NAA、顔認証で搭乗ゲート通過へ IATAと実証実験行う
2024年11月8日(金) 配信
成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は10月21日(月)~22日(火)、国際航空運送協会(IATA)の主催する顔認証技術とデジタル資格証明「Verifiable Credentials(VCs)」を用いて、保安検査の入口ゲートや搭乗ゲートなどを通過できることを目指す実証実験に参画した。スムーズな旅行体験を実現する狙い。
具体的に同社は、利用客がオンラインチェックイン完了後、スマートフォンに保存された顔認証の情報を空港のシステムに共有し、搭乗当日に航空券を提示せず保安検査の入口ゲートや搭乗ゲートを顔認証で通過できることを確認した。 「今後も旅行需要の増加が見込まれるなか、よりシームレスで快適な旅行体験を提供していきたい」とコメントしている。