東京で出張輪島朝市、AZLM TOBU池袋店で6月22日まで

2025年6月6日(金) 配信

輪島朝市の漆器

 能登の復興支援を目的とした「出張輪島朝市」が6月6日(金)~22日(日)まで、東京・東武池袋駅構内の東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)が運営する未来型店舗「AZLM TOBU池袋店」で開かれている。

 日本三大朝市の一つと言われる「輪島朝市」は、平安時代にその起源を持つと言われる長い歴史のある朝市で、生活市から出発し、売る人と買う人の心のふれあいの中で盛んに行われた。しかしながら、2024年1月に発生した能登半島地震による被災で一時的に営業が困難となったため、この歴史ある輪島朝市の灯を消さないよう、「出張輪島朝市」として復興支援と地域活性化を目的に開催している。

AZLM店舗

 東武トップツアーズは今回、地域創生をテーマとして同社が23年にオープンした「AZLM TOBU池袋店」を活用することで、能登の復興支援の一助となればという思いからイベント開催に至った。店舗における出張輪島朝市では、輪島セレクト商品(食品・漆器類)の販売会などにより、輪島の魅力を全国に発信する。

パティシエが贈る贅沢かき氷 ロイヤルパークホテルが7月1日から販売

2025年6月6日(金) 配信

「氷菓 極」(左から)シャインマスカット、白桃、抹茶宇治金時

 ロイヤルパークホテル(小澤幸一総支配人、東京都中央区)は7月1日(火)~8月31日(日)まで、1階ロビーラウンジ「フォンテーヌ」で「氷菓 極 ~パティシエが贈る贅沢かき氷~」を売り出す。また、1階スイーツ&ベーカリー「粋」では、夏スイーツとパンを販売する。

 パティシエこだわりのかき氷は、淡雪のようなふわふわの氷を使用し、多彩な食感を追求した3種類を用意する。昨年好評だった「白桃」と「シャインマスカット」はさらに磨きをかけて、提供する。

 新作は「宇治抹茶金時」。トップはムースのような抹茶エスプーマと大納言をトッピングし、練乳クリームと黒みつあん、抹茶アイスを入れたかき氷に、黒みつをかけて食べるという。

 同ホテルは「氷とフルーツ、氷と和の素材の重なり合う美味をぜひご賞味ください」とアピールしている。かき氷の提供時間は期間中の午後1:30~4:30まで。料金は各2400円(税・サ込)。

東武トップツアーズ、推し活遠征を応援 ポイント5倍キャンペーンやHoneysコラボ企画も

2025年6月6日(金) 配信

新潟や仙台、名古屋へのライブ遠征を「スゴ得」旅行商品で応援

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は6月2日(月)、アニメやアイドル、映画のキャラクターなど自分の好きなものを応援する「推し活」を応援する企画を開始した。通常の5倍となるトラベルポイントを付与する「推し活応援キャンペーン」と、公式Xにて推し活を応援するグッズを抽選でプレゼントする「推し活&遠征応援キャンペーン」を実施している。

 「推し活応援キャンペーン」は6月2日(月)~9月30日(火)まで、ライブ遠征先に人気の新潟市、仙台市、名古屋市を目的地とする同社旅行サイト掲載の「スゴ得」旅行商品を申し込んだ人を対象に、通常の5倍となるトラベルポイントを付与する。無料会員サービス「グランボヤージュ」に登録して予約のうえ、専用フォームからエントリーすることで、通常は旅行代金の1%付与するトラベルポイントを5%付与する。

第1弾はHoneys「トートバッグ」を9人にプレゼント

 また、公式Xで行う「推し活&遠征応援キャンペーン」では、多彩な推し活グッズを取りそろえるブランド「Honeys」とタイアップする。推しカラーが見つかる豊富なカラーバリエーションを取りそろえる人気商品から、第1弾の6月2日(月)~15日(日)は「トートバッグ」を、第2弾の6月16日(月)~30日(月)には「横型ぬいぐるみポーチ」を抽選でプレゼントする。それぞれの公式Xをフォローのうえ、期間中に応募方法の通りキャンペーンポストをリポストすると応募できる。

