国際興業、枝豆収穫と泥遊びツアー催行 子供の感性や創造力、農業知識深める

2023年8月28日(月) 配信

臨時ミニマルシェで野菜を購入できる

  バスやトラベル事業などを展開する国際興業(南正人社長、東京都中央区 )は9月23日(土)、ツアー「おさんぽマルシェ ミニツアー ~特別編~ 枝豆収穫体験×どろんこ自然遊び」を催行する。

 今回はあそびとアート、乳幼児教育を融合したプログラムを提供する浦和親子教室未来あそびラボが監修。泥遊びを行うことで子供の感性や創造力を育め、枝豆の収穫体験によって農業の知識を深めることができるという。

 当日は国際興業観光バス板橋営業所(東京都板橋区)または練馬区役所(東京都)に集合後、農園「エコファームヨシダ」(東京都練馬区)へ貸切バスで移動する。同園で枝豆を収穫し、どろんこ遊びを行う。その後、JA東京あおば練馬地区アグリセンター(同)を訪れ、臨時ミニマルシェで野菜などを購入することができる。

 散歩気分で気軽に参加できるよう、催行時間は午前8時~午後2時まで。料金は大人1人と2歳以上の小人1人で7000円。追加料金は大人または小人1人に付き3000円。

 同社は昨年から地域密着とマイクロツーリズムをテーマに掲げ、国際興業観光バス営業所の敷地内で練馬野菜の販売やミニバスツアー「おさんぽマルシェ」などを展開。8月26日(土)に催行した募集定員30人の「夏野菜の収穫体験&夏野菜を使った料理教室」は発売直後に完売したという。今後も月に1~2回のペースで収穫体験ツアーを開催していく。

ゼリ・ジャパンが万博パビリオン概要発表、海洋資源の保護など学ぶ施設に

2023年8月28日(月) 配信

パビリオン「BLUE OCEAN DOME」のイメージ図

 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するNPO法人ゼリ・ジャパン(更家悠介理事長、東京都品川区)は8月25日(金)、パビリオンの概要を発表した。

 パビリオン名は「BLUE OCEAN DOMEB(ブルー・オーシャン・ドーム)」。「海の蘇生」をテーマに、来館者が海洋資源の持続的活用や海洋生態系の保護について学べる施設とする。万博に出展する13の企業・団体による民間パビリオンの1つ。

 総合プロデューサーを原研哉氏(日本デザインセンター社長)、建築プロデューサーを坂茂氏(坂茂建築設計社長)が務める。

 パビリオンは大きさの異なる3つのドームを組み合わせた構造で、日本の竹集成材や炭素繊維強化プラスチック、紙管を使用し、万博後には移設・再利用を視野に入れることで廃棄物の徹底的な削減をはかる。

 エントランスとなるドームA(直径19㍍)には水の循環を表現する超撥水の素材を使った装置を設置する。メインのドームB(同42㍍)は高精細LEDを使った映像演出を行い、水の惑星として存在する地球の豊かさとそれが失われつつある現況を紹介。ドームC(同19㍍)では人類が直面する課題とビジネスイノベーションの最先端を紹介する。

 同日、大阪府大阪市で開いた記者発表会で更家理事長は「2019年のG20大阪サミットで共有された大阪ブルー・オーシャン・ビジョンが万博で展開される。海洋国である日本は海のストーリーを作らなければならない。パビリオンに叡智を集め実際のビジネスや行動につなげていきたい」と抱負を述べた。

更家悠介理事長

 総合プロデューサーの原氏は、メインドームで放映する映像について「約5分間の映像になるが、宇宙飛行士が地球を見たときのような感動を来館者に与えられるよう鋭意努力している」と話した。

総合プロデューサーの原研哉氏

天女が舞い降りたという伝説も残る東郷湖を周る 鳥取県・湯梨浜町で9月23日 ON・ガスウォーキング開催

2023年8月28日(月) 配信

東郷湖の夕景

 鳥取県・湯梨浜町のはわい温泉と東郷温泉で9月23日(土)、ONSEN・ガストロノミーウォーキングが行われる。

 湯梨浜町のシンボルであり、天女が舞い降りたという伝説も残る東郷湖を周る約10㌔のウォーキング。湖畔には日本のハワイとして知られる「はわい温泉」や、文人墨客の愛した「東郷温泉」があり、ウォーキング後は旅館や公営の温泉入浴施設での癒しのひと時が過ごせる。

