クラブツーリズム、旅行代金1人1000円の「ひとり旅体験ツアー」

2025年4月7日(月) 配信

1人1000円の旅行代金で参加できる「ひとり旅体験ツアー」

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)は4月1日(火)から、同社のツアーに参加したことのない人を対象に、1人1000円の旅行代金で参加できる「ひとり旅体験ツアー」を売り出した。

 同社は「ひとり旅」を1997年からスタート。24年度の国内1人旅は約1300コースを発売し、過去最高だった23年度比で18%増と好調に推移している。参加者からは「バス座席を1人で2席利用できるのが魅力」「気ままに予定を組める」「参加者全員が1人参加だから気兼ねなく参加できる」など好評だという。

 今回の1人1000円の「ひとり旅体験ツアー」は、上野を出発し、皇居・国会議事堂・東京タワーなど東京の中心部の名所を、車窓観光ドライブで巡る約50分のバスツアー。「バス座席1人2席利用」を体験できるほか、バス車内では添乗員がクラブツーリズムの「ひとり旅」の魅力を紹介する。

 また、ツアー中にクラブツーリズムLINEお友だち登録をすると、次回ツアーでご利用できる500円分のWEBクーポンがもらえる。設定期間は25年5~7月まで。

じゃらん調べ、海外に誇れる春絶景ランキング 1位は「新倉山浅間公園」

2025年4月7日(月)配信

1位の「新倉山浅間公園」(山梨県)

 リクルートが運営する旅行情報サイト「じゃらんニュース」はこのほど、「春絶景」に関するアンケート調査を基にした「じゃらん 海外に誇れる春絶景ランキング」を発表した。1位は山梨県の「新倉山浅間公園」が輝き、2位に京都府の「天橋立」、3位に栃木県の「あしかがフラワーパーク」が選ばれた。

 同社によると、1位の「新倉山浅間公園」は、富士山と五重の塔、桜が織りなす日本ならではの圧巻の春絶景が堪能できるスポット。2位の「天橋立」は日本三景のひとつで、白砂と松並木が続く絶景が広がり、春は桜とのコラボも楽しめる。続く3位の「あしかがフラワーパーク」は、春になると樹齢160年を超える大藤など350本以上の藤が咲き誇る。

 ランキングの上位10位は次の通り。

▽1位=新倉山浅間公園(山梨県、桜の見ごろ4月上旬~中旬)

▽2位=天橋立(京都府、同3月下旬~4月上旬)

▽3位=あしかがフラワーパーク(栃木県、藤の見ごろ例年 4月中旬~5月中旬)

▽4位=五稜郭公園(北海道、桜の見ごろ例年4月下旬~5月上旬)

▽5位=弘前公園(青森県、同4月中旬~5月上旬)

▽6位=花桃の里(長野県、花桃の見ごろ4月中旬~下旬)

▽7位=国営ひたち海浜公園(茨城県、ネモフィラの見ごろ4月中旬~5月上旬)

▽8位=鳴門海峡の渦潮(兵庫県、渦潮の見ごろ4月中旬~下旬、5月中旬~下旬)

▽9位=富士本栖湖リゾート「富士芝桜まつり」(山梨県、芝桜の見ごろ例年 4月中旬~5月下旬)

▽10位=浜野浦の棚田(佐賀県、見ごろ4月下旬~5月上旬)

 調査は2025年2月14日(金)~17日(月)までの4日間、47都道府県在住の20~50代を対象にインターネットで実施した。有効回答数は1041人。

クラブツーリズム×大阪観光大学山本ゼミ共同企画 地元大学生が観光客の移動をサポートする「大阪・関西万博ツアー」販売

2025年4月7日(月) 配信

@Expo 2025 APPROVAL TR00005-27

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都江東区)と、大阪観光大学観光学部山本ゼミ(山本剛准教授、大阪府・熊取町)は共同で、地元の大学生が観光客の移動をサポートする「いっしょに電車de OSAKA 朝活プロジェクト」をツアーに組み込んだ大阪・関西万博ツアーを販売する。

