クラツー、感染予防策講じたツアー新ブランドのPR促進へ ロゴマークも制定

2020年9月9日(水) 配信

新芽を象徴するロゴマーク

 クラブツーリズム(酒井博社長)はこのほど、3密を避けるなど新型コロナウイルス感染予防策を講じた新しいツアーブランド「クラブツーリズム ニュースタイル」のPRを促進する。“新芽”を模したロゴマークを新たに制定したほか、東北大学ナレッジキャストの村田裕之氏と連携し、情報発信などを展開する。ウィズコロナ時代に、新たな旅のカタチを広く浸透させていく。

 6月に販売を始めた同ツアーは①3密対策②接触対策③飛沫対策④体調管理――の感染予防策を軸に、厳しい独自ガイドラインに沿ったツアー企画を行っている。同社が提供する添乗員付きツアーは、行動を共にする参加者が明確であり、お客の健康状態を把握しながら旅程管理できるのが強みとなる。

 ロゴマークのデザインは、大地に根を張り成長する“新芽”を象徴。企業理念である「旅を通して『出会い』『感動』『学び』『健康』『やすらぎ』の種をまき、よろこびに満ちた社会を花開かせていく」に基づいている。

 PRは、東北大学ナレッジキャストの常務取締役で、東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター特任教授である村田氏の助言を受けながら、ホームページやカタログなどで積極的に行っていく。

77%が「キャンピングカーは感染防止に有用」 「テレワーク」の回答も 日本RV協会

2020年9月9日(水) 配信

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 日本RV協会(降籏貴史会長)はこのほど、キャンピングカーを持つユーザーと興味を持っている人に対し、「緊急事態宣言下におけるキャンピングカーの利用方法」のアンケートを行ったところ、「テレワーク」、「自宅キャンプ」との回答が得られた。くるま旅において、「新型コロナウイルス感染防止に有用」の回答もあり、旅行・観光業への業績回復には「キャンピングカーが有用」が77%と、期待が寄せられている。【馬場 遥】

 

調査結果

 同調査は、6月18日(木)~7月17日(金)の期間で、全国の日本RV協会ホームページ閲覧者に、Webアンケートを行った。

 この結果、キャンピングカーの所有率は88・5%だった。国内キャンピングカーの所有台数は2018年に11万2500台だったが、翌19年では11万9400台と純増した。

 調査内で「キャンピングカーを所有している」と答えた人のうち、緊急事態宣言が発令されてから「キャンピングカーを使った」と答えた人は78・6%だった。

 利用方法は、「メンテナンスをした」(41・5%)が最も多かった。

 「車両を動かさず、車内で過ごした」人も17・9%みられたほか、「リモートワーク」、「テレワークに使用した」など、仕事に関する自由回答が多く寄せられた。

 同協会は、「アウトドアレジャーのツールとしてだけではなく、集中できる在宅勤務の場所としても今後注目が集まる」と予想する。

 新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言の発令でキャンピングカー自体に対する考え方が「変わった」と答えた人は85・0%。そのなかで、「移動のツール、旅の休憩、宿泊場所として大変に便利」とポジティブな回答が多かった。

 キャンピングカーでの旅・観光は「3密を避けられる」が88・5%と回答率が非常に高かった。

感染拡大の打撃を受けた観光・旅行・飲食業などの業績回復を見込み、7月22日(水)からGo Toトラベルキャンペーンが実施されたことにも触れ、「キャンピングカーでの旅行は、業績回復に寄与するか」の質問を行ったところ、「はい」と答えた人が77・0%にのぼった。

 同社はアンケート結果を受けて、車内でテレワークができたり、3密を極力防ぎながら旅行ができたりと、「キャンピングカーは緊急事態宣言下でも活躍の余地が大いにある」と総括し、「コロナ禍収束後は、思う存分くるま旅を楽しんでいただきたい」と期待を寄せる。

77%が「キャンピングカーでの旅は業績回復に寄与する」と答えた

8月の宿泊業倒産4件 2カ月連続で1ケタに Go Toの効果で経営に影響も 東京商工リサーチ調べ

2020年9月9日(水) 配信

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 東京商工リサーチがこのほど発表した2020年8月の宿泊業倒産は4件(前年同月は4件)となった。8月としては19年に並び、過去20年間で最少。2カ月連続で1ケタに抑えられた。同社は、新型コロナウイルス禍対策の持続化給付金や、民間金融機関の返済猶予など、資金繰り支援策が「功を奏した」と見る。これに加え、Go Toトラベルキャンペーンの効果が観光業の経営を左右する見通しだ。【馬場 遥】