 各ガストロノミーポイントでは、町名の由来になった「ナシ」や東郷湖産の大粒の「シジミ」、鳥取と聞いて多くの人が思い浮かべる「カニ」、鳥取和牛など、地元食材をふんだんに使用した料理で参加者をおもてなし。前回のアンケートで要望が多かった、鳥取県中部のご当地グルメ「牛骨ラーメン」も4年ぶりに復活する予定だ。

 同地での開催は、今回で6回目。今年7月に行われたONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構の「ONSEN・ガストロノミーウォーキング表彰」では、グランプリを受賞した。

 担当者は「湖をすぐ近くに感じながらのウォーキングは、格別。山の上の展望台から望む景観もおすすめです。ウォーキング終了後は、温泉と燕趙園を楽しんでください。お渡しする入浴券で利用できる施設のなかには、県内外の人に人気の場所もありますよ」とPR。

燕趙園

 「燕趙園」は、28の庭園美を堪能することができる国内最大級の中国庭園。イベント参加者には、同庭園の1日券を提供する。

~前後に楽しもう~

 グラウンド・ゴルフの発祥地で毎年複数の大会が開催される湯梨浜町。ウォーキングに訪れた際は、少し足を延ばして聖地「潮風の丘とまり」で、体験してみるのはいかがですか。

昨年のイベントのようす

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時刻表復刻版「1972年3月号」を発売(JTBパブリッシング)

2023年8月28日(月) 配信

「時刻表復刻版1972年3月号」表紙

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は8月28日(月)、「時刻表復刻版」の第10弾として、「時刻表復刻版1972年3月号」を売り出した。

 月刊誌「JTB時刻表」の前身である、国鉄監修「交通公社の時刻表」の1972(昭和47)年3月号を、広告を除き当時のまま掲載。新幹線「ひかり号」の岡山への直通運転を柱に、在来線主要幹線の特急列車と、地区単位の快速列車網の増強に主眼がおかれた全国的な白紙ダイヤ改正号となっている。

 さらに国鉄の旅行キャンペーンが盛り上がりを見せるなか、鉄道旅行を楽しみたいという読者の期待に応えるべく誌面が改良され、別冊付録として特急列車時刻表付き。

 表紙にはカバーを付け、資料としても保存しやすい仕様とした。カバーをとった表紙には、当時のままのデザインを再現。注目するべき誌面のポイントを、元「JTB時刻表」編集長で、現在は鉄道ライターなどとしても活躍する木村嘉男氏が解説している。

 B5判、定価2310円(税込)。全国の書店やネット書店で購入できる。

飛騨のSATOYAMA EXPERIENCEが国内地方部で初取得 持続可能な観光の国際基準

2023年8月28日(月) 配信

飛騨里山サイクリングなど展開

 美ら地球(山田拓社長、岐阜県飛騨市)が運営するツアーサービス「SATOYAMA EXPERIENCE」は8月18日(金)、欧米の国際認証が認定する持続可能な観光に関する国際基準「トラベルライフパートナーステージ」を受賞した。同レベルの取得は日本国内で4社目、国内の地方部では初めての取得。「SATOYAMA EXPERIENCE」は飛騨市で「暮らしを旅する」をテーマに、飛騨里山サイクリングや分散型ホテルの営業などを行っている。

 欧州委員会の支援で設立された国際認証団体「トラベルライフ」はオランダに本部を置き、ツアー事業者や旅行会社を対象に審査を行っている。ABTA(英国旅行業協会)やPATA(太平洋アジア旅行業協会)など35カ国以上の旅行業協会が推進する。

