さいたま市・岩槻城址公園で桜まつり 3月23、24日に開催

2024年3月13日(水) 配信

約600本の桜が咲き誇る

 さいたま観光国際協会は3月23(土)、24日(日)に「第47回岩槻城址公園桜まつり」(埼玉県さいたま市)を開く。同公園は約600本の桜が咲き誇る、県内でも有数の桜の名所という。

 当日は飲食物の販売やフリーマーケットのほか、岩槻観光ボランティアガイドの会による無料の公園内観光ガイドツアーなど、各種イベントも実施する。また、今回キッチンカーが初出店する。

 土曜日のみのイベントは琴演奏とチャリティー甘酒、日曜日は和太鼓演奏と有料の野点を企画する。

 公園内では、3月15日(金)~24日(日)まで提灯の点灯も行う。点灯は午後6~9時まで。

立山黒部アルペンルート、4月15日から全線開通 最新情報を発信中

2024年3月13日(水) 配信

雪の大谷ウォーク付近の除雪作業のようす(過去撮影分)

 立山黒部貫光(富山県富山市)は4月15日(月)から、富山県と長野県を結ぶ山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」を全線開通する。現在、立山高原バス道路の除雪作業を進めており、最新情報を3月12日(火)から公式サイトやSNSで発信している。4月上旬まで毎週配信する予定。

 立山黒部アルペンルートは中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。富山県の立山駅から長野県の扇沢間は雪の大谷の中を駆け抜ける「立山高原バス」や現在、唯一日本で運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」、ケーブルカーなどさまざまな乗り物を乗り継ぎながら、自然が楽しめる。

 このなかで、立山高原バスが走行する立山有料道路の除雪は、標高450メートルの麓から標高2450メートルの室堂まで総延長31.3キロにわたって行われる。今年は2月7日から除雪作業が開始され、現在は標高1630メートル付近まで完了しているという。

 また、開通日からは「2024立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が開催される。メインイベントの「雪の大谷ウォーク」に加え、今年は北陸新幹線延伸にちなんだ「延伸!パノラマロード」も見所という。イベントは6月25日(火)まで。

 乗り物の事前予約ができる「予約WEBきっぷ」は、3月15日(金)から全区間を対象に通常販売を開始する。

 なお、立山黒部アルペンルートの今年の営業期間は11月30日(土)までの予定。

富士急ハイランドで自衛隊体験イベント 3月23日に開く

2024年3月12日(火) 配信

自衛隊フェスinFUJI-Q

 富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は3月23日(土)に自衛隊を体験できるイベント「自衛隊フェスin FUJI-Q」を開く。同園の周辺には「北富士演習場」や「北富士駐屯地」があることから、自衛隊の活動への理解を深める機会となればと企画した。

 目玉は「16式機動戦闘車」や「12式地対艦誘導弾(発射機)」などの車両展示。最も大きな車両は全長12メートル以上、高さ4メートルという。一部の車両は乗車撮影もできる。

 体験・展示ブースは自衛隊員から直接レクチャーが受けられる「カモフラージュ・メイク」のワークショップや海上自衛隊の砕氷艦が運んできた南極の天然氷・石の展示、自衛隊員とほふく前進などを競い合うレースなどさまざまな企画を用意する。

 参加無料で時間は午前11時~午後4時まで。

プリンセス・クルーズが海外旅行意識調査 円安による物価高が海旅ためらいの一因に

2024年3月12日(火) 配信

プリンセス・クルーズ調べ

 カーニバル・ジャパン(堀川悟社長、東京都中央区)が運営するプリンセス・クルーズはこのほど、海外旅行に関する意識調査を行った。この結果、2023年に「国内・海外旅行どちらも行った」人はわずか8・0%に留まり、「国内旅行は行ったが海外には行っていない」と回答した人は52・4%という結果になった。

