秦野市の地域資源に触れながら、スローライフな旅が楽しめるツアー造成

2018年7月25日(水) 配信

ハダ恋”みっけもんの旅”ポスター(イメージ)

神奈川県秦野市と小田急電鉄、小田急トラベルは、8月から10月までの毎月1回、秦野市が誇る地域資源に触れながら、スローライフな旅が楽しめる「小田急まなたび ハダ恋“みっけもんの旅”」日帰りツアーを行う。  

 ツアーは、17年8月に締結した秦野市と小田急電鉄の小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定に基づき、“小田急まなたび”として開催される。「新しい何かに出会える貴方だけのスローライフの旅」をコンセプトに秦野市が誇る農業や商工業、森林や名水、文化財などの各所をバスで移動しながら、「人柄、名産、土地柄」といった魅力を見て、聞いて、触れて、体験する。コース設定には、「はだのブランド推進協議会」と「秦野市」の後援を受けている。ツアーにバスガイドは乗務しないが、秦野市スタッフが同行し案内する。また11月以降も毎月1回ツアーを開催する予定で、ツアー概要は、順次「小田急まなたび」ホームページで案内される。

秦野市と小田急電鉄との小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定とは

 秦野市(市長:古谷義幸)と小田急電鉄(星野晃司)が17年8月に締結した、秦野市内の小田急線4駅(鶴巻温泉駅、東海大学前駅、秦野駅、渋沢駅)を対象にした連携協定。駅の機能向上および駅を中心としたまちづくり推進や、地域の活性化、魅力発信を行い、相互の付加価値を高めることが目的。

「ハダ恋 みっけもんの旅」 詳細

第1回  山の日特別企画 丹沢山麓でスローフードと「山モリ!フェス」を楽しむ旅

概要:

 丹沢の清らかな湧水が流れるわさび沢の名水で丁寧に蒸されたお茶の飲み比べや、地元で人気のイタリアンレストランでフルーツトマトの旨みを存分に味わえるパスタを楽しむ。「山モリ!フェス」では、同ツアー限定の体験企画を用意する。

山モリ!フェス体験(イメージ)

開催日時:8月11日(土・祝)

募集人員:定員24人

※最少催行人員15人

参加費:4480 円(OPクレジットカード会員、3980円)

コース:

秦野駅集合(午前9:00)→わさびや茶園【見学】→トラットリアフーコ【昼食】→山モリ!フェス【体験】→はだのじばさんず【買物】→渋沢駅解散(午後4:00頃)

発売日時:7月27日(金)、午後3:00

第2回 今が旬!身近なスーパーフード 秦野ピーナッツで美活体験の旅

概要:

  丹沢山麓に広がる落花生畑で旬の落花生を収穫。地元農家手作りのゆで落花生の試食やツアーオリジナルメニューの落花生ランチ、老舗落花生店の歴史ある工場で、マイさくら豆を試食。弘法山での散策を楽しんだ後は名水はだの富士見の湯でゆったりとくつろぐことができる。

落花生掘り(イメージ)

開催日時:9月8日(土)

募集人員:定員24人

※最少催行人員15人

参加費:6480円(OPクレジットカード会員、5980円)

コース:

渋沢駅集合(午前9:30)→落花生掘り【体験】→ハダノ浪漫食堂【昼食】→かまか商店【見学】→弘法山【ハイキング】→名水はだの富士見の湯【入浴】・解散(午後3:10頃)

発売日時:7月27日(金)、午後3:00

第3回 帰りたい風景がある。秦野名水の里でほっと癒される旅

概要

 名水の里で、蕎麦打ち体験とこだわりの十割そばの昼食。真っ白な蕎麦の花が一面に広がる畑や湧水地をめぐり、古民家では地元ガイドがおもてなし。さっぱりとした柔らかい湯の鶴巻温泉でココロを癒す。

弘法の里湯(イメージ

開催日時:10月5日(金)

募集人員:定員22人

※最少催行人員15人

参加費:6480円(OPクレジットカード会員、5980円)

コース:

秦野駅集合(午前9:00)→護摩屋敷の水【見学】→菜の花台【見学】→緑水庵【見学】→三廻部【見学】→石庄丹沢そば茶屋本舗【昼食】→そば処東雲【体験】→延命地蔵【見学】→弘法の里湯【入浴】解散(午後4:00頃)

