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2024年は躍動する年へ 【ANAホールディングス 社長 芝田浩二氏年頭所感】

2024年1月5日
編集部

2024年1月5日(金) 配信

芝田浩二社長

 ANAホールディングスは1月4日(木)、年頭のあいさつを発した。全文は以下の通り。

                  ◇

 ANA グループの 2024 年の年始式にあたり、ごあいさつ申し上げます。

 周知の通り、元日には、石川県を震源とする大地震が発生し、また2日には羽田空港において航空機の衝突事故が起きました。

 地震、事故によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、負傷された方々、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。

 昨年はコロナパンデミックの収束を契機とした社会・経済活動の正常化に伴い、移動を通した人のつながり、物の流れを支える社会インフラとして、世界の航空業界は活力を取り戻すところとなり、ANA グループの業績も堅調に推移しました。

 空からはじまるヒト・モノ・コトの多様なつながりを創り、夢にあふれる未来に貢献するという、航空事業の大切な役割と、それに携わることのありがたさを改めて認識するとともに、共に悩み、知恵を出して多くの困難を乗り越えて来た皆さんの力に、重ねて感謝する次第です。

 昨年、私たちは新しい ANA グループ経営ビジョンを掲げました。ビジョンの具現化のためには、先ず皆さん一人ひとりが生き生きと、伸び伸びと、喜びとやりがいを持って働き、そのワクワクがお客様の喜びにつながる好循環を作りあげることが大切です。やりがいにあふれ、魅力ある職場作りは、自ら良くしていきたいという皆さん一人ひとりの思いから始まります。それぞれの思いを声に出し、仲間と共に考え、一緒に行動に移して行きましょう。

 足元では、依然として不安定な国際情勢、A320/321neo 型機のエンジン点検、そして人財不足などさまざまな変動要素はありますが、それぞれの課題には一つひとつ適切に対応し、経営のかじ取りをして参ります。

 今年は、AirJapan ブランドによる国際線就航や NCA が ANA グループの仲間に加わるなど、新たな成長に向けた挑戦が始まります。ANA グループ全体で、スピードをあげて成長軌道への回帰をはかっていきます。

 昨年のメッセージでお伝えした通り、皆さん、そして多くのステークホルダーの支えのお陰で「跳ねる」ことができました。

 今年は、この「跳ね」をバネにして、安全運航の堅持と、基本品質にこだわり、足元を固め、2025年以降の更なる成長に向けて挑戦する「躍動の年」にしたいと思っています。

 世界中のグループ社員、みんなで力を合わせ、夢にあふれる ANA グループの未来に向かって一緒に頑張って行きましょう。

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