2023年11月9日(木) 配信

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フィンランドの航空会社、フィンエアーは11月1日に創立100周年を迎えた。また今年は日本就航40周年の節目でもあることから、同社は11月7日(火)に駐日フィンランド大使館で記者会見を開き、改めて日本と北欧を最速で結ぶ航空会社であることなどをアピールした。
フィンエアーは1923年11月1日に設立した世界で6番目に古い航空会社。100年の歴史のなかでは、世界で初めて禁煙席を導入したほか、環境問題にもいち早く取り組み、2001年に「環境マネージメントシステム規格」ISO14001(ケータリング部門)を取得。またデジタル対応も積極的に進めている。100周年を機にブランドの存在意義を「The Modern Nordic Airline(北欧の最新鋭のエアライン)」と定義し、北欧デザインとのコラボレーションやデジタル活用など、シンプルで洗練された顧客サービスに力を入れる。
会見に登壇した、オーレ・オルベールCCO(コマーシャル・オフィサー)は「今年の乗客数は1000万人を超える」とし、直近12カ月の営業利益は1億7900万ユーロ、売上高は29億5000万ユーロと順調にコロナ禍から回復していることを報告した。一方、ロシア・ウクライナ危機では「最も影響を受けている航空会社」とし、ロシア領空閉鎖は同社のアジア戦略に大きな影響を及ぼしていることにも触れた。
日本には1983年から就航しており、40年の歴史がある。現在、日本発着便はロシア上空を回避するルートで運航しているためヘルシンキまでの飛行時間は2~3割増の約12時間だが、日本と北欧を最短最速で結ぶ航空会社であることに変わりはない。また、30年ぶりに北極上空を飛行する北回りが復活したことで、「北極航路通過証明書」も発行している。
2023年夏期スケジュールでは東京の羽田空港と成田国際空港、大阪の関西国際空港の3路線を運航しているが、2024年5月31日(金)から名古屋線(中部国際空港)を週2便で運航する。名古屋線はコロナ禍で運休してから約4年ぶりの再開で、これにより日本とヘルシンキを結ぶ線は週20便となる。
オルベールCCOは「ヨーロッパと日本を結ぶ線は好感触で、楽観的な見通しを持っている」と表情は明るい。
日本線の傾向について、日本支社レジャー部門の北川昌彦営業本部長によると3分の1が日本人客、3分の2がインバウンド客という。現状、日本人の乗客はレジャー客とビジネス客が半々で、レジャー客のうち約3分の1がパッケージツアー利用となっており、今後は個人客の復活に期待する。
2023年11月9日(木) 配信
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長野県長野市は10月17日、アンテナショップ「銀座NAGANO」でスーパープレゼンテーションを開いた。ウインターシーズンに向け、開業60周年を迎える戸隠スキー場の最新情報や、新たな取り組みを始めた飯綱高原森の駅の「こたつキャンプ」など、長野市の冬ならではのアクティビティを紹介した。
同市は長野県の北部に位置し、国宝である善光寺や川中島古戦場、松代城跡など歴史情緒あふれる史跡が多い。市街地を少し離れると戸隠神社奥社参道の杉並木が有名な戸隠やキャンプ場を有する飯綱高原など、壮大な自然の中でさまざまなアクティビィを楽しむことができる。
戸隠スキー場は長野市の最北に位置するスキー場で、今年で60周年の記念シーズンを迎える。スキー場内には7本のリフトと19のコースがあり、ゲレンデ左サイドには子供に人気の「とがっきーコース」がある。戸隠が忍者の里としても有名なので忍者修業としてのアイテムを作成し、山を越えたりバンクを滑ったり、ジャンプしたりと滑っているだけで勝手にスキーが上達してしまう人気のアトラクションコース。ゲレンデ入り口付近には小さな子供やソリで遊んでもらえるキッズパークも設置されている。
ゲレンデの最奥には、シニアに人気のメノウ・お仙水コースがある。晴れた日には日本海から富士山まで見渡せる360度パノラマが広がる林間コース。山頂は標高1700㍍あり、樹氷など別格の景色を楽しむこともできる。今シーズンは12月9日のスキー場オープンを予定している。
一方、飯綱高原は長野駅から車で30分の距離にありながら、豊かな自然環境が広がる高原エリア。湖とカラマツに囲まれた飯綱高原キャンプ場は2022年4月に新施設「森の駅Daizahoushi」と5つのフィールドからなる施設「nagano forest village」に生まれ変わった。
20年に飯綱高原スキー場が閉鎖され冬の目玉施設がなかったエリアを盛り上げようと、こたつキャンプ(=こたキャン)など高原の冬を満喫できる新アクティビティが誕生。メインターゲットは首都圏の20~30代女性(女子旅・カップルなど)や市内外のヤングファミリー。集客減が予想される冬の集客維持・向上や若い層から支持されるコンテンツ構築を目指している。
冬の特別企画として「体験×食」をテーマに、クリスマススペシャルメニューや、冬の雪中キャンプ「こたキャン」と地元食材を使ったスペシャルコ―スを組み合わせて販売する計画。