 

8月の宿泊業・旅行業の倒産概況

 宿泊業の8月の負債総額は29億円(前年同月は6億5100万円)と、2カ月ぶりに前年同月を上回った。負債10億円以上の倒産が2件発生し、負債総額を押し上げた。

 形態別では破産が3件、特別清算1件。

 地区別では北海道、関東、中部、九州で各1件となった。

 おもな倒産事例として下田海南荘(静岡県下田市)が、7月29日(水)に特別清算開始決定を受けた。負債総額は約14億3千万円となった。当地で代表的な旅館「黒船ホテル」を運営していた。客室総数50室すべてがオーシャンビューで人気を博し、1984年12月期には約15億円の売上高を挙げていた。伊豆半島の観光衰退で赤字計上が頻発し、ホテルの改装資金の借入金などで返済負担が重く、株主総会の決議により6月24日(水)に解散した。

 別府温泉の観光ホテルであるホテル三泉閣(大分県別府市)は、8月21日(金)に破産申請をした。負債総額は約10億円。景気低迷や別府観光の衰退で売上が落ち込み、2000年以降は年間売上高が8億円を割り込むようになった。20年1月期にはラグビーワールドカップの影響で約6億3千万円の売上高を確保したが、ホテル設備の老朽化による改装などで債務超過に陥っていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響があり、事業継続を断念した。

 一方、旅行業の8月の倒産は1件で、2カ月連続で前年同月と同数だった。1~8月の累計倒産件数は18件(前年同期は17件)となり、若干ながら前年を上回って推移している。

 負債総額は2億5千万円(前年同月は2億円)で、2か月ぶりに前年を上回った。

 同社は、海外渡航制限の緩和が進まないなか、海外旅行を主体として扱う旅行会社に「厳しい業況に晒されている」と懸念を示した。

 飲食業(1~8月の新型コロナ関係の破綻数66件)と宿泊業(45件)に比べて、旅行業は比較的低く抑えられているが、今後コロナ禍の収束が長引くほど「経営が行き詰まる会社が増え、自主廃業を含んだ破綻が増加する」(同社)と危惧している。

【参加無料】北海道くしろ地域がオンラインツアー グルメと映像で感動の旅へ

2020年9月9日(水)配信

 ウェルカム道東道!!オールくしろ魅力発信協議会は、Web上で北海道くしろ地域を巡るガイド付き動画を見ながら、エリアのグルメを楽しむバーチャルモニターツアーの参加者を募集している。参加料金は無料。

 ツアーは、完全走破!夏のくしろ弾丸ツアー(約45分)とアイヌ文化が香る温泉旅(約45分)の2コース。タレントの青山千景さんが、バスガイドもできるボールペン画家・原田香苗さんの案内でくしろ地域を巡り、魅力を紹介する。

 夏のくしろ弾丸ツアーの受付は9月15日(火)まで。参加すると「厚岸産生かき(かきえもん)」と「鶴居村ナチュラルチーズ」のセットが9月25日ごろに届く。アイヌ文化が香る温泉旅の受付は10月20日まで。「くしろ銘菓ゆうひ」と「くりーむ童話アイスクリーム」が楽しめる。発送は10月30日(金)の予定。商品到着から1週間以内に動画を視聴し、アンケートに答える。両コースとも募集は30人。応募者多数の場合は抽選で参加者を決める。

群馬県南牧村と連携協定を締結、古民家再生協会群馬

2020年9月9日(水)配信

記念撮影する田島理事長(左)、長谷川最定南牧村長(中)、井上顧問(右/全国古民家再生協会)

 古民家の再生・空き家の活用事業を行う古民家再生協会群馬(群馬県伊勢崎市、田島正章代表理事)は2020年9月3日(木)、群馬県南牧村(なんもくむら)と「南牧村古民家活用に関する連携・協力協定」を締結した。

 2006年10月から高齢化率が全国1位となっている南牧村。14年5月に民間シンクタンク「日本創生会議」が発表した「消滅可能性都市」のなかで「最も消滅可能性が高い」と指摘されている。急増する村内の空き家問題や地域の活性化をはかるため、連携・協力協定を締結した。古民家再生協会群馬の田島理事長は、「古民家の利活用で関係人口増加や経済の活性化をはかり、日本一の限界集落が日本一訪れてみたい村までの肩書になるという目標を掲げ、努力していきたい」と語った。

