ビッグローブ、Withコロナ時代の旅の意識を調査 「自家用車の旅」や「少人数の旅」には寛容な姿勢も

2020年9月7日(月) 配信

 BIGLOBE(ビッグローブ)は9月7日(月)、「withコロナ時代のストレスに関する調査」を発表した。新型コロナウイルス感染拡大後の旅行に対する意識などを調べた結果、「自家用車の旅」や「少人数の旅」などへの寛容な姿勢が見えた。全国の20~60代の男女1000人を対象に実施された。

 「新型コロナの流行をきっかけに変化したこと」では、「健康に気をつかうようになった」(33・5%)との回答が最も多かった。次いで、「以前よりお金を使わなくなった」(23・5%)、「仕事のストレスが増えた」(23・1%)、「家庭のストレスが増えた」(20・9%)(複数回答)。

 「withコロナ時代においてどのような旅行なら問題ないと思うか」(複数回答)との問いには、「自家用車での旅」(38・2%)の答えがと約4割を占め、最多に。「少人数の旅」(33・0%)、「アウトドア・キャンプ」(21・5%)も上位にランクした。「在住都道府県内の旅」(20・5%)や、「近隣都道府県までの旅」(17・8%)とマイクロツーリズムに安心を感じる声も挙がった。

 一方で、約3割(29・0%)の人が「いかなる旅行も問題がある」との認識を示した。

 「withコロナ時代に旅行することは他者の目が気になるか」では、「気になる」が40・1%で、「少し気になる」は37・8%と8割近くが他人の目を気にしていることが分かった。「あまり気にならない」は12・9%で、「気にならない」が9・2%。

 「withコロナの状況下で躊躇すること」(複数回答)については、「マスクをしないでの外出」が62・0%で1位。2位は「大人数での外食」(59・4%)となった。3位以降は「つり革や手すりをつかむ」(47・0%)、「公共交通機関の利用」(45・5%)となり、公共交通機関の利用をためらう傾向が強い結果となった。

スポーツ文化ツーリズムアワード2020 公募は10月23日(金)まで 観光庁・スポーツ庁・文化庁

2020年9月7日(月) 配信

観光庁

 観光庁は9月4日(金)から10月23日(金)の期間で、「スポーツ文化ツーリズムアワード2020」に係る募集を行う。スポーツ庁、文化庁と共同で、「スポーツ文化ツーリズム」を推進させる先進的な取り組みや、スポーツ文化ツーリズムの実現を目指す取り組みを発掘し、観光の活性化をはかる。

 申請者は、地方公共団体、観光振興団体、経済団体、スポーツ団体、スポーツコミッション、文化芸術団体、旅行会社等の民間企業、特定非営利活動法人などによる協議体となる。

 ①「スポーツ」と「文化資源」のいずれか、または両方と「観光」が結びついている②国内外の旅行者の増加、長期滞在を促す仕組みや、地域への経済効果波及につながる工夫③地域の活力の着実な増加につながる④過去5年以内に開催されている――の、すべてを満たすイベント・取り組みが応募対象となる。

 同アワードは「スポーツ文化ツーリズム賞」、「スポーツツーリズム賞」、「文化ツーリズム賞」、その他特別賞で構成する。

 審査は、経済効果や地域性のほか、独創性、発信力、安全性、将来性などを個別に評価する。

 公募を行った後、有識者の意見を踏まえて優秀な取り組みを選定・表彰する。

TVアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」とコラボレーション 「サイクル王国やまなし」スタンプラリー 、山梨県富士五湖エリアで開催

2020年9月7日(月) 配信

アニメの世界観を感じながら富士山周辺スポットを周遊し、「サイクル王国やまなし」を満喫

 やまなし観光推進機構(仲田道弘理事長、山梨県甲府市)は11月30日(月)まで、「るるぶFREE山梨’20-’21秋冬」で、テレビアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」とコラボレーションした、「サイクル王国やまなし」スタンプラリーを山梨県富士五湖エリアで展開している。

 国際大会の自転車競技ロードレースのコースにもなっている山梨県富士五湖エリアは、テレビアニメ「弱虫ペダル」シリーズで、1年目のインターハイのコースとして登場する。

 同イベントでは、スタンプラリーポイントを8カ所設置。3カ所のスタンプを集めた参加者先着3000人に、オリジナルポストカード(2枚組)をプレゼントする。

 また、スタンプラリーポイント各所には「弱虫ペダル」キャラクターの等身大パネルが設置されており、スタンプラリーとともにキャラクターとの記念撮影も楽しめる。

等身大パネル

スタンプラリー概要

期間:9月1日(火)~11月30日(月)

スタンプ、等身大パネル設置施設

スタンプ、等身大パネル:

・道の駅どうし

・ゆいの広場ひらり(平野観光案内所)

・道の駅なるさわ ※パネルあり

・みのぶ観光案内所 ※パネルあり

スタンプ:

・山中湖交流プラザきらら

・西湖ネイチャーセンター

・本栖湖観光案内所

・本栖湖 いこいの森キャンプ場

景品交換場所:スタンプ、等身大パネル設置施設

箱根でリゾートワーク 箱根が持つ強みを一まとめにし、新しい働き方に対応した観光を提案

2020年9月7日(月) 配信

新しい働き方に対応した観光も提案

 神奈川県と箱根DMO(箱根町観光協会)は来年3月まで、箱根リゾートワークプロジェクトの実証実験を進めている。

 昨年相次いで発生した自然災害と、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって観光客が減少するなか、ウィズコロナ時代の働き方に対応した宿泊事業者の経営の後押しをするとともに、ワーケーションの推進によって、平日・閑散期の客室稼働率の向上を促すことが狙い。

 期間中、利用者や、宿、企業などに対して、アンケートを実施し、今後の観光施策にもつなげていく。

 箱根町観光協会の佐藤守専務理事は、「東京、神奈川で働いている人がターゲット。温泉や自然など、箱根が持つ強みを一まとめにし、新しい働き方に対応した観光を提案することと、コロナ禍での新しい宿泊形態を作ることが狙い」と語った。

 9月1日(月)からは、リクルートライフスタイル(淺野健社長、東京都千代田区)が運営する旅行予約サイト「じゃらんnet」に箱根リゾートワークの特設サイト「リゾートワークin箱根」を開設した。箱根の魅力と併せてワーケーション向け宿泊プラン「リゾートワーク応援プラン」を紹介する。

 対象期間は、9月1日(火曜日)宿泊分から3月15日(月曜日)宿泊分までで、ワンドリンクサービスなどのお得な特典付や、長期滞在型などさまざまな宿泊プランを用意している。

 神奈川県国際文化観光局観光部国際観光課の三浦昌弘課長は、「県内有数の観光地・箱根は、都心からのアクセスが良く、四季折々の自然や温泉のほか、博物館・美術館など、ワーケーションに適した絶好の環境。今後、ワーケーションの普及に向けては、利用する側の企業の理解が大切であるため、旅行会社と連携することで、彼らがもつ法人顧客に対して周知していきたい」と意図を説明する。

 「ワーケーションは、仕事と余暇で成り立つ。余暇を充実させるために、温泉や美術館など、箱根滞在したくなるコンテンツを発掘し、紹介していきたい」と力を込めた。

観光遺産産業化ファンド 投資第1号は岩手県「遠野ふるさと商社」 地域活性化支援機構

2020年9月7日(月) 配信

観光庁

 地域経済活性化支援機構は8月19日(水)付で、遠野ふるさと商社(杉村亮代表、大里政純代表、岩手県遠野市)に投資した。今回の投資は、「観光遺産産業化ファンド」の第1号案件となる。この支援で、経営基盤強化や人材育成に取り組む。

 また、これと併せて岩手銀行と特定専門家派遣契約を結ぶ。同ファンドからの投資によるハンズオン支援(伴走型支援)と、機構の特定専門家派遣制度を活用する。岩手銀行と連携しながら、「地域商社としての経営基盤強化の支援を行っていく」(同社)。

 加えて、経営基盤強化の支援と、観光地域経営のノウハウを伝え、将来の経営者候補の人材育成を行う。経営者候補には、「機構が培ってきた、観光まちづくり事業体の経営ノウハウ伝授にも取り組んでいく」予定だ。

 同社は、岩手県遠野市の集客拠点である道の駅「遠野風の丘」で産直野菜・物産・飲食店を運営する。そのほか、地域歴史博物館「伝承園」の施設運営や、6次化産業商品の企画・開発・販売を行っている。

 今後、国内有数の生産量を誇るホップや、暮坪かぶなどの地域特産で道の駅の集客力を強化し、地域の物産振興の成長を支援していく。さらに、地域の民族文化と文化施設に「体験」を取り入れて、新たな観光収益モデルを構築し、遠野市の面的活性化を推進していく。

おもてなしで1番になる 「もてなし上手」西川氏が感動サービスを語る ごま書房新社

2020年9月7日(月) 配信

私、『おもてなし』で一番になると決めたからネ 西川丈次・著 ごま書房新社・発行

 ごま書房新社はこのほど、「私、『おもてなし』で一番になると決めたからネ」を9月10日(木)から全国の書店で発売する。本紙でコラム「もてなし上手」を連載する西川丈次氏が自身のホスピタリティ体験をまとめた同書は、ポストコロナに面したサービス業界の「おもてなしのバイブル」として、60のエピソードを収録する。

