「五反田JPビルディング」が竣工 来春オープン、ホテルは星野が運営

2023年12月12日(火) 配信

品川区西五反田に誕生した

 日本郵政不動産(山代裕彦社長、東京都千代田区)は12月11日(月)、「旧ゆうぽうと」(東京都品川区西五反田)跡地に開発を進めてきた「五反田JPビルディング」が竣工したと発表した。大規模複合施設として2024年春のグランドオープンを予定する。

 同施設は「TOKYO.NEXT CREATION」をコンセプトに新しい価値創造を促す次世代の街の拠点を目指す。オフィスやシェアオフィス、ホテル、ホール、フードホールで構成する。ホテルは星野リゾートが運営する「OMO5 東京五反田 by 星野リゾート」が入居。2024年4月11日開業予定で、予約は1月11日から。

 また、ホール「CITY HALL&GALLERY GOTANDA」は品川区が運営を行い、フードホールでは多彩な食を提供するという。

〈観光最前線〉「将棋のまち高槻」PR

2023年12月12日(火) 配信

つるの剛士さん(左)と濱田剛史市長(右)

 大阪府高槻市(濱田剛史市長)は11月、歌手・俳優のつるの剛士さんを「将棋のまち高槻」PR大使に委嘱した。

 同市は高槻城跡から江戸時代の小将棋や中将棋の駒が多数発掘されるなど古くから将棋とのゆかりが深い。名人戦や王将戦のタイトル戦誘致に成功しているほか、2024年10月には高槻駅前に「関西将棋会館」が誕生する。

 つるのさんは幼稚園から小学6年生まで同市で過ごしたという。将棋愛好家であり、アマチュア三段という実力の持ち主。日本将棋連盟の「将棋親善大使」やテレビ番組「将棋フォーカス」(NHK)の司会を務めるなど、将棋関連メディアに数多く出演している。

 今後、Web広告やデジタルサイネージに登場し、「将棋のまち高槻」をPRしていく。

【土橋 孝秀】

NAAとパワーエックス、急速EV充電器を導入 CO2排出量ゼロ目指す一環で

2023年12月11日(月) 配信

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)とパワーエックス (伊藤正裕社長東京都港区)は12月15日(金)、成田空港第1ターミナルP1立体駐車場内に蓄電池式超急速EV充電器「Hypercharger」による充電サービスを始める。2050年度までにCO2排出量を実質ゼロとするNAAの目標NRT2050を実現する一環として、電気自動車の導入を促進する。

 同充電器は国内最速クラスという最大150kW超の急速充電が可能で、従来の約半分の時間で充電を完了することができる。充電開始時に再エネ電力を選択可能となっている。

 予約はPowerXアプリで受け付ける。すべての人が利用でき、10分間の充電で、約130㌔の航続距離分を充電する。

クラブツーリズム、インフラ施設を見学 環七地下調節池と光の回廊ツアー(2月4日、25日)

2023年12月11日(月)配信

幻想的な地下世界が広がる環状七号線地下調節池本管(イメージ)

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)は、東京都建設局、東京都公園協会と連携し、「期間限定の通り抜け!約600㍍の大冒険!環状七号線地下調節池 幻想的な光の回廊」ツアーを実施する。

 東京都公園協会が行う「環七地下調節池」見学会と、クラブツーリズムが岩崎電気の協力のもと演出する幻想的な光の回廊ウォーキングを行う。これらを通して、首都東京を支えるインフラの理解を深めてもらう狙い。

 環状七号線地下調節池は、水害が多発した神田川中流域の水害に対する安全度を早期に向上させるために環状七号線の道路下に建設された、長さ4.5㌔、内径12.5㍍の巨大トンネル。神田川や善福寺川、妙正寺川の洪水約54万立方㍍を貯留する施設で、水害防止として首都東京を支えるインフラとなっている。

 通常は立ち入りできないが、河川施設整備の目的や効果に対して理解を得てもらうために、東京都建設局と東京都公園協会と連携のうえで見学が可能となっている。

 当日は、東京メトロ丸の内線の方南町駅改札前に集合。そして環状七号線地下調節池へ向かい、福寺川取水施設から神田川取水施設まで約600㍍をウォーキングする。

 出発日は午前発の2月4日(午前9時45分集合、正午解散予定)、午後発の同月4、25日(午後零時40分集合、3時解散予定)の計3回。旅行代金は6990円。最少催行人員は15人とする。

 このほかにも、環状七号線地下調節池を見学するコースを販売する。

「はちおうでぃ」で地域資源の魅力を発信 八王子のアウトドア情報が集まるポータルサイト

2023年12月11日(月) 配信

八王子アウトドア情報サイト「はちおうでぃ」

 八王子商工会議所(サイバーシルクロード八王子、古瀬智之会長)はこのほど、八王子アウトドア関連事業者などの情報発信を行うツールとして、イベントやフィールド情報を得られるポータルサイト「はちおうでぃ」を開設した。