“生きたアフリカ”を体験しよう 6月21~22日、代々木公園でアフリカフェス開催

2025年6月6日(金) 配信

文化や食を体験

 アフリカヘリテイジコミティー(トニー・ジャスティス代表)が運営する、アフリカヘリテイジフェスティバル実行委員会は6月21日(土)と22日(日)、東京・代々木公園でアフリカヘリテイジヘスティバルを開く。アフリカ文化や食、ライフスタイル、音楽、芸術など“生きたアフリカ”が体験できるイベント。今年はアフリカ開発会議が日本で開催されることもあり、例年より一層スタッフも力が入っているという。

 会場では、本場のアフリカンミュージックとダンスのアーティストが登場し、ジェンベ(アフリカの太鼓)の生演奏や歌を披露する。普段触れることがない、ジェンベの体験ワークショップも開く。

 キッチンカーやテントでは、珍しいアフリカの食べ物が売り出されるほか、色鮮やかなアフリカ雑貨も並ぶ。

 イベントはイベント広場野外ステージで、両日とも午前10時から開催する。雨天決行、入場料は無料。

小諸市動物園、開園100周年に向け大規模改修 2026年春リニューアルオープンへ

2025年6月6日(金) 配信

小諸市動物園 リニューアル完成イメージ図

 長野県小諸市の「小諸市動物園」(小泉俊博園長)は2026年春、リニューアルオープンする。1926(大正15)年に開園した同園は、開園100周年に向け、動物福祉と来園者体験の向上を目指し、大規模な施設整備とサービス刷新を行う。工事に伴い、すでに6月1日から全面休園しているが、日曜日のみ開園する。休園は26年3月末まで。

 今回は、老朽化した動物舎やトイレ、来園者用設備の全面改修を実施。新たにプレーリードッグ、アルパカ、チンチラを迎え飼育エリアも整備する予定という。

 また、デジタル技術も取り入れ、人気のフンボルトペンギンとムササビのようすをYouTubeで24時間ライブ配信していく。来園が難しくても動物たちを楽しめるほか、夜行性のムササビによる夜間の活動は、ライブ映像だからこそ観察できる貴重なものとなりそうだ。

 なお、同園は26年3月31日までクラウドファンディングで、工事費用に関わる寄付を受け付けている。ふるさと納税型のプロジェクトで「小諸市動物園第2期整備で動物たちに快適な住環境を」と題し、募集している。目標金額は1000万円。

万博会場で東北の魅力を発信 6月13~15日に「東北四季の彩り&東北絆まつり」

2025年6月5日(木) 配信

東北の四季と絆を世界へ発信

 東北6県と東北観光推進機構、東北絆まつり実行委員会は6月13日(金)~15日(日)まで、大阪・関西万博会場内のEXPOアリーナ「Matsuri」で「東北四季の彩り&東北絆まつり」を開く。震災支援への感謝を世界に発信するとともに、東北の魅力をアピールする。

 東北の「自然」「文化」「グルメ」「技術」「人」の魅力が体感できるプロモーションイベントで、会場では、東北絆まつりのパレードや伝統芸能、観光VR体験、伝統工芸ワークショップなどを展開する。

 13日のオープニングセレモニーは6県の知事と東北のご当地キャラクター、万博公式キャラクター「ミャクミャク」が登壇し、あいさつとテープカットセレモニーを行う。14、15日は約総勢550人が演舞を披露する東北絆パレードを実施。公式Webサイトでライブ配信も行う。

 期間中は、「東北ワンダートリップ シアター」で、東北ならではの四季折々の映像が体験できる。東北の景勝地やグルメ・温泉など観光情報のパネルを掲出する。

 ステージアトラクションでは、さんさ踊りや花笠踊りなど、代表的な伝統芸能を披露する。また、自治体やDMO、民間事業者が出店し、飲食ブースや物販を提供する。

 なお、6月9~15日まで、大阪駅主要箇所でデジタルサイネージを展開し、国内外の観光客に東北の魅力を訴求する。

オリオンツアー、伊豆・小笠原諸島ウェブサイト一新 魅力をビジュアルで紹介

2025年6月5日(木) 配信

 オリオンツアー(浅見和晶社長、東京都中央区)はこのほど、「伊豆諸島&小笠原諸島の旅」専門予約サイトをリニューアルした。旅行客の増加に向けて、各島の雰囲気をより直感的に感じてもらえるよう、各島の魅力を写真や地図でビジュアルで紹介。

