19年夏、箱根・強羅地区に新ホテル開業 小田急グループ

2018年9月27日(木) 配信

ホテル棟客室イメージ

小田急電鉄(星野晃司社長、東京都新宿区)と小田急リゾーツ(端山貴史社長、神奈川県相模原市)はこのほど、神奈川県の箱根・強羅で企業の保養所・研修所として使用されていた物件を取得し、リノベーションによるホテル開発に着手する。新ホテル「小田急強羅ホテル(仮称)」の開業は、2019年8月の予定。

 同物件は、箱根登山鉄道強羅駅から徒歩5分と交通の便がよく、駅から平坦路でアクセスできる場所に位置する。また、温泉の自家源泉を有しているほか、周辺には箱根強羅公園や彫刻の森美術館などの観光施設も充実している。
 
 ホテル施設は、ホテル棟とコンドミニアム棟の2棟構成。ホテル棟は、地上5階建てで、62室の客室のほか、レストラン、大浴場、中庭、ラウンジを設ける。中庭には、ウッドデッキや焚き火炉、足湯、ハンモックを、ラウンジには、ドリンクコーナー、ライブラリー、湯上がりラウンジを設置する。
コンドミニアム棟客室イメージ

 コンドミニアム棟は、地上4階建て。全10室に温泉が楽しめるビューバスが付く。ビューバスの付いたコンドミニアムタイプの宿泊施設は、強羅エリア初展開となる。広々とした居住スペースが特徴で、短期から長期の滞在まで幅広い用途に利用できるという。
 
 同社グループは、ホテル事業を成長分野と位置づけ、地域の魅力を引き出す特徴あるホテルの出店を進めている。都市型ホテルやリゾートホテルなど、2015年度から出店を強化しており、2020年度までに15店程度を出店する計画。また、箱根地区では、グループの各交通機関の結節点となる駅やターミナル、観光施設への大型投資を開始している。強羅は箱根登山電車の終点。ホテルの開業により新たな滞在拠点を設けることで、強羅エリアの魅力の発信を強化したい考え。

相互交流1千万人へ、日韓が観光交流拡大に向け共同緊急アピール宣言

2018年9月26日(水) 配信

(左から)JNTO清野理事長、KATA梁会長、JATA田川会長、観光庁・田端浩長官

日本政府観光局(JNTO)と日本旅行業協会(JATA)、韓国旅行業協会(KATA)は9月20日(木)、東京都内で開かれたツーリズムEXPOジャパン内で、「日韓観光交流拡大に向けた共同緊急アピール」を発した。大阪北部地震に始まった相次ぐ自然災害で7、8月の韓国人訪日客数は2年ぶりに前年からマイナスに転じた。9月以降も影響が出ることが懸念されるため、急速な回復をはかり、両国観光局が掲げる相互交流1千万人の目標を達成したい考え。

 JNTOの清野智理事長は日韓交流の数字について、17年の韓国人訪日客数は714万人、日本からの訪韓客数は231万人の計945万人で、18年前半期は双方向とも18%増と好調に推移していたことを報告。しかし、7月の韓国人訪日客数は前年同月比5・6%減、8月は同4・3%減と落ち込んだ。韓国には地震がなく、地震への恐怖心が大きいため、北海道胆振東部地震の発生により、9月以降も危機感を抱いている状況だ。「引き続き正確な情報発信に努め、共同広告や日本への旅行商品販売促進を一層支援するような施策を実施していきたい」と意気込んだ。

 JATAの田川博己会長は「日韓関係は政治情勢や自然災害の影響を大きく受けたこともあるが、KATAとはこれまでお互いに助け合って需要を回復してきた。とくに観光による自然災害からの復興は国際観光の大きなテーマであり、旅行業の大きな役割だ」とし、「今後も日韓相互交流の拡大に最大限努力する」と力を込めた。

