24年12月の「スキーチケット・リフト券」寄付額は前年から2倍に 「さとふる」のふるさと納税トレンド
2025年2月7日(金) 配信

ふるさと納税サイト「さとふる」を運営する、さとふる(藤井宏明社長兼CEO、東京都中央区)がこのほど発表した、ふるさと納税返礼品トレンドによると、2024年12月の「スキーチケット・リフト券」返礼品への寄付件数が、前年同月比で約2倍となった。前シーズンは暖冬で雪不足のスキー場も散見されたが、今シーズンは降雪量が平年並みか多くなる可能性が高く、ウィンタースポーツを楽しむ返礼品を選ぶ人が増えたとみる。
2024年の同返礼品の人気都道府県ランキングによると、1位は長野県、2位が福井県となった。「さとふる」に掲載されている「スキーチケット・リフト券」返礼品数が最も多いのが長野県、次いで福井県のため、選択肢の多さから人気を集めたと考えられるという。人気都道府県ランキングの3位は群馬県、4位は山形県、5位は新潟県。
3位にランクインした群馬県は「スキーチケット・リフト券」人気返礼品トップ10の4~7位を独占。同県のレビューには「高速道路からのアクセスも良く、景観や建物も綺麗なので満足しました。ゲレンデのバリエーションもバランスが良いので飽きません」などの声が寄せられており、首都圏からの交通アクセスの良さなどが人気の背景にあるとうかがえる。
「スキーチケット・リフト券」人気返礼品ランキングの1位は、福井県勝山市の「スキージャム勝山」の2024―25シーズン大人リフト1日券。西日本屈指のスキー場で期間限定での受付だったが、人気を集めた。
2位は長野県・白馬村の「白馬八方尾根スキー場」リフト券1日券、3位は山形県米沢市の「米沢エリアスキー場」の共通1日券となった。