滋賀・八幡山ロープウェーが夏イベント 「七色風鈴と御朱印の旅へ」開催中

2024年7月9日(火) 配信

パンフレットイメージ

 近江鉄道(飯田則昭社長)が運営する八幡山ロープウェー(滋賀県近江八幡市)は7月1日(月)から、夏のイベント「夏の八幡山ロープウェイ ~七色風鈴と御朱印の旅へ~」を開始した。風鈴の設置と御朱印のスタンプラリーを行っている。8月31日(土)まで。

 新たなフォトスポットとして、山頂展望館付近の遊歩道に全長9メートルにわたって七色の風鈴を設置。七色に彩られた風鈴が演出するフォトジェニックな空間と風鈴が奏でる涼しげな音色が楽しめる。

 「御朱印スタンプラリー」は今春からの新企画で、好評だったことから夏も実施する。八幡山ロープウェー山麓駅出札でロープウェーの乗車券を持った希望者に、スタンプ台紙を配布。山頂にある「お願い地蔵尊」「村雲御所瑞龍寺門跡本殿受付」の2カ所に設置しているスランプを1枚の台紙に重ねて捺すと、村雲御所瑞龍寺門跡の夏季限定デザインの御朱印が完成する。

 ロープウェーの乗車料金は大人往復950円(片道540円)、子供往復480円(片道270円)。

通訳ガイド訪日客マッチングサービス「Go With Guide」 自家用車を用いたツアー造成をセミナーで解説(トラベリエンス)

2024年7月9日(火) 配信

トラベリエンスが運営するGo With Guideは7月8日(月)、セミナー・交流会を開いた

 トラベリエンス(橋本直明社長、東京都台東区)が運営する通訳ガイドと訪日外国人をマッチングさせるサービス「Go With Guide」は7月8日(月)、登録ガイド向けのセミナー・交流会を開いた。自家用車を用いたツアー解禁に伴うGo With Guideの方針と、自家用車を用いたツアー造成・販売のアドバイスや、成約率向上のためのヒント、ガイドがテーマ別に語り合う交流会を行った。

 セミナーでは、国土交通省から2024年3月に発表された「道路運送法の許可又は登録を要しない運送に関するガイドライン」について、これに基づいたガイドツアー造成の解説を行った。

 ガイドラインでは、①ツアーなどのサービス提供者が、ツアー客を近隣の駅や宿泊施設などからツアー実施場所まで運送する場合に、運送に対する代金をもらわなければ、許可は必要ない②通訳案内士などの公的資格を持つ観光ガイドが、ガイドのために利用者を運送する場合において、運送に対する代金をもらわなければ許可は必要ない──としている。

 また、ツアーやガイドと称していても、提供されるサービスが目的地への運送のみである場合は許可を必要とする。

 橋本社長は、「地方運輸局に確認したところ、……

JTB台湾、新北市と産官学連携 訪台教育旅行の開発へ

2024年7月9日(火) 配信

教育旅行マーケットへ地域創生プログラムを提供

 JTB台湾は台湾の新北市、金山漫遊(DMC)、致理科技大学の3者と連携し、新北市の各地域が推進するSDGsや地域創生の取り組みを活用した体験プログラムを、教育旅行で日本の学校に8月から提供する。

  同社は、従来の学校交流、企業視察などの「点の交流」から進化させ、地域で学生を受け入れる「面の交流」を支援する交流創造により、新北市の地域創生を支援する。台湾の自治体がJTBグループと連携協定を結ぶのは、今回が初めて。

 台湾でDMCの役割を持つJTB台湾が、日本全国のJTB各支店で取り扱う教育旅行の現場から生まれる声を直接聞き入れ、新北市を舞台に体験プログラムの開発・運営を行う。持続可能な社会の実現に向けた課題解決力を身につけるためのプログラムを創り、地域の魅力を体験できる機会を提供し、日本の学生の成長と新北市の地域創生につなげる狙いだ。

 今後のJTB台湾は、台湾の各自治体と連携し、台湾各地域の魅力を日本に伝え、発着連動による人流の創出を目指すとしている。

「OTOBUTAI 2024 HORYUJI」を楽しむ ジャルパックが鑑賞券付商品を販売

2024年7月9日(火) 配信

法隆寺(Ⓒdiscovery go)

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、9月7日(土)に奈良・法隆寺で開かれる「OTOBUTAI 2024 HORYUJI」を鑑賞する商品をJALダイナミックパッケージで売り出した。

 「OTOBUTAI」は日本を代表する京都や奈良の寺院に舞台を設け、「東洋と西洋の出会い」をテーマに世界中で親しまれている音楽やパフォーマンスを奉納する世界で唯一無二のイベント。世界で活躍するアーティストが珠玉のパフォーマンスを一夜限り、日本屈指の名刹の舞台で披露する。