 また、KATAの梁武承会長は「7、8月の観光客数が減ったのは災害に加え、韓国国内で大きな選挙があり、政治的な動きも要因の1つ」と説明。一方、「目標に向けさまざまな施策を備えてきた。年内には達成できるのではないか。JATAと協力し成し遂げたい」と語った。

 緊急アピールでは、JNTOと韓国航空会社、旅行会社との共同広告の取り組み強化や、自治体や旅行会社から発信された情報を相互で拡散をはかることなど3点を宣言。会見で3者が文面に署名し、連携を深めることを確認した。この場には観光庁の田端浩長官も同席し、立会人として見届けた。

長野県旅行業組合、優良組合表彰受ける

2018年9月26日(水)配信

三澤理事長

 長野県旅行業協会(三澤弘理事長、132会員)は9月12日、全国中小企業団体中央会が選出する「優良組合」に選出された。旅行商品の入手の容易化をはかるとともに、仕入れコストの削減などの組合事業に積極的に取り組み、組合員企業の経営の安定・発展に寄与したことを評価された。

 三澤理事長は「優良組合として表彰されたのは、組合設立時から運営に携わってきた理事、役員の皆様の献身と、全組合員のたゆまぬ努力のたまもの」と謝意を述べ、「この受賞をさらなる発展への節目と捉え、組合員のための組織であることを肝に銘じながら、事業拡大に取り組む」と語った。

 なお、表彰式は同日、京都府京都市内で行われた、「第70回中小企業団体全国大会」のなかで実施。優良組合39組合、組合功労者73人、中央会優秀専従者21人が表彰された。

飯山駅発着バスツアー「おさんぽバスで秋めぐり」を実施

2018年9月26日(水) 配信 

紅葉の大自然をめぐる日帰りバスツアー

信州いいやま観光局は、北陸新幹線を利用して「信越自然郷」の秋を気軽に楽しんでもらうため、日帰りバスツアー「おさんぽバスで秋めぐり」を企画した。信越自然郷エリアの広域連携事業として、DMO法人の信州いいやま観光局が実施する。

 2018年10月13日(土)~11月3日(祝・土)にかけて、6ルート、全7回のツアーを実施する予定。昨年好評だった秋山郷のツアーを含め、昼食や弁当付きの1日ルートを5回、気軽に参加できる半日ルートを2回実施する。

ツアー概要

実施期間:2018年10月13日(土)~11月3日(土・祝)の土日を中心に運行

受付・集合場所:信越自然郷飯山駅観光案内所(JR飯山駅1階)

運行スケジュール:

10/13(土)午前10:00~午後3:30

 Aルート「カヤの平高原ブナ原生林と奥志賀林道」

10/14(日)午前10:00~午後3:00

 Bルート 「妙高の紅葉、笹ヶ峰高原といもり池」

10/17(水)午前10:00~午後5:00

 Cルート「志賀高原と松川渓谷、秋の小布施散策」

10/20(土)午前10:00~午後1:00

 Dルート「なべくら高原茶屋池ブナの森」

10/24(水)、27(土)午前 10:00~午後5:30

 Eルート「秘境・秋山郷 紅葉紀行」

11/3(土)午前10:00~午後1:00

 Fルート「なべくら里山の紅葉散策」

乗車料金:

 A・Bルート  大人5,500円、小学生1,200円

 C・Eルート  大人7,800円、小学生3,500円

 D・Fルート  大人3千円、小学生500円

※未就学児無料(バス席・昼食なし)

定員:20人(マイクロバスでの運行となる)

最少催行人数:10人/1ルート

申込み・問い合わせ:信越自然郷飯山駅観光案内所 TEL:0269-62-7000

ハワイアンズ 10月に割引企画「東京都民感謝月間」実施

2018年9月26日(水) 配信 

高低差・長さ日本一のボディスライダー「ビッグアロハ」

常磐興産(井上直美社長、福島県いわき市)が運営する大型レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」は、2018年10月1日(月)~31日(水)までの期間限定、入場料金が割引となる「東京都民感謝月間」を実施する。

