HIS、新たな休暇制度導入 働きがい向上目指す
2025年3月10日(月) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は3月5日(水)、新たな3つの休暇制度の導入を発表した。ワークバランスの充実と多様な働き方を推進し、従業員の働きがい向上を目指す。
このうち積立有給休暇制度は、従業員が2年で失効する法定の有給休暇を年間10日を上限に、3年間で30日まで積み立てることができる。本人の病気やケガの治療のほか、骨髄ドナーや不妊治療による通院で使用可能となっている。仕事と通院の両立を支援する。開始日は5月1日(木)。
HISは4月1日(火)に、1日または半日単位で使える年次有給休暇を、1時間単位で取得可能になる時間単位年次有給休暇制度も始める。時間単位で利用することができる日数の上限は5日。
また同日には、永年勤続特別休暇制度を再開する。2018年に同制度をスタートし、コロナ禍で20年4月から中断していたが、情勢が平時に戻ったことから再導入する。同制度は勤続10年に5日、20年と30年、定年時にそれぞれ10日を与える。