また新商品開発にも力を入れており、森の駅のカフェレストランで今年2月から提供している人気メニュー「信州森のスープカレー」を10月20日からレトルトで売り出した。野菜など好きな具材を入れて、店の味を自宅やキャンプでも食べられるように工夫した。230㌘入りで550円。
銀座NAGANOのプレゼン会場ではお焼きや鹿肉ジャーキー、信州森のスープカレー、戸隠そば、松代産の長芋を使ったクラフトビール「カイヅ」などが試食で振る舞われた。
2023年11月9日(木) 配信

カナダ最大手の航空会社「エア・カナダ」は、関西―バンクーバー線の2024年夏期スケジュールの運航開始日(関西発)を同年5月2日(木)にすると発表した。当初は6月19日(水)としていたが前倒しした。
運航開始日から6月15日(土)までは週3往復する。バンクーバー発が月・水・金曜日、関西発が火・木・土曜日となる。6月18日(火)から10月25日(金)は週4往復に増便する。
運航スケジュールは関西発午後6時10分で、バンクーバー着午前11時35分。バンクーバー発は午後1時45分で、関西着は翌日午後4時35分となる。
機材はボーイング787ドリームライナー。シグネチャークラス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスで、計298席。
同社のアジア太平洋地区統括支社長のワイス貴代氏は「運航開始日を早めることにしたのは、エア・カナダの日本市場へのさらなる期待を示すものです。多くの皆様にゲートウェイの1つであるバンクーバーへお越しいただき、さまざまな体験をしていただきたい」と話した。
なお、同路線は今年6月3日(土)、コロナ禍からの旅行需要回復に伴い再開し、10月28日(土)まで運航した。
2023年11月9日(木) 配信

福井県は、2024年3月16日(土)の北陸新幹線金沢・敦賀延伸による、関東方面からの観光需要増加を想定し、あわら温泉(同県あわら市)と県立恐竜博物館(同県勝山市)を結ぶ直行バスと、博物館から周辺観光地を周回する周遊ループバスの実証運行を行っている。
運行期間は2期に分かれ、第1期は10月14日(土)に始まり12月17日(日)まで。第2期は新幹線の延伸開業月となる2024年3月8日(金)から31日(日)。
直行バス、周遊ループバスとも「あわら恐竜号」と名付けた。ケイカン交通(同県あわら市)が運行する。
直行バスは1日往復。往路はあわら湯のまち駅を午前9時50分に出発し、JR芦原温泉駅を経由し、博物館に同11時に到着する。復路は博物館を午後3時5分に出発し、JR芦原温泉駅を経由し、あわら湯のまち駅に同4時12分に到着する。運賃は片道大人(中学生以上)2000円、子供(小学生)1000円。
周遊ループバスは博物館発着で、大野市内や一乗谷朝倉氏遺跡、大本山永平寺をめぐる。運賃は大人1000円、子供500円。
2023年11月9日(木) 配信

