2024年1月11日(木) 配信

成田国際空港(NAA、田村明比古社長)はこのほど、令和6年能登半島地震の被災地の復旧・復興を支援する募金箱を設置した。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届ける。
設置場所はいずれも保安検査場付近の出発ロビーで、第1と第2ターミナルが2カ所ずつ、第3ターミナルは1カ所。第1ターミナルは北と南ウイングの4階。第2ターミナルは中央と南側3階。第3ターミナルは2階となっている。
2024年1月11日(木) 配信

成田国際空港(NAA、田村明比古社長)はこのほど、令和6年能登半島地震の被災地の復旧・復興を支援する募金箱を設置した。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届ける。
設置場所はいずれも保安検査場付近の出発ロビーで、第1と第2ターミナルが2カ所ずつ、第3ターミナルは1カ所。第1ターミナルは北と南ウイングの4階。第2ターミナルは中央と南側3階。第3ターミナルは2階となっている。
2024年1月11日(木) 配信

石川県旅行業協会(越原裕一会長、63会員)は1月4日(木)、令和6年能登半島地震を受け、全会員に営業状況をヒアリングした。これによると1月10日現在、輪島市や七尾市など宝達清水町以北の会員で構成する能登地区の12社のうち、輪島市と珠洲市、穴水町にある3社と連絡を取れない状況が続いているという。堅田芳弘専務理事に詳しい話を聞いた。
内灘町を除く金沢市以南の地域では、古い建物にひびが入ったり、水道管が破損したが、被害は少なかった。このため、同協会に加盟する金沢と小松・加賀地区の多くの会員会社は通常通り営業している。また、ほとんどの観光施設と旅館・ホテルは平常通りの受け入れを再開した。
一方、会員会社に申し込まれた旅行は、ほぼキャンセルされた。県内の多くの企業には能登地域の在住者、または出身者が在籍しているため、自粛ムードが高まっているという。
集計できた会員38社で取消のあったツアーの総額は約10億円。同日現在、1~2月の予約が取消されており、3月以降のキャンセルや集計できていない会員を反映させた場合、100億円を超えることを予測している。
県を訪れる観光客は余震などを心配して、ほぼいなくなった。これらを踏まえ、同協会は被害の大きかった中能登町と志賀町以北の会員への見舞金の支払いと、生活に必要な物資を提供することを決めた。
堅田専務理事は「復旧後には、能登地域への送客で得られる手数料の一部を寄付する能登応援キャンペーンを行うことも考えている」という。
さらに来年度、全会員の会費を免除することも決定した。
堅田専務理事は「多くの会社は旅行の取消で、収入を得ることができない。コロナ禍からの回復途上のため資産も少ない。国や行政の金銭支援に期待したい」と話す。
2024年1月11日(木) 配信
帝国データバンクは1月1日(月)に発生した「令和6年能登半島地震」による企業活動への影響について調査した。これによると、石川県、富山県の13市町が含まれる能登地方に本社を置く企業数は、2023年11月時点で4075社、従業員数(正社員)の合計は4万9728人だった。
企業数が最も多いのは、七尾市(石川県)の705社で、17・3%を占める。次いで氷見市(富山県)596社、かほく市(石川県)498社の順。震源地に近く、とくに被害が大きい石川県の輪島市は315社、珠洲市は210社、能登町は245社。業種別では、建設業が最も多く、サービス業、製造業が続く。
能登地方に本社を置く企業の売上高合計は1兆3018億円(23年11月現在)。市町村別では、①かほく市(2496億円)②七尾市(2465億円)③氷見市(1309億円)――の順。
産業別では、「製造業」が4346億円とトップで、33・4%を占める。次いで医療や宿泊業の「サービス業」が2022億円で15・5%を占めている。
2024年1月11日(木) 配信

リクルート(北村吉弘社長、東京都千代田区)が発行する旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、絶景日帰り温泉に関するアンケート調査を基にした「じゃらん 絶景日帰り温泉ランキング」を発表した。1位は青森県の「黄金崎不老ふ死温泉」が輝き、続いて2位に静岡県の「赤沢温泉郷 赤沢日帰り温泉館」、3位に秋田県の「鶴の湯温泉」が選ばれた。
同社によると、1位の「黄金崎不老ふ死温泉」は、海までの距離が約1メートルというロケーション。日本海の絶景を目の前にしたダイナミックな露天風呂が魅力で、夕日の見える絶景露天風呂としても全国的に知られる。
2位の「赤沢温泉郷 赤沢日帰り温泉館」は、太平洋を一望する絶景露天が自慢のスポット。3位の「鶴の湯温泉」は、雪景色が堪能できる雪見露天が美しく、東北ならではの温泉が堪能できる。また、4位は福井県の「越前温泉露天風呂 漁火」、5位は鹿児島県の「ヘルシーランド露天風呂『たまて箱温泉』」がランクイン。このほか、トップ10には多彩なロケーションで楽しめる絶景露天風呂がずらりと並ぶ結果となった。
なお、調査は2023年11月15日(水)~17日(金)までの3日間、47都道府県の20~50代を対象にインターネットで実施した。有効回答数は1041人。
2024年1月11日(木) 配信

