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【日本専門新聞協会】不確かな時代に信頼できる情報発信へ 第79回専門新聞大会開く

2026年10月21日
編集部:木下 裕斗

2026年10月21日(水) 配信

積田朋子理事長

 日本専門新聞協会(積田朋子理事長)は10月20日(火)、帝国ホテル東京(千代田区)で「第79回日本専門新聞大会フェスティバル」を開いた。生成AIの急速な進化は報道の現場を変容させつつあり、情報の真偽を見極める力がこれまで以上に問われるなか、専門新聞は「専門性に裏打ちされた確かな取材力と公正な視点で、複雑化する社会課題に真摯に向き合う」ことを確認した。

 第1部の時局講演会では、東京大学先端科学技術研究センター准教授の小泉悠氏が「ロシア・ウクライナ戦争と日本の安全保障」をテーマに登壇した。小泉氏は「日本が戦争に巻き込まれた際、ウクライナが自身の正当性を世界へアピールし、世界中からさまざまな支援を集めたことを大いに参考にすべきだ」と語った。

時局講演会に登壇した小泉悠氏

 第2部の式典は、石井貞德新聞大会運営委員長兼副理事長の開会あいさつでスタートした。

石井貞德新聞大会運営委員長兼副理事長

 積田理事長はAIの急速な普及していることに触れ、「『AIが人の仕事を置き換える』といったマイナスな意味でなく、『AIが業務を効率化する』と前向きに捉え、新聞発行に欠かせない重要なインフラとして、活用していくかが求められる」と話した。そのうえで、「今後、どのようにAIの活用戦略を構築するかなど加盟社の力になれるよう、研究し、セミナーなどを実施していく」と語った。

 来賓の韓国専門新聞協会のキム・ガンタク会長は「技術がどれだけ急速に進化しようとも、現場で得た正確な情報の価値は変わらない。AIが変えるメディア環境の中でも、両協会が手を携えれば、いかなる困難も共に乗り越えられると信じている」と語った。

 第33回写真コンクールの表彰式では、937点の作品の中から19点が受賞した。併せて、専門紙の普及と使命をアピールする第79回新聞週間キャッチフレーズの入選作3点を発表した。このうち、優秀作には「AIが 語れぬ現場 足で追う 確かな事実 専門紙」が選ばれた。

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