ひめじで恋活ワーケーションツアー 日旅×IBJ×姫路市

2023年11月29日(水) 配信

日本旅行とIBJはこのほど、「ひめじ出逢えるワーケーション企画」で協業する

 日本旅行(小谷野悦光社長)とIBJ(石坂茂社長、東京都新宿区)はこのほど、兵庫県姫路市の婚活イベント「ひめじ出逢えるワーケーション企画」で協業する。

 「ひめじで恋活ワーケーションツアー」は、姫路市在住のスタッフが厳選したプランで、イベントを楽しみながら同市でのテレワークを体感できる。また、婚活のプロであるスタッフが同行し、参加者同士の交流が深まるようにサポートする。

 同イベント限定のお得なプランとして、宿泊費やツアー中の交通費に加えて、立ち寄るスポットの入場料や食事代も参加費に含まれる。

 日程は2024年2月23(金・祝)~25日(日)の2泊3日。

 参加費は1万9800円。首都圏(東京発着)のみ3万9800円。どちらも税込み。

 参加人数は男女8人ずつの最大16人。参加対象は18~39歳の独身男女。

 募集期間は24年1月15日(月)まで。

 2者は、23年8月に、婚活支援を柱とした地域の少子化問題解決に向け業務提携を結び、「移住定住を目的とした婚活支援」の実現を目指してきた。

 今回の協業では、姫路への興味・関心を高め、出会いの機会創出を作るとともに、姫路に訪れる人や地域と継続的に関わる人の創出・拡大をはかる。さらに、出会いの場を創出するだけではなく、「楽しい想いでの場所」「2人だけの思い出の地」として同市を印象付けることで、「また来たい」「定住したい」と思うきっかけづくりを、「出逢い×観光」という観点から目指す。

日本観光旅館「み奈美亭」 ファンへの感謝込め「犬鳴山命」を活用した企画実施

2023年11月29日(水) 配信

温泉むすめ「犬鳴山命」の缶バッジとオリジナル入浴剤

 日本観光旅館「み奈美亭」(大阪府泉佐野市・犬鳴温泉)は11月26日(日)、温泉地の魅力を国内外に発信する地域活性化プロジェクト「温泉むすめ」のキャラクターを活用した企画を実施した。新型コロナウイルス感染症の流行・拡大で宿の経営が苦しいなか、温泉むすめ「犬鳴山命」を通じ同コンテンツのファンが多く来館し救世主となったという。今回の企画は、こうしたファンへの感謝の思いを込め実施された。当日は、入浴料金の割り引きに加え、温泉むすめ「犬鳴山命」の缶バッジを1つ購入した人には、いい風呂の日限定オリジナル入浴剤プレゼントした。

 また同館では、ファンが「奉納」した温泉むすめグッズが増えてきたことから、ロビーにグッズ展示スペースを設置。今後継続的にグッズの展示を行っていくという。

夕日と飛行機のコラボレーション楽しむ 成田空港スペシャルナイトバスツアー発売中 

2023年11月29日(水) 配信

夕日と飛行機のコラボレーション

 グリーンポート・エージェンシー(千葉県成田市)はこのほど、夕暮れ~日没後の成田空港非公開エリアをバスで巡る「成田空港スペシャルナイトバスツアー」を売り出した。

 日本では成田空港にしかないランプセントラルタワーの展望室から、飛行機の離着陸や空港全体の景色を堪能。その後非公開エリアへ入場し、成田空港の移り行く景色を楽しむツアー。

 屋根のないバスを使用することで航空機の迫力を全身で体感できるのが魅力だ。

航空灯火でライトアップされた美しい空港夜景

 担当者は「日中のツアーでは見ることができない、夕日と飛行機のコラボレーションや、航空灯火でライトアップされた美しい空港夜景が楽しめます。このツアーでしか体験できない、迫力満点の感動に溢れたプレミアムな時間をお過ごしください」とPRする。

