京都丹後鉄道「進撃の巨人」コラボ、海を走るラッピング列車

2023年8月3日(木) 配信

「海を走る、進撃の丹鉄」キービジュアル

 京都丹後鉄道(丹鉄)を運行するWILLER TRAINS(飯島徹社長、京都府宮津市)は、TVアニメ「進撃の巨人」とのコラボレーション企画「海を走る、進撃の丹鉄」を実施する。8月8日(火)~12月9日(土)まで、同作品のキャラクターをデザインしたラッピング列車を運行する。

車両ラッピングのイメージ

 ラッピング列車は、外装にエレンやリヴァイなどの登場キャラクターたちと、同作品の中でも象徴的に登場する“海”をイメージしたデザインを描いた。内装も特別なデザインを施し、車窓からの絶景と合わせて車内でも作品の世界観を楽しめる演出を行うとした。運行区間は宮舞線・宮豊線の西舞鶴駅~豊岡駅。

 あわせて、オリジナル特典付き乗車券「海の京都を走る“進撃号”運行記念一日乗車券」を販売する。販売期間は前期と後期に分かれ、それぞれの期間で異なる乗車券のデザインと特典が付く。前期の特典はオリジナルアクリルキーホルダーとなり、特典と乗車券面には、美しい海岸線と京都丹後鉄道を背景にエレンやリヴァイたちが描かれる。後期の乗車券面デザインと特典は、後日発表を予定している。

内装イメージ

 前期分は8月8日(火)、9日(水)の午前9時~午後零時に宮津駅多目的ホールで先行販売を行い、8月10日(木)~10月6日(金)までの通常販売は福知山駅、西舞鶴駅、宮津駅、天橋立駅、豊岡駅で行う。後期分は10月7日(土)、8日(日)の午前10時から西駅交流センターのイベント会場で先行販売を行い、10月9日(月)~12月9日(土)までの通常販売は前期と同様に各駅で行う。

 オリジナル特典付き乗車券は大人2500円、子供2000円。同社公式オンラインショップでも販売を予定する。

 10月7日(土)から、ミニキャラの描きおろしビジュアルを使用したオリジナルグッズも、宮津駅と天橋立駅で販売。同社公式オンラインショップでも10月9日(月)から販売する。

 このほか、期間中には一部の丹鉄の主要駅をはじめとした沿線にある関連施設に、「進撃の巨人」キャラクターパネルを設置する計画だ。

エアージャパン、来年2月に成田ーバンコク線を就航 航空券の販売開始

2023年8月3日(木)  配信

峯口秀喜社長(中央)

 ANAグループの新航空会社、エアージャパン(峯口秀喜社長)は8月2日(水)、同社ブランド「Air Japan」として2024年2月9日から成田―バンコク線を就航すると発表した。片道の最低運賃は1万5500円に設定し、同日から日本発の航空券の販売を開始した。旺盛なタイからのインバウンドをターゲットに、グループで取り込めていなかった新たな需要を獲得したい考え。運航は週6便。

 峯口社長は「19年にタイから日本に訪れた人は130万人を超え、大きな市場だ。日本人もタイは好きな国。双方の需要を狙う」と語った。

 同社はグループのフルサービスキャリア(FSC)である全日本空輸(ANA)と、ローコストキャリア(LCC)のピーチ・アビエーション(Peach)の利点を取り入れた「ハイブリッドエアライン」として新たなモデルの確立を目指している。特徴として、安全性やサービス、シートの快適性はFSCと同等レベルを提供する一方、中長距離路線でありながら手ごろな運賃体系を提案。選択肢を増やし、グループ全体で幅広いニーズに応えていく。

 運賃プランは3種類用意する。需要に応じて変動するダイナミックプライシングだが、2歳以上6歳以下の小児は全プランとも定額。燃油サーチャージはいずれも不要。「Simple(シンプル)」は1万5500円からで、有料オプションサービスは含まれない。小児は8千円で、事前座席指定(1500円まで)が含まれる。

 「Standard(スタンダード)」は1万9200円から、小児は1万590円。1500円までの事前座席指定ができるほか、23㌔までの手荷物1つを預けられる。 

 「Selected(セレクティッド)」は2万3800円から、小児が1万5300円。3千円までの事前座席指定と、預入手荷物2個、機内食がつく。

 なお、前方67席までの座席指定でソフトドリンクが飲み放題になる。

 同社の魅力としては「日本らしさ」を挙げる。峯口社長は「例えばハワイアン航空では機内に入った瞬間からハワイを感じられるように、エアージャパンに乗ったときから日本を感じていただきたい」と述べた。