発売日時:7月27日(金)午後3:00

ツアーに関する問い合わせ、お申し込み:小田急トラベル 小田急旅の予約センター

TEL:03-3379-6199

時間:午前10:00~午後6:00)

ハワイ島の観光は通常通り、9月30日までCPも実施

2018年7月25日(水) 配信

(左から)ロス・バーチ氏、ミツエ・ヴァーレイ氏、リック・ハズレット氏、ミスアロハハワイ2018のテヒナ・スレイドさん、板垣英樹氏、カラニ・カアナアナ氏

ハワイ州観光局は7月19日(木)、東京都内で報道関係者向けにハワイ島セミナーを開き、5月に発生したキラウエア火山の噴火について、通常の観光に影響はないことを訴えた。ミツエ・ヴァーレイ局次長は「より正しい情報を共有したい。噴火しただけで報道が終わってしまうと、今後の風評被害にもつながってしまう」と危機感を示した。ツアー状況や航空状況などに変わりはなく、「より一層ハワイ島のプロモーションに力を入れていく」とした。

 ハワイ州全体への観光客数は2017年が938万人で、このうち、日本は16・9%を占め、アメリカ本土に次ぐ2位の市場。年間多くの日本人が訪れるが、いまだにハワイ島にホノルルがあると思っている人や、ハワイ島のコナ空港からキラウエア火山までの距離がつかめず、不安視する人もいるという。

 一方、ハワイ島のコナ空港へは2016年12月にハワイアン航空、17年9月には日本航空が日本から直行便を就航しており、日本からの観光客の取り込みに期待がかかっていた。ヴァーレイ局次長は「今の噴火のエリアがハワイ島の0・2%にしか過ぎないことや距離は観光地から120~130㌔離れていることなどしっかり伝えたい」と言及。今後の予約数を伸ばすため、積極的な発信に努めていくとした。

 ハワイ島観光局のロス・バーチ局長は「住民の我われにとっては、今回の噴火は35年続く火山活動の1つで、いつもと変わらない1日だということ。住宅があったので一部の住民には影響があるが、彼らが避難しているのは7㌔先の隣町だ」と語り、影響は島内のごく一部だと強調した。ハワイ火山国立公園は3分の2が閉園しているが、カフクユニットは開園しており、ハイキングなどが楽しめると報告した。今後、時期は未定だが火山の壮大さを見学する観光も検討したいとし、「最も安全で自然を感じられるビューポイントを探していく」と語った。

 専門家の見地から、ハワイ大学ヒロ校地質学科客員教員・米国地質観測所ハワイ火山観測所准研究員のリック・ハズレット氏も登壇。火山の特徴などを説明した。

 キラウエア火山の溶岩流は地下鉄の路線のように地下を横移動し、これが海に入ると噴石になる可能性が予測されており、海岸線から300㍍は立ち入り禁止区域になっている。船やヘリコプターは規制されているが、先日報道された噴石の被害を受けた観光船は近づきすぎた可能性もあり、調査中だという。ガスの有毒性については、大量に吸い込むと人体に影響するが、数十キロで濃度は影響ない程度まで薄まるため、「地質学者として懸念はしていない」とした。

 また、パイロットとして約20年間勤務している日本航空767運航乗員部第一路線室の板垣英樹主席機長は、ハワイ航路を20年間飛び続けており、今回の噴火後もコナ空港へ2回フライトしている。

 板垣機長は航路の安全性について、日本の火山と違い、粘性がないマグマで火山灰がないことや、ハワイ島は四国の半分ほどの大きさがあり、コナ空港から噴火口まで距離が離れていることを挙げた。「ハワイ島は中央に4200㍍級の大きな2つの山脈がそびえており、コナへ着陸するときに、山の向こうの噴煙や溶岩は一切見たことがない。コナの街に降り立ち、滞在していても噴火を感じたことはない」と語った。万が一、飛行中に何かあってもホノルルに戻る燃料は搭載していることなど、安全に配慮していることも紹介した。

