旅の資金は1000万円 地域の知られざる魅力を発信するアンバサダー募集 積水ハウス

2021年4月15日(木) 配信

道の駅と隣接したホテルのイメージ

 積水ハウス(仲井嘉浩社長、大阪府大阪市)は6月30日(水)まで、道の駅とそこに隣接するホテルを拠点に、地域の知られざる魅力を発信する「TRIP BASE STYLE アンバサダー」を募集している。

 活動資金は1000万円で、道の駅周辺の観光資源を活用し、自身の考える「TRIP BASE STYLE」を体現すること、活動内容をSNS(交流サイト)などを使って発信することがミッションとなる。任期は1年間。

 応募条件は、「TRIP BASE STYLE」に賛同・共感し、旅先でさまざまな過ごし方を試したい20歳以上の人で、日本語でのコミュニケーションが可能なら国籍は問わない。活動期間は、2022年2月ごろから1年間を予定している。

 アンバサダーには、「日本を元気にしたい」「本業が旅人、副業で普段の仕事をしてみたい」「毎日違うところに住みたい」「1000万円を基に夢にチャレンジしたい」など、自由で自分らしい旅、旅を通じて全国各地の隠れた魅力を発見・発信したい人が求められる。

 「TRIP BASE STYLE」は、積水ハウスとマリオットが提案する新しい旅のカタチで、道の駅に隣接するホテルを拠点に地域の魅力を体感しながら渡り歩いていく旅のスタイル。コンセプトは「未知なるニッポンをクエストしよう」を掲げる。地方創生事業として「Trip Base 道の駅プロジェクト」を全国各地で展開している。

全旅連青年部とJALが連携へ 現役CAが接客のノウハウを伝える

2021年4月15日(木) 配信

(中央左)日本航空の中原太氏、(中央右)全旅連青年部の鈴木治彦氏

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(鈴木治彦部長、岡山県・名泉鍵湯 奥津荘)と日本航空(JAL、赤坂祐二社長)は4月15日(木)、国内旅行やインバウンド需要の回復に向けた地域活性化を目的に、連携協定を結んだ。

 JALが4月8日(木)に発表した「JALビジネスキャリアサポート」で、全旅連に加盟する旅館やホテルが地域ごとに連携し、サービス品質の向上を目指す。また、研修での交流を通じ、各地域で連携強化をはかる。

 締結式の冒頭あいさつで、鈴木部長は「昨年11月に青年部から提案をさせていただいたのがきっかけ。新型コロナウイルス禍の今だからこそできることを『コロナレガシー』と考えて、他の業界とお互い手を取り合いたいと思った。日本のホスピタリティ文化を継承し、海外に発信するため、日本航空さんと力を合わせていきたい」と意気込んだ。

 JAL総合政策センターの中原太センター長は、「青年部連携協定を結べたことを嬉しく思う。日本航空で60年以上にわたり培ってきたノウハウやサービスを、青年部加盟の旅館やホテルの皆さんにお伝えすることで、人材育成とサービス向上に役立てていただければ」と語った。

JALマナーレッスンのようす

 その後に行われたJALマナーレッスンでは、現役客室乗務員の森山真千子氏が講師となって、ワークショップ形式で青年部員14人に研修を行った。

 おもてなしの精神や、多様性を理解するために非言語コミュニケーションとしてジェスチャーや笑顔を用いるなど、JALの客室乗務員が普段の業務で実践している内容をレクチャーした。

 マナーレッスンの受講者は、「一流のサービスについて学べる機会が得られてとても光栄。日本のお客様にも海外のお客様にも、個々人に合ったおもてなしを提供していきたいと思った」(福島県・岳温泉 お宿 花かんざし、二瓶明子社長)と感想を述べた。