 全国各地から伊丹空港までの往復フライトと奈良での宿泊を基本コースとして設定し、奈良市内のホテルから会場への送迎バスも用意する。宿泊はホテル日航奈良とJWマリオット・ホテル奈良を用意。出発日は9月7日(土)。ダイナミックパッケージのため、料金は予約タイミングにより異なる。なお、同イベントの鑑賞券は一般販売されていない。

ぐんまちゃんが滝行に挑戦! 活動30周年で初のWebCMを公開

2024年7月9日(火) 配信

滝行に挑戦するぐんまちゃん

 群馬県は県の宣伝部長、ぐんまちゃんの活動30周年を記念して7月9日(火)から、ぐんまちゃん史上初のWebCMとなる「ぐんまちゃんの滝行」篇を公開した。県の魅力を世界に届けるため、長年奮闘してきたぐんまちゃんの活動を称えるとともに、ファンへの感謝と次の40周年に向けたさらなる活躍を後押しするのが目的。

 見所は「群馬県宣伝部長」としての重責に耐え、群馬県の魅力を発信するため、厳しい滝行に挑むぐんまちゃんの姿。同県によると、活動30周年を迎えたぐんまちゃんだが、強力なご当地キャラクターが続々と台頭している昨今、かわいいだけでは宣伝部長としての役目を果たせなくなりつつあるという。「いつも応援してくださるファンの皆様の期待に応え、今まで以上に群馬県の魅力を発信していくために、健気にも自分自身と向き合い、宣伝部長としての強い覚悟と精神力を養う姿は必見です」(同県)。

 ぐんまちゃんは、30年の活動のなかで最も大変だったことに「滝行」をあげ、「ぐんまちゃん、すっごく頑張ったんだよ!冷たくて気持ちよかったけど、どーっって落ちてくる滝にたえるのはとっても大変だったよ~!」とアピール。30年を迎え、今後の意気込みについては「今まで支えてくれたたくさんのお友達にありがとうっていいたいな。それからこれからお友達になる人にはよろしく~!みんなの笑顔のためにもっとがんばるね!」とコメントした。

龍宮城スパホテル三日月がセルフチェックイン機など導入 人手不足解消と業務省力化を

2024年7月9日(火) 配信

「KIOSK」(左)と「FIT-A」

 ホテル三日月(小髙芳宗社長、千葉県木更津市)が運営する、龍宮城スパホテル三日月(千葉県木更津市)は7月5日(金)から、宿泊棟「龍宮亭」にセルフチェックインシステムと温浴施設専用の自動精算機を導入した。繁忙期の人手不足と閑散期の業務省力化の課題解決をはかる。

 今回導入したのは、U-NEXT HOLDINGSのグループ会社、アルメックス(坪井将之社長、東京都品川区)が提供するセルフチェックインシステム「家具組込型KIOSK」2台と「テーブルトップ型KIOSK」5台、スパ棟に温浴施設専用自動精算機「FIT-A」5台。

 同社は今回の導入に際し、タップ(吉田亮一社長、東京都江東区)が提供する「宿泊・温浴の基幹システム」と連携。これにより、龍宮城スパホテル三日月のオペレーションに沿ったカタチで、宿泊棟・スパ棟でのQRリストバンド運用、管理が可能になった。

アジア初の「ミシュランキー」108軒を発表 宿泊施設を評価する新たなベンチマークに

2024年7月9日(火) 配信

Ⓒmichelin

 日本ミシュランタイヤ(須藤元社長、群馬県太田市)は7月4日(木)、日本全国のホテル・旅館を対象に、個性あふれる魅力的な宿泊施設を3段階のキー(鍵のマーク)で評価するミシュランキー掲載施設を発表した。「ミシュランキー」はアジアで初の発表で、日本全国から108施設が選ばれた。同日からミシュランガイド公式ウェブサイトとアプリで公開している。レストランの星のように、宿泊施設に関する新たなベンチマークを提供することで、ユーザーに優れた宿を紹介する。

 ミシュランは4月から、フランスとアメリカ、スペイン、イタリアで各国初となるミシュランキーを発表してきた。日本でも今回が初で、アジア圏で先駆けての発表となる。厳選された宿泊施設は紹介ページから直接予約に進むことができ、同社は世界初の独立した予約プラットフォームを目指しているという。

 今回は、ミシュランガイドホテルセレクション掲載ホテル国内243軒のうち、3ミシュランキー6軒、2ミシュランキー17軒、1ミシュランキー85軒のトータル108軒を選出。ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネック氏は「日本のミシュランキーセレクションは、伝統的な旅館から、ポップな建築とデザインのランドマーク、大都市を象徴する高層ホテル、小さな宿泊施設まで、さまざまなタイプ、コンセプト、スタイルを紹介している。旅行者は、自身の求めるエクスペリエンスを持つ宿泊施設を検索し、ミシュランキーホテルを予約して、忘れられない滞在を体験できる」とコメントしている。

