあり、個人や法人の顧客を抱えていた。近年はビジネス客や観光客を対象にしたビジネスホテルとしての営業にも注力していた。

 しかし、同業者との集客競争などがあり業績が低迷し、親会社の経営判断で6月30日(火)をもって事業を停止した。

 奥矢作峡・笹戸温泉で最大の旅館「紫翠閣とうふや」を運営する湯富屋旅館(愛知県豊田市)は、9月30日(木)に破産開始決定を受けた。負債総額は6億5500万円。95年5月期のピーク時には約8億円の売上高を計上したが、徐々に業績が低下。12年5月期の売上高は3億円を下回るようになり、今年に入ってからの新型コロナの影響で資金繰りが逼迫した。

 

旅行業の倒産状況

 一方、旅行業の10月の倒産は2カ月ぶりに発生し、6件となった。4カ月ぶりに前年同月(0件)を上回り、単月では今年最多。1~10月の累計倒産件数は24件(前年同期19件)で、通年では前年(25件)を上回って推移する可能性が高まっている。

 負債総額は7億7500万円(前年同月はなし)で、2か月ぶりに前年を上回った。負債総額1000万円以上5000万未満が5件と、小規模倒産が中心となった。

 原因別は6件すべて「販売不振」、形態別はすべて「破産」だった。同社は原因について、「小規模事業者がジリ貧経営に苦しんだ挙句、事業継続が困難となった」と見ている。

 新型コロナ関連の旅行業の破綻は10月までに8件発生している。

第46回「100選」決まる 12月11日、本紙HPで発表

2020年11月17日(火)配信

審査委員会のようす

 旅行新聞新社は11月17日(火)、東京都港区の浜松町東京會舘で「第46回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の選考審査委員会を開き、46回目を迎える総合100選と選考審査委員特別賞「日本の小宿」10施設を決定した。

 「第41回プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」「第30回プロが選ぶ優良観光バス30選」などを加えた主なランキングは、本紙12月11・21日合併号の紙面および、12月11日(金)に更新する旬刊旅行新聞のホームページで発表する。表彰式は来年1月15日(金)に、東京都新宿区の京王プラザホテルで開く。

 「第46回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」は、全国1万5703の旅行会社(支店や営業所含む)を対象に10月1~31日まで専用ハガキによる投票を募った。集計結果を後援団体の全国旅行業協会(ANTA)や日本旅行業協会(JATA)、旅行雑誌編集者で構成される選考審査委員会で審査し決定した。

「出張」の国際比較調査 今後の出張、日本では心配の声多数

2020年11月17日(火)配信

質問「出張における“ニューノーマル”になりそうなもの」のアンケート結果

 出張・経費管理のクラウドサービスを提供するコンカー(三村真宗社長、東京都中央区)は11月16日(月)、「年に3回以上出張に行く」と回答した世界の23マーケットを対象に実施した、「出張」に関する国際比較調査を発表した。各国のデータを比較することで、各マーケットにおけるウィズコロナ時代の出張への考え方を明らかにした。

出張における“ニューノーマル”とは

 「出張における“ニューノーマル”になりそうなもの」については、マスクの着用、体温測定、ソーシャルディスタンスなどが挙がった。日本、海外問わず、新型コロナウイルスの影響下で日常となった習慣が、そのまま「出張におけるニューノーマル」として定着していくと考えている人が多いことが分かる。

質問「次に出張に行くとしたらどのような感情になりますか」のアンケート結果

 「次に出張に行くとしたらどのような感情になりますか」については、世界では「楽しみだ(32%)」という回答が約3分の1を占めるなど、ポジティブな反応が上位にみられた。一方、日本は「楽しみだ」と回答した人は17%に対し、「心配だ(41%)」「不安を感じる(38%)」と答えた人が多く、まだまだ不安な気持ちが根強いことが伺える。

 具体的に「出張が再開した際、一番不安に感じること」に対しては、「自分が体調不良になること(60%)」「家族にうつしてしまうこと(56%)」「周囲の人が感染しているかどうか分からないこと(47%)」など、自分の感染はもちろん、周りの人への感染拡大を懸念する声が多くみられた。

コロナ禍でも気になるのは、自分の安全よりビジネス

 「出張に行くとき、あなたにとって一番重要だと思うこと」に対し、世界平均では「自分の身の安全と健康(38%)」が1位だったが、日本では「出張の目的が果たされること(32%)」が1位となった。日本では昨年も同様に、「出張の目的が果たされること(43%)」が1位となったが、新型コロナウイルス流行下でも「出張の目的が果たされること」が「自分の身の安全と健康(28%)」と並んで大事だと考える、日本人の気質が伺える。

世界的に、ビジネスでの「出張」は重要な役割を果たす

 「出張がなくなったことで、企業にネガティブなインパクトがあるか」に対して、世界平均で92%の人が「あると思う」と回答した。日本だけでなく世界的にリモートワークが進んでいるが、ビジネスにおいて「出張」は、やはり重要な役割を果たしていることが分かった。