 同ツアーでは、行程2日目の朝、大阪観光大学の学生が実体験に基づいた案内を目指す「学生万博マイスター」として、宿泊ホテルから「大阪・関西万博」の会場入口となる地下鉄夢洲駅まで、参加者をエスコートする。

 「学生万博マイスター」が教えてくれるのは、単に移動方法に留まらず、先行して見学している会場内のおすすめパビリオンや、お客との雑談を通じて大阪在住の学生がイチ押しの食事スポットなども案内する。

大阪観光大学の学生と山本剛准教授(左端)

 山本ゼミに所属する3~4年生20 人が交代で担当し、学生1 人に付き5 人程度を案内。移動時間に地元の学生とコミュニケーションをはかることで、「より深く大阪を知り、万博を楽しめるのでは」(同社)としている。

 一方、「学生万博マイスター」の活動は山本ゼミの授業の一環であり、学生には「観光ビジネスの理解」と「リアルな旅行客との接点」の絶好の場となる。

 クラブツーリズム出身の山本准教授は、「AI に置き換えられない観光スキルとは、アドリブ対応力をベースにした雑談力と情報提供力にあると考える」とし、「それらを融合させた観光客満足の獲得と、教室では到底できない現場での実践によって、観光業界を目指す学生たちが大きく育つ機会になれば嬉しい」と語る。

 ツアー名は「クラブツーリズム×大阪観光大学 特別企画 地元の観光大学生が2日目、会場までの移動をサポート 大阪・関西万博3日間」。期間は6~9 月まで設定。旅行代金は7万9900 円~8万4900 円。

小田急百貨店新宿店「イタリア展」開催 4月9日(水)~14日(月)まで

2025年4月7日(月) 配信

プレゼント企画も実施

 小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)は4月9日(水)~14日(月)まで、7階イベントスペースで「イタリア展」を開催する。午前10時~午後8時、最終日は午後5時まで。

 サルシッチャや、パテなどのグルメと、ワインショップ「エノテカ」厳選のワインを展開。このほか、インテリアや革製品から、イタリア伝統のアクセサリーやカメオも販売する。

 期間中にイタリア展で1レシート5000円(税込)以上購入すると、各日先着50人に「3-PLYペーパーナプキン5枚入り(1点)」をプレゼントする企画を実施する。

中部国際空港セントレア「美ら島直行便2025春夏」CP 25年4月14日(月)〜7月31日(木)まで実施

2025年4月7日(月) 配信

「美ら島直行便2025春夏」キャンペーン

 中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は沖縄路線(那覇、宮古島、石垣島)への直行便の搭乗促進を目的に、2025年4月14日(月)〜7月31日(木)まで「美ら島直行便2025春夏」キャンペーンを実施する。CP期間中、セントレアから美ら島(那覇、宮古島、石垣島)への直行便を利用すると、沖縄のハンバーガーショップ「A&W」の店舗でルートビアフロートがプレゼントされる特典が付く。

 「美ら島直行便」CPは、2022年度からプレゼント内容を変更して過去4回実施。前回は24年10月21日~25年2月28日にかけて、3362人が利用している。

「土岐市 春の美濃焼大陶器市」4月19(土)・20(日)日の2日間、イオンモール土岐駐車場で開催

2025年4月7日(月) 配信

 美濃焼大陶器市実行委員会(運営:土岐市陶磁器卸商業協同組合、安藤浩市代表、岐阜県土岐市)は4月19(土)・20(日)日の2日間、イオンモール土岐 駐車場C(土岐市土岐津町土岐口1372番地の1)で「土岐市 春の美濃焼大陶器市」を開く。

 今年は陶器市に加え、イオンシネマ土岐オープンイベントや、ワールド・ドリームサーカス土岐公演、第6回土岐メダカ祭りも同時開催。イベント期間中に税込1000円以上購入すると、焼物が当たるガラガラ抽選会も実施する。

