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「東京五輪の年 日本の食文化を世界に発信」国際観光日本レストラン協会が賀詞交歓会開く

2020年1月24日
編集部:増田 剛

2020年1月24日(金) 配信

国際観光日本レストラン協会の安田眞一会長

 国際観光日本レストラン協会(安田眞一会長)は1月23日(木)、東京都港区の八芳園で2020年の新年賀詞交歓会を開いた。会員に加え、観光関係者が多数集うなか、安田会長は「東京オリンピックは、日本の食文化を世界に発信する絶好の機会。“ワンチーム”で協力していこう」と呼び掛けた。

 一方で、「ポストオリ・パラを心配している」と、東京五輪後の重要性を強調した。

 さらに安田会長は、IR(統合型リゾート)にも触れ、「地方創生に大きな効果を発揮するのではないか」と官民挙げての推進に期待を寄せた。

 来賓として出席した観光庁の小熊弘明参事官は、「19年の訪日外客数は、自然災害が多発し、日韓関係の悪化などマイナスの要因があるなか、前年比2・2%増の3188万人と7年連続で過去最高を記録した」と報告。今年の目標である訪日外客4千万人達成に向けて、同協会にも協力を求めた。

 小熊参事官は「日本政府観光局(JNTO)とも連携して、日本の食の先進性を世界にPRしていきたい」と語った。

 賀詞交歓会に先立って開いた新春講演会では、トーマス&チカライシ代表の力石寛夫氏が「サービス産業からホスピタリティ産業へ」をテーマに登壇した。

講師の力石寛夫氏

 力石氏は「サービス業で働いている人が、自分の仕事を誇れる環境づくりが大切」とし、「これからは『豊かさ』『やさしさ』『楽しさ』『感動』の共有業として、お客様と心を通わせる世界を創り上げてほしい」と、近い将来のホスピタリティ産業のあるべき姿を提示して見せた。

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