 調査は2月13(火)~16日(金)の間、全国の20~69歳の男女500人を対象に行われた。

 回答者の半数以上が2023年は「国内旅行は行ったが海外には行っていない」と回答した。また、「旅行にまったく行っていない」と回答した人は34・2%となり、同社は、「さまざまな要因から、海外よりもあえて国内旅行を選択する人が多い」と分析した。

 海外旅行へ行かなかった理由について聞くと、「円安による物価高騰」が38・9%と約4割の人が回答したことから、海外旅行における「費用」が足枷になっていることが分かった。一方で、25・6%の人が「国内で行きたい場所があった」ことから、費用だけが理由でなく、あえて国内旅行を選択した人も多いことがうかがえる。

 海外旅行に求めることについて聞くと、「異国の雰囲気を体験したい」が49・4%、「美味しい食事を楽しみたい」が42・4%という結果になった(複数回答)。

AirX、千葉県船橋市と協定結ぶ 災害時の緊急輸送について

2024年3月12日(火) 配信

左から松戸徹市長、手塚究代表

 ヘリコプターやプライベートジェットなど、次世代エアモビリティ事業などを手掛けるAirX(手塚究代表、東京都千代田区)は3月11日(月)、千葉県船橋市(松戸徹市長)と「災害時における緊急輸送等に関する協定」の締結式を行った。

 この協定を通して、同社は「船橋市で地震や風水害その他の災害が発生、もしくは発生する恐れがある場合、またはほかの市町村の区域で災害が発生した場合において、ヘリコプターを活用した救援物資や資機材などの輸送による支援活動に協力する」とした。

 船橋市が掲げる「命と暮らしを守る強靭なまち」の実現に寄与し、地域住民の安全・防災面における暮らしの豊かさを支援していく考え。

東武トップツアーズ、竹ぱらとコラボ 東武動物公園を舞台に

2024年3月14日(火) 配信

「竹下☆ぱらだいす」が特別出演

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は3月23日(土)、東武動物公園(埼玉県・宮代町)で、人気アーティスト「竹下☆ぱらだいす」とのコラボレーションイベント「竹ぱらとテーマパークで歌って踊ろう」を実施する。子供から絶大な人気を集める「竹下☆ぱらだいす」が特別に出演し、テーマパーク内のイベントステージ「HOLA!」で歌とダンスのパフォーマンスを披露する。

 イベント1回目が午前11:00開演(10:00開場)、2回目が午後1:30開演(00:30開場)。「HOLA!」ではS席、桟敷席、車いす席の全席指定のほか、立見席を用意している。チケット代は入園料込みで大人3600~4200円、子供2600~3200円で、イベント特設サイトで販売している。

 このほか、グッズ販売を午前9:30~午後4:00に行う。グッズは鑑賞チケットを持っていなくても購入できる(東武動物公園入園料は別途必要)。

4月6日、「熱川に、九份が灯る。」 台湾提灯の下で夜の街歩きを

2024年3月12日(火) 配信

点灯式ポスター

 「熱川に、九份が灯る。」――。伊豆熱川温泉旅館組合(静岡県・東伊豆町)はこのほど、台湾観光庁や台湾観光協会などの協力で「熱川 台湾提灯プロジェクト」を開始した。夜の街歩きを楽しんでもらうため、800個の提灯が常設で熱川温泉を彩る。4月6日(土)の午後7時から、伊豆急行線の伊豆熱川駅前で点灯式を開く。

 同プロジェクトは2022年に東伊豆町の町長に就任した岩井茂樹町長の肝いりで、減少する熱川温泉への入込客や賑わいを取り戻そうと町の重要施策として計画してきた。当初は戸惑っていた地元の観光関係者も町長の熱意を受け、一致団結。交流をはかってきた台湾との関係もさらに深まり、各機関や団体からさまざまな支援を受けて実現したという。

 点灯式では、熱川道灌太鼓の演奏や、横浜中華学院校友会による中華獅子舞演舞などが企画されているほか、打ち上げ花火も行い盛り上げる。花火は午後8:30分から。当日に熱川温泉旅館組合加盟の宿に宿泊した人には先着で台湾観光庁提供の台湾茶ティーパックをプレゼントする。

