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能登空港、ポケモン効果顕著 石川県はスタンプラリーで周遊促す

2026年10月22日
営業部:鈴木 克範

2026年10月22日(木)配信

抜け部分のピカチュウと飛行機のバルーンは人気の撮影スポット(能登空港)

 羽田空港から直行便で60分。2026年7月7日(火)にリニューアルオープンした、石川県輪島市の「のと里山ポケモン・ウィズ・ユー空港」は、10月6日(火)までの3カ月間の来場者が約29万人、前年同期と比較して4倍に増えるなど、能登半島の新しい観光名所として賑わいを見せている。和倉温泉の「わくらポケモン足湯」など、能登各地にはキャラクターたちに出会えるスポットも続々登場。県では「おいでよ!ポケモンのとめぐり」と題して、スタンプラリーの開催や「ポケモンのとめぐりバス」の運行など、周遊を促す取り組みにも力を入れている。10月19日(月)、20日(火)の2日間、能登各地を訪問した。

 ポケモンの名を冠した空港は世界初。東日本大震災を契機に発足し、被災地の復興、とくに子供たちへの支援に取り組む「ポケモン・ウィズ・ユー財団」が協力し、29年9月末日までの期間限定で新装開業した。空港内で多くの人を惹きつけるのが、巨大なピカチュウと飛行機のバルーン。そして「ひこうタイプのポケモン」が空港内を彩り、オリジナルショート動画やレストランメニュー、グッズなど、さまざまなコンテンツが迎えてくれる。トイレやレストランなど、空港内の表示サインにもポケモンがデザインされていて、「くすっ」と笑える仕掛けも楽しい。

5月にオープンした「わくらポケモン足湯」  

 開湯1200年の歴史を誇る和倉温泉。現在、旅館組合に加盟する19軒中、日本の宿のと楽や美湾荘など11軒が営業を再開している。休館中の加賀屋も28年度末を目標に、グループ旅館松乃碧跡地に、7階建て全33室の新館を開業する。温泉街では今年5月、 湯っ足りパーク内の足湯施設が「わくらポケモン足湯」としてリニューアルした。7体のポケモンに囲まれた施設は、最大20人程度が同時利用できる。料金は無料。ポケモンたちがデザインされた足湯タオルも和倉温泉お祭り会館や宿泊施設で購入することができる。

宇宙をイメージした空間に「本物」の宇宙機材を展示

 「どうせレプリカでしょ」とか思ってませんか?――ポスターのコピーにある通り、いい意味で期待を裏切られたのが「コスモアイル羽咋」(羽咋市)だ。最大の特徴は「本物」が展示されていること。実際に飛行し宇宙から帰還した「ヴォストーク宇宙カプセル」(旧ソビエト)をはじめ、月面、火星を走ることを目的に作られたルナ・マーズローバー(アメリカ)の実験用プロトタイプ車、モルニア通信衛星(旧ソビエト)のバックアップ機などが展示され、入口から出口にかけて、人類の宇宙開発史を振り返ることができるように設計されている。本物の宇宙船を羽咋て展示するため、単身アメリカに渡りNASA(アメリカ航空宇宙局)との交渉に臨んだ、同館創設者・高野誠鮮さんのエピソードも興味深い。

©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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