 同会議所は、アウトドアで八王子を盛り上げるため、市内事業者のアウトドア市場への新規参入の後押しや、市内アウトドア市場の拡大、地域産業活性化を目指した取り組みを推進している。

 八王子市の事業所数は約1万8000。多様な産業が集まる一方で、同会議所は、「アウトドア市場に関連する業種は幅広く、製造業・飲食・小売り・農業・観光など、アイデア次第で新規参入の実現性が高い市場。企業と市民が一丸となって盛り上げていくことは、暮らしと産業の両面で地域の活性化につながる」との考えを示した。

 「八王子のアウトドア関連情報をすべて発信できるようなサイトに育て、地域企業の情報発信と今後のまちづくりを連動させる」とし、八王子アウトドアが全国区になるよう盛り上げることを目指す。

台湾観光庁東京事務所、2023年望年会開く 日台関係者が縁起良い辰年へ団結

2023年12月11日(月) 配信

鄭憶萍所長

 台湾観光庁東京事務所(鄭憶萍所長)は12月8日(金)、東京都・日本橋の富錦樹台菜香檳(フージンツリー)で2023望年会in東京を開いた。旅行会社やメディアなど約80人が出席した。9月15日付で、台湾観光局から台湾観光庁に昇格し日本からの送客に力を入れるなか、日台の業界関係者同士の親交を深めた。

 鄭所長は今年の訪台外国人者数の目標600万人を達成する見込みであることを報告。日本からの訪台者数については「当初の予想より2万人多い90万人ほどになる。円安だったなか、感謝している」と話した。

 来年の干支の辰は台湾で縁起の良いものとして捉えられていることも紹介。「24年は(発展への)チャンスの年。皆様の力を合わせて取り組んでいきたい」と語った。

 また、会場のフージンツリーの台北本店はミシュランガイドで一つ星を獲得したことなど台湾の魅力を紹介し、さらなる送客を呼び掛けた。

じゃらん人気温泉地ランキング2024、1位は「草津温泉」 2年ぶりの2冠も達成

2023年12月11日(月)配信

出典:「じゃらん人気温泉地ランキング2024」(じゃらんリサーチセンター調べ)

 観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」(沢登次彦センター長)は12月11日(月)、温泉地利用に関するアンケート結果を基にした「じゃらん人気温泉地ランキング2024」を発表した。

 もう一度行ってみたい温泉地を投票する「全国人気温泉地ランキング」では、1位に草津温泉(群馬県)が選ばれ、前年2位から返り咲いた。草津温泉は、全国と関東・甲信越居住者の両方で1位を達成し、2年ぶりの2冠に輝いた。2位は箱根温泉(神奈川県)、3位に道後温泉(愛媛県)が選ばれた。

 一度は行ってみたい温泉地を投票する「全国あこがれの温泉地ランキング」では、1位は乳頭温泉郷(秋田県)、2位が草津温泉(群馬県)、3位に銀山温泉(山形県)が選ばれた。トップ3に順位変化なし。

 「おすすめしたい穴場温泉地ランキング」では、1位は乳頭温泉郷(秋田県)、2位が山鹿・平山温泉(熊本県)、3位に温泉津温泉(島根県)が選ばれた。前年同様、乳頭温泉郷、山鹿・平山温泉が2トップ、温泉津温泉が前年15位から順位を大きく上げた。

 同調査は8月16日(水)~30日(水)まで、「じゃらんnet」会員を対象にインターネットで実施した。今回が18回目の実施で、調査対象の温泉地は、東京都・沖縄県除く全国の327温泉地。有効回答数は1万6107人。

 なお、24年2月号の「じゃらん」(北海道版、関東・東北版、東海版、関西・中国・四国版、九州版)で、結果をもとに周辺のおすすめスポットなどと併せて紹介する編集記事の掲載を予定している。

第49回 プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選発表

2023年12月11日(月)配信

 旅行新聞新社が主催する第49回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」、第44回「プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」、第33回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第7回「プロが選ぶ水上観光船30選」と選考審査委員特別賞「日本の小宿」10施設が決定した。「ホテル・旅館」の総合は加賀屋(石川県・和倉温泉)が2年連続で1位の栄冠に輝いた。「観光・食事施設」はいちごの里(栃木県・小山)が初の1位に輝き、「土産物施設」は御菓子御殿(沖縄県・読谷)が5年連続で1位に輝いた。各ランキング入選施設は2、3面に掲載。表彰式は来年1月12日、東京・新宿の京王プラザホテルで開く。(2、3、12面に関連記事)