 1章「寄り添う想いを持っておもてなし」では、お客に真剣に向き合うことで自身の行動がより輝くことを説く。おもてなしをする際の従業員の心構えを9つの体験談を用いて語る。

 2章「気付いていますか? 目の前の『おもてなし行動』に」では、自身が良い客となり、されて嬉しかったサービスや心遣いを気に留めておく大切だと強調する。

 「ビジネスとおもてなしの『目的』を正しく知る」(3章)では、ただのリピーターではなく、ロイヤルリピーター(生涯客)を創客することが、仕事をした成果だと述べている。

 4章の「当たり前を壊して進歩から『進化』へ」では、シェフ自らがお客を観察し手厚いおもてなしを行ったエピソードが語られる。思考停止せずに、「もっと良いおもてなしを」という想いを持ち続け、進化させていく心が大切だと説く。

 5章「『行動』に想いをプラスして『考動』に変える」では、前章のまとめを引き継いで、毎日行っている行動を一度立ち止まって考え、進化させることが大事だと説明する。

 以下6章から10章に渡って、本紙に掲載したコラムのエピソードも収録する。

 人と人とが接する機会の大切さと、人が人を思う心を育てることの重要さを喚起する。

 接客・サービスの翻訳者を称する同氏は「頭の中だけで考えていても1ミリも前進はしない。まずは実践してみること。60の感動エピソードを参考にしていただき、『おもてなしで1番になる』という皆様の応援をしたい」と期待を込める。

 B5判、本文288㌻、本体1400円(税別)。

 問い合わせ=ごま書房新社☏03(3865)8641。

福島県郡山市 市民向けにオンラインセミナー こおりやま街の学校が開校 学校長にソトコト編集長・指出氏が就任

2020年9月7日(月)配信

品川萬里市長(左)から指出一正編集長(右)へ任命状が交付された。

 福島県郡山市は9月4日(金)、地域づくりに関心を持つ市民などを対象に、全国の先進事例を学ぶオンラインセミナー「こおりやま街の学校」を開校した。現在、本校正(参加者)を募集している。

 同日、郡山市内と東京都内の2会場をオンラインで結び、品川萬里市長が学校長に就任するソーシャル&エコマガジン「ソトコト」編集長・指出一正氏に、任命状を交付した。指出氏は「郡山の魅力を伝える伴走者として取り組みます」と意気込みを伝えた。

 今年度9回実施するオンラインセミナーを通じ、全国の地域づくりの先進事例などを学んでいく。参加者同士が語り合い、地域の疑問や課題を解決しながら郡山の魅力を全国に発信する。

 参加対象は60歳未満かつ、(1)郡山市在住(2)仕事や学業で郡山に拠点がある(3)郡山出身のいずれかを満たす人。募集定員は30人で、同校公式WEBサイトで参加を受け付けている。

 本校生のほか、都合やテーマへの興味に合わせ、誰でも参加できる聴講生も都度、募集する。

【福島県】ハワイアンズ 無料送迎バス再開 10月1日(木)から 

2020年9月7日(月)配信

ウォーターパーク

 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズは2020年10月1日(木)から、宿泊者専用無料送迎バス「ハワイアンズエクスプレス」の運行を再開する。

 首都圏を中心に主要各駅から同施設へ運行されるハワイアンズエクスプレスは、移動の負担が大幅に減るとともに、通常約1万円近くかかる交通費が無料になるため好評だ。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3月から休止していたが、十分な感染予防策を講じた上で、約7か月ぶりに再開する。

 再開する路線は、通年で東京便、横浜便、さいたま便、西船橋・松戸便の4路線と10月1日(木)から12月30日(水)の期間限定で、仙台・郡山便の1路線の計5路線。発着地は7カ所となる。

 スパリゾートハワイアンズでは、政府新型コロナウイルス感染症対策本部が公表している「感染拡大予防ガイドライン」に準じることに加え、徹底した感染症防止策を講じている。運行再開にあたっては、車内への空間除菌装置の設置や乗客同士の間隔を確保した配席などを行う。

津田令子の「味のある街」「ソースカツ丼」――ヨーロッパ軒総本店(福井県福井市)

2020年9月6日(日) 配信

ヨーロッパ軒総本店「ソースカツ丼」950円(カツ3枚のせ)▽福井県福井市順化1-7-4▽☎0776(21)4681。

 福井では、カツ丼と注文するとソースカツ丼が出てくる。カツ丼といえば玉子でとじるのが一般的だが、そのようなカツ丼を食べたい場合、玉子カツ丼と注文しなければならない。サクッと揚がった厚過ぎない絶妙な厚さ(8㍉程度)のカツと、秘伝のソースの旨味が忘れられない。

