test

【地域ブランド調査2014】6年連続で北海道1位、市区町村は函館がトップ

1563_07

 ブランド総合研究所(田中章雄社長、東京都港区)がこのほど発表した「地域ブランド調査2014」によると、最も魅力的な都道府県に6年連続で北海道が選ばれた。市区町村ランキングは函館市が1位となり、北海道勢が制する結果となった。

 同調査は国内1千の市区町村と47都道府県を対象に、認知度やイメージ、観光意欲など全74項目の設問を設け、消費者が抱く各地域への魅力やブランド力を数値化するもので、今回が9回目。7月1―22日にインターネットで実施し、20―60代の3万1433人の消費者からの有効回答を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるよう再集計した。

 全国の市区町村でトップに選ばれた函館市は、回答者の77・9%が魅力的だと回答した。同市が1位になったのは09年以来2度目。2位は前年3位の札幌市、3位は前年トップだった京都市。同市は観光意欲度も低下している。4位以下は小樽市、横浜市、富良野市、神戸市、鎌倉市、金沢市、屋久島町の順。都道府県ランキングは2位以下、京都府、沖縄県、東京都、神奈川県、奈良県、福岡県、大阪府、長野県、長崎県。

 6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されたことで富岡製糸場のある富岡市(群馬県)の情報接触度は前年と比べ30・1点上昇。順位は501位から26位に急上昇した。併せて魅力度、観光意欲度も大きく上昇しており、世界遺産登録での情報接触が、消費者の評価につながったとみる。ただ、群馬県自体のランキングは46位と前年の44位から順位を落とし、魅力度や観光意欲度はほぼ横ばいで、世界遺産の効果は限定的。

 一方、13年に世界遺産に登録された富士山周辺の富士吉田市(山梨県)や富士市(静岡県)は前年、情報接触度や魅力度、観光意欲度ともに大幅に上昇。今年は情報接触度が低下したが、登録前の12年と比較すると高く、基礎自治体単位では依然として世界遺産登録の影響は残っている。

 このほかの特徴として挙げられるのは「産品を通じたイメージ形成」。07年の調査では、産品購入意欲度(食品以外)が4・4点で全国52位だった今治市(愛媛県)は、毎年、点数と順位を伸ばし、今年の調査では18点、順位は全国3位まで上昇した。挙げられる産品名は90%が「(今治)タオル」。他の指標では、産品購入意欲度ほどではないが、魅力度と観光意欲度も着実に上昇しており、産品が市の魅力に関連していることがうかがえる。

 また、東日本大震災の影響として、三陸の岩手、宮城、福島県の観光意欲度をみると、宮城、福島の2県の観光意欲度は震災後に大きく減少したあと、順調に回復傾向にあるが、10年の水準までは回復していない。一方、岩手県はほかの2県と比較すると11年に大きな減少はなかったが、10年以来、微減傾向が続いている。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。