加賀屋2年連続の1位

 「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」は全国の旅行会社(本社主要部門、営業本部、支店、営業所含む)1万4258カ所に投票用紙(専用ハガキ)を配布。併せて、今回はWeb投票も受け付けた。9月21日―10月31日までの投票期間に「もてなし」「料理」「施設」「企画」の各部門で優れていると思われる旅館・ホテル、観光・食事施設、土産物施設、観光バス、水上観光船を推薦してもらった。

 11月16日に後援団体の全国旅行業協会(ANTA)や日本旅行業協会(JATA)、旅行雑誌編集者らで構成される選考審査委員会を、東京都内で開催した。そこで、49回を迎える総合100選と、選考審査委員特別賞「日本の小宿」を決定した。

水明館が過去最高、「総合」初の2位に

 「ホテル・旅館」の総合では、加賀屋(石川県・和倉温泉)が2年連続で1位の栄冠に輝いた。2位は……

【全文は、本紙1924号または12月15日(金)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

【発表】第49回(2024年)プロが選ぶ「100選」

2023年12月11日(月)配信

プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選ロゴマーク

 旅行新聞新社(石井貞德社長、本社・東京都千代田区)は「旬刊旅行新聞」12月11日号と自社ホームページで、第49回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の総合、もてなし部門、料理部門、施設部門、企画部門の入選施設を発表しました。総合100選の1位は加賀屋(石川県和倉温泉)。2年連続でトップの座に輝きました。

 ホテル・旅館100選は、全国の旅行会社による投票を集計し100選施設を選出するもので、観光業界で最も歴史のあるランキングイベントです。1976年の第1回以来、今回で49回を迎えました。全国の旅行会社(旅行業登録1種、2種、3種)の本社や支店、営業所など1万4258カ所に、投票案内を掲載した「旬刊旅行新聞」と投票用紙(専用ハガキ)を郵送し、9月21日(木)~10月31日(火)に投票を募りました。併せてWEBの専用フォームからも投票を受け付けました。返信いただいた投票ハガキとWEB投票を集計し、「もてなし」「料理」「施設」「企画」の部門ごとの100選および、4部門の合計点からなる「総合100選」が決まりました。また旅行雑誌編集者らでつくる選考審査委員会で「日本の小宿」10軒も選出しました。

 同時に第44回「プロが選ぶ観光・食事施設、土産物施設100選」、第33回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第7回「プロが選ぶ水上観光船30選」も発表しました。観光食事施設100選ではいちごの里(栃木県小山)、土産物施設100選では御菓子御殿(沖縄県読谷)、優良観光バス30選でははとバス(東京都大田区)、水上観光船30選では最上峡芭蕉ライン(山形県戸沢村)がそれぞれ1位となりました。

第49回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(総合トップ10入選施設)

順位       施設名                                県名       地域名

1位        加賀屋                                石川県    和倉温泉
2位        水明館                                岐阜県    下呂温泉
3位        八幡屋                                福島県    母畑温泉
4位        白玉の湯泉慶・華鳳            新潟県    月岡温泉
5位        ゆのくに天祥                      石川県    山代温泉
6位        稲取銀水荘                         静岡県    稲取温泉
7位        指宿白水館                         鹿児島県 指宿温泉
8位        ホテル鐘山苑                      山梨県    富士山温泉
9位        結びの宿 愛隣館              岩手県    新鉛温泉
10位      いぶすき秀水園                   鹿児島県 指宿温泉

 総合(11位~100位)、部門(もてなし、料理、施設、企画)、観光・食事施設、土産物施設、優良観光バス、水上観光船、日本の小宿の各入選施設につきましては当社ホームページ(下のリンク)で公開しています。

表彰式・祝賀パーティー

 2024年1月12日(金)には各ランキング入選施設をお招きし、東京・京王プラザホテルで表彰式・祝賀パーティーを開催します。

日時: 2024(令和6)年1月12日(金)午前11:00~
会場: 京王プラザホテル5階 コンコードボールルーム
    東京都新宿区西新宿2-2-1 Tel03-3344-0111

【ご案内】プロが選ぶ100選・30選ロゴマークについて

2023年12月11日(月)配信

プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選ロゴマーク

 旅行新聞新社は2023年12月11日(月)、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」ならびに「プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」、「プロが選ぶ優良観光バス30選」「プロが選ぶ水上観光船30選」の新しいランキングを発表いたしました。これに伴い、年表記を新しくした事業ロゴマークの配布を始めます。引き続き、ご活用いただければと思います。

 ロゴ使用(無料)に際しては、初回利用時に下記のリンクから申請書を入手いただき申請をお願いします。旧ロゴマークの使用を申請いただいた各社・各館様も、お手数ですが再度申請手続きをお願いします。

 申請書はこちらからダウンロードください。 (クリックするとPDFファイルが開きます)