JALのHPにホームアウェイ物件を掲載 3千マイルのプレゼントCPも実施

2019年5月28日(火) 配信

木村支社長(左)と下瀬部長。ハワイへの送り込みを強化する

 ホームアウェイ(木村奈津子日本支社長)と日本航空(赤坂祐二社長)は5月23日(木)に、戦略的パートーナシップを組んだ。日本航空のウェブサイトに、ホームアウェイが扱う国内外約200万軒のバケーションレンタル物件を掲載し、200円につき1マイルが還元される。

 併せて、両社はハワイへの日本人送客に関する共同施策も実施する。同施策はハワイの物件を7月31日までに、予約完了した先着1千人に、3千マイルをプレゼントするものだ。

 同日、東京都内で開いた発表会でホームアウェイの木村日本支社長は、ハワイ施策の実施理由について「ハワイはファミリーやグループ需要が多いことと、リピート率の高さがホームアウェイの扱う物件にマッチするため」と説明した。バケーションレンタルは1棟貸しなので、シティホテルより1人当たりの宿泊費が安価。キッチンがついているので、食費を安く抑えられる。同社の調査によると、ハワイの日本人観光客のうち、38.1%はファミリー層で、他地域と比較して最も多い。また、直近5年で3回以上ハワイに訪れたリピーターのうち約46%が、バケーションレンタルを利用している。リピート率はアメリカ本土、中国に次ぐ第3位となる。

 木村支社長は「民泊新法が2018年6月に施行されて、日本人の民泊への認知は上がったが、利用は限定的。バケーションレンタルという新しいカテゴリーを認知し、多くの人に利用してもらいたい」と話した。

掲載物件の一例

 続いて、日本航空のWeb販売部の下瀬浩史部長が登壇した。「多様化するハワイ滞在のニーズに応えたい。リピーターには、さらにリピートしてもらいたい」(下瀬部長)と実施意図を説明した。また、同社にとってハワイは、初めて日本から国際線を就航させた場所であり、「我われにとってアイデンティティ」(下瀬部長)という。ホームアウェイの物件をウェブサイトに掲載することで、新しいハワイの過ごし方を提案し、利用者数の増加を狙う。

ホームアウェイのハワイ物件は、オアフ島のホノルルやハワイ島、マウイ島などハワイすべての地域を掲載している。60平米以上の広い部屋やオーシャンビュー、プール、ジャグジーなどを設けている。

バケーションレンタルとは 

 1棟貸しの民泊物件。ホテルや旅館と違い、プライベートな空間を保つ。同社の物件は、地方やリゾート地などに多く、ファミリーやグループの利用が多い。アメリカで、別荘を利用しない間、新聞広告で利用を募ったことが始まり。

NAA新社長に前観光庁長官の田村明比古氏

2019年5月27日(月) 配信

田村明比古氏

 成田国際空港(NAA、夏目誠社長)はこのほど、新社長に前観光庁長官の田村明比古氏が就任すると発表した。6月25日(火)に開く株主総会と取締役会で正式に決定する。

 田村 明比古(たむら・あきひこ) 1955年生まれ。東京都出身。80年3月東京大学法学部卒業後、同年4月運輸省入省。2000年6月同運輸政策局観光部旅行振興課長、01年国土交通省運輸政策局観光部旅行振興課長、11年8月同鉄道局次長、12年9月同航空局長を経て、15年9月同観光庁長官に就任。18年8月同参与、19年1月三井住友銀行顧問などを歴任。

HIS×鳥取県 インバウンド観光推進に関する協定を締結

2019年5月27日(月) 配信

調印式のようす

 エイチ・アイ・エス(HIS)と鳥取県はこのほど、東南アジア地域などの訪日観光需要の獲得にむけ、インバウンド観光推進に関する協定を結んだ。

 同県がインバウンド観光推進に関する協定を締結するのは今回が初の事例だという。HISとしても東南アジア・南アジア地域と自治体をつなげる連携協定は初の試み。チャーター・インバウンドツアーの企画・販売や、受入体制の整備などを実施。今回でノウハウを培い、HISは今後、他県での展開を見通す。

 対象地域は、東南アジアがベトナム・シンガポール・マレーシア・フィリピン・タイ・インドネシアで、南アジアはインド・カンボジア・ミャンマー・バングラデシュ・ラオスの計11カ国となる。