 ツアーの実施日は、1月が26日(金)、27日(土)、28日(日)。2 月は16日(金)、17 日(土)、18 日(日)。1日便の運航で、1月は午後4時10、2月は午後4時30分スタート。所要時間は約100分。料金は 大人(中学生以上)1万円、小人(3 歳~小学生)5000 円で、幼児(0 ~2 歳)は無料。相席無し確約の場合は、1万3000円となる。

「ロケ地巡り」と「産業観光」を組み合わせた日帰りモニターツアーの参加者募集(千葉県茂原市)

2023年11月29日(水) 配信

関東天然瓦斯開発見学(11月17日のツアーのようす)

 千葉県茂原市は現在、「ロケ地巡り」と「産業観光」を組み合わせた日帰りモニターツアーの参加者を募集している。

ロケ地見学(写真は過去にツアーのようす)

 近年ロケ誘致に注力している茂原市では、映画「ファミリア」やドラマ「風間公親ー教場0ー」など多くの撮影が市内各地で行われている。

 モニターツアーでは、撮影サポートを行う「もばロケ☆ネギらい隊」の解説付きで、ロケ地を巡る。

 「産業観光」のパートでは、テーマをさらに分け、市の資源を紹介。1月26日実施のツアーでは、生産量、埋蔵量ともに日本の水溶性天然ガス田の中で最大の規模を誇る南関東ガス田を開発する関東天然瓦斯開発の七井土プラント(生産設備)やガスホルダーなどを見学。12月15日(金)と 1 月19日(金)実施の回では、ラジコン部品などを製造する「双葉電子工業」でラジコン体験が楽しめる。

 モニターツアーは、東京駅、羽田空港集合、解散となり(集合・解散場所は選択可能)、同駅までの交通費、個人的に追加した飲食、土産代などを除き料金は無料となる。

 申し込みは、以下のリンクから

来春オープンの新エリア「魔女の谷」のポスター公開 ジブリパーク

2023年11月29日(水) 配信

初公開のポスタービジュアル。スタジオジブリの宮崎吾朗監督がデザインした(Ⓒ Studio Ghibli)

 ジブリパーク(愛知県長久手市)は来年3月16日(土)に、新エリア「魔女の谷」を開園する。このほど、ポスタービジュアルを初公開したほか、エリア内のアトラクションなど最新情報も発信した。

 新エリアは「魔女の宅急便」の「オキノ邸」や「グーチョキパン屋」、「ハウルの動く城」の「ハウルの城」や「ハッタ―帽子店」、「アーヤと魔女」の「魔女の家」など映画の世界をモチーフにした建物がある。

 アトラクションは、移動遊園地をイメージした「メリーゴーランド」や「フライングマシン」などを設置。子供向けの遊び場「飛行機乗りの塔」などもある。

 3月16日以降は、チケットも変更される。チケットはこれまでエリアごとに販売していたが、5エリアがそろうことから、ジブリパーク一体となった「ジブリパーク大さんぽ券」を売り出す。1月10日午後2時に販売開始する。平日は大人3500円、土日曜日・祝日は4000円。4歳~小学生は平日1750円、土日・祝は2000円。

 また、5エリア入場に加え、各建物の内部展示も観覧できる「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」は大人平日7300円、土日・祝7800円、子供は同3650円、同3900円となる。

三陸鉄道、今冬も「こたつ列車」運行 来年40周年迎えイベントを企画中

2023年11月29日(水) 配信

伊藤史章副主任(左)と「なもみ」に扮する根岸純さん

 三陸鉄道(岩手県宮古市)は今年で18回目となる「こたつ列車」を、12月16日(土)から2024年3月24日(日)までの土・日・祝日に運行する。

 久慈駅を午後12時7分発~宮古駅午後1時50分着と、宮古駅午後2時42分発~久慈駅午後4時40分着を予定。1月1~3日も運行する。

 お弁当は「大漁舟唄御膳」(3200円)に加え、「うに丼」(2500円)、「あわび弁当」(1850円)、「ほたて弁当」(1350円)から選べる。乗車日2日前の午後1時までに要予約。