 そこで力を入れるのは、「空から日本の美味しさの発信」をコンセプトに据える有料サービスの機内食だ。現役の客室乗務員8人が主体となり、機内で得られた嗜好の傾向や生の声を生かし、メニューを企画・開発した。事前購入メニューとして、現地の嗜好を踏まえた「親子丼」や、握りと手毬、巻き、稲荷と4種の寿司が楽しめるオリジナルの寿司セットなど、13種類を用意した。機内食は紙製の容器で提供し、脱プラスチックで環境にも配慮する。

空から日本の美味しさを発信する機内食

 今後の展開については、来年度中に週7便のデイリー運航を目指す。25年までに機材を6機そろえ、ピーチとの接続なども考え関西空港の就航も視野に入れる。峯口社長は「今後、アジアからのインバウンドはまだまだ伸びる。グループ全体でしっかりと需要を取り込んでいくのが使命」とし、「アジアでの存在感を示していきたい」と意気込んだ。

 タイでは8月下旬に発表会見を予定しており、現地の日本企業などとタイアップしながらプロモーションを行い、認知度拡大をはかっていく。

高知県が大阪市内にアンテナショップ、カツオや地酒など約400品目販売

2023年8月3日(木) 配信

高知県の豊かな食の魅力を発信

 高知県は7月28日(土)、関西初出店となるアンテナショップ「まるごと高知inあべのハルカス」を、あべのハルカス近鉄本店(大阪府大阪市)内に開設した。2024年1月3日(水)までの期間限定出店となる。

 同店のウィング館2階の一画(約100平方㍍)に設け、ワラ焼きカツオタタキセット(冷凍)や地酒、スイーツ、菓子など約400品目を販売する。

 県と近鉄グループホールディングス(都司尚社長、大阪府大阪市)は、県産品の販売拡大や観光客の相互誘客などを目的として連携協定を締結している。

 また、県が公募した「令和5年度関西地区販売促進事業委託業務」は、アド近鉄(杉本昌弘社長、同)が受託しており、今回のアンテナショップ開設は、その取り組みの第1弾となる。

淡路島・サンプラザ、庭園大浴場とフィンランド式サウナ開業

2023年8月3日(木) 配信

海を望む庭園大浴場「遊湯」

 兵庫県洲本市の洲本温泉の淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ(樫本文昭社長)は7月31日(月)、庭園大浴場「遊湯(ゆゆ)」とフィンランド式サウナを開業した。

 敷地内庭園の一画に2階建ての新棟を建て、2階に海を望む開放的な大浴場を整備した。浴室内は約45平方㍍で、20人ほどが入れる広さ。大きな窓から吹き抜ける爽やかな海風を感じながら、入浴を楽しめる。男女の入れ替え制で、夜は女性、朝は男性用として運用する。

 1階にはフィンランド式サウナ(約15平方㍍)を備えた。水着着用の混浴型で、熱した石にアロマ水をかけ蒸気を発生させるロウリュが楽しめる。屋外には水風呂と、今夏リニューアルしたガーデンプールも備わる。

ロウリュが楽しめるフィンランド式サウナ

 開業日には旅行会社や取引業者などを招き、内覧会を開いた。発生させた蒸気をタオルであおぐ「アウフグース」の世界大会で上位入賞を果たすなど、日本を代表するアウフギーサー(熱波師)の1人、五塔熱子さんが駆け付け、開業記念のアウフグースを披露した。

 樫本社長は「長年、要望の大きかった海を望む大浴場をようやく作ることができた。ブームのロウリュ式サウナも併設した。サウナは今後も設備投資を続けていく」と説明。「淡路島は環境に恵まれ各社が積極的な投資を続けている。2025年の大阪・関西万博を控え、淡路島が盛り上がるなか、我われもその流れに乗り遅れないよう今後も努力していく」と意気込みを語った。

樫本文昭社長

食をテーマにシンガポールへの旅を訴求 STBが3者とコラボCP

2023年8月3日(木) 配信

STBのセリーン・タン北アジア局長(左)、エアトリの大石崇徳会長

 シンガポール政府観光局(STB)は8月から「食」をテーマにした各種キャンペーンを始めた。CPはオンライン旅行会社のエアトリインターナショナル、スーパーマーケットの成城石井、ユーチューブを中心に活動する動画クリエイター集団の「MrFuji from Japan」の3者とコラボレーション。異色の組み合わせながら、それぞれが相乗効果を生むようリアルとデジタルの両面で、シンガポールへの旅を訴求していく。

 8月1日(火)に開いた会見で、同政府観光局のセリーン・タン北アジア局長は、コロナからの回復状況について、2023年に入り、シンガポールから日本への入国者数はすでに19年の水準を超え、相互交流は7割まで回復していると報告。一方、日本からシンガポールへの訪問者は19年比で約4割となっていることから、「シンガポールへ食の旅にお出かけいただくCPを開始する」と述べた。