日本文化遺産を守る会が創設10周年 「歴史的建造物の宿」の魅力発信

2019年5月27日(月) 配信

あいさつする小山田明会長

 朝日旅行(石森隆社長)の協力会「日本文化遺産を守る会」(会長=小山田明・強首樅峰苑社長、23会員)は5月21日(火)、群馬県・法師温泉長寿館で2019年度通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、小山田会長の再任を決めた。

 登録有形文化財や近代化産業遺産などに登録された施設が集まる同会は、「文化遺産の継承と旅文化の創造」を掲げ、「会員同士が情報交換や切磋琢磨し合っている」(小山田会長)という。

 一方、朝日旅行は、同会顧問で旅のライター・土井正和氏と会員宿を巡る新シリーズを企画するなど、“日本の古き良き文化遺産”の魅力を体感できるツアーを多数展開している。

 総会の冒頭、小山田会長は「今年は当会が創設して10周年の節目の年。小さな組織であるが、歴史的建造物の宿という独特の魅力を発信し、新しい時代を切り開いていけるように努力していきたい」と語った。今年度は会員の増強にも取り組んでいく。

土井正和氏が講演

 総会終了後には、土井正和氏が「文化遺産の町歩き」をテーマに講演。日本自然保護協会参与の横山隆一氏が「クマタカ・イヌワシの生態観察」について説明会を行った。

 翌22日には、法師温泉長寿館周辺で生息するクマタカやイヌワシの観察会を実施し、自然保護についても学んだ。

クマタカ・イヌワシの生息地で自然観察会を実施

「東京愛らんど」#ハッシュタグ フォトコンテストをスタート 伊豆諸島・小笠原諸島の魅力を発信

2019年5月27日(月) 配信

伊豆諸島、小笠原諸島の魅力向上はかる

 東京都島しょ振興公社はこのほど、「東京愛らんど」#ハッシュタグ フォトコンテストをスタートした。

 コンテストは東京都に属する伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、小笠原父島・母島の自然や食文化、郷土芸能、特産品やスポーツアクティビティなどを、広く魅力発信することが目的。島内の写真のほか、島酒や特産品を楽しめる店や料理の写真など、伊豆諸島・小笠原諸島の魅力向上につながる写真を投稿することで参加できる。

「東京愛らんど」#ハッシュタグ フォトコンテスト概要

募集時期:9月30日(月)、午後11:59まで

応募方法:

 「#東京愛らんど」とつけて、TwitterまたはInstagramから、伊豆諸島・小笠原諸島に関する写真を投稿。応募は島内在住や国籍問わない。

賞品

東京愛らんど賞:5万円相当の島しょ特産品 or 希望の島への旅行補助券5万円分(1人)

入賞:1万円相当の島しょ特産品 or 希望の島への旅行補助券1万円分(10人)

伊豆諸島・小笠原諸島「東京愛らんど」#ハッシュタグ フォトコンテスト
https://www.tokyoislands-net.jp/photo2019
自然や食文化、郷土芸能、工芸品、特産品、スポーツアクティビティなど東京の島々の魅力を発信する写真を、Instagram・Twitterでハッシュタグ「#東京愛らんど」をつけて投稿しよう。島内在住の方、観光で訪れた方、プロ、アマ、国籍問わず、どなたでもご応募いただけ...

JTB連結 過去最大151億円の最終赤字 海外事業会社の減損など

2019年5月27日(月) 配信

5月24日(金)に開いた決算会見で語る髙橋広行JTB社長(国土交通省)

 JTB(髙橋広行社長)がこのほど発表した2018年度通期(18年4月~19年3月)連結決算によると、当期純損失は過去最大の151億円の損失となった。リーマン・ショックの影響を受けた09年度以来、9年ぶりの最終赤字となった。

 M&Aで取得したブラジルやアジアの一部海外事業会社が業績不振で、のれん代を減損処理したほか、ダイナミック化(商品の価格変動)が加速する市場に対応できないシステム開発の中止も決断した。

 髙橋社長は「経営改革には避けて通れない措置」と強調。そのうえで、「グローバル事業は身軽になり、22年には黒字化を目指す。前向きに経営改革に取り組んでいきたい」と語った。

 売上高は前期比3・4%増の1兆3674億円と増収。営業利益は同23・2%増の63億円。経常利益は同67・9%減の30億円となった。

 主要セグメント別にみると、個人事業の売上高は6518億円(同4・6%減)、営業利益は86億円(同62・3%増)と減収増益。相次ぐ自然災害や、Web・ダイナミック化への対応の遅れにより減収となったが、商品改革における利益率の改善などにより増収となった。