東武トップツアーズ、道路走る鉄道車両 下松市で見学ツアー

2024年3月12日(火) 配信

台湾特急車両を専用トレーラーに載せて陸上輸送する

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、山口県の下松市観光協会を運営する下松商工会議所と連携し、山口県下松市で4月27日(土)に行われる「道路を走る鉄道車両!見学プロジェクト」のツアーを売り出した。同PJの陸上輸送は3回目、5年ぶりの開催。旅行日程は1泊2日で、26日(土)~27日(土)、27日(土)~28日(日)の2本を設定している。

 下松市は、大正時代から工業都市として発展し、現在では周南工業地域の中核として、鉄道車両や船舶などの輸送関係から鉄鋼、半導体製造に係るハイテク産業まで、幅広い製造業のまちとしてさまざまな「ものづくり」が行われている。

 同ツアーでは、同市にある日立製作所笠戸事業所で製造された「国営台湾鉄路㈱向け 都市間特急車両EMU3000」が同事業所前から下松駅南口間の往復約3.3キロを専用トレーラーに載せて陸上輸送する。全国的にも珍しい、日中に鉄道車両を陸上輸送するようすを見学する内容のほか、「ものづくりのまち くだまつ」を全国に配信するため、イベントエリアやものづくり企業フェアも企画している。

 特別観覧席からの見学のほか、下松市の特産品であるシイタケ狩りの体験、観光地である笠戸島の絶景を背景にバーベキューを実施するなど、下松市の魅力に触れられる内容のツアーとなっている。

 旅行代金は大人2万700~3万300円、小学生1万9600~2万5700円。最少催行人員は20人。参加申し込みは東武トップツアーズ山口支店、締め切りは3月28日(木)まで。

 TEL=東武トップツアーズ山口支店 050(9002)5460。営業日・営業時間=月~金の午前9:30~午後5:30(休業日は土・日・祝祭日)。

3月30日に第39回姫路城観桜会 桜の開花早まり初の3月開催

2024年3月12日(火) 配信

三の丸広場で開く

 兵庫県姫路市で3月30日(土)、姫路の春の風物詩「姫路城観桜会」が開かれる。これまで4月初旬に行ってきたが、39回目となる今回は、例年桜の開花が早まっていることから初の3月開催となる。

 姫路城三の丸広場を会場に、午前10時から午後4時まで開催する。ステージでは、オープニングセレモニーのほか、和太鼓演奏や観光PRなどを行う。おもてなしコーナーでは、お茶席を設けるほか、地酒や団子、弁当などを販売する。

 関連イベントとして、春の食のイベント「ひめじぐるめらんど」が3月29日(金)~3月31日(日)まで大手前公園で行われる。また、姫路城夜桜会は姫路城西の丸庭園で3月29日(金)~4月7日(日)まで。今年は「千姫幻想曲輪」と題し、「千姫」が愛した庭園「曲輪」を舞台に四季をイメージしたライトアップを行う。観覧料は大人600円、子供200円。

JTAとRACが特別デザイン機就航 沖縄の世界自然遺産普及啓発を

2024年3月11日(月) 配信

特別デザイン機

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)と琉球エアーコミューター(RAC、波平進社長、沖縄県那覇市)は3月6日(水)から、「世界自然遺産」特別デザイン機の就航を開始した。沖縄県の世界自然遺産の普及啓発が狙い。就航期間は約1年間を予定する。

 沖縄県が世界自然遺産普及啓発事業の一環として実施した、北部地域12市町村と八重山地域3市町の小・中学生を対象にした図画コンクールの受賞作品デザインをラッピングした。特別デザイン機はJTAが1機、RACが1機。

 なお、特別機は同日の沖縄県主催「やんばる・西表島図画コンクール」表彰式・ラッピング飛行機お披露目式のあとから運航を始めた。