 今回、3本柱でCPを展開することについて、大石洋介シニアマネージャーは、旅の需要を喚起し、予約まで完結する「“コンシューマージャーニー”を網羅する組み合わせ」と自信を見せた。

 第1弾は、8月1日からエアトリのサイト内で特設ページを設置。現地で役立つ情報を発信する。また、グループ会社が運営する旅行メディア「トリップエディター」では、「食」の最新情報などをレポートする。

 エアトリの大石崇徳会長は「シンガポールには子会社もある。グループとしてシンガポールへの旅を盛り上げていき、観光業が元気になるように力添えしたい」とし、「エアトリとしては予約につなげていけるよう、トリップエディターと相互に連携していく」と意気込んだ。

フーディ・パーソナリティに任命された成城石井の原昭彦社長(右)

 また、第2弾として成城石井で8月4日(金)から約1カ月、「シンガポールフェア2023」を実施。全国の店舗でシンガポール風総菜・デザート10品を販売する。今回は5回目のフェア開催となるが、現地へ何度も足を運び、シンガポール食の研究を重ねている原昭彦社長は、「まだ紹介できるものが多い」とシンガポールの食の奥深さや魅力をアピールした。なお、原社長は同日の会見で「フーディ・パーソナリティ」にも任命された。

 8月下旬からは第3弾の企画として、「MrFuji from Japan」が独自の視点でシンガポールの食の魅力を紹介する動画を配信予定だ。多国籍文化のシンガポールの魅力を伝えるうえで、各国出身のメンバーで構成する同クリエイターとの親和性が高いことから、今回コラボを決定した。動画の公開に先立ち、8月14日(月)からSTB公式フェイスブックで予告動画を掲載する。

霧島国際ホテル キッズルーム新設 11月リニューアル先駆け

2023年8月3日(木)配信

キッズデラックスルーム

 鹿児島県・霧島温泉郷にある霧島国際ホテルは、今年11月のリニューアルオープンに先駆け、8月1日に「キッズルーム」と「霧島キッズパーク」などを先行オープンした。

 「キッズデラックスルーム」は、室内にテントや2段ベッドなどを配したファミリー向けのコンセプトルーム。室内には、家族みんなで楽しめる鹿児島のすごろくやカルタ、小さな子供向けの遊具なども備えており、大人も子供もワクワクできる遊び心あふれる客室となっている。合わせて、大人のグループ旅に最適な、シックで落ち着いたインテリアが特徴の「デラックストリプルルーム」も設けた。

 1階に新設した「霧島キッズパーク」は、宿泊客が無料で利用できる子供向けプレイルーム。年齢ごとにアクティブ、ごっこ遊び、ベビーの3つのエリアに分かれており、それぞれ木をモチーフにした霧島らしい遊具やアイテムを用意。安全に楽しく遊べる空間となっている。

 また、同じく1階には、厳選された霧島ブランドの特産品や工芸品などをそろえたショップ「霧島湯けむりマルシェ」をオープン。2階には、ソファを配し、霧島や鹿児島にちなんだ本や写真集などが並ぶミニライブラリーを備えたくつろぎの空間「リラックスエリア」も新設した。

 同館では、今年5月から耐震補強や館内の改修工事を行っており、11月上旬には、リニューアルオープンする予定。

【ANTA支部長から~届けメッセージ~】福井県支部 野地敏行支部長 地元旅行業者の将来像

2023年8月3日(木) 配信

 先ごろ発表された「レジャー白書2023」速報版でも旅行景気の回復が出ておりましたが、我われ旅行会社の取り扱いが増えたと実感していません。

 昨年度の大手旅行会社の決算をみても、本業以外の委託業務での収入が貢献しており、まだまだ回復半ばの感があります。我われ中小の旅行会社はホールセール商品が少なくなり、ダイナミックパッケージに取って変わられ、コミッションで経営できる雰囲気ではなくなってきました。

 個人消費者もかなりの割合でOTA(オンライン旅行会社)に流れていることを実感します。これまでのような営業ではなかなか立ち行かないと感じますが、我われの強みは、やはり地元に根づいたお客さんとのつながりではないでしょうか。

 「あなたにお願いしたい」とおっしゃっていただけるファンを1人でも多く増やし、ネットでは味わえない旅行計画の楽しみをお伝えできるようにしたいものです。

 我われの経験や知識をしっかりとお伝えすれば、まだまだ活路はあると信じています。決してネット社会に目を背けるわけではありませんが、大手やOTAと同じことをしていても、マンパワーや経済力で勝てるはずもなく、得意分野でしっかり足固めすることが大切かと思います。

