水風呂は目の前の「海」 大槌町観光交流協会がテントサウナ体験実施

2023年12月1日(金) 配信

テントサウナでサウナ体験後は目の前の海を水風呂に

 岩手県・大槌町観光交流協会は新年から、新たな冬の観光コンテンツ「テントサウナ体験プログラム」を実施する。参加者が自らテントを設営し、薪をくべるアウトドア体験が楽しめる。

 この事業は、三陸花ホテルはまぎくの敷地を活用し、宿泊プランとしてモニター価格を設定(2人以上1室で税込1人1万1000円、1回6人まで)。実施日は来年1月13、27日、2月10、24日の全4回。同協会のホームページから申し込む。

 テントサウナはテントの中で薪ストーブを燃焼させ、サウナを楽しみ、ほてった体を冷やし「ととのう」のは水風呂ではなく、目の前のビーチ。

 宿泊プランの内容は午後2時にホテルにチェックインし、2時20分から4時20分まで各自でテントサウナ体験を行う。その後、6時に夕食となる。

 問い合わせ=☎0193(42)5121。

NAA、10月外客がコロナ禍前超え過去最高に 韓国や台湾などアジア圏好調で

2023年11月30日(木) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が11月30日(木)に発表した2023年10月の総旅客数は、前年同月比82%増の301万7038人となった。このうち、国際線の外国人旅客数は同260%増の156万3438人と過去最高だった。19年同月比で3%増とコロナ禍前を超えた。韓国や台湾、シンガポール、タイなどアジアからの外国人旅客数が好調だったことが主な要因。

 国際線の総旅客数は前年同月比124%増の232万4119人。このうち、日本人旅客数は同84%増の54万9955人。コロナ禍前の19年同月比では54%減だった。

 国内線旅客数は前年同月比12%増の69万2919人。19年同月比16%増となった。

 総発着回数は前年同月比23%増の1万8521回。旅客便のうち、国際線は同66%増の1万1432回。国内線は同4%減の4326回だった。

 一部報道でグランドハンドリング業務の人手不足の影響によって新規就航や増便を希望に対し、今年度内に受け入れる見通しが立っているのは9月末時点で、3分の2程度だったことが報じられたことについて、田村社長は「各社だけに任せるのでなく、NAAによる調整や国からの支援で大幅に改善しつつある」と語った。

韓国などコロナ前超 国際前年比133%増

 11月1(水)~25日(日)の国際線出国旅客数は前年同期比133%増の88万800人。

 このうち、韓国線は同105%増の17万5800人。19年同期比では76%増。台湾線は前年同期比275%増の10万1600人。19年同期比では4%増だった。

 一方、中国は前年同期比412%増の7万3600人。19年同期比では52%減となった。

 田村社長は「中国は景気減速の影響で大きく増えていない」と説明した。

「一の宿倶楽部」創立20周年記念式典開く 個性あふれる小規模旅館グループ

2023年11月30日(木) 配信

20周年式典後に会員宿が記念写真

 個性あふれる小規模旅館のグループ「一の宿倶楽部」(蛭田憲市会長、23会員)は11月29日(水)、東京都千代田区の海運クラブで創立20周年記念式典と懇親会を開いた。会員宿をはじめ、関係者ら約100人が20年の節目を祝った。

蛭田憲市会長

 冒頭、蛭田会長は出席した関係者に20年間の謝辞を述べた。そして小さな民宿を営んでいた十数年前の思い出から語り出し、「一の宿倶楽部の生きたコンサルで成長させていただいた」と仲間に感謝の言葉を述べた。「一の宿倶楽部の仲間は普通オープンにしない情報もすべてさらけ出す。『宿主が安心して常連客に紹介できる宿」として恥ずかしくない宿へ、信頼を大切にし、厳しい規則を守りながら切磋琢磨し精進してきた」と振り返った。

 さらに、「宿は地元の食材を提供し、地元の人材を雇用し、地元の観光地を案内する地域を活性化できる最大の産業だと思う」と力を込めた。

旅行新聞新社の石井貞德社長

 来賓として出席した旅行新聞新社の石井貞德社長は「厳しい時期を乗り越え、創立から20年という月日は人間で言えば、二十歳の成人式を迎えられたことになる。皆さんの1つひとつの熱意がお客に感動を与え、日本一、世界一の宿文化を創り上げていくということにつながっていくのだと思う」と祝辞を述べた。

