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被災地に教育旅行、米の大学生24人が訪日

2012年1月1日
編集部

 カリフォルニア州立大学機構をはじめとするカリフォルニアの大学に在籍する学生24人は、テラサキ・ファミリー基金が主催・助成する訪日クリスマス教育旅行に参加し、被災地である宮城県南三陸町、石巻市、仙台市を訪問した。

 日本への教育旅行は、東京以西に限定する傾向が顕著ななか、同基金は「学生たちに、困難から復興しようと尽力する日本の姿を見てほしい」と、今回の被災地訪問を企画。日本政府観光局(JNTO)ロサンゼルス事務所が、旅行手配を担当するYamato Travelを通じ、宮城県の協力を受け、参加学生と保護者へのプレゼンテーションや各地の資料、情報提供を行った。

 参加学生は12月17日から13泊15日の旅程で訪日し、南三陸町、石巻市、仙台市に滞在後、東京、広島、京都を訪問。石巻専修大学坂田学長による震災とその後に関する講義をはじめ、各都市の大学で日本の社会構造、第二次世界大戦と日本の教育構造、仏教と心理学などテーマに沿った講義を受け、学生との交流プログラムに参加した。東京ではトレンド発信地での観光、広島と京都では原爆ドームや金閣寺、清水寺などの見学、和菓子作りや着物ショーの見学など、文化・歴史の象徴的施設への訪問と、日本文化の体験を行った。 

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