 一方、火山活動は日に日に変化するため、最新情報はホームページで配信している。

「今こそハワイ島へ、行こう。」キャンペーン

 ハワイ州観光局と日本航空(JAL)、ハワイアン航空の3者は9月30日まで、ハワイ島プロモーション「今こそハワイ島へ、行こう。」CPを共同で展開している。東京・銀座のトミーバハマ銀座のレストランで、ハワイ島のコナコーヒーやアイランドロコモコなどハワイメニューを提供する。

 また、SNSキャンペーンも実施しており、ツイッターかインスタグラムでJAL公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#今こそハワイ島へ行こう」を入れて写真を投稿すると、件数に応じて抽選で賞品が当たる。

今こそハワイ島に、行こう。|allhawaii オールハワイ
https://www.allhawaii.jp/gohawaii
ハワイ諸島の中でも最も新しく、四国の約半分と言われる広大な島、ハワイ島。この島には、驚くほどたくさんの魅力が詰まっています。ハワイ島初心者の方も、上級者の方もハワイ島の大自然を存分に満喫してください!

Ctrip傘下のQunar.comと連携 (Relux)

2018年7月24日(火) 配信

Reluxが、Ctrip傘下のQunar.comとシステム連携した

Relux(運営=ロコパートナーズ)はこのほど、中国のOTA最大手Ctrip傘下のQunar.com(チューナー・ドットコム)とのシステム連携を発表した。Reluxが厳選する約1800宿が、中国本土からでも予約できるようになる。なお、宿が負担する手数料(12%)は変わらない。

 Reluxは7月、グローバル会員数が30万人を超えた。中国本土の会員数はそのうちの約5%。今回の連携を通じ強化をはかる。Qunar.comが提供するスマートフォン端末用アプリのダウンロード数はすでに8億を超えていることから、マーケティング面で大きな戦力となりそうだ。

 日本政府観光局(JNTO)が発表した6月の訪日中国人旅行者数は76万人。全市場中トップで、前年同月と比べ約30%増と引き続き好調だ。爆買いは収束したものの、そのボリュームは依然増加傾向にある。リピーターの増加など、今後はハイクオリティを求める旅行者も多く現れるかもしれない。質を追求してきたReluxの会員宿に対する需要も高まるはずだ。

 ちなみに、Qunar.comの「Qunar」は中国語で「どこに行く?」という意味。少し砕けたニュアンスがある。

ウーバー×淡路島 日本初となるタクシー配車の実証実験始まる

2018年7月24日(火) 配信 

ウーバーと淡路島で、タクシー配車実証実験が始まる

 

ライドシェア大手のUberは7月21日(土)から、兵庫県淡路島で日本初となる「ウーバー配車アプリ」の実証実験を始めた。

 島内で地元タクシーを配車できるようになる。訪日外国人は母国語で目的地を設定でき、ドライバーは専用アプリを利用することで両者の負担を軽減。訪日外国人はもちろん、島民も利用可能だ。島内の2次交通を充実し、来島者の利便性、満足度向上をはかる。

 今回は、2022年度までの数値目標などを盛り込んだ「淡路島総合観光戦略」の一環として実施する。同日に開始式典を開き、ウーバーのアジア太平洋地域モビリティ事業統括本部長のアミット・ジェイン氏は「皆様と共に力を合わせ、日本初となる取り組みを拡充していきたい」と意気込みを語った。

ドライバーは専用アプリを用意

 ウーバーのスマートフォン向け配車アプリは普及が進む。世界600以上の都市で、約50の言語で使われている。日本の関西地区では、18年1~4月の間に19万回以上アプリが開かれた。このうち6割が訪日外国人によるものだったという。

 地元タクシー事業向けのドライバー専用アプリでは、配車受付のほか、簡単に合流・迎車ができるようになる。

 淡路島は観光振興に力を入れている。16年4月には「国海の島・淡路」として日本遺産に認定された。日本で最初にできた「国生みの島」として約1300年前の古事記に記述がある。人形浄瑠璃などの伝統文化も強みだ。

 このほか、連綿と続いてきた和食文化がある。淡路島は、平安時代などに朝廷へ食材を献上していた御食国(みけつくに)といわれている。今後は、現代の御食国として世界ブランドの確立を進める。