 同事業の第1弾は今年5月に、岩手県・雫石町の旅館・ホテルで行われる予定だ。

映画「ゾッキ」公開記念 蒲郡でロケ地巡りツアー

2021年4月15日(木) 配信

ツアーは撮影秘話や驚きの仕掛けが満載

 愛知県はこのほど、全国で公開中の映画「ゾッキ」のロケ地、蒲郡市を巡るロケ地ツアーを実施すると発表した。ツアーは4月17~5月30日の週末に開催する。

 映画「ゾッキ」は愛知県蒲郡市出身の漫画家、大橋裕之氏の初期短編集「ゾッキA」「ゾッキB」を原作に、俳優の竹中直人氏と山田孝之氏、齊藤工氏の3人が共同監督を務め、1本の長編映画としてまとめ上げた作品。

 ロケ地となった蒲郡市では、映画「ゾッキ」の公開を記念し、さまざまなコラボレーション企画を展開している。

 その一環として実施するロケ地巡りツアーでは、撮影に携わった地元ガイドによる撮影秘話が聞けたり、実際に使用した映画備品を使用して監督・出演者になりきって映画のワンシーンを再現したりと、同映画の世界を体感することができる。

 また、4月17、18日の2日間限定で、ヘリコプターに乗ってゾッキの街を一望するプランも実施。蒲郡市内の57の店舗では、映画公開を記念し考案されたゾッキカラーである緑・オレンジ色を使ったオリジナルメニュー「ゾッキグルメ」を販売する。

蒲郡ゾッキグルメ

ハワイアンズがグランピング事業に参入 「マウナヴィレッジ」2021年7月オープン

2021年4月15日(木)配信

グランテントタイプ全景(イメージ)

 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズは2021年7月に、グランピング施設「マウナヴィレッジ」をオープンする。

 スパリゾートハワイアンズ・ゴルフコース内に開業する。ビーチのにぎわいのなかで水遊びを満喫できるスパリゾートハワイアンズとは対照的に、ハワイの山での過ごし方をイメージし、上質なアウトドア体験を提供する。5張のグランテントと3棟のウッドキャビンの計8棟を新設する。

 グランテントタイプは、テントごとにテイストが異なる5張。内装は、フットスローなどにフラガールの衣装と同じ生地を使い、南国テイストを演出する。さらにハワイ直輸入の雑貨もそろえた。ウッドキャビンタイプは、木のぬくもりを感じられる優しい空間。エアコンやトイレ・シャワーを完備しているので、快適に過ごすことができる。

 夕食は各棟に設置しているバーベキューコンロで楽しむこだわりディナーを。柔らかな肉質、風味豊かでまろやかな味で知られる福島牛や川俣軍鶏など、福島県産の食材をたん能できる。デザートには、ハワイアンパンケーキも用意する。地元で人気のバゲットパンを使ったこだわりの朝食は、パンをそのまま食べるも、サンドウィッチにして食べるもアレンジは好み次第。眺めのいいプライベートなウッドデッキで、大自然を感じながら楽しめる。

 利用料金は、グランテントタイプ(定員2人)の場合2万1450円(1泊2食付、税込、1人当たり)から、ウッドキャビンタイプ(定員4人)は3万2450円(同)から。いずれもスパリゾートハワイアンズ入場券2日分が付いている。

ハウステンボス、博多湾クルーズの「マリエラ」取得 大村湾で結婚式場などとして活用

2021年4月15日(木) 配信

ハウステンボスリゾートシップ「マリエラ」。レストラン船としても利用する

 ハウステンボス(坂口克彦社長、長崎県佐世保市)は7月10日(土)から、西日本鉄道から取得した博多湾クルーズ「マリエラ」を大村湾(長崎県長崎市)などで就航する。

 同船はハウステンボスリゾートシップ「マリエラ」として、結婚式場やパーティ会場、レストラン船の正餐・ブュッフェ会場のほか、花火観覧クルーズなどとして活用される。乗船店員は150人。コロナ禍では100人までの利用を推奨する。