 法人事業の売上高は4112億円(同4・9%増)、営業利益は87億円(同20・8%増)とMICE関連などが堅調に推移した。

 グローバル事業の売上高は2281億円(同34・6%増)、営業損失は57億円(同43億円の営業損失)と増収減益となった。海外M&Aによる事業規模拡大で収益を増やしたが、欧州における経営改革途上に伴う経費先行などが重くのしかかった。

 また、経営資源の最適化と、選択と集中を徹底するため、中期要員計画を策定。採用抑制などを行い、22年までに従業員数を2千人程度減らす予定だ。

 19年度通期は、売上高は同1・3%減の1兆3500億円、営業利益は同42・9%増の90億円、経常利益は同233・3%増の100億円、当期純利益は54億円(前年同期は151億円の損失)を目標に据えた。

別府市初の無人スマートホテル「グランドベース別府駅前」開業

2019年5月27日(月) 配信

GRAND BASE BEPPUEKIMAE

 リクリエ(中西孝行社長、福岡県福岡市)は5月1日(水)に、別府市初の旅館業法・ホテル営業許可を取得した無人スマートホテル「GRAND BASE BEPPUEKIMAE(グランドベース別府駅前)」をオープンした。iPadを使ったチェックインシステム「tabiq」により、無人でありながら安全にスマートキーを受け渡し、スムーズなチェックインができる。また、佐世保市でも初の無人スマートホテルでの旅館業法・ホテル営業許可を取得しており、近日グランドオープンの予定だ。

チェックインシステム「tabiq」

 「tabiq」はリクリエが提供するチェックインシステム。言語選択ができ、カメラ機能によるパスポート情報の確認・取得、署名の取得のほか、対面チェックインの代行を目的としたビデオ通話も可能だ。「suitebook」(宿泊施設の運用管理ツール)との連携により、予約ごとに自動発行されるスマートロックの暗証番号を、チェックイン時に自動で表示させることもできる。

施設概要

名称:GRAND BASE BEPPUEKIMAE(グランドベース別府駅前)

所在地:〒874-0909 大分県別府市田の湯町8-7-1

定員:30人

竣工:2019年4月

構造規模:鉄骨造2階建

オープン:2019年5月1日(水)

アクセス:JR九州日豊本線「別府駅」から徒歩6分

TEL:092-292-2431

楽天トラベル 女性1人旅に人気のレジャー宿ランキング発表

2019年5月27日(月) 配信

(左から)「道後温泉 オールドイングランド 道後山の手ホテル」の外観、客室(一例)

 「楽天トラベル」がこのほど発表した「2019年 女性の一人旅に人気のレジャー宿ランキング」で、「道後温泉 オールドイングランド 道後山の手ホテル」(愛媛県)が1位に輝いた。2位は沖縄県の「ホテル日航アリビラ」、3位は長崎県の「セトレ グラバーズハウス長崎」となった。

 ランキングは「お客様の声」の総合評価点数が4・5点以上(5点満点)のレジャー宿を対象とした。女性1人利用者である「一人旅」のキーワードを含む宿泊プランにおいて、宿泊人泊数(宿泊数×人数)が多い順に集計したもの。

2019年 女性の一人旅に人気のレジャー宿ランキング

順位 都道府県名 施設名
1位  愛媛県 道後温泉 オールドイングランド 道後山の手ホテル
2位 沖縄県 ホテル日航アリビラ
3位 長崎県 セトレ グラバーズハウス長崎
4位 神奈川県 BREATH HOTEL(ブレスホテル)
5位 三重県 日の出旅館

異国情緒あふれる雰囲気のホテルが上位にランクイン

1位 「道後温泉 オールドイングランド 道後山の手ホテル」

(左から)「道後温泉 オールドイングランド 道後山の手ホテル」の外観、客室(一例)

 楽天トラベルが昨年12月に発表した「女性一人旅に人気の温泉地ランキング」でも、道後温泉として1位を獲得した。温泉街に建ちながら英国の洋館をイメージした同ホテルは、館内の至る所に異国情緒あふれるデザインが施され、女性客から支持を集めた。

 道後温泉本館など観光スポットも徒歩圏内に位置し、女性1人でも気軽に街歩きが楽しめる。女性向けの1人旅プランでは、壁紙など細部まで意匠を凝らしたセミダブルベッドの部屋でくつろぐことができる。さらに朝食を昼食に変えられるなど、ゆったりとした滞在を楽しみたい1人旅のニーズにも応える。