 1ミシュランキーの定義は「特別な滞在」で、独自と個性と魅力を持ち、同じ価格帯の宿泊施設より、はるかに多くのことを提案していること。2ミシュランキーは「素晴らしい滞在」。思い出に残る体験ができ、あらゆる点でユニークで特別な宿泊施設を指す。3ミシュランキーは「最上級の滞在」ができる施設として、快適さとサービス、スタイルとエレガンスのすべてを高いレベルで提供。世界で最も注目に値する最上級のホテルの1つで一生の一度の特別な旅の目的地となり得ること。

 なお、今回3ミシュランキーに選ばれたのは、強羅花壇(神奈川県・箱根町)とホテル ザ ミツイ キョウト(京都府京都市)、アマネム(三重県志摩市)、パレスホテル東京(東京都千代田区)、フォーシーズンズホテル東京大手町(東京都千代田区)、ブルガリホテル東京(東京都中央区)の6施設。

国際観光施設協会、特別委員会を設置 能登半島の復興支援で

2024年7月9日(火) 配信

国際観光施設協会の鈴木裕会長

 国際観光施設協会(鈴木裕会長、235会員)は6月17日(月)、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)で2024年度通常総会を開いた。今年度は、事業活動の領域拡大を推進する体制づくりに注力。観光庁や関係官庁、地方自治体、関係観光団体と密接に連携し、受託調査研究事業を行うなど協会の基盤強化をはかる。

 公益目的事業のうち、特別委員会として「能登半島地震復興支援委員会」を設けた。被災地に調査団を派遣し、創造的復興にための調査・研究・提言などの活動を行う方針としている。

 鈴木会長は、協会設立70周年を迎えた昨年度を振り返り、記念事業を盛況に終えられたと報告。あらためて、協会の行動理念である「もの」「社会」「自然」――の3つのホスピタリティを軸に活動していくと、明確な方向性を打ち出した。

 来賓の観光庁観光産業課の庄司郁課長は、コロナ禍が明けて「観光業界の力強さを増すためには施設面の充実、サービス面での拡充が重要。全国の宿泊施設、観光施設が質・量だけでなく、ハード・ソフト両面の充実、魅力を高めることが必要」と考えを述べ、今後の協会に期待を寄せた。

 このほか、役員の一部選任では、TOTOの土井賢治特販本部長執行役員が理事に就いた。推薦会員としては、東北文化学園大学工学部建築環境学科客員教授の赤井仁志氏を承認。赤井氏は、エコ・小委員会の活動テーマである宿泊施設の脱炭素や地球温暖化防止対策について、専門的かつ学術的な視点から指導してもらうために要請した。

 総会後、作家・エッセイストの阿川佐和子氏を講師に招いたセミナーが開かれ、「聞く力・話す力」と題し講演した。

福島・飯坂温泉で飲食店巡りを 「ほろ酔いウォーク」開催

2024年7月8日(月)配信 

太鼓の演奏で参加者を迎えた

 福島県の飯坂温泉で7月5日(金)、6日(土)の2日間、「ほろ酔いウォーク2024」が開かれ、参加者が夜の温泉街で飲食店巡りを楽しんだ。

 今夏35回目となる催しで、飯坂社交飲食業組合などでつくる実行委員会が主催した。専用チケット(前売り5000円、当日6000円)を購入し、参加する約30の居酒屋やスナックから5軒を選び、ひと晩で巡る企画。円盤餃子や鮎塩焼きとドリンクのセットなど、各店の独自メニューを楽しめる。5店舗を巡りゴールすると、抽選でペア宿泊券などが当たる。飯坂の夜を楽しめる企画として、楽しみにしている人も多い。

 スタート地点の飯坂温泉駅前広場では、太鼓の演奏や飯坂のマスコットキャラクター「ゆげお」の出迎えで、参加者をもてなした。

ケアンズ観光局が「ケアンズで旅育」リニューアル 中高生向けプランも紹介

2024年7月8日(月) 配信

公開1年の節目にサイトをリニューアル

 オーストラリア・ケアンズ観光局(マーク・オルセンCEO、クイーンズランド州ケアンズ)はこのほど、公開から1年を迎えた旅育プランの専用サイト「ケアンズで旅育」をリニューアルした。子供の世代別プランのなかで、夏休みを迎える中学・高校生向けプランも紹介している。

 サイトでは、グレートバリアリーフに住むウミガメ「ケアッピ」が2つの世界遺産が集まる唯一の観光地であるケアンズの地理・気候や自然、動植物、文化などを分かりやすく紹介。幼児から中・高生まで楽しく学べる内容となっている。

 自然の大切さも学べる「旅育」プランや、キュランダ コアラ・ガーデンをはじめ、オーストラリアならではの動植物や先住民文化と直接触れ合い、五感で体験できる施設などを提案。無料施設や子供優待施設など、便利な観光情報も掲載する。

 世代別旅育プランは「幼児・小学校低学年向け」と「小学校高学年向け」「中学・高校生向け」の3パターンでそれぞれ4泊6日の日程で提案している。各コンテンツにはケアンズの旅の計画に必要な施設やサービスなどの紹介だけではなく、予約サイトにリンクしており、家族で行きたいところや、やりたいことを企画してそのまま予約までできるのが特徴だ。