開業記念で一部公開、「るるぶジャングリア沖縄」 8月5日発売

2025年7月28日(月) 配信

「るるぶジャングリア沖縄」の表紙

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は8月5日(火)、「るるぶジャングリア沖縄」を売り出す。今年7月25日(金)に開業した沖縄県の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」を総力取材した一冊で、同日にパーク開業を記念して一部を特別公開した。

「ダイナソーサファリ」を見開きで紹介(イメージ)

 注目のアトラクションである、標高約200メートルの高さからやんばるの森を望む遊覧体験「ホライゾン バルーン」や、装甲車でジャングルの中でT―REXから逃げる「ダイナソー サファリ」などを紹介。チケットの種類や利用条件といった旅行前に役立つ情報も盛り込んでいる。

遊覧体験「ホライゾンバルーン」も紹介(イメージ)

 パークには「パノラマ ダイニング」と「ワイルド バンケット」の2つのレストランと、フードカートが点在。同社編集部が取材した各レストランのおすすめメニューを紹介する。

 また、恐竜やパークのさまざまな場面をモチーフにした約500点のグッズの中から、「身につけグッズ」「バラマキお菓子」など、テーマごとに商品を取り上げる。

 特別付録に、ジャングリア沖縄のパークMAPとアトラクション早見表付き。裏面には、アトラクションごとに変わるプレミアムパスの有無や、年齢制限などがわかる一覧表を掲載する。

 定価は税込1375円。B5変型判、本誌96ページ(オールカラー)、大判付録1丁。全国の書店、ネット書店で販売する。

戸倉上山田温泉・持続可能な観光地域づくりを 千曲市を舞台にしたオリジナルアニメも公開

2025年7月28日(月) 配信

戸倉上山田温泉からキャラバン隊が来社

 長野県千曲市から戸倉上山田温泉の観光キャラバン隊が7月8日(火)に本紙を訪れ、「持続可能な観光地域づくり」を目指す戸倉上山田温泉の取り組みや、千曲市を舞台にした新作テレビアニメを紹介した。

 来社したのは戸倉上山田温泉旅館組合連合会の高野和也会長(ホテル亀屋本店社長)、同じくタイラー・リンチ副会長(亀清旅館宿主)、信州千曲観光局の腰野綾子フィナンシャルマネージャーの3人。

 戸倉上山田温泉は、昭和レトロな街並みに旅館や飲食店、共同浴場などが100軒以上軒を連ねる。スナック文化を次世代へ継承し、地域の新たな魅力として再定義・定着させるため、2022年度に「NEOネオン」プロジェクトを発足。若年層やインバウンドなど新たな顧客層を誘客するため、料金などを明確にしたホームページの立ち上げやスナックツアーなどを実施し、持続可能な観光資源としてプロジェクトを活用している。

 これらの取り組みが評価され、2024年にはサステナブル・ツーリズムの優良事例を世界中から選出する「グリーンデスティネーションズ・トップ100」に選出され、また日本基準のサステナブル評価「JSTS-D(日本版持続可能な観光ガイドライン)」認証も取得した。

 また旬な話題として、7月8日放送開始の千曲市を舞台にしたテレビアニメ「Turkey!」を紹介。戦国時代にタイムスリップした長野県一刻館高校ボウリング部の女子高生5人を描くオリジナルアニメ。作中には姨捨の棚田や足湯など千曲市の観光名所の数々が登場するため、アニメファンを誘致する聖地巡礼にも力を入れていく。

 このほか、姨捨の棚田では公衆トイレや駐車場を備えた展望広場(ビューポイント)の整備計画が進行中。さらに千曲市には無かった「道の駅」の新設、千曲川河川敷スペースの利活用など、観光客受け入れ態勢の強化が進められている。

ダイブ、リゾートバイトのインフルエンサー募集中 宿の人手不足受け働く魅力発信

2025年7月28日(月) 配信 

募集のイメージ

 宿泊施設へ人材派遣・紹介事業を展開するダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)はこのほど、SNSを通じてリゾートバイトのリアルな魅力を発信する「ダイブ公認・リゾートバイト・インフルエンサー」の第1期メンバーの募集を始めた。

 宿泊施設で人手不足の状態が続き、働き方の多様化が進むなか、リゾートバイトのような柔軟な働き方に注目が集まっているという。こうした背景を受けて、同社は、リゾートバイト経験者による等身大の発信を通じて、魅力や実態を紹介する「公認リゾートバイト・インフルエンサー制度」をスタートする。

 対象は同社でのリゾートバイト経験者、または就業中の人。投稿先はインスタグラムまたはティックトック。報酬については、初月が画像5枚以上の1回の投稿につき3000円。翌月からは1000円となる。15秒を超える動画は、初月が5000円、翌月以降は3000円となる。

東武トップツアーズ、韓国の火祭り「咸安落火ノリ」 釜山3日間ツアー発売

2025年7月28日(月) 配信

落火ノリ(©韓国観光公社フォトギャラリー)