 一方、島内には課題も多い。人口はピーク時の4割ほどとなり、高齢化率も県下で最も高い。さらに鉄道が無く、路線バスも少ないなど交通網が弱い面がある。

 今回の実験で、交通環境を整え、魅力ある島内をストレス無く巡ってもらえるようにする。訪日外国人が急増するなか、地域経済をけん引する観光を伸ばし、地域活性化をはかる。2022年までに、観光戦略にある外国人宿泊客数15万人の目標達成を目指す方向だ。

豊洲市場の魅力発信へ はとバスと都が協定結ぶ

2018年7月24日(火) 配信

豊洲パース(写真提供:東京都中央卸売市場)

はとバス(中村靖社長)と東京都(小池百合子知事)は7月17日(火)、今年10月に開場する豊洲市場の魅力発信に関する協定を締結した。豊洲市場や豊洲地区のさらなる魅力発信に向けて、相互に連携した取り組みを進める。はとバスは、取り組みの第一弾として、豊洲市場見学ツアーを造成した。

 同コースは、11月からの販売を前に、築地市場と豊洲市場場内を同時に見学できる試験ツアー。東京都中央卸売市場と連携し、豊洲市場を特別に見学するほか、築地市場場内の見学や開発が進む有明、豊洲、晴海地区の船上見学が盛り込まれている。

今しか見られない!築地市場&豊洲市場場内見学ツアー 概要

コース内容:

東京駅(第1便:午前9:20分発/第2便:午前11:20分発)=築地市場・場内(バスに乗車したまま見学)=船上から築地市場・豊洲市場、有明地区を見学=豊洲市場場内見学=東京駅(第1便:午後2:00分着/第2便:午後4:10分着予定)

代金:大人5500 円 、子供(6 歳以上12 歳未満)4500 円

設定日: 7 月25 日(水曜)、8 月14 日(火曜)・15 日(水曜)・16 日(木曜)

予約受付:Webサイトまたは電話予約センター(TEL03-3761-1100)

北海道上川町、大雪 森のガーデンに新エリア「遊びの森」 8月4日(土)プレオープン

2018年7月24日(火) 配信

大雪 森のガーデン内に完成したツリーテラス

大雪山を間近に望む高原にある「大雪 森のガーデン」(北海道上川町)に8月4日(土)、新しいエリア「遊びの森」がプレオープンする。。

 これを記念して8月4日(土)・5日(日)には、「遊びの森ワークショップ」「森の音楽大学」を実施。イベントでは、「遊びの森」に新設する「鳥の目になるテラス」の製作陣によるワークショップや演奏会などさまざまなプログラムを予定している。

大雪 森のガーデン 新エリア「遊びの森」

1)交流体験棟と2つの木琴

遊びの森エリアに復活予定の「森の木琴」

 「遊びの森」に入ると初めに目に入る「交流体験棟」。室内では、セミナーやワークショップなどを行うことができる。テラスには、インビジブル・デザインズ・ラボが製作した「室内向け木琴」が設置されており、大きなオルゴールのような感覚で、持ち手を回すことで木の奏でるやさしい音を楽しむことができる。

 また「北海道ガーデンショー」(2015年開催)の時に、同じくインビジブル・デザインズ・ラボによって製作された「森の木琴」が、「遊びの森」プレオープンに合わせて復活する。階段状に並んだ鍵盤の上から木球を転がすことでやわらかな音を奏でる。森の中を駆け抜ける木球のようすも楽しめる。

 インビジブル・デザインズ・ラボ

 音を中心とした制作会社。「音」という見えないメッセージと「アイディア」という見えないデザインを「見える」様にしていく事を目標に活動する作家集団。音を軸とした物作りでアナログ、デジタルを越えて活動中。

2)鳥の目になるテラス

鳥の目になるテラス

 上川町の魅力を町内外に発信するため2017年に開校した交流型市民大学「大雪山大学」。このプロジェクトの一環として製作したツリーテラスが、「鳥の目になるテラス」だ。プロジェクト監修・ディレクションに木野哲也氏、プロジェクト監修・プロデュースに畠中秀幸氏、実施施工・デザイン設計に木こり集団outwoodsを起用。鳥が木の枝にとまっているのと同じ目線を体感できるツリーテラスをコンセプトに製作した。地元上川町のカラマツの木を伐採するところからスタートし、生い茂る木々と共存するように一つひとつ組み立てた。