チャーター便でタイへの海外旅行気分を味わう JALやNAAが企画

2021年4月15日(木) 配信

成田周遊チャーターの第3弾はタイ

 日本航空(JAL、赤坂祐二)とタイ国政府観光庁(セークサン・スィープライワン東京事務所長)、ジャルパック(江利川宗光社長)、成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は、5月15日(土)に「チャーターDE海外旅行気分を満喫!~タイ~」を実施する。成田周遊チャーターの第3弾。抽選応募受付は4月16日(金)の午後2時から。

 タイは、“微笑みの国”といわれ、ホスピタリティーにあふれる国。歴史とモダンが混在する首都バンコクをはじめ、世界遺産のアユタヤやスコータイ、北部の古都チェンマイなど山のリゾートや「タイ12の秘宝」と呼ばれる地方都市など、観光名所が多い。また、東部や南部のビーチリゾートはそれぞれに異なった魅力があり、手つかずの自然が残る島々がある。

 ミシュランの星を獲得したレストランがあるなど“美食の国”としても注目を集めているほか、ショッピングやスパ・タイ古式マッサージ、ゴルフ、マラソン、マリンスポーツなどバラエティに富んだアクティビティも楽しめる。

 今回は現地への旅行が難しいなか、タイの魅力を感じながら旅行気分を味わえるようさまざまなコンテンツを用意した。搭乗ゲートではタイ伝統舞踊を披露。機内では、タイをイメージした特別な機内食に加えて、タイにまつわるグッズなどが当たる機内抽選会も実施する。

 そのほか、過去の「チャーターDE 海外旅行気分を満喫!」でも好評という、成田空港内の一般公開していないエリアをバスで周る「成田空港スペシャルバスツアー」もオプショナルツアーとして設定する。

 なお、次回の「チャーターDE 海外旅行気分を満喫!」はオーストラリアを予定している。

クラツー、映画「ヒノマルソウル」をより楽しむオンラインツアー販売 主人公の実在モデルも登場

2021年4月15日(木) 配信

映画の公開を記念し、オンラインツアーを実施

 クラブツーリズム(酒井博社長)は4月13日(火)、長野五輪の金メダルを陰で支えたテストジャンパーを描いた映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(配給:東宝)をより楽しむため、さまざまな企画を盛り込んだオンラインツアーを売り出した。

 主人公のモデルとなった西方仁也さんをゲストに招き、当時の思い出などについて語ってもらうほか、映画の舞台となった長野県・白馬村からの中継も交えて白馬の魅力に迫る。

 映画公開初日の5月7日(金)限定で実施する同ツアーは、クラブツーリズムが進める異業種連携の一環で行われる。登壇者は西方さんのほか、司会者にあべこうじさん(吉本興業)、白馬ナビゲーターにこてつさん(同)、もう中学生さん(同)も加わる。

 参加費は1人1000円で、Web会議システム「Zoom」を利用する。ツアーは、5月7日(金)午後1時~2時30分に実施する(コース番号:ILB650-990)。

鉄道ルームで鉄博を満喫 ザロイヤルパークホテル京都梅小路

2021年4月15日(木) 配信

鉄道ルーム

 ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路(小林義和総支配人、京都府京都市)は4月23日(金)から、「鉄道ルーム+鉄道博物館で列車を満喫!朝食付プラン」を売り出す。同ホテルは、2021年3月12日(金)に開業したばかりの新しい施設。「京都鉄道博物館」から徒歩約2分と観光に便利な立地だ。
 
 同プランは、「京都鉄道博物館」を満喫できるよう、ホテルスタッフが企画。博物館のチケットはもちろん、ホテルの部屋にはN700系とドクターイエロー、500系の大きなパネルや鉄道模型、新幹線型の抱き枕など、鉄道好きの子供が喜ぶ要素を盛り込んだ。
 
 さらに、大人も楽しめるゲーム機「電車でGO! PLUG & PLAY」を用意したほか、子供には部屋に仕掛けられたクイズラリーの正解数に応じて鉄道グッズをプレゼントする。同ホテルは「鉄道イベントへの参加や鉄道を使った旅がなかなかできない今、ホテルと鉄道博物館で、お子様の“鉄分”を補給してはいかがでしょうか」とアピールする。
 
