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アクティビティジャパン、2021年予約数ランキング発表 1位は前年比120%増のシュノーケリング

2022年1月18日
編集部:木下 裕斗

2022年1月18日(火) 配信

オンラインツアーは前年比655%増だった
 HISグループのアクティビティジャパン(陳明明社長、東京都新宿区)はこのほど、2021年における人気アクティビティのランキングを発表した。1位は前年比120%増のシュノーケリング。国内オンライン体験ツアーは655%増となった。
アウトドアアクティビティは10月の緊急事態宣言明け以降、予約数が増加した
 
 アウトドアアクティビティは昨年10月の緊急事態宣言明け以降、予約数が増加した。このうち、シュノーケリングや体験ダイビングなどのマリンレジャーは、沖縄本島にある青の洞窟や恩納村エリアのほか、石垣島や宮古島で好調。予約数は前年比で約1・4倍だった。
 
 また、「船釣り・海釣り体験」は東京都内から日帰りで行ける神奈川県横浜市近郊での体験を中心に、同約1・5倍伸びた。釣り道具を持っていない初心者や女性1人からでも参加できるプランが全国的に増えたことが主な要因。
 
 「オンライン体験・オンラインツアー」の利用者は40代以上の女性が多く、参加者からは「なかなか行きたくても行けなかった」や「どういう場所か事前に知りたい」などの声が挙がった。具体的には、地域の特産品が事前に自宅に届き、ホストと共に料理を作ったり、届いたお菓子やお酒を食べたりしながら楽しむツアーが人気だった。

   同社は「(オンラインツアーは)観光を学んでいる学生に対して授業の一環や忘年会イベントなど、利用目的が多様化している。ニーズは今後も高まる」と予想する。 

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