これからも進化する“遊びの森”

 このエリアには鳥の目になるテラスの製作過程でできた端材を用いて地元の子供たちと一緒に作った木のベンチが設置されるほか、地元の子供たちが作る鳥の巣箱を各所に設置することで新たな音環境を創りあげていくプロジェクトも展開する。

 9月にはリング型ブランコやハンモックの製作が始まり、高野ランドスケーププランニングが設計するリング型ブランコや、ハンモックが年度内に完成予定。(こちらは2019年度公開予定。)

プレオープン記念イベントを開催

 8月4日(土)・8月5日(日)には、「遊びの森」のプレオープンを記念して、「鳥の目になるテラス」プロジェクトメンバーによるワークショップや演奏会など、さまざまなイベントを実施する。

1)遊びの森ワークショップ

 森のはなし:outwoods陣内雄氏とガーデンスタッフによるガイドツアー。「鳥の目になるテラス」の制作秘話や木々の解説を通じて森について学ぶ。

 まき割り体験:outwoodsを講師に、実際にまき割りを体験できるワークショップです。

 山の仕事の写真展:outwoods山内麻由美氏の写真を通じて、「林業」「森づくり」の活動を身近に感じることができる展示。

2)森の音楽大学

 札幌管楽ゾリステン+HBPアカデミーバンドジョイントコンサート:畠中秀幸氏プロデュースの楽団「札幌管楽ゾリステン」とアマチュアバンド「HBPアカデミーバンド」のコラボ演奏を楽しめる。

 森の音楽解放区:大雪 森のガーデン内の各所でミュージシャンたちが音楽パフォーマンスを繰り広げる。

ガーデンヨガ:奥かおる氏を講師に、ガーデンの気持ちよい風を感じながらヨガを楽しめるイベント。

土湯温泉(福島県)夏休み特別宿泊プランなど、イベントや企画盛りだくさん

2018年7月24日(火) 配信 

土湯温泉の夏は多彩なイベントが行われる

福島県・土湯温泉はこのほど、夏休み特別企画「つちゆ湯愛(ゆめ)エビ釣り体験付きプラン」と、「バイナリー発電所見学とこけしの絵付け体験付きプラン」の予約受け付けを始めた。このほか、豪華賞品が当たる盆踊り大会や、土湯温泉での想い出を#を付けて投稿するインスタグラムコンテストなど、この夏も盛りだくさんのイベントを展開する。

 土湯温泉では、バイナリー発電で生じた冷却水と温泉熱を有効利用して、オニテナガエビを養殖している。長くてきれいなブルーのハサミが特徴だ。人気のエビ釣りでは1人45分間、または3匹釣上げた時点で終了。釣上げたエビは、その場で焼いて食べられる。このエビ釣り体験が付いた、同温泉観光協会の旅館に宿泊するプランは8月26日(日)までの指定日で、大人1人1万2千円(税別)、小学生以下1人9千円(同)~。

こけしの絵付け体験も人気だ

 また、土湯温泉は、遠刈田温泉(宮城県)、鳴子温泉(宮城県)と並ぶ、三大こけし発祥地といわれている。土湯のこけしの特徴を学びながら、オリジナルこけしを描く「こけし絵付け体験」では、でき上がったこけしはお土産として持って帰ることができる。この「こけし絵付け体験」と、バイナリー発電所の見学が宿泊とセットになったプランは、8月24日(金)まで設定している。大人1人1万2千円(税別)、小学生以下1人9千円(同)~。

 詳しくは、土湯温泉観光協会ホームページへ。

池袋・プリンスホテル アニメなどのコンセプトフロア新設

2018年7月24日(火) 配信 

25F 共有空間(イメージ)

サンシャインシティプリンスホテル(奥村剛総支配人、東京・池袋)はこのほど、第3期改装となる25~32 階の客室(297室)の全面改装に伴い、25階にマンガやアニメをテーマに展開する「コンセプトフロア」(仮称)を新設すると発表した。

 同ホテルでは、マンガやアニメなどとコラボレーションしたコンセプトルームの特別宿泊プランを企画販売している。現在のコンセプトルームをさらに進化させたコンセプトフロアの新設で、滞在中は常に好きなものに囲まれて過ごせる空間を、フロア全体で演出。マンガやアニメの聖地として支持の高い池袋エリアと、さらなる連動感を高める。コンセプトフロアは2019年4月オープン予定。