 宿泊期間は、2021年4月24日(土)~9月30日(木)。料金は、スーペリアツイン(27.5平米)が2人利用で18,000円~、3人利用で25,200円~、コーナーデラックスツイン(37.4平米)は2人利用で21,200円~、3人利用で28,200円~。いずれも1室当たりの料金で、朝食付き、税・サービス料込み。
 

黒部峡谷鉄道、2021年5月に創立50周年 記念乗車券販売やイベントを企画

2021年4月15日(木)配信

宇奈月駅を出発したトロッコ電車が最初に渡る真紅の鉄橋「新山彦橋」

 富山県の黒部峡谷トロッコ電車は、2021年5月4日(祝・火)に創立50周年を迎えることから、「創立50周年記念事業」として記念乗車券の販売やイベントを開催する。

 4月20日(火)~11月30日(火)まで、宇奈月駅-欅平駅間で記念ロゴの入ったヘッドマーク付き列車を、1日6往復程度、毎日運行する。また、開業当時の木製の切符を模して制作したヒノキの乗車券と、過去に使用していた硬券乗車券(3枚組)がセットになった記念乗車券セットを販売する。

 このほか、北信越5県(富山・石川・福井・新潟・長野)の在住者を対象に、宇奈月駅―欅平駅 往復乗車券が3割引になる「北信越デー」(5月11日(火)~7月21日(水))や、小学生の乗車が無料になる「夏休みこどもデー」(7月22日(木)~8月31日(火))などの記念割引も企画している。

星野リゾート・星野代表 Go To再開へ提言「ワクチン接種者対象に」 

2021年4月15日(木) 配信

星野佳路代表。「ワクチン接種はスタッフの安心につながる」と話した

 星野リゾート(長野県・軽井沢町)の星野佳路代表は4月14日(水)の会見で、「Go Toトラベルキャンペーン」の再開条件に、「ワクチン接種者を対象にすべき」など5つの提言を発表した。

 「ワクチン接種率が低い日本で、接種を促せる」ほか、「スタッフの安心につながる」との理由を示した。

 宿の作業の単純さと継続性を基本的な考えとする同提言では「割引額の上限8千円」も提案した。「Go To終了後、消費者が値上げ感を抱き、旅行を控える」危機感からだ。

 補助率の段階的な低減のほか、土日と平日で割引率に差をつける案には「作業が煩雑になる」とし、見合わせを求めた。

 Go Toに関わらず十分な需要を獲得でき、混雑緩和も見込めるため、3日以上の連休は対象外とする案も示した。

 今後の開業予定として、6月4日(金)に「界 別府」(大分県別府市)、5月13日(木)にOMO5沖縄那覇(沖縄県那覇市)をオープンすると発表した。

 「界 別府」のコンセプトは「ドラマッティク温泉旅館」。館内には、別府温泉街にある土産店や石畳の路地をイメージしたほか、手湯を楽しめる湯の広場を設ける。

界 別府の湯の広場。コンセプトは「ドラマティック温泉街」

 さらに、時間によって宿の雰囲気を変えようと、昼は温泉文化を体感するアクティビティ、夜は夜店をイメージした空間を演出する。

 全70室の客室からは別府湾を望むことができる。アクセスは別府駅から徒歩で約10分。

 OMO5沖縄那覇は、同グループ初の那覇市内への進出について、飛行機の発着時間の都合や低価格のニーズが多いことなど消極的な理由から「選ばれる那覇での滞在時間を楽しく感じてもらえるプラン」を売り出す。

OMO5沖縄那覇の玄関。消極的な理由の宿泊者が多いという那覇で楽しいプランを販売する

 具体的には、友人のようなガイドOMOレンジャーが地元のスーパーで土産や、裏国際通りで異国感を味わえるというスポットを案内する。那覇空港から車で約 10分の場所に位置する。