長浜観光協会(岸本一郎会長、滋賀県長浜市)は1月10日(水)から、新春の風物詩で日本最大級の梅の盆栽展「長浜盆梅展」を開いている。73回目を迎える今年は3月10日(日)までの開催。
136年の歴史がある、明治建築の慶雲館に90鉢の盆梅を展示している。紅白の梅の盆栽が並ぶ姿は圧巻という。なかには樹齢400年という古木も。また今年のテーマは干支にちなみ「盆梅×龍」。切り絵作家・早川鉄兵氏とのコラボレーションした「龍」のアート展示も見ものだ。
新館2階には盆梅カフェや土産コーナーを設置。今年は盆梅展限定のスイーツを開発し、雪をまとった盆梅をイメージした「雪中梅」などを土日限定で販売する。
また、1月上旬~2月上旬の火・木・金曜日限定で庭園での雲海など昼間とは異なる演出を施し、夜間特別観覧を実施する。午後5:30~と7時~の1時間入れ替え制で料金は大人2000円、6~15歳1600円。さらに、1月下旬~2月の土日・祝日限定で夜間ライトアップも実施。本館2階の特別盆梅展を夜間限定で公開する。こちらは日没から午後8:30まで、盆梅展の通常料金・大人800円、小中学生400円で楽しめる。
2024年1月10日(水) 配信

日本RV協会(JRVA、荒木賢治会長、神奈川県横浜市)はこのほど、石川県珠洲市からの要請を受け、令和6年能登半島地震被災地の災害対策支援のため、JRVA会員企業のキャンピングカー数十台を貸与する。
被災地の復興の中心になる自治体職員と、全国各地からの応援職員の宿泊場所として、自治体職員宿泊拠点整備「RVパーク村」を設立する。
珠洲市内に設置し、今後は他の市町村にも拡大していく予定。災害時におけるキャンピングカーの有用性として、簡易宿泊所、移動可能な避難シェルター、パーソナルスペ―スの確保、生活インフラの維持、就寝スペースを確保することによるエコノミー症候群の予防、電力供給の確保、通信手段の維持──などを挙げる。
JRVAは、「キャンピングカーは、災害時において身の安全を守り、落ち着いて過ごすことができる生活環境を提供できる。また、電力確保や通信手段の維持にも役立つ存在だ」と話す。
2024年1月10日(水) 配信
が友人と旅を楽しむようすを歌とダンスで表現.jpg)
旅行比較サイト「トラベルコ」を運営するオープンドア(関根大介社長、東京都港区)は1月9日(火)、俳優の綺咲愛里さんを起用した新CMの放映を始めた。
新CMでは、歌唱力もありダンス経験が豊富な綺咲愛里さんを起用し、空港とホテルを舞台に友人との旅を楽しむようすを歌とダンスで表現している。CMソングには旅行需要が高まるなかで、トラベルコ最大の訴求ポイントである「最安値」でお得に旅行を楽しんでもらいたいという思いを込められた。
全7種のCMはテレビとユーチューブを中心に放映され、同社は「今後も幅広い世代の人にトラベルコの魅力を伝えていく」とした。
なお、CMはユーチューブのトラベルコ公式チャンネルに期間限定で公開している。
2024年1月10日(水) 配信

岐阜県・飛騨高山の旅館「本陣平野屋 花兆庵」はこのほど、新たに6室のスイートルームをオープンした。創業30周年を機に既存の和室9室をスイートタイプの客室6室に改装した。
コロナ禍後、外国人観光客が急増するなか、同宿の23年のインバウンド比率は45%と約半数を占めるため、外国人も快適に寛げる設計を意識した。とくに多いのは欧米客で、新客室はその土地の文化風土への関心が高い欧米客に飛騨高山の歴史を感じてもらえるような客室に仕上げた。
客室は「惟・響・慈・覚・縁・坐」と漢字一文字の名で、「心が休まるような滞在になるように」と願いが込められている。一部屋ずつ字のイメージに沿って色や設えを変えるなど工夫を凝らしている。
2024年1月10日(水) 配信

令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)はこのほど、2024年1月1日(月)~2月29日(木)に出発する旅行を対象に令和6年能登半島地震を理由とする取消料を同社で全額負担する措置を始めた。被災者や旅行を楽しめる状況でなくなった人に配慮する。
対象は被災者のほか、旅行を楽しめる状況でなくなった人などすべての申込者。出発前までに申告することが条件となっている。
申告は同社のお問い合わせフォームで受け付けている。
2024年1月10日(水) 配信

ホテル運営業者の「フィフティーズ」(梶川文男社長、東京都江戸川区)は昨年12月20日(水)、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約5億4000万円。
同社は1998(平成10)年9月に設立されたホテル運営事業者。01年に「ファミリーイン・フィフティーズ大崎駅前」、02年に「ファミリーイン・フィフティーズ大阪(肥後橋)」をオープンし、低価格設定によりファミリー層をターゲットにしていた。
04年には大崎駅前を閉鎖し、新たに「ファミリーリゾート・フィフティーズfor舞浜」を開業。東京ディズニーリゾート(TDR)への観光客の取り込みに注力し、06年3月期には年間収入高約2億8700万円を計上していた。
しかし、「先行投資によって創業時から赤字経営が続き債務超過となる」(帝国データバンク)なか、20年以降は新型コロナの影響で収入は急減した。同年9月をもって大阪の施設を閉鎖し、舞浜のみの運営となっていたが好転せず、23年5月に事業を停止していた。
なお、関連会社のエム・エイチ・ディベロップメント(梶川文男社長、東京都江戸川区)も同日、破産手続き開始決定を受けている。
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