古書の街・神保町舞台にリアル謎解きゲーム 千代田区観光協会がさくらまつりに合わせ3月12日から開始
2025年3月10日(月) 配信

千代田区観光協会(藤井隆太会長、東京都千代田区)は3月12日(水)から、古書の街・神保町を舞台にしたリアル謎解きゲーム「幻の浮世絵と本の街 ₋怪盗ブロッサムの仕掛けた謎₋」を開催する。春のイベント「千代田のさくらまつり」の開催期間に無料で実施し、桜の名所の千鳥ヶ淵から足を延ばして街歩きを楽しんでもらうのが狙い。ゲームの企画制作はハレガケ(黒田洋介社長、東京都豊島区)。
謎解きゲームは、「古書の街・神保町」をテーマに歴史ある古書店や趣のある喫茶店を巡る。謎解きキットのデザインや謎は古書を題材にしており、ゲームを通じて神保町の魅力や雰囲気を体感できる。
また、現在放送中のNHK大河ドラマで注目されている蔦屋重三郎は千代田区ともゆかりがあり、キット内には江戸時代の出版文化や浮世絵の発展に寄与した蔦屋重三郎にまつわるコラムや、ゆかりの地に関連するコラムを収録している。
謎解きキットは千代田区観光案内所と千鳥ヶ淵緑道内グッズ販売ブース(ライトアップ期間のみ)で配布する。想定プレイ時間は90~120分。期間は4月23日まで。ゲームをクリアすると景品が当たる抽選に参加できるほか、キットには周辺店舗で使用できるクーポンもついているため、主催者は「神保町の新たな魅力を発見し、今後も訪れたくなるきっかけとなれば」と期待する。