 トラベルライフの基準は、環境と生物多様性、人権、労働関係などISO26000の企業の社会的責任に関するテーマを包括しており、国連が認識する「グルーバル・サステイナブル観光基準」に準拠していると正式に認定されている。

  「SATOYAMA EXPERIENCE」はトラベルライフ社が定める事業所の運営管理や旅行商品、国際的なビジネスパートナー、顧客情報などに関する100以上の基準をクリアしている。

 トラベルライフツアーオペレーター部門の代表のナウト・クスターズ氏は、「ツアーオペレーター部門におけるサステナビリティが勢いを増していることを嬉しく思っている。フロントランナーであるSATOYAMA EXPERIENCEの受賞は、日本の他の企業にも同じ道を歩む勇気を与えるでしょう」と評価した。

スパ・ガーデンオアシス(兵庫県川西市)事業停止 負債は推定10億円(帝国データバンク調べ)

2023年8月28日(月) 配信

 スパ・ガーデンオアシス(松下泰代社長、兵庫県川西市)は8月8日(火)付で事業を停止し、債務整理を弁護士に一任した。帝国データバンクによると、「負債は推定10億円」としている。

 同社は2017(平成29)年10月に設立されたスーパー銭湯の運営業者。19年8月から川西市の商業施設内で「美健SPA湯櫻」を運営し、季節ごとに全国各地の名湯・秘湯の湯質を再現する「美健の湯」や、高濃度炭酸泉など多彩な風呂と岩盤浴のほか、フィットネスジムや飲食店なども併設。1000坪を超える地域最大級のスーパー銭湯として、会員やリピーターの獲得を進めていた。

 しかし、20年以降は新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発出により休業をするなど、厳しい運営を余儀なくされていた。賃料や設備維持費の負担も重く採算を確保できず、営業段階からの欠損計上が常態化していた。

 その後は、まん延防止等重点措置の解除や、22年6月から入浴料金の値上げを行ったことで一時的に持ち直した。22年9月期には年間売上高約3億5000万円を計上していたが、光熱費の高騰や人手不足などにより、業況は悪化していた。

 この間、金融機関に支援を要請するなど資金繰りの改善をはかっていたが奏功せず、今年6月26日以降は休館し、8月8日をもって閉店することを発表していた。

HIS、ハワイ・マウイ島への復興支援始める 物販事業の収益や500万円を寄付 

2023年8月28日(月) 配信

今後、独自にマウイ島への救援金を受け付ける

 山火事の被害を受けたハワイ・マウイ島西部の復興を支援しようと、エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は9月30日(土)まで、ハワイの魅力や文化を伝えるために店舗とオンラインショップでお土産や雑貨など販売する物販事業の収益の一部をハワイ州が推奨する「マウイストロング基金」へ送る。

 また、ハワイ州観光局の「ハワイ州マウイ島西部 山火事救援金」へ日本円で500万円を寄付した。今後はより多くの支援の輪を広げていくため、HIS独自にマウイ島への救援金を受け付ける。

 同社は「観光業に従事するものとして1日も早い復興を願っている」とした。

JR西がインバウンド専用ツアー 観光列車「etSETOra」乗車や町並み散策など

2023年8月28日(月) 配信

観光列車「etSETOra」

 西日本旅客鉄道(JR西日本、長谷川一明社長、大阪府大阪市)は8月25日(金)、広島県の呉線を走り瀬戸内海の絶景が楽しめる観光列車「etSETOra(エトセトラ)」の乗車や歴史的な町並み散策などを組み合わせたインバウンド専用ツアーの販売を始めた。

 9月14日(木)から12月28日(木)までの毎週木曜日に、計9本のツアーを設定した。10月19日、11月23、30日、12月7日は催行しない。

 ツアーは、午前7時30分にホテルグランヴィア広島(広島県広島市)で着物の着付けと髪型のセットから始まる。同9時32分広島駅発の「etSETOra」に乗車し、竹原駅(同県竹原市)下車。NIPPONIANホテル竹原製塩町で昼食後、たけはら町並み保存地区を自由散策する。帰路は「etSETOra」と新幹線で広島駅に戻る。