 同調査は6月9~10日までの2日間、世界の23マーケットの4850人を対象に、インターネットで実施した。

山梨 宿キャン△コラボ 12月5日から 対象施設宿泊で、限定のオリジナルブックカバーをプレゼント

2020年11月17日(火) 配信

キービジュアル

 山梨県は12月5日(土)から、県内宿泊施設と連携した「山梨 宿キャン△コラボ」を始める。アニメ「ゆるキャン△」シリーズと連携し、県内への周遊観光の促進をはかるために展開している「週末も山梨にいます。ゆるキャンペーン△」の一環。

 同日から2021年3月21日(日)の期間中、山梨県内のやまなしグリーン・ゾーン認証済み対象施設(◎)に宿泊した人6000人に、コラボ限定のオリジナルブックカバーをプレゼントする。

ブックカバー(第1弾)

  12月5日(土)~2021年1月31日(日)に配布する第1弾は、原作コミック1巻の装丁を、初版に巻かれていた帯も含め再現した「原作コミック 1 巻初版帯仕様ブックカバー」。第2弾の21年2月1日~3月21日に配布するデザインは、近日公開予定だ。

地元熱海の飲食店の味をテイクアウト  ホテル ミクラスで素泊まりの宿泊プラン「たべルーム プラン」

2020年11月17日(火) 配信

「たべルーム」冊子とオリジナルコースター

 ホテル ミクラス(静岡県熱海市)で2021年1月31日(日)まで、素泊まりの宿泊プラン「たべルーム プラン」を展開している。地元熱海の飲食店の味をテイクアウトし、客室のプライベート空間でゆっくり味わえる。

 参画するのは、地魚や野菜の天ぷらを提供する「てんぷら鶴吉」、ヘルシーなイタリアンを提供する「イタリアンレストラン テルマーレ」など、ホテルから徒歩 5分圏内の6店舗。ホテル到着時に渡されるホテル周辺マップ付き「たべルーム」冊子から、 好みの店舗のメニューを電話で注文し、料理をテイクアウトする。

周辺マップ付き「たべルーム」冊子

 プラン特典として、 テイクアウトした店舗の外観をモチーフにレトロな雰囲気を感じられるオリジナルコースターを同館フロントでプレゼントする。また、客室に料理の移し替えや取り分けができるよう食器を用意している。

 客室内での食事のようすを「たべルーム」のハッシュタグをつけSNS(交流サイト)に投稿すると、同館オリジナルの温泉の素とミクラスオリジナルコースターももらえる。

熱海海上花火大会をVR(仮想現実)で

「VR花火」映像(イメージ)

 ホテル ミクラスでは1 月 31 日(日)まで、「VR 花火」のプランも展開している。1年間におよそ12回開催されている熱海海上花火大会を、室内でいつでも、自分のスマートフォンなどで鑑賞できるプラン。

 映像は、2020年8月27日(木) に同館や打ち上げ場所近くから撮影。チェックイン時に渡されるQR コードをスマートフォンやタブレット端末などから読み取ることで、約3分間の映像を240 度の視界まで楽しめる。併せて、熱海観光に役立つ情報が詰まった「 VR で楽しむ熱海観光コンテンツ」も QR コードから見られる。

神奈川県・城ヶ島に車中泊スポットがオープン レビュー投稿でキャッシュバックCPも実施

2020年11月17日(火) 配信

キャンピングカー向けの車中泊スポットがオープン

 京浜急行電鉄(原田一之社長、神奈川県横浜市)とCarstay(宮下晃樹代表、東京都新宿区)は11月18日(水)、神奈川県・城ヶ島にキャンピングカーの車中泊スポット「城ヶ島シーサイドRVステーション」をオープンする。オープン記念として11月18日(水)~12月20日(日)の期間、利用してレビューを投稿した先着50人を対象に「車中泊料金キャッシュバックキャンペーン」を実施する。

 2社は、駅から先のスポットへの移動や車中泊で使えるキャンピングカーのカーシェア環境と車中泊スポットを整備し、三浦半島の「バンライフの聖地化」を目指し協業している。

 今回車中泊スポットがオープンする城ヶ島地区は、マグロや地魚を提供する飲食店や、馬の背洞門、城ヶ島灯台などの観光スポットを有している。宿泊施設が少なく日帰り利用が中心となっているところに、6台の駐車スペースがある関東最大級の車中泊スポットをオープンする。

 「城ヶ島シーサイドRVステーション」は、城ヶ島西部地区のタイムズ駐車場の奥に位置し、料金は1泊2000円(税込)。キャッシュバックキャンペーンでは、同ステーションのレビューを「カーステイ」サイト上に投稿した先着50人に車中泊料金の2000円をキャッシュバックする。