よみうりランド(東京都稲城市)は来年4月7日まで、恒例のイルミネーション「ジュエルミネーション」を開いている。
今年のテーマは「LIGHT is LOVE」。波のプールエリアで行われる迫力満点の「噴水ショー」は、ウォータースクリーン映像や188本の噴水、レーザ-と炎による演出などで、見る人々を圧倒させてくれる。
このほか、ブルー系を基調に海の澄んだ水をイメージした「アースブルー・ジュエリーカラー」のイルミネーションが新しく登場。大観覧車が光り輝く「ラブ・グランオブジェ」、全長140㍍の光のトンネル「パサージュ・オブ・ラブ」、愛の言葉を集めて照らす「ラブ・ストリーム」、わいわいジャングルを彩る「ラブリー・サンクチュアリ」などが楽しめる。
【旅行ライター&エディター 三堀 裕雄】
2023年11月9日(木) 配信
溝畑宏理事長、杉本達治知事、山田義彦会長.png)
大阪観光局(溝畑宏理事長)は10月27日、福井県(杉本達治知事)と、福井県観光連盟(山田義彦会長)と観光促進に関する包括連携協定を締結した。2024年3月16日の北陸新幹線福井・敦賀開業や、25年の大阪・関西万博開催を控えるなか、相互の連携強化をはかり、広域周遊観光ルートの造成や、訪日外国人をはじめとする交流人口の拡大などに取り組んでいく。
同日、大阪市内で行われた締結式には溝畑理事長と杉本知事、山田会長の3首長が出席し、協定書にサインした。
溝畑理事長は「今回、福井県と連携することで、東京―福井―大阪を結ぶ新たな周遊ルートを作ることができる。福井県には、恐竜や東尋坊に代表される絶景、発酵食品をはじめとする食文化など、グローバルでも評価の高いコンテンツが豊富にある。これら日本を代表する福井県のコンテンツを、我われが海外プロモーション時に一緒になってPRすることで、日本全体の観光の底上げにもなる。日本の観光の歴史を変えるという使命感を持って臨みたい」と今回の連携の意義を語った。
杉本知事は「来年3月16日には、北陸新幹線が敦賀まで延伸する。開業に向け県内では、あらゆる観光地、宿、施設などが、それぞれに磨き上げを行っており、関西圏の方や外国人観光客にとっても、より魅力的な福井県となっている。連携を機に、福井県を訪れた関東圏の客を関西へ、さらに関西圏の人や訪日外国人客を福井県、そして関東へとお連れしていきたい」と意気込みを述べた。
山田会長は「ウェルネスコンテンツも豊富な福井県と、都市型観光の大阪府が融合することで、ほかにはない魅力的なデスティネーションが創造できると確信している。今後、両県の交流が、さらに活発になっていってほしい」と期待を寄せた。
大阪観光局では、これまでにも長野県や高知県、加賀市(石川県)、高山市(岐阜県)など、全国各地の自治体と連携協定を結んでいる。
福井県との連携協定では、①観光に通じた地域の魅力づくり②地域の情報発信力及び認知度の向上③新たな観光ルート開発④国内外における観光プロモーション⑤ZENブランドなどを活用したツーリズムの研究――などについて連携。訪日外国人客をはじめとする交流人口の拡大を推進するとともに、地域の成長・発展に取り組んでいく。
2023年11月9日(木) 配信

香川県・小豆島の小豆島観光協会(堀川満弘会長)は10月25日(水)、大阪府大阪市内の旅行会社や報道機関を集め、「小豆島観光説明会2023」を開いた。
堀川会長は「瀬戸内海の多島美を楽しみながらの船旅の先にある小豆島は、紅葉で有名な寒霞渓や二十四の瞳映画村など観光スポットがそろっている。11月7日から始まる光の祭典など新しい企画にも取り組み、島全体でブラッシュアップしている」とあいさつした。
同協会・観光戦略部会の有本裕幸部会長(二十四の瞳映画村)が、「小豆島のポテンシャル」と題しプレゼンテーションを行った。
有本部会長は島内で映画やドラマ、CMのロケが相次いでいることを挙げ、「海・山の素晴らしい風景とエキストラの協力態勢、適度に宿泊施設や飲食店がそろっていることなどが理由として挙げられる」と話した。
そのうえで「人口減少の時代だが外から来てくれる人を増やし、稼ぐ力を身に付けることで地域は生き残っていく。今日お集りの皆様には少しでも小豆島の良さを知ってもらいたい」と強調した。
説明会では、「私が小豆島を旅する理由」と題して、同部会が実施した市場調査を報告した。2022年に小豆島を訪れた観光客数(推定)は82万7千人。コロナ禍以降、年々回復傾向にあるが18年比では78%となっている。SNS「インスタグラム」で小豆島のハッシュタグ付いた投稿件数は23年9月現在で61万5千件。宮古島と石垣島、奄美大島に次いで全国で4番目に多いという。
同部会が制作した短編映画「約束の島 小豆島」も放映し、島の美しい風景などをアピールした。
2023年11月9日(木) 配信