ツインルームA(29・3平方メートル)

 第1期改装は2015年から始まり、客室やロビーエリア、ラウンジ、新規付帯施の改装を実施してきた。今回の第3期改装でホテル全体改装計画が終了する。

 コンセプトフロアの新設に伴い、企業の顧客対応をはじめとするマーケティング活動を支援するサービス会社「りらいあコミュニケーションズ」と業務委託契約を締結。同社が資本業務提携を行っている「Tokyo Otaku Mode Inc.」(TOM)は、Facebookを通して2千万人を超えるアニメ・漫画などの日本文化好きな海外ファンコミュニティを運営している。両社の強みを活用し、新たな切り口でプロモーションを行う。

25F コンセプトフロア エレベーターホール(イメージ)

ホテル概要

所在地:〒170-8440 東京都豊島区東池袋3-1-5

客室数:1,109室  ※改装後、総客室数は変更となる。

各種付帯施設:

 会議室(2室)、ミーティングルーム、ストレッチルーム、ムスリム祈祷室、早朝到着・深夜出発便待合室、コインランドリー

レストラン:

 カフェ&ダイニング Chef’s Palette(1F)、レストラン バイエルン、和食 むさし野、中国料理 古稀殿(B1)

施設:コンビニエンスショップ、パソコン&インターネットコーナー

tel03-3988-1111

url以下のホームページリンクから

「変革と発展をリードする存在に」ジャルパック・江利川新社長

2018年7月24日(火) 配信

江利川宗光社長

6月に新社長に就任したジャルパックの江利川宗光社長は、7月24日(火)に東京都内で開いた下期の商品発表会見のなかで、「34年間、航空業に携わってきた。旅行業は初めてだが、変化と競争の激しい荒波のなかでの経営の舵取りに、良い緊張感と期待感を持っている。ジャルパックを観光業界の変革と発展をリードする輝く存在にしたい」と抱負を語った。

 江利川社長は今後の方向性について、「いたずらに規模を大きくすることは過去もこれからも視野にない。成長と発展を続けるJALグループの旅行会社として、常に新しい価値を生み続けたい」と言及。「業界や社会の変化に恐れずに挑戦していきたい」と意気込んだ。

 各分野については、地方創生や世界との交流への貢献を念頭に、国内旅行事業を通じ、日本人の国内交流人口拡大や地方の魅力発信に努めたいとした。また、海外旅行事業は若年層への喚起に意欲を示した。訪日旅行については「成長の柱として積極的に取り組んでいくが、国や人は双方向交流が望ましい」とし、まずは海外への注力を強調した。

 他方、社内の体制整備に関しては「旅行会社は社員こそが資産。社員に生き生きと活躍してもらうため、人材育成と社内の風土づくりに努めたい」とし、①ワークスタイル変革②健康経営③外部との交流促進――をポイントに挙げた。

 最後に直近5年間の中国駐在経験時のエピソードを紹介しながら、「私は航空業であれ、旅行業であれ、市民と市民が交流する場を創出することは“平和をつくる産業”だと自負している。社員に対しても、我われはビジネスだが、利益を求めるだけではなく、その先に崇高な役割と使命がある。誇りを持って、厳しいときも良いときも取り組んでいこうと訴えている」と理念を語った。

観光庁長官に田端氏 国交省幹部人事

2018年7月24日(火) 配信 

観光庁長官に就く田端浩氏

 国土交通省は7月24日(火)、田村明比古観光庁長官が退任し、6代目観光庁長官に、田端浩国交省審議官を充てるなどの幹部人事を発表した。このほか、水嶋智観光庁次長は海事局長に就く。ともに7月31日(火)発令。

 田端浩氏(たばた・ひろし)1981(昭和56)年東大法卒後、旧運輸省に入省。2002年国交省総合政策局観光部旅行振興課長、09年観光庁観光地域振興部長、11年大臣官房審議官(鉄道局担当)、12年鉄道局次長、13年自動車局長、15年大臣官房長、16年国土交通審議官などを歴任。愛知県出身、61歳。