 同サイトでは風景や宿泊施設、アクティビティを写真とマップ付きで掲載。現地を訪れたスタッフの体験談も公開し、各島への旅の魅力を訴求する。島への旅客船を運航する東海汽船の乗船券と宿泊がセットになった商品などお得なプランもそろえている。

東武日光駅、日本酒サーバー設置 地酒提供を8月31日まで

2025年6月5日(木) 配信

駅構内のカフェにコイン式日本酒サーバーを設置

 東武鉄道(東京都墨田区)と金谷ホテル(栃木県日光市)は5月30日(金)、東武日光駅構内のカフェ「ザ・金谷テラス」にコイン式日本酒サーバーを設置した。8月31日(日)までの期間限定で、列車の待ち時間などに栃木県の地酒を気軽に楽しめるサービスを行っている。

 同サービスは、ザ・金谷テラスのカウンターでコイン(3枚セット1200円)を購入すると利用できる。日本酒サーバーのコイン投入口にコイン1枚を投入し、注ぎ口の下に専用のカップを添え、好みの日本酒のボタンを押すと注がれる。

 提供する日本酒は、①きざけ日光誉(渡邊佐平商店・日光市)②清酒日光路(片山酒造・同)③車窓(小林醸造・鹿沼市)④天鷹(天鷹酒造・大田原市)――を予定。

 ザ・金谷テラスは、金谷ホテルの味を気軽に味わえるスポットとして、同駅構内で喫茶などを営業している。今回、栃木県の地酒の提供を始めることで、沿線地域とのつながりを深め、新たな需要の喚起や満足度の向上を目指したい考えだ。

 営業時間は午前9時30分~正午、午後1時~4時30分(季節により変更あり)。

北海道レンタカー乗り捨てが0円 ANAトラベラーズで10月31日まで

2025年6月5日(木) 配信

北海道のレンタカーがお得に

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)は6月4日(水)から、ANAトラベラーズで「北海道レンタカー乗り捨て料金0円キャンペーン」を開始した。新千歳空港でレンタカーを借り、道内のほかの空港で返却すると通常最大で1万7600円かかる乗り捨て料金が無料になる。10月31日(金)までの期間限定で、ダイナミックパッケージとレンタカー単品も対象になる。

 北海道旅行で、札幌だけではなく函館や富良野など道内の人気観光スポットを訪れる際に、行きと帰りで利用空港を分け、観光地に近い空港でレンタカーを返却することで効率よく観光を楽しむことができる。

 一方で、現実には北海道の玄関口である新千歳空港にレンタカーの返却が集中する傾向にある。そこで同社は今回のCPを通し、新千歳に集中した車両の道内他空港への回送コストの削減やレンタカー利用機会損失の解消を目指す。行動範囲の拡大で、千歳・札幌以外の地域への訪問機会と、滞在日数の増加による経済効果にもつなげたい考え。

 同CPは、国土交通省が推進する2025年度「日本版MaaS推進・支援事業」に選定された取り組みの一環。同社は、北海道エリアの「飛行機とレンタカーを組み合わせた旅行パッケージの訴求方法の構築と有効性検証」の実施事業者として採択されている。

阪急交通社と福島県が包括連携協定結ぶ 震災復興や地域の魅力発信へ

2025年6月5日(木) 配信

酒井淳社長(左)、内堀雅雄知事

 阪急交通社(酒井淳社長、大阪府大阪市)は6月2日(月)、福島県(内堀雅雄知事)と包括連携協定を結んだ。両者は、地域のさまざまな課題に迅速かつ的確に対応し、東日本大震災からの復興や観光振興、地域の魅力発信などを目指す。

 具体的には、福島県で行われている、スタディーツアープログラムの「ホープツーリズム」や、県の観光素材を生かした旅行商品を開発し、阪急交通社の販売ネットワークを活用して誘客促進をはかる。教育機関や観光事業者と連携し、観光人材の育成に努め、観光客の受け入れ体制整備に協力する。

 旅行関連事業以外では、県産の農林水産物など物産の販売促進を進めるほか、災害時や感染症などが発生した場合は、現場対応や支援を行う。

 連携事項は次の6項目。①東日本大震災からの復興に関すること②観光振興に関すること③地域の魅力発信に関すること④観光人材の育成・確保に関すること⑤災害・感染症対策に関すること⑥そのほか、地域の活性化などに関すること――。