【インタビュー ビーグッド 福島崇司社長】多様化する採用方法 人材確保には使い分けを
2026年10月5日(月)配信

リゾート専門人材サービス「ビーグッド」(福島崇司代表、東京都中央区)は創立以来、リゾート地の宿泊・観光施設に特化した人材サービスを行ってきた。多様化する採用手法、宿泊・観光施設の人材確保のポイントについて、福島社長に聞いた。
宿泊・観光業界のリゾート人材サービスに約30年携わってきましたが、ここ数年、現場の採用環境は大きく変化しています。とくに繁忙期や季節変動に対応するための人材は、以前のように人材会社や求人媒体に依頼すれば集まることが当たり前ではなくなりました。
現在では、採用方法は多様化しており、求人広告による直接採用、スポットワーク、人材派遣、人材紹介、外国人材の活用など、選択肢は増えています。大切なのは「どの方法が一番良いか」ではなく、それぞれの特徴を理解し、施設や時期に応じて使い分けることだと考えています。
求人広告は、自社で採用できればコストを抑えやすい反面、応募がなければ必要な人材を採用できません。スポットワークは急な欠員や数日勤務の人員確保には便利ですが、数カ月単位で安定して働く人材の採用には、別の方法との併用も必要です。人材派遣は、繁忙期など必要な時期に必要な人数を確保しやすく、募集や給与支払いなどの負担を軽減できるのがメリットです。
一方、近年は賃金や運営コストが高まるなか、派遣料金も以前より高くなっています。そこで選択肢の一つとなるのが人材紹介です。施設が直接雇用するため労務管理は必要ですが、募集や人選など採用にかかる手間を軽減でき、派遣と比較して人材コストを抑えられるケースもあります。
また、特定技能をはじめとする外国人材の活用も広がっておりますが、「外国人採用=人件費を抑えられる」とは限りません。日本人と同等以上の報酬に加え、登録支援機関への委託費なども必要になるため、想定以上にコストがかかるケースもあります。安定した雇用が期待できるメリットと、コストや受入体制の両面から検討する必要があります。
宿泊・観光施設の採用では、採用手法の選択が重要です。ただ実際には、「どの方法を選ぶか」だけでなく、「どの会社・サービスを利用するか」によっても採用成果は大きく変わります。
また、人手不足が深刻な地域や繁忙期には、1社・1サービスだけでは必要な人数を採用できないケースも少なくありません。採用状況を見ながら、複数の会社やサービスを上手に組み合わせていくことも、これからの人材確保には欠かせない視点でしょう。
ビーグッドでは、リゾート地に特化した人材派遣に加え、人材紹介サービス「リゾマッチ」を展開。それぞれの特徴を踏まえ、施設の採用状況やニーズに合わせた人材活用を提案しています。
問い合わせ=☎03(6661)9151。