本格中華料理を船上で ロイヤルウイング(神奈川県)

2020年9月8日(火) 配信

 横浜の美しい景色と本格中国料理が楽しめるレストラン船「ロイヤルウイング」は、横浜港内を2時間弱かけて運航しています。

 船は、クルーズ客船を改修して使用しており、外観に「瀬戸内海の女王」と呼ばれていたころの面影を見ることができます。

 7月中旬からは、「県内生産者さん応援キャンペーン」を実施しています。毎週土曜日のバイキング限定で、神奈川県認定の「かながわブランド」に登録された食材を使った特別料理が楽しめます。

 9月19日(土)までは、湘南しらすと、佐島の地だこを使用。9月26日(土)からは、湘南ちがさき牛を使用したメニューを取りそろえます。

コロナ対策

 乗船時には、お客様にマスクの着用と検温、手指消毒、靴底消毒などへのご協力をお願いしています。

 船内バイキング会場は、料理を取る部屋と食事をする部屋を分けています。

 料理が並ぶ部屋に入る際は、手袋とマスクを着用いただき、人数を制限したうえで入室していただいています。

ハート描く航路を進む船旅 シンフォニークルーズ(東京都)

2020年9月8日(火) 配信

 「シーライン東京」は、レストラン船「シンフォニー」を1日4クルーズ、365日運航しています。

 日の出桟橋を出航後、レインボーブリッジの下を通過し東京ゲートブリッジ、羽田空港を巡ります。レインボーブリッジと東京ゲートブリッジの二つの橋をくぐれるのは、シンフォニーだけ。上空から見ると航路がハートの形になることから、「恋人の聖地サテライト」に選定されています。

 東京湾の夜景をバッグにチャーター船でジャズの生演奏が楽しめる「ジャズナイトクルーズ」や、船を満喫できる2食付、6時間のロングクルーズ「大航海クルーズ」など、さまざまな企画も実施しています。

コロナ対策

 ご乗船の方には検温、手指のアルコール消毒、マスクの着用をお願いしております。受付時や乗船時、レストランのお席も、ソーシャルディスタンスの確保に取り組んでいます。
 

開放的なオープンデッキ

 航行中は船内でのお食事だけではなく、開放的なオープンデッキからの景色もぜひお楽しみください。

三溪園 9月29日(火)まで入園料を割り引き 「トラベラーズチョイス」6年連続受賞を記念

2020年9月8日(火) 配信

三渓園

 三溪園(神奈川県横浜市)は9月29日(火)まで、入園料割り引きキャンペーンを展開している。

 旅行者からシェアされた口コミや評価などに基づき、優れた施設や観光地などに贈られる旅行サイト「トリップアドバイザー」の「トラベラーズチョイス2020」を受賞した同園。今回のキャンペーンは、6年連続で同賞を受賞したことを記念し、来園者への感謝を込め企画された。

 三溪園は、生糸貿易により財を成した実業家、原三溪が1906年に開園した日本庭園。敷地内には、京都や鎌倉などから集められた歴史的建造物17棟が配置されており、臨春閣や旧燈明寺三重塔など10棟は重要文化財に指定されている。

 また同園は9月30~10月4日、園内旧燈明時本堂で観月会を開催する。

 琵琶、筝曲といった日本の伝統音楽に加え、サックスとピアノの演奏、バロック音楽、三溪園ゆかりのインド人タゴールが作り上げたタゴールソングとシタールの上演が行われる。

「より悲観的な回復シナリオ」を選ぶ日本のCEO 新しい働き方には消極的 世界のCEO意識調査(日本生産性本部)

2020年9月8日(火) 配信

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 日本生産性本部(茂木友三郎会長)は9月3日(木)、コンファレンスボード(スティーブ・オドランド社長)と協働した「世界経営幹部意識調査」で、新型コロナウイルス禍が企業経営に与える長期的な影響や変化に対する経営幹部の意識を分析した。他地域と比べ日本のCEOは、より悲観的な回復シナリオを選ぶ回答が目立った。テレワークやビデオ会議などの新しい働き方には消極的で、欧米に比べ意識の差がみられた。【馬場 遥】

 

「ポストコロナの世界と企業経営」調査レポート

 今回の調査は「新型コロナウイルス後の世界をどう考えるか」をテーマに、各国の経営幹部(44カ国1316人、うち日本は155人)を対象に、5~6月の期間で実施された。同本部は、日本国内での調査をもとに、全世界CEO606人(日本95人含む)を抜粋して、日本と他地域のCEOの特徴を比較・分析したレポートを作成した。