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 土岐市内の陶磁器商社やメーカーが参加し、選りすぐりの逸品を展示・販売。伝統的な美濃焼の作品から、現代のライフスタイルにマッチするモダンデザインまで、多彩な陶器が一堂に会する。「実際に手に取って質感や色合いを確かめられる貴重な機会となっております」(同実行委員会)としている。

人気温泉地ランキング 熱海が11年連続トップに(楽天トラベル)

2025年4月7日(月) 配信

熱海温泉

 楽天トラベルはこのほど、「2024年 年間人気温泉地ランキング」を発表した。1位は熱海温泉(静岡県)、2位は別府温泉(大分県)と11年連続で1位、2位を獲得。3位は那須温泉(栃木県)、4位が草津温泉(群馬県)、5位は白浜温泉(和歌山県)となった。

 調査は楽天トラベルに登録している全国の温泉地を対象に、24年1月1日(月)~12月31日(火)の期間中における宿泊者の人泊数を集計した。

 熱海温泉は、24年も自家製のジェラートやパフェなどを提供する飲食店の開業が相次ぐなか、男女2人や子供連れの利用が多く、年代別では30~40代や20代以下の若年層における利用シェアが高かった。

 2位の別府温泉では、複数の宿泊施設が大規模なリニューアルを行ったことが話題となり、注目を集めたという。また、24年12月上旬時点の訪日外国人の予約泊数は前年同期比約1.4倍。

 3位の那須温泉は、3年連続で3位にランクインした。那須高原やテーマパーク、牧場など観光スポットが多数あり、年間を通じて人気だった。

GW旅行動向見通し、国内は減少傾向に 物価高や混雑回避が響く(JTB調べ)

2025年4月7日(月)配信 

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  JTBは4月3日(木)、ゴールデンウイーク(4月25日~5月7日)の旅行動向見通しを発表した。これによると、GWの総旅行者数は前年同期比6.9%減の2345万人、総旅行消費額が同3.9%減の9855億円と減少傾向を見込む。

 国内旅行では、旅行者数が同7.2%減の2290万人、平均旅行費用は同1.4%増の3万6600円、旅行消費額が同6.0%減の8381億円と推計。旅行者数は物価高騰や家計の事情、混雑を避けて旅行時期をずらす傾向もあってやや減少、平均旅行費用は物価高などの影響で微増する見通しだ。行先は居住地域外に分散傾向、鉄道や航空機などを利用した遠方への旅行の増加に伴い、日数も増加傾向にあると予想している。

 アンケート調査によると、旅行出発日のピークは、「5月3日(19.6%)」、次いで「4月26日(11.6%)」。前半の飛び石連休、後半の4連休がピークとみられる。

 旅行日数で最多は「1泊2日(33.5%)」だが、前年から4.3㌽減。一方で、「3泊4日(19.8%)」は2.7㌽増など、3泊以上は計5.5㌽増となった。

 旅行先の最多は「関東(22.3%)」、次いで「近畿(17.1%)」、「九州(9.7%)」となった。出かける場所として気になっているところは、「自然が楽しめる場所(国立公園や花畑など)(24.5%)」、次点で「自然が楽しめる場所(登山やアウトドアなど)(14.8%)」。

海外旅行は増加基調、行先は二極化傾向に

 海外旅行では、旅行者数が同10.0%増の55万人、平均旅行費用は同0.4%減の26万8000円、旅行消費額が同9.6%増の1474億円と推計する。旅行者数は国際線航空便の段階的な回復や一部の層の収入増、需要促進のためのキャンペーンなどの影響により、前年より増加を見込んだ。平均旅行費用は引き続き円安や物価高の影響を受け前年並み。行先は韓国・台湾などの近場が人気だが、欧米豪など遠方へ長期に旅行する傾向が相応にみられ、二極化傾向とみている。