 アテンダントによる車内ガイドのほか、鬼の格好をした「なもみ」が車内に突然現れるイベントも大好評だ。「記念乗車証」のプレゼントもある。宮古駅から乗車するとイボンヌのシュークリーム(インスタントコーヒー付き600円)の予約も可能。

 合わせて、今年で6回目を迎える「洋風こたつ列車」も12月9日(土)から23年2月25日(日)までの土・日・祝日に運行する。

 11月29日には、三陸鉄道旅客営業部の伊藤史章副主任と、「なもみ」に扮する宮古駅駅務係の根岸純さんが本紙を訪れ、「『こたつ列車』もようやく認知度が高くなってきました。『洋風こたつ列車』とともに体験してほしい」と語った。さらに「来年は三陸鉄道40周年を迎え、さまざまなイベントも企画しています」とPRした。

近畿日本ツーリスト、地球の歩き方と企画 ガイドブック制作を授業で

2023年11月29日(水) 配信

授業プログラムで制作したガイドブック(イメージ)

 近畿日本ツーリスト(瓜生修一社長、東京都新宿区)は、地球の歩き方(新井邦弘社長、東京都品川区)と、地域探求をテーマとした授業プログラム「地域の歩き方」を共同企画し、11月末から売り出す。

 生徒は同プログラムを通して、旅行ガイドブック「地球の歩き方」の編集ノウハウを学びながら地域への理解を深め、オリジナルのガイドブックを作成する。近畿日本ツーリストの販売により、修学旅行の事前・事後学習への組み込みや校外学習などの応用を円滑にし、学校にとって負担少なく新しい学びを導入できるとしている。

 「地球の歩き方」が長年培ってきた編集ノウハウを学校授業向けにアレンジし、テキスト化や動画化。プログラムは専門的かつ汎用的でありながら、広く学校環境に合わせられるように先生主体で進行する授業構成となる。各プログラムをサポートするワークシートやレクチャー動画を用意、先生はファシリテーションやアドバイスを中心として、専門知識の必要なく授業を展開できる。

 プログラムでは「地球の歩き方」仕様のテンプレートを利用。生徒はガイドブック制作を通し、編集者・読者双方の視点で地域を見つめ、自ら設定したテーマに向けて取材(情報収集)を行う。集められた情報を限られた誌面上で整理し、読み手の興味を意識した表現での情報発信を学ぶ。

 プログラムの販売に先立ち、品川女子学院中等部3年生のニュージーランド修学旅行(今年3月実施)の事前・事後学習としてトライアルを実施した。近畿日本ツーリストによると「生徒の事前・事後学習や実体験などの成果を、『地球の歩き方』というプロの指導によりカタチに残せることに魅力を感じてもらえた」と述べている。

「宮古冬の味覚イベントリレー」展開中 24年3月3日「宮古毛ガニまつり」まで

2023年11月29日(水) 配信

毛ガニに扮した赤沼喜典氏(宮古観光文化交流協会事務局長)

 宮古観光文化交流協会(岩手県宮古市)は秋冬期の観光客誘客拡大を目的に「みやこ冬の味覚イベントリレー」を実施している。

 世界3大漁場の1つ、三陸・金華山沖の玄関口・宮古は年間を通じて美味しい魚介類が豊富で、秋冬期は収獲のピークを迎える。鮭や鮑、真鱈、早採りワカメ、そして毛ガニと続く。これに合わせてさまざまなイベントをリレー形式で展開している。

 11月26日には「田老鮭・あわびまつり」(田老野球場駐車場)を開催。12月3日には「宮古鮭まつり」(宮古市魚市場)が開かれる。

 さらに、2024年1月21日には「宮古真鱈まつり」(宮古市魚市場)と、「早採りわかめ『春いちばん』まつり」(シートピアなあど)を予定。3月3日には「宮古毛ガニまつり」(宮古市魚市場)が開催される。