 式典では会員宿の宿主がリレー方式で、仲間の会員宿の魅力を紹介していった。

 一の宿倶楽部は現在約5万人の会員だが、片岡孝夫副会長(山水閣)は「100万人を目指す」と宣言した。

 記念式典のあとは、懇親会を開いた。豪華賞品などの抽選会も行い盛り上がった。

 

加盟宿は次の通り。

【湯田川温泉 久兵衛旅館】(山形県)

【湯田川温泉 珠玉や】(山形県)

【大切な人とこもる宿 守田屋】(福島県)

【花鳥華やか風月の宿 籐龍館】(福島県)

【紀伊乃国屋】(千葉県)

【お宿ひるた】(千葉県)

【amane】(千葉県)

【那須高原の宿 山水閣】(栃木県)

【奥日光 ゆの森】(栃木県)

【名栗温泉 大松閣】(埼玉県)

【鹿覗きの湯 つるや】(群馬県)

【時わすれの宿 佳元】(群馬県)

【梨木温泉 はせを亭】(群馬県)

【蛍雪の宿 尚文】(群馬県)

【四季を味わう宿 山の茶屋】(神奈川県)

【観音様となりの宿 かしわや本店】(長野県)

【壺中の天 宿○文】(静岡県)

【花の小宿 重兵衛】(三重県)

【京料理とお庭の宿 八千代】(京都府)

【潮彩きらら 赤穂温泉 祥吉】(兵庫県)

【湯郷温泉 季譜の里】(岡山県)

【直島旅館 ろ霞】(香川県)

【数寄の宿 野鶴亭】(鹿児島県)

中部国際空港「美ら島直行便」CP、好評につき24年2月まで

2023年11月30日(木)配信

フォトブックのプレゼントCPを実施中

 中部国際空港(セントレア、愛知県常滑市)は11月30日(木)、沖縄路線(那覇、宮古島、石垣島)への直行便の搭乗促進を目的に、「美ら島(ちゅらしま)直行便」キャンペーンの延長を決めた。同日まで今年4月10日(月)から行っていたCPだが、好評につき2024年2月29日(木)まで延長する。

 期間中、セントレア発着の沖縄路線を往復利用する1組2人以上のグループに、しまうまプリント社のフォトブック1冊が無料で作れるクーポンコードを、先着5000組限定でプレゼントする。

 フォトブックは、巻きカバー&中表紙無地のレーザープリンター4色印刷。サイズはA5判スクエア24㌻、最大写真89枚、表紙がマット系アート紙のマットコーティング加工、本身はマット紙。

年末年始の旅行動向 国内は前年比1・6倍、海外は6倍と外出意欲高(阪急交通社)

2023年11月30日(木) 配信

イメージ

 阪急交通社(酒井淳社長)は12月27日(水)~2024年1月5日(金)出発の海外旅行や国内旅行の予約状況から、年末年始の旅行動向をまとめた。この結果、外出意欲の高まりにより、国内は前年同期比1・6倍、海外旅行は同6倍と大幅な伸長を見せた。

 国内の人気旅行先ランキングでは、近畿が1位、北陸・甲信越が2位となった。この2方面は、夏休みの順位と同様。北海道は3位となり、冬でも安定して人気が高い。4位は関東、5位沖縄と続いた。沖縄では、宮古島や八重山諸島などの離島を中心に人気を集めている。

 海外旅行では、円安と燃油サーチャージ高騰の影響があり、19年同期比では5割程度の回復に留まっている。人気の旅行先では、台湾が1位、欧州が2位、韓国が3位となり、夏休みと同じ旅行先が選ばれている。

 出発日のピークとして、国内旅行では、1位が12月31日(日)、2位が1月4日(木)、3位が1月5日(金)。人気の高いテーマとして、1位温泉、2位冬の味覚(カニ)、3位高級宿、4位初詣、5位グリーン車利用──となった。

 海外旅行では、1位が12月30日(土)、2位1月4日(木)、3位12月29日(金)。欧州やアフリカを中心に、12月下旬の出発日が人気となっている。

スーパーホテルが顧客満足度ナンバーワンW受賞 Xで記念キャンペーン実施

2023年11月30日(木) 配信

99人に賞品が当たる

 スーパーホテル(山本健策社長、大阪府大阪市)は12月5日(火)まで、公式Xアカウントで宿泊券などが当たるキャンペーンを実施している。「J.D.パワー“ホテル宿泊客満足度9年連続No.1〈エコノミーホテル部門〉”」と「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査 顧客満足度“No.1”」のダブル受賞を記念したもの。

 応募方法は、同社公式Xアカウント(@SUPERHOTEL3)をフォローし、「#スーパーホテルさんおめでとう」と欲しい賞を記載してキャンペーン対象投稿を引用リポストする。当選者には12月下旬までにDMで知らせる。