 10月1日の東京都民の日にあわせて10月の1カ月間、東京都在住者を対象に日頃の感謝を込めて、利用当日に窓口で入場券を購入した場合に限り、スパリゾートハワイアンズの入場料が通常料金より2割引きで入場できる。さらに、窓口で入場券を購入した人に「都民パスポート」を発行。提示するとビュッフェレストランで10%割引、ウォータースライダー3種共通一日券が1千円割引の特典もある。

第6のテーマパーク「ビッグアロハ」今年7月オープン

 昨年7月にオープンし、好評を得ている高低差・長さ日本一のボディスライダー「ビッグアロハ」に、スライダーのチューブに隣接して屋外テラス、着水プールに隣接してカフェを新設。既存のスライダーと新設した2つの施設を融合した第6のテーマパーク「ビッグアロハ」をオープンした。

 割引価格で入場できるこの機会に、スパリゾートハワイアンズと日本一のボディスライダー「ビッグアロハ」をぜひ体験して欲しい。

「東京都民感謝月間」概要

対象:東京都在住者

期間:2018年10月1日(月)~31日(水)まで

特典:

1.入場料金が、通常料金より2割引

区分

通常料金

割引料金

大人(中学生以上)

3,500円

2,800円

小学生

2,200円

1,760円

幼児(3歳~)

1,600円

1280円

2.入場券を購入者に「都民パスポート」を発行する。

「都民パスポート」の提示で、以下の館内利用特典が受けられる。

(1)ビュッフェレストラン「パーム」10%割引

(2)ウォータースライダー3種共通一日券1千円割引

 通常2,300円 → 割引1,300円

利用方法:

 東京在住であることを確認できる証明書(運転免許証・保険証など)を、入場券購入の際に窓口に提示をお願いする。1人の提示につき5人まで適用。

利用条件:

 利用当日に窓口で入場券を購入される場合のみ適用。他の割引券との併用不可。

【公式】スパリゾートハワイアンズ・ホームページ

旅して北海道を元気に! 「たびらい」が特産品が当たるCP

2018年9月26日(水) 配信 

北海道地震復興応援キャンペーン

北海道を旅して、いいものを当てよう――。パム(長嶺由成社長、沖縄県那覇市)が運営する旅行予約サイト「たびらい」は、北海道胆振東部地震からの1日も早い復興を願い、旅行を通じて北海道を元気にする応援キャンペーン(http://www.tabirai.net/sightseeing/campaign/support_campaign/index.aspx)を実施している。

 同CPは11月30日(金)までの期間に、たびらい北海道でレンタカーやアクティビティを予約・参加した人や、今秋に北海道を旅行し、指定のハッシュタグを付けてインスタグラムに写真を投稿した人の中から抽選で50人に、北海道の現地スタッフが厳選した「北海道のいいもの(特産品)」をプレゼントする。テーマは、「旅して、撮って、体験して。北の大地を元気に!」。

 たびらい北海道の事務所は、札幌市時計台の近くにある。9月6日の地震当日は停電により一時業務ができない状態になったが、9月10日から業務を再開。毎日現場に赴き、情報の収集と配信を行っている。同社は「一部食品の流通は滞っているものの、北海道は元気です。皆様、ぜひ、北海道にお越しください」と広くPRしている。

新たな旅のかたち「シェアエコツーリズム」推進へ ANAHD

2018年9月26日(水) 配信 

新たな旅のスタイル

 

ANAホールディングス(片野坂真哉社長)はこのほど、日本初のシェアリングサービスを活用した新しい旅の提案ページ「Look for your style」を開設した。

 民泊仲介大手のエアビーアンドビーなど、シェアリングエコノミーをリードする9者が参画した。同ページで、ANAマイレージクラブ会員が各サービスを予約すれば、ANAマイルが貯まるようになっている。