 会場を訪れると「海産物5000円相当」など各種豪華プレゼントが当たる企画も用意されている。

 11月29日には、宮古観光文化交流協会の赤沼喜典事務局長が旅行新聞新社東京本社を訪れ、宮古市体験型グルメの「瓶ドン」や、1~3月に宮古市内の宿泊施設が展開する宿泊プラン「三陸ぜいたくざんまい」(いわて冬旅キャンペーン特別プラン)などを紹介。毛ガニに扮した赤沼氏は「これからの時期は宮古の食材がとても美味しい季節です。ぜひお越しください」とアピールした。

HIS、年末年始の海旅前年比163%増 コロナ前の5割まで回復

2023年11月29日(水) 配信

22年からの1年間で約3割改善した

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)が11月28日(火)に発表した、年末年始(2023年12月23日~24年1月3日)の海外旅行の予約状況によると、予約者数は22年11月15日比で163.8%増と大きく伸びた。コロナ禍前の19年同日比で約5割まで回復した。22年は19年同期比で2割程度。1年間で約3割改善している。

 同社は「コロナ禍による直接的な影響はなくなったが、世界的な高インフレによる生活費上昇は沈静化していない」とした。さらに、原油価格高騰の影響による燃油サーチャージの上昇のほか、円安の進行で「多くの航空会社は2023年12月以降に発券する海外航空券を大幅に値上げする」という。

 旅行先ランキングでは、1位が韓国・ソウル。次いで台湾・台北、アメリカ・ホノルル、タイ・バンコク、アメリカ・グアム、韓国・釜山、シンガポール、フィリピン・セブ島、オーストラリア・ケアンズ、フランス・パリと続いた。
 
 韓国とケアンズ、香港、トルコ、サイパンの予約者数は19年同期を上回った。このうち、韓国のソウルが同13.7%増、釜山は同45.6%増となった。地方空港を含めた復便や増便による座席供給数の増加したことが主な要因。

 セブ島とケアンズは原油価格が高騰しているなか、燃油サーチャージの掛からないLCCが就航するビーチリゾートとして需要が増えている。同社は「多様化するニーズや価値観と相まって新たな選択肢として、LCCは有効に捉えられている」と分析する。

 平均単価は前年同期比2.0%減の19万2700円。19年同期比では12.2%増。燃油サーチャージの高騰などが影響した。平均旅行日数は前年と同水準の6.3日間。出国ピークは12月29日(金)、帰国ピークは1月3日(木)となっている。

持続可能な空港グランドハンドリングを ANAとJALが共同で取り組み

2023年11月29日(水) 配信

両社で作業資格を相互承認する

 全日本空輸(ANA、井上慎一社長)と日本航空(JAL、赤坂祐二社長)はこのほど、労働力が減少するなか、持続可能な空港グランドハンドリングに向けて共同で取り組むことを発表した。地上で飛行機の移動などを行うランプハンドリングは同種の作業でも両社ごとに資格が必要だが、相互に承認する仕組みを検討する。仕組みの運用は2024年4月から開始する予定。両社は適正な競争を維持しながら、航空業界全体の生産性向上に向け、システムや施設の共有化など協力を深めていく。

 今回の取り組みは、国土交通省が6月に公表した「空港業務の持続的発展に向けたビジョン」を踏まえ、地方空港のグランドハンドリング事業者の効率的な人員体制を整えるために実施する。

 現状は、両社の委託先が同一のグランドハンドリング事業者でも各社ごとに作業資格が必要なものがあり、そのための訓練を要する。今後、両社が作業資格を相互に承認することで、どちらかの資格取得で両社の作業に従事することが可能になる。訓練期間は両社とも1年間のため、これまで計2年間必要だったものが1年間に大幅に短縮できる。訓練に必要な日数の削減など効率化をはかることで、繁忙の緩和を目指したい考え。

 なお、委託先のグランドハンドリング事業者が同じ空港は利尻と根室中標津、函館、秋田、仙台、新潟、岡山、徳島、高知、鹿児島。