 賞品はAladdin Marcaのプロジェクターや宿泊券、カタログギフト、えらべるPayなどを用意。計99人に当たる。 

大阪らしさをキューブ型羊羹「パビリオン」に 新商品3種を加えて大丸梅田で期間限定販売

2023年11月30日(木) 配信

キューブ型羊羹「パビリオン」

 髙山堂(竹本洋平社長、兵庫県西宮市)はこのほど、関西の和洋菓子メーカー9店舗と高校1校を加えた10団体で共創する大阪土産の新ブランド「大阪ええYOKAN」に新商品を加えた。大阪らしさを表現した人気商品のキューブ型羊羹「パビリオン」を、12月5日(火)まで大丸梅田店で販売する。

 「パビリオン」は、大阪の魅力を表現しながら、菓子職人としての技術を見せ合う様を、万博内のパビリオンに見立てた商品。現在18種類をそろえている。2023年5月に初めて販売した際に7日間で1万5000個以上を売り上げ、7月末の催事では20日間で3万5000個以上の販売実績を挙げた。

 今回は3種類の新商品「亥の子かん」「咲くやこの花かん」「古墳かん」を加えた。

 販売場所は、大丸梅田店地下1階「ごちそうパラダイス」東側入口外。午前10時~午後8時まで。

 ばら売り18種のほか、9個セット、3個セット、オリジナル風呂敷などを販売する。

KK管財(旧商号:神鍋観光)、特別清算開始命令受ける(帝国データバンク調べ)

2023年11月30日(木) 配信

 KK管財(旧商号:神鍋観光、代表清算人=小林正行氏、兵庫県神戸市)は10月30日(月)、神戸地裁から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、負債は約5億5000万円。

 同社は、1954(昭和29)年10月に設立されたスキー場の元運営業者。当初は豊岡市内の「神鍋スキー場」の運営のみを行っていたが、暖冬の影響でスキー場の来客数が落ち込んだため、89年以降は神鍋一体の総合リゾート施設を開業。通年で集客できるホテルやパターゴルフ、クラフトスキー場などを運営し、ピークの96年5月期には年間収入高約2億7000万円を計上していた。

 しかし、その後は、スキーやスノーボードブームの陰りに加え、冬季の積雪量が少ない年が続き、利用客は減少。収益悪化で数千万円規模の赤字を計上し、債務超過に陥っていた。

 厳しい営業環境が続くなか、「人件費や設備改修などの負担が重く業況改善の見通しが立たないと判断し、2017年11月に運営を別会社へ委託。以降は、賃貸収入と運営委託料のみの収入となっていた」(帝国データバンク)。

 今年3月16日に全事業を別会社へ移管したうえで、5月31日付で現商号へ変更し、同日開催の株主総会の決議により解散していた。

 なお、スキー場などの施設は別会社の下で運営している。

三重県桑名市にルートイン開業 県内では13軒目

2023年11月30日(木) 配信

ホテルルートイン桑名

 ルートインジャパン(永山泰樹社長、東京都品川区)は11月28日(火)、三重県桑名市に「ホテルルートイン桑名」を開業した。グループ342店舗目、三重県では13軒目。桑名市内では第1号店となる。

 東名阪自動車桑名ICから車で約4分と名古屋や伊勢にもアクセスが良く、ビジネス、観光ともに便利な立地。客室数は243室。宿泊者無料の朝食バイキングのほか、人工温泉の大浴場を備える。

KKday、海外体験を最大99%割引 冬!大感謝祭セール開催中

2023年11月29日(水) 配信

2024年1月31日(水)まで実施する
 アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKday Japan(大淵公晴支社長、東京都新宿区)は2024年1月31日(水)まで、海外の体験商品を最大99%割り引くほか、日本国内のおでかけスポットを39円で売り出すなどさまざまな割引企画を展開する「冬!大感謝祭セール2023-24」を開催している。
 
 海外の体験商品を99%割り引くセールは12月5日(火)正午~7日(木)に、新規会員でKKdayアプリからの初回購入者を対象に行う。99%割り引くクーポンを取得後、購入できる。ほぼすべての商品が対象になるという。
 
 また、12月12日(火)正午〜14日(木)には国内の商品を39円で販売する。具体的にはヨコハマエアキャビン(神奈川県横浜市)の片道券や葛西臨海公園観覧車(東京都江戸川区)のチケットなどが対象となる。
 
 これら以降のセール内容は今後、特設ページや同社のSNSで発表する。