 旅行出発日のピークは、「4月24日(15.0%)」、次いで「4月25日(13.3%)」、「4月26日(10.6%)」と「5月3日(10.6%)」が同率となった。

 旅行日数は「3泊4日(29.2%)」が最も多く、次いで「2泊3日(14.2%)」と「5泊6日(14.2%)」が同率。行先は上位から「韓国(25.7%)」、「台湾(14.2%)」、「東南アジア(10.6%)」の順となり、比較的近距離で安価な旅行先が人気である一方で、次いでヨーロッパがハワイと並び、遠距離のニーズも一定数あるとみている。

星野リゾート入社式 今年は496人の新入社員迎える 恒例の「手形の契り」も実施

2025年4月7日(月) 配信

星野リゾート入社式恒例の「手形の契り」

 星野リゾート(星野佳路代表)は4月3日(391人)と8日(105人)に分けて、北海道、青森県、長野県、大阪府、沖縄県の5拠点で入社式を実施、今年は496人の新入社員を迎える。

 同社入社式の恒例イベントは、2003年から行われている「契りの会」。星野代表や配属施設のスタッフから新入社員に向けて、応援メッセージと歓迎の川柳が送られる。新入社員は返歌を詠んだあと、手のひらに絵の具を浸して未来への決意を込めて、手形を押す「手形の契り」を結ぶ。

 この手形には同社が社員に対し、法律上の雇用関係だけではなく、ときには法律を越えてスタッフを助けるという約束と、スタッフがこれからの研修を通して学ぶ組織の文化に寄与するという意味が込められているという。

 新入社員は4日間の研修「Warm-up-Camp」を通じてホテル運営や組織の価値観を学び、全国各地の施設に着任する。

津田令子の「味のある街」「イケふくろーる」――カフェMOGA(東京都豊島区)

2025年4月6日(日) 配信

カフェMOGAのロールケーキ「イケふくろーる」500円▽東京都豊島区南長﨑4丁目12-20▽03(4400)8085。

 トキワ荘まんがミュージアムにほど近い豊島区南長崎の住宅街に昨年11月、障害者のアート作品を常設展示する「ギフテッドアート美術館MOGA」がオープンした。障害者アートに魅せられた洋菓子研究家の小島令子さんらが奔走し多くの方々に作品を見てもらいたいとの願いから開設にこぎ着けたという。

 「心に響くたくさんの作品が集まりました。実際にご覧いただき、作品から生き様を感じとっていただければ嬉しいです」と美術館を運営する一般社団法人「むすび」の代表理事・大石明恵さんは満面の笑みで話す。

 展示されている作品は、ホームページで作品を募ってコンテストを開催し、百貨店や公共施設の一角を借りて応募作品を展示してこられた。当初、応募作品は60点ほどだったが、年を追うごとに増え、今では全国から約300点以上が集まるようになった。展示スペースの確保が課題となり、「常設展示できる場所はないか」と考えたのが美術館開設のきっかけだったと振り返る。美術館の名前は、「天からの授かりもの」を意味するという。

 美術館に併設された「カフェMOGA」は、アートを鑑賞しながらゆっくりくつろげる居心地のいいカフェだ。池袋のシンボルでもあるフクロウのマークが可愛らしいオリジナルのロールケーキ「イケふくろーるケーキ」は超人気。ふわふわの生地にほどよい甘さのクリームがたっぷり入っていてSNS映えも抜群だ。丁寧にいれてくださるホットココアや自家製シロップで作る「南長崎ジンジャエール」は甘さを抑えスパイスを効かせたシュワシュワ感に満ち溢れたドリンクだ。大石さんは「爽やかなフレバーが大人気のオリジナルブレンドティー『小島家の紅茶』など、ここでしか味わえないメニューをご用意していますのでお気軽にお立ち寄りください」と語る。

 5月10日から18日まで、さいたま市民の日記念事業の一環で行われるイベント「楽描き展」~ユーモアに溢れる作品たち。自由な発想が生み出した奇跡~に、出展されるという。この機会にぜひ足を運んでみたい。

(トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。