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、韓国・咸安(ハマン)で実施する伝統の火祭り「落火(ナックァ)ノリ」を観賞できる釜山観光付き3日間のツアーを売り出した。成田空港発の10月15日(水)から2泊3日で、今年のツアーは日韓国交正常化60周年を記念し、日本人観光客限定の「JAPAN DAY」として規模を拡大して実施する。

 「落火ノリ」は、木炭粉を紙や布を縄状に編んだ「落火棒」を紙にぶら下げて点火し、火の粉が舞い落ちる幻想的な風景を生み出す伝統的な火祭り。慶尚南道の無形文化財に指定されている。今年は10月16日(木)午後7~9時ごろに開催し、日本人観光客1000人の来場を迎えられる。

 会場は咸安郡の無尽亭(ムジンジョン)で、釜山から高速道路で1時間半~2時間弱の距離に位置する。

 そのほかにも、韓国絶景30選の海雲台ブルーラインパークの海辺列車や、甘川文化村などを巡る釜山の観光付き。

 旅行代金は、1室2人利用で1人当たり7万500~13万4500円。

藤枝市の伝統行事「朝比奈大龍勢」を学ぶ 阪急たびコト塾で講座開く

2025年7月28日(月) 配信

実物のロケットを使って詳しく説明

 阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)はこのほど、静岡県藤枝市の協力で、伝統行事「朝比奈大龍勢(あさひなおおりゅうせい)」の歴史・文化を事前講座で学び、その後実際に見学するツアーを売りだした。その事前講座を7月23日(水)、東京・新宿の阪急たびコト塾で開き、朝比奈龍勢流保存会会長が実演を交えながら朝比奈大龍勢について解説した。

 静岡県の指定無形民俗文化財に登録されている朝比奈大龍勢は、筒に火薬を詰め、竹竿に結びつけた「龍勢」と呼ばれるロケット花火を、秋空に龍が昇るごとく打ち上げる伝統行事。戦国時代、今川氏の家臣だった朝比奈氏と岡部氏が用いた、緊急連絡用の狼煙だったと考えられているという。

 全国でも4例しか伝承されていない貴重な行事で、現在は2年に1度開催している。龍勢連と呼ばれる13の連(チーム)が古来より口伝で伝承される技法をもとに、趣向を凝らした龍勢を制作し、打ち上がる高さや美しさを競う。

 講座では、大龍勢の歴史や手作りロケットの作り方、打上までの段取りなど、実物の大きなロケットを用いて詳しく説明した。また、打上の際にのべる口上を、特別に講座のために作成し、実演すると、迫力ある口上に参加者から大きな拍手が挙がった。

 参加者は、大龍勢の名前の由来やロケットの再利用・発射後の回収などについて積極的に質問するなど、熱心に耳を傾けていた。

 ツアー「2年に1度の伝統行事を桟敷席から見る龍が昇る如く!朝比奈大龍勢2日間」の出発日は10月17日または18日で、東京・品川・新横浜・小田原発設定のいずれも1泊2日。出発日により、初日か2日目に朝比奈大龍勢を観覧する。このほか、浜松城の見学やアプト式列車「南アルプスあぷとライン」乗車などを盛り込む。宿泊はホテルクラウンパレス浜松。ツアー料金は4万8900~4万9900円。

猪苗代町の観光周遊バス「ひでよくん号」11月9日(日)まで1日6便運航中

2025年7月28日(月) 配信

「ひでよくん号」出発式のようす

 福島県・猪苗代町の観光地を周遊するバス「ひでよくん号」が7月19日(土)から、11月9日(日)までの土・日・祝日に運行している。

 猪苗代町から委託を受けた猪苗代観光協会(神田功会長)が会津乗合自動車と連携して、1日6便、JR猪苗代駅、野口英世記念館、長浜、いわはし館、アクアマリンいなわしろカワセミ水族館、土津神社、亀ケ城公園、道の駅猪苗代の町内8施設を周遊する。

 運航初日には、猪苗代観光協会の神田会長が出発のあいさつを行った。

 運賃は中学生以上の大人が1回500円、小学生250円。入場料割引などの特典が付く1日フリー乗車券は大人1200円、小学生600円。

 チケットは、猪苗代観光協会、バス車内、スマホアプリ「RYDE PASS」で販売している。

湯治と体験で「シン湯治」 静岡県・舘山寺温泉

2025年7月28日(月) 配信

舘山寺での写経体験

 静岡県浜松市の舘山寺温泉観光協会は、ナトリウム・カルシウム・塩化物強塩温泉で保温、循環効果がある特徴を生かして、温泉での湯治と滞在中の各種体験で心身ともリフレッシュできる温泉地として今年6月、「シン・湯治」宣言をした。