 宿泊者からは「エントランス、ロビー、廊下、客室……すべてにうっとりと見入ってしまい、アンティーク好きにはたまらないホテルです。エレベーター前の内線電話ひとつとってもお洒落で溜息が出ました」などの声が寄せられているという。

2位 沖縄県「ホテル日航アリビラ」

(左から)「ホテル日航アリビラ」の屋外プール、客室(一例)

 那覇空港から車で約70分の距離に位置する、読谷村に建つ白亜の大型リゾートホテル。沖縄県内でも有数の透明度を誇るニライビーチが目の前に広がる眺望の良いロケーションに加え、異国情緒あふれる雰囲気の中庭や回廊、ロビーなどを備えた館内では非日常の時間を過ごすことができる。

 那覇空港からはリムジンバスが通っており、アクセスも便利。宿泊者からは「施設、スタッフの方々の接客、海の美しさ、すべてにおいてさすがの一言です。ビーチでぼーっとサンセットを見たり、朝早起きして散歩をしたり、おいしい食事を頂いたり、最高でした」との声が挙がったと紹介している。

3位 「セトレ グラバーズハウス長崎」

(左から)「セトレ グラバーズハウス長崎」のラウンジ、客室(一例)

 人気観光地であるグラバー園や大浦天主堂まで徒歩圏内に建ち、世界遺産に登録された通称「軍艦島」を巡る観光船乗り場まで徒歩5分の距離にある、長崎観光に便利なホテル。

 かつて外国人居住地区であった同ホテルは、当時の趣を残し、西洋の私邸に滞在しているような雰囲気が味わえる。約270冊の書物が並ぶ館内のラウンジでは、無料のソフトドリンクやアルコール飲料を片手に読書を楽しむことができる。女性向け一人旅プランでは、通常2人以上向けの客室を広々と利用することができる。さらに、オーガニックシャンプーなど充実したアメニティ特典も人気。

2019年女性の一人旅に人気のレジャー宿ランキング概要

算出日:2019年3月10日(日)

算出対象:「お客様の声」の総合評価点数が4・5点以上(10件以上)のレジャー宿(リゾートホテル・旅館)を対象に、女性1人利用者の「一人旅」(「ひとり旅」「1人旅」)のキーワードを含む宿泊プランの宿泊人泊数(宿泊数×人数)実績をもとに算出

集計対象期間:2018年3月1日(木)~2019年2月28日(木)

炭鉄港や塩のまちなど16の地域物語を新たに認定 日本遺産、83件に

2019年5月27日(月) 配信

認定者らが記念撮影

 日本各地の魅力的な地域の物語を認定し、文化財を広く活用する日本遺産。文化庁は5月24日(金)、新たに16件を認定した。地域型(1つの自治体のみ)は、「『日本第一』の塩を産したまち播州赤穂」(兵庫県・赤穂市)など5件。シリアル型(複数の自治体で展開)は、「本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命『炭鉄港』~」(北海道内8市4町)など11件で、日本遺産の総数は83件となった。新たに岩手県と鹿児島県、沖縄県内の地域ストーリが認定された。

 選考委員を務める丁野朗氏(東洋大学大学院国際観光学部客員教授)は、「今回も、全国各地の縄文から近代・現代に至る実に多様な物語が示された」と認定結果を総評した。一方で、「認定の要件である物語としての興味深さ、斬新さを生かすための地域活性化計画や推進のための組織・人づくりが問われている。日本遺産認定は決してゴールではなく、新たな地域づくりのための出発点であることを忘れないでほしい」とコメントした。

新規日本遺産認定リスト・主なストーリーの紹介

本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~

申請者:

◎赤平市、小樽市、室蘭市、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、三笠市、栗山町、月形町、沼田町、安平町(北海道) ※◎印は代表自治体

ストーリー:

 明治の初めに命名された広大無辺の大地「北海道」。その美しくも厳しい自然の中で「石炭」・「鉄鋼」・「港湾」とそれらをつなぐ「鉄道」を舞台に繰り広げられた北の産業革命「炭鉄港」は、北海道の発展に大きく貢献してきた。