 料金は1人3万円(税込)。「etSETOra」車内では、日本最大の筆の生産地である同県熊野町で製造される「熊野筆」を使った水書き体験や日本酒の試飲体験を行う(催行日によりメニューが異なる)。

ソラシドエアがオンラインで産地直送を開始 第1弾は日南市のキャビア

2023年8月28日(月) 配信

日南発キャビア

 ソラシドエア(髙橋宏輔社長、宮崎県宮崎市)は9月1日(金)から、同社オンラインショップで九州・沖縄の商品を直接届ける「産地直送」を開始する。第1弾として、包括連携協定を結んでいる宮崎県日南市の「キャビア」を販売する。

 日南市の井上酒造は、蔵内に湧き出す名水「榎原湧水(よわらゆうすい)」を活用し、長い年月をかけてチョウザメを育て、その卵で国産キャビア「日南発キャビア」を製造している。また、うまみ成分を多く含み、クセのない淡泊な味わいで栄養価も豊富なチョウザメの白身は燻製に仕上げている。

 販売商品は「日南発キャビア(化粧箱付)」8500円(税込)と、「日南発キャビア(化粧箱付)とキャビアフィッシュの燻製」9300円(税込)。内容量はキャビアが20グラム、燻製が50グラム。

「津田令子のにっぽん風土記(100)」「安曇野暮らしツーリズム」を掲げて(前編)~長野県安曇野市編 ~

2023年8月27日(日) 配信

ご実家の近くから見る田園地帯と北アルプス
安曇野市商工観光スポーツ部観光課長 下里 強さん

 安曇野市で観光を担当されて通算5年目になるという下里強さん。「一昨年、太田寛市長が就任されてからアウトドアスポーツの聖地化や観光振興にも力を入れ、従来の北アルプス登山以外にもトレッキングやウォーターアクティビティなどのブラッシュアップなどを進めています」とおっしゃる。

 

 アドベンチャーツーリズムに対応した海外のガイドカリキュラムに準じ、地域通訳案内士制度を活用した英語登山ガイドや、まちあるきガイドの育成にも取り組んでいるという。

 

 確かにここ数年の安曇野は、これまで以上に積極的かつ貪欲に、しかもアクティブに観光と向き合っているように映る。

 

 2回にわたる下里課長へのインタビューからも観光への熱い思いが伝わってきた。前編では、主に安曇野の魅力やこの時期おすすめのスポット、心に響く風景を紹介いただいた。後編では、秋に行われるイベント情報やこれからの安曇野、さらに下里さんのライフワークや夢についても伺った。

 

 地元で役に立ちたいという思いが叶い、ふるさとで働けていることへの感謝を忘れていないという下里さん。「進学で県外に出たことで同じ田園風景でも安曇野の風景との違いに寂しさを感じ帰省する度に当たり前の風景にホッとし、ふるさとのありがたさを感じました」と振り返る。

 

 地元に戻り、人も、風景も、食も含め、この地で暮らす豊かさや誇りを改めて実感し、今その魅力を内外に発信されているのだ。

 

 安曇野の最大の魅力を「シンボリックな形をした常念岳を中心に雄大な北アルプスが聳え、その麓に屋敷林が点在するのどかな田園風景。そしてわさび田を育む清らかな水の流れ、訪れた人がどこか懐かしくてホッとするような心地よさを感じ時間を過ごせるところでしょうか」と語る。

 

 この時期のおすすめのポイントは「旧国鉄篠ノ井線廃線敷です。明治時代の面影が色濃く残る総煉瓦造りのトンネルがあり、時が止まったようなノスタルジックな空間が広がっています。夏は青々とした草木を、秋は紅葉を楽しみながらトレッキングが楽しめます」と語る。

 

 「長峰山から眺める北アルプスと、眼下に広がる田園風景は絶景です。とくに実家近くの北アルプスを背景に安曇野スイス村から大王わさび農場へ続く電柱が一本もない田園地帯は素晴らしく、住んで良かったと実感できる瞬間です」と話す、下里さんの安曇野愛に満ちた表情が印象に残る。(後編に続く)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。