 「シン・湯治」とは美容(温泉)、食、絶景、ふれあい、自然・遊び、文化・体験などさまざまな体験や体感で新たな滞在温泉として取り組みを実施していく。

 文化・体験では温泉内にある舘山寺での座禅・写経体験や弘法大師ゆかりの穴地蔵、縁結び地蔵などの文化に触れる。

 自然・遊びでは眼前に広がる浜名湖でのSUPやジェットボートなどのマリンスポーツや海水浴、地引網、サイクリングなどアクティビティコンテンツが充実している。

 絶景では大草山や舘山、サンビーチ、しぶき橋など山海の景色を堪能する。

 ふれあいでは温泉内にある遊園地、浜名湖パルパルや浜名湖遊覧船、かんざんじロープウエイ、浜名湖オルゴールミュージアム、そして徒歩圏内のはままつフラワーパークや浜松市動物園などを楽しむ。

 食では「カンザンジ・ウミノメグミ」をキーワードに「カ」は牡蠣、「シ」はシンバ(クロダイ)、「ザ」はアサリ、「ン」はスッポン、「シ」はシラス、「ウ」はウナギ、「ミ」は幻のかにと言われるガザミ、「ノ」は海苔、「メ」はメヒカリ、「グ」はとらふぐ、「ミ」は地産地消や食育、健康など未来への取り組みなどを示し、地産の新鮮な食材で身体整う料理を提供する。

 なお、観光協会ではシン・湯治のスタート企画として、来年の2月28日まで利用できる温泉内の飲食・観光施設で1枚につき500円の割引などが受けられる6枚つづりクーポン(3000円相当)を宿泊施設のフロントで宿泊者には2100円、日帰り客には2400円で販売している。

9月13・14日に「埼玉キャンピングカーフェア」 さいたまスタジアム隣接地で

2025年7月27日(日) 配信

フェアのイメージ

 埼玉キャンピングカーフェア実行委員会(八重洲出版内)は9月13日(土)~14日(日)に埼玉県さいたま市の大門上池調節池広場(さいたまスタジアム2002隣)で「埼玉キャンピングカーフェア」を開く。全国から有名ビルダーのキャンピングカー・キャンピングトレーラーが集結し、さまざまな種類のキャンピングカーを一度に比較することができる。

 今回のイベントは初開催となり、話題の軽キャンパーから欧米の最新モデルまで多彩な車両展示を予定する。購入や買い替えを検討している人はもちろん、入場無料のため「ちょっと気になる」「一度見てみたい」という人まで気軽に楽しめる展示商談会という。実行委員会は「災害時の避難手段としても注目されており、エコ志向の高まりやプライベート空間の確保といった観点からも、幅広い層に支持されています。ファミリー層からセカンドライフを楽しむシニア世代まで、いま注目のキャンピングカーをぜひ体験してください」とアピールしている。

 車両展示のほか、アウトドア製品などの車中泊グッズ販売を行う。また、キッチンフード出展や、巨大段ボール迷路など子供用のイベントコンテンツも用意する。時間は両日とも午前10時~午後5時まで。雨天決行。

こんにゃくパークが「夏フェス」開催 8月9~17日まで

2025年7月26日(土) 配信

こんにゃくパークの夏フェスイベント

 ヨコオデイリーフーズ(横尾浩之社長、群馬県・甘楽町)が運営する、こんにゃくパークは8月9日(土)~17日(日)に「夏フェス」を開く。今回は新イベントとして、「かき氷食べ放題」などを実施する。

 期間中は参加費500円で楽しめる「かき氷食べ放題」や、GWイベントでも好評だった「キャベツ抱え放題」を企画。また、果物・野菜詰め放題、スイカ早食い大会、板こんにゃく積み大会なども実施する。名物のこんにゃくバイキングでは、こんにゃくそうめん流しを実施。入場時には、「凍らせてスティックシャーベット」(シャインマスカット味)を無料配布する。

 かき氷企画は9日から、それ以外は10日から17日まで実施するが、いずれも12日は除外日となるので要注意。

アイコニア・ホスピタリティ、地域の魅力を「油屋熊八」像に描く 第1弾は亀の井ホテル九十九里(千葉県旭市)

2025年7月25日(金) 配信

匝瑳高校美術部と熊八像

 アイコニア・ホスピタリティ(代田量一社長、東京都港区)はこのほど、全国に展開する「亀の井ホテル」で、地域の魅力を同ホテルの創業者「油屋熊八」の像に描き、地域とのつながりを発信する「アートプロジェクト」をスタートした。利用客に地域の新たな魅力を発信するほか、地元住民に地域への親しみを深めてもらう。

 同PJでは、地元高校の美術部の学生が油屋熊八の像に地域を象徴するデザインを描く。第1弾は、千葉県立匝瑳高等学校の学生が亀の井ホテル 九十九里(千葉県旭市)に設置する像に、旭市の農産物や海産物、海、花火、地元の風景などをデザインした。

 7月12日(土)には、除幕式が開催され、地元食材を販売するマルシェやブラスバンドによる演奏も行われた。