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東山動植物園、電子チケットで入場混雑を解消 実証実験で入場待機時間を60%軽減へ(アソビュー)

2024年3月21日
編集部:馬場遥

2024年3月21日(木) 配信

アソビューはこのほど名古屋市東山動植物園で電子チケットサービス実証実験を行った

 アソビュー(山野智久代表、東京都品川区)はこのほど、名古屋市東山動植物園(愛知県名古屋市)で電子チケットサービスを提供し、チケットレス入場の実証実験を行った。この結果、電子チケット利用比率は1日当たり32%となり、入場待機時間を60%軽減するなどの効果がみられた。

 東山動植物園は、コロナ禍前は年間250万人と国内の動物園で2番目に多い入園者数を記録した施設。繁忙期には1日3万人が来園し、有人券売所が混雑するなどの課題を抱えていた。

 電子チケット実証実験は、東山動植物園公式HPと同社が運営する遊びの予約サービス「アソビュー!」上で電子チケットを売り出した。2023年10月1日(日)~12月28日(木)まで販売し、10月11日(水)~12月28日(木)までの利用期間を設けて行われた。期間中電子チケットを利用した人数は、4万2345人となった。

 この結果、期間中の電子化比率では、平均20%、最大32%の電子化比率を実現した。また、電子チケット購入の案内看板や、電子チケット専用レーンを設置したところ、実証前の約1万4000人来園日の券売待機時間が15分であったのに対し、実証中の約2万5000人来園日の待機時間は6分となり、約60%の待機時間解消を実現した。

 同社は、名古屋市が実施する先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」の課題提示型支援事業で実証事業者として採択され、この実証実験を行った。

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