 ANTA本部も、㈱全旅も色々なかたちでサポートを考えていただいておりますので、我われとしては財務基盤をしっかりと固め、団体旅行復活に備えたいと考えます。

 24年3月に、いよいよ我が故郷・福井県に新幹線がやって参ります。たくさんの方がお越しいただけると思いますし、我われも皆さんのところへ出掛ける機会が多くなると思います。県と連携して、着地型の商品造成も福井県旅行業協会では造成しておりますので、ぜひご利用いただけるとうれしく思います。

国際興業、バイオマススリッパ開発 プラ新法施行で宿への導入目指す

2023年8月2日(水) 配信

バイオマススリッパ

 バスやホテル、旅行事業などを展開する国際興業(南正人社長、東京都中央区 )はこのほど、木材パルプを主成分にしたバイオマススリッパを売り出した。昨年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法(プラ新法)」で宿泊事業者は、プラスチックごみの排出の抑制を求められていることを受け、生地に木材パルプを主成分とした植物由来の新素材「キナリトLEAF」を用いた。

 同社はホテルやリゾートホテルなどの宿泊施設のほか、エアライン、観光列車、
観光バス、ゴルフ場、スパ・サウナ施設などへの導入を想定している。

 バイオマススリッパは、空気を多く含んだエアレイド不織布を使用したことで、包み込まれるような履き心地を実現したという。お風呂上りにも利用してもらおうと、給水可能な木材パルプを用いた。エンドユーザーへの商品説明としてプレート POP も用意している。

皇居千鳥ヶ淵灯ろう流し 国内外から約8700人が参加(千代田区)

2023年8月2日(水) 配信

皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流しイメージ

 東京都千代田区(樋口高顕区長)と千代田区観光協会(藤井隆太会長)は7月26(水)~27日(木)、「皇居千鳥ヶ淵 灯ろう流し」を開いた。国内外から2日間で、前年比1・5倍の約8700人が来場した。また、ボートから水上へ流す「船上贈り灯」には約2100組の申し込みがあり、抽選で選ばれた120組が参加した。

 このイベントは、戦後の荒廃した人々の心を癒そうと1958(昭和33)年に始まった。今年のテーマは「過去から未来、千代田区から世界へ。人々の心をひとつに繋ぐ」。

 オープニングセレモニーで登壇した樋口区長は、「千代田区の夏の風物詩であるこの灯ろう流しは、約60年の歴史がある。長かったコロナ禍もようやく落ち着きを見せ始めているなかで、願いを託した灯ろうを水面に浮かべていただき、想いを馳せてもらいたい」とあいさつした。

城西国際大学山本ゼミ、学生が千葉の食材で新たなメニュー開発 今年も「チバピザ」予選会を開く

2023年8月2日(水) 配信

山本剛助教(左)とプレゼンする学生

 城西国際大学観光学部の山本ゼミ(千葉東金キャンパス)は7月27日(木)、千葉市内の大多喜ガスショールームBeEで、学生による「チバピザ」新メニュー開発の予選会を開いた。

 千葉県内の観光地における「旅ナカ食」の現状は、「なめろうや、海鮮丼など生魚のイメージが強く、同じようなメニューばかりに固執しつつある」と分析。そこで、山本剛助教は「千葉県産の食材で、千葉に来た観光客が喜ぶ新たなピザメニューを作ろう」と、観光学部の3年生が中心になって、メニュー開発の試みがスタートした。

 昨年に引き続き、ピザに焦点を絞ったのは、さまざまな食材を盛り込むことが可能である利点に加え、火を通すことで、「子供や外国人旅行者などあらゆる層に楽しんでもらえる」(山本助教)ためだ。

 今回は6つのチームに分かれ、それぞれ2種類の計12種類のピザを仕上げた。

 学生たちは、自分たちが作ったピザの食材を調達した過程の苦労や、地産地消へのこだわりなどを10分間のプレゼンテーションでアピール。観光関係者らで構成される審査員は試食しながら採点した。また、地元・大多喜ガスのスタッフら参加者も投票に参加した。

 猪や鹿などのジビエや、エディブルフラワーやピーナッツに加え、クジラやハマグリ、さらには未利用魚としてハンマーヘッドシャークなどを地元の漁師と交渉してゲットするなど、食材は多種にわたった。

 審査の結果、唯一の4年生グループが開発した「~とろ~りカリッと~新食感ピザ」がグランプリに輝いた。

 細かく切ったベーコン軟骨と、フルーティーなからすざんしょうを絡めた「甘じょっぱさとカリッとした食感」が好評を得た。

「チバピザ」の新メニューを開発した学生たち

 山本助教は「ここにいる学生はコロナ禍と重なり、“オンライン授業世代”。地元の農家さんや漁師さんに無料で食材をいただくための交渉などを経験したことで、大きな成長を感じる」とイベントの意義を説明した。

 今後はテイクアウト需要にも対応するため、「観光地で真空&冷凍販売を目指したい」(山本助教)とし、外部食品加工企業によるOEM生産にも視野に入れている。