 利用者だけではなく、提供者を拡大する取り組みを進めることで、遊休資産(家・車・スペース・スキル(人)など)を活用する次世代ツーリズム「シェアエコツーリズム」を広げ、地域創生にもつなげていく考えだ。

むさしの会女性5人がキャラバン 多摩地区の旅行会社に

2018年9月26日(水) 配信 

前列左から2番目が高橋美江会長、右端が小原寛信社長

むさしの手配センター(小原寛信社長、東京都立川市)はこのほど、同社協力会「むさしの会」(会長=高橋美江・益子舘里山リゾート女将)の事業として、第4回女性キャラバンを実施した。「女性の力で観光業界を盛り上げよう!」と、5人の旅館・ホテルや観光施設の女性経営者、女将、予約担当者らが参加。小原社長とともに、東京多摩地域の旅行会社を10数社訪問した。

 高橋会長は「キャラバンに参加した5人はそれぞれ会社は違うが、旅行者を受け入れる同じ仕事。女性同士の意見交換や、悩みの共有もでき、とても素晴らしい機会だった」と話し、「ぜひ今後も続けていきたい」と意欲をみせた。

 今回参加した5人は次の各氏。

 高橋美江(益子舘里山リゾートホテル女将)▽植田京子(ジャンボひものセンター代表)▽青木由記子(よろこびの宿 しん喜若女将)▽小泉綾(西伊豆クリスタルビューホテル予約担当)▽注連比呂己(四五六菜館予約担当)

話題のロケ地でご当地グルメを味わう 全国ロケ地マップ第2弾配布始まる

2018年9月26日(水) 配信

日本語版表紙

ロケツーリズム協議会と地域活性プランニングはこのほど、全国ロケ地マップ「Good Location in japan」第2弾限定3万部の配布を開始した。ロケ地マップは、東京都内と全国各地の観光案内所や空港、駅などで入手できる。

 掲載されているのは、日本のロケ地44カ所と企業5施設。今回も、日本語と英語、韓国語、繁体字、簡体字の5カ国語を製作した。中面にはロケ地情報の掲載のほか、各地のグルメ情報をまとめた面も用意。QRコードを読み込むことで、詳細なロケ地情報も入手可能になっている。また、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、選手村のある地域のロケ地情報も掲載している。

新たにグルメ情報を追加

 ロケ地の選定は、ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」で実施した累計約1万3500人の一般アンケートや外国人アンケート、ロケツーリズム協議会に参加する官民組織395団体からの自薦を基準に選定。企画・監修を担当したロケーションジャパン編集部の山田実希編集長は、「今年は第1弾のMAPに寄せられた反響をもとに、グルメ情報やロケ地の詳細、周辺観光スポットも分かるよう地図と連動しました。映画やドラマ、アニメをきっかけに、日本の魅力を再発見していただけると嬉しいです」とPRする。

 

「ツーリストタクシー」提供開始 コアな観光地を結ぶ ウィラー

2018年9月25日(火) 配信 

タクシー活用して、コアな観光地へ

WILLER(ウィラー、村瀨茂高代表以下)は9月21日(金)から、タクシーを活用した新たな観光スタイル「ツーリストタクシー」の提供を始めた。行きにくい場所にある観光地や、今まで注目を浴びていなかったコアな観光地を結び、オリジナルコースを中心に展開していく。まずは東京と金沢での運行を始め、今後エリアを拡大していく見通し。

 例えば、金沢のおすすめ夜景スポットを巡る1時間コースでは、1人当たりの料金は2千円となる。夜景スポット巡りのほか、ドライバーイチオシの食事場所も紹介してくれる。

 2020年東京オリンピック以降の訪日外国人需要も視野に入れる。英語と韓国語、簡体字、繁体字、ベトナム語、タイ語での販売と、タブレットを活用した車内ガイドも順次追加していく方向だ。

ツーリストタクシー
http://travel.willer.co.jp/tourist/
ツーリストタクシーは旅行者の、かゆいところに手が届くような乗り物です。