 ソースカツ丼は、1992年に長野県駒ヶ根市が「ソースかつ丼による町おこし」を始めたことで、東京でも提供する店は結構あるのだが、やはりなんといっても福井のそれが知名度、人気ともに群を抜いている。

 ヨーロッパ軒は、1939(昭和14)年創業の老舗洋食店である。店の紹介文によれば、創業者である高畠増太郎氏がドイツの日本人倶楽部で6年間の料理研究の留学を終え、東京で開かれた料理発表会にドイツ仕込みのウスターソースにくぐらせた“ソースカツ丼”を披露したのが始まりだという。以来、福井の名物として知られる。

 ヨーロッパ軒の「ソースカツ丼」が美味しい理由というポスターには、①ソースがちがう②パン粉がちがう③ご飯がうまい――と書かれている。確かにソースはスパイスが利いて甘過ぎず、くぐらせ具合がバッチリなのだ。パン粉は目が細かい特注のものを使い、ソースカツ丼との相性がいい。ご飯は意外に知られていないが、コシヒカリが初めて作られたのは福井の農業試験場である。福井ではどの飲食店に入っても、ご飯が当たり前のように美味しい。流石、米どころ福井と納得させられる。

 通りの角にあるレンガ造りの店は行列ができ、入るとソースの香りに包まれている。しばらくして目の前にソースカツ丼がやってきた。フタを開けると大きなカツが3枚ものっていた。ボリュームも香りも満点だ。

 通はフタにカツを移し、一枚ずつとってご飯とあわせて食べるそうだ。ご飯にもう少しかかっていたらなあと思わせる量のソースがかかっている。地元の人は「この微妙なソースのかかり加減が絶妙なんだ」という。このソース、確かに今までに口にしたことのない絶品だ。一度食べると必ずまた食べたくなる丼ぶりであること間違いなしだ。

(トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

 

「街のデッサン(233)」メディカル・リゾートコンプレックスが日本を救う 医療崩壊を観光資源で支える

2020年9月5日(土) 配信

島型MRCが理想モデル(アマンリゾート)

 ここにきてコロナ感染はなかなか収まりそうもなく、第2波、第3波と呼ばれるような拡大傾向を見せている。社会最大の心配事は、医療崩壊である。

 小池東京都知事は、テレビに顔を出すたびに「大丈夫なように重篤患者から陽性者までの収容容量を用意している」と言っているが、毎日何百人の感染者の数値を聞くと、素人目でも近いうちにベッドやホテルの部屋が底を突き、東京だけでなく全国の医療システム破綻の危惧を感じる。医療関係者の疲弊は極限に達し病院経営は行き詰まり、ボーナスをもらえない看護者は造反する。しかし、この状態を救おうとする手立てはどこにも見当たらない。

 そんな時に頭に浮かぶのは、経済学者・宇沢弘文先生の「社会的共通資本」という考え方だ。宇沢先生は「社会的に大切な機能は、市場原理ではなく行政や民間がしっかり手を組んで、社会的共通資本として運営管理していくことが必要だ」と言い続けてきた。その最大の対象になるものが「医療」と「教育」である。東京や大阪などの大都市から地方の中小都市まで、既存の病院やホテルに声を掛けて地域医療を支えるだけでは、とても対応できない状態が近い。いま必要なのは国が先導し、社会インフラとして全国的に医療システムと施設を既存資源活用に併せ、地域パッチワークとして構築していくことではないだろうか。

 かつて北九州市に末吉與一氏という名物市長がいた。当時の建設省から転出し、重厚長大型の産業集積を米国のピッツバーグをモデルに、環境再生産業など先端産業都市に変貌させて名を馳せた。私は北九州市のコンベンション都市構想を手伝い、末吉市長に知己を得ていたが、ある時市長から「この市は、実は病院とベッド数では人口当たり日本一。それら資源を事業活用できないか」と相談された。私が出した解は「メディカル・リゾート複合体(MRC)」構想であった。

 メディカル・リゾートとは、健康検診や長期の病気療養を地域の観光資源と協奏させ、高度な医療技術を受容しながら時を過ごす医療観光共創都市の構想。その系譜に日本の湯治場、ドイツの温泉療養を主体にしたクアオルトなどがある。現代ではシンガポールが医療ツーリズム都市を目指している。日本の何カ所かに、観光保養地などをベースに長期でコロナなど感染性の強い病気でも、完璧な自立疫学態勢で対応するリゾート複合を創出する。この構想は、知恵を絞り目前の社会崩壊と難儀する観光地を救済するものだ。

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。