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ホテルオークラ東京 28日までアート展 文化勲章作家の競演

2011年8月17日
編集部

 ホテルオークラ東京は8月28日まで「第17回 秘蔵の名品 アートコレクション展 文化勲章作家の競演 日本絵画の巨匠たち」を開催している。文化勲章制定以来、昨年までに日本画、洋画、版画の受章作家は58人を数える。同展覧会はその全文化勲章受章作家の戦前から平成にいたるまでの約90点を一堂に集め、展示する。

 1948(昭和23)年、女性としては初の文化勲章を授与された上村松園の「鼓の音」や、横山大観渾身の傑作「夜桜」など日本近代絵画の重鎮の作品群を多数展示。山口蓬春の「夏の印象」や、東山魁夷の「萬緑新」など、一般公開されていない作品も多数出展される。そのほか、片岡球子の「面構(歌川派の三羽烏 広重・国芳・国定)」、棟方志功の「美神誕生の柵」、小倉遊亀の「若い人」など、バラエティーに富んだ構成。

 入場料は一般が1200円、大学・高校生が1千円、中学生以下が無料。会期中は無休。開催時間は午前10時から午後5時。

 展覧会の純益のすべては東日本大震災の義援金として、日本赤十字社およびNHK厚生文化事業団に寄付する。

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