 当時の繁栄の足跡は、空知の炭鉱遺産、室蘭の工場景観、小樽の港湾そして各地の鉄道施設など、見る者を圧倒する本物の産業景観として今でも数多く残っている。

 100㌔圏内に位置するこの3地域を原動力として、北海道の人口は約100 年で100 倍になりました。その急成長と衰退,そして新たなチャレンジを描くダイナミックな物語は、これまでにない北海道の新しい魅力として、訪れる人に深い感慨と新たな価値観をもたらす。

「日本第一」の塩を産したまち 播州赤穂

申請者:

赤穂市(兵庫県)

ストーリー:

 江戸時代、システマティックな入浜塩田による塩づくりが確立された播州赤穂。

 瀬戸内の穏やかな海と気候に抱かれ、千種川が中国山地からもたらした良質の砂からできた広大な干潟は入浜塩田の開発に適していた。その製塩技術は、瀬戸内海沿岸に広がり、市場を席巻するまでに成長した。中でも赤穂の塩は、国内きってのブランドとして名を馳せ、赤穂に多彩な恵みをもたらした。

 このまちには瀬戸内海から生み出される塩とともに歩んできた歴史文化が蓄積され、現在に息づいている。赤穂は今なお「塩の国」なのである。

薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群「麓」を歩く~

申請者:

◎鹿児島県(鹿児島市、出水市、垂水市、薩摩川内市、いちき串木野市、南さつま市、志布志市、南九州市、姶良市)

ストーリー:

 勇猛果敢な薩摩の武士を育んだ地、鹿児島。そこには本城の鹿児島城跡や、県内各地の山城跡の周辺に配置された麓と呼ばれる外城の武家屋敷群が数多く残っている。

 麓は、防御に適した場所に作られ、門と玄関の間に生垣を配置するなど、まるで城の中のように敵に備えた構造を持っていた。そこでは武士たちが心身を鍛え、農耕に従事し、平和な世にありながら武芸の鍛錬に励んだ。

 鹿児島城跡や麓を歩けば、薩摩の武士達の往時の生き様が見えてくる。

日本遺産認定一覧:

日本旅行 「LINE Pay(モバイル送金・決済サービス)」を店頭に導入

2019年5月27日(月) 配信

海外旅行の店舗l決済に「LINE Pay」を導入する。

 日本旅行(堀坂明弘社長)は5月27日(月)から、「LINE Pay」を同社グループのカウンター全店舗で導入する。全国に店舗網を有する総合旅行会社としては、初めての導入となる。

 同サービスの導入により、スマートフォンでの海外旅行の決済が簡単になる。利用額に応じてLINE Payが提供するポイント還元プログラムが適用になるほか、友人などの同行者同士で別々の支払いもできる。海外パッケージ商品や国際線航空券、海外ホテルなどの利用で決済可能。なお、JR券などのチケット類を含む国内旅行商品、ギフトカードなどの金券類、旅行傷害保険などの購入には利用できない。

LINE Pay導入概要

決済開始日:5月27日(月)以降の新規決済分より

決済システム導入店舗:日本旅行グループ(日本旅行、日本旅行サービス、日本旅行オーエムシートラベル、日本旅行北海道、日本旅行東北)のカウンター全店舗 
※予約センター、団体支店、法人支店、教育旅行支店、エージェント支店での利用は除く

決済可能商品:海外旅行商品(海外募集型企画旅行、海外受注型企画旅行、国際航空券、海外ホテルなど)とそれに伴う取扱料金など
※カウンター店舗で取り扱いのできない商品(ネット専用商品など)は対象外
※各種値引きの場合は、LINE Pay決済を利用できない
※国内旅行商品(JR券などのチケット類含む)、ギフトカードなどの金券類、旅行傷害保険などの購入には利用できない

決済方法:店頭設置端末でQRコードを読み取って決済する「コード支払い」が利用できる。来店での店頭決済のみ

決済上限額:LINE Payの定めるアカウント残高上限に準ずる
※本人確認前ユーザーの場合:最大10万円、本人確認済みユーザーの場合:最大100万円まで

利用の流れ:利用者のスマートフォンに表示される、「LINE Pay」決済認証用のコードを、店舗端末で読み取る。店舗端末に表示された金額を確認し、端末の「支払」ボタンを押すと、決済完了

モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」とは

 「LINE Pay」は、コミュニケーションアプリ「LINE」内で提供されているモバイル送金・決済サービスで、日本国内で3200万人以上(2019年4月時点)のユーザーが登録。銀行口座やコンビニエンスストアなどから事前にチャージした残高を、LINEの友だち同士での送金、割り勘や、提携サービス・街の店舗での支払いに利用できる。