 国内経済回復シナリオ予想について世界のCEOの42%がU字型(2020年第4四半期に回復)、32%がL字型(21年以降もしくはそれ以降に回復)、16%がW字型(20年後半に再度経済の緊縮が予想される)となった。一方で、日本のCEOは自国の経済に関して、49%とほぼ半数がL字型を予想し(U字型26%、W字型23%)、より悲観的な傾向がみられた。

 自社の収益回復時期は「21年以降」と日本CEOの74%が回答し、米国(73%)や欧州(76%)と同じ傾向にあった。

 

テレワークに消極的な日本

 企業経営に与える長期的影響については、世界・日本の約半数が「デジタル主導組織への変革ペースを速める」と回答した。ポストコロナにおいて多くのCEOが「変革の機会と捉えていることが分かる」(同社)。米国や欧州と比べ、多くの日本CEOが「顧客嗜好変化を捉えるためビジネスモデルを再考」(58・7%)と回答したのが特徴的だ。

 コスト管理の強化と予算削減について、日本CEOは、「人間の仕事の機械化」(23・6%)、「一時的で柔軟な労働力の活用」(21・4%)を欧米CEOより多く選択している(欧米14%以下)。一方で、「ビデオ会議による出張削減」(日本27・1%、米国55・9%、欧米47・5%)、「テレワーク増加に伴うオフィススペース削減」(日本10・1%、米国26・3%、欧州20・6%)の回答は、他地域と比較して少なかった。

 同社は、日本でも世界においても、仕事や生活への欲求が変化し、それに伴って柔軟な働き方の実現を模索していると現状を分析した。人的資源管理において、「時差勤務など新しい働き方を採用」した日本のCEOは64・0%で、世界のCEO(35・1%)と比べ多い結果となった。

 一方で、世界のCEOの32・8%が「在宅勤務、テレワーク勤務者の増加」、31・6%が「機動的なプロジェクトチームによる業務遂行」を挙げているが、日本はそれぞれ20・2%、24・7%と相対的に低かった。

 

労務管理には積極的な日本

日本CEO24・7%が選択した「デジタルを活用した従業員管理の強化」は、米国2・0%、欧州6・3%、世界11・4%と、他地域では回答率が低かった。世界と比べ、同社は「労務管理に対する意識の差が浮き彫りになった」とまとめた。

 CEOの多く(世界63・5%、日本70・1%)が、「顧客、従業員、サプライヤー、コミュニティ、株主など、すべてのステークホルダー(利害関係者)の利益のために、企業ミッションを再定義すること」を、ポストコロナの課題として挙げた。

 コロナ危機によってグローバル化が後退するとの見方が広がるなかで、日本では59・8%が「人々の動向が変化し、密集した年からより開放的な郊外や、さらに離れた準郊外へ移動する」を選択した。

 

東京都内最大アパホテル 高層タワー型31階建て アパホテル&リゾート両国タワー

2020年9月8日(火) 配信

アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉外観

 アパホテル(元谷芙美子社長)は9月7日(月)、アパホテル&リゾート両国駅タワー(東京都墨田区)が開業1カ月を迎えた記念に、見学会を兼ねてアパ社長カレー無料試食会を行った。同ホテルは高層タワー型で、客室が全1111室の地上31階建てとなっている。

 客室は全室禁煙で、無料Wi-Fiを備える。シングル・ダブル・ツインルームの標準客室のほか、スイートルーム、ラグジュアリーツイン、クイーンベッドルームなど、全11種類の客室タイプを用意する。

 直営レストランの4階「ラ・ベンダ」では、60種類以上の朝食ビュッフェを提供する。料理を取りに行く際は、マスクと使い捨ての手袋の着用を義務付ける。

 最上階31階の鉄板焼「THE七海」では、隅田川や、東京を望む景色と共に鉄板料理を楽しむことができる。東京スカイツリーを見上げながら食事ができる個室も準備する。

 そのほか、大浴殿・露天風呂、最上階展望プール、フィットネス、カフェ、コンビニ――などの施設を有する。

 8種類のスマホ決済にも対応するチェックイン機に加え、クレジット決済に特化した小型の卓上型チェックイン機を導入しており、非接触チェックイン・チェックアウト処理を行う。

 JR総武線「両国駅」から徒歩3分。

ラグジュアリーツインルーム内装
鉄板焼「THE七海」個室からは東京スカイツリーが見える