秋が深まりつつある。相模原の奥深い山の方に行くと、キリンソウが黄色に色づき、芒が揺れ、そして橙色の柿があちこちで実っている。週末になると、バイクで宮ヶ瀬湖まで走り、湖のほとりに建つ「鳥居原ふれあいの館」で次郎柿を買うことが楽しみの一つとなっている。
昨秋も毎週末に柿をたくさん鞄に入れて帰り、秋の果実を楽しんだ。次郎柿の堅くてシャキシャキする歯ごたえが好みだ。
近ごろは朝夕冷え込む。このため、うちのリクガメ君は、温かい人肌を求めて丸い体を寄せて来るから可愛い。暇つぶしに次郎柿を上げてみると、大きく口を開けて、「もっと食べたい」とせがんでくる。
「僕たちは種類が違うけど、食べ物の好みは同じだね」と柿を分け合って食べるのが、最近の小さな幸せを感じるひとときである。
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国際情勢の悪化による食料や原油などの高騰、止めどない円安基調、政府の思惑通りには可処分所得が上がらないなか、生活必需品を含むありとあらゆる物価上昇が続いている毎日。
食に関しては、できるだけ「元手をかけずに楽しむ」ことに価値を見出してきたことが功を奏している。安価な食材を発見し、美味しくいただくことで、小さな幸せを感じる。これらをたくさん集めて、大きな満足感を得ていきたい。
旅も同じで、お金をかけずに楽しみを見出す派である。そもそも自分の中に「豪華な旅をしたい」という欲求が希薄で良かったと思う。
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コロナ禍を経て、全国のホテルや旅館がリニューアルしてピカピカに輝き、スタイリッシュになっている。訪日旅行者も飛躍的に拡大しており、宿泊単価が以前に比べて大幅にアップしていることを実感している。
観光業界に身を置く立場として、旅館やホテルの価値が高まることは、とても良いことだと考えている。ぜひ、世界の一流ホテルなどに負けないサービスとおもてなしで、「日本の文化や食の豊かさを宿で体現してほしい」と思っている。マクロな視点では、海外富裕層の受け皿としての役割も担ってほしい。
一方で、この上昇気流に乗れない宿も全国各地にある。旅館を建て替える資金不足による理由や、「高級路線はどうも自分には向いていない」と思う経営者もいるだろう。宿も千差万別であるが、旅行者も千差万別である。
旅行費用も高騰するなか、多くの国民はそう簡単に旅ができない経済状況にある。このように見ると強気の価格設定ができない宿への需要もあるはずだ。また、旅の目的やスタイルによって宿の使い分けもあるため、多様な価格帯に宿があることは旅行者にとって心強い。
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小綺麗なラーメン店は、一杯のラーメン代金に改装費が上乗せされている。でも、古いラーメン店にはそれが無い。同様に「新しくてお洒落な客室」を求めれば料金は必然的に高くなるが、「多少古くても構わない」と思う客は必ず存在する。
「施設は新しいけど、サービスが悪い」ケースは宿泊費が高いぶん、失望感は大きい。清潔であれば、古い旅館やホテルの方が味わい深い。期待値も高くないため、漬物が美味しかったり、しっかりと清掃されていたり、宿のスタッフが笑顔を見せるだけで幸せな気分になる。
古い宿を利用する機会が増えそうだ。
(編集長・増田 剛)
2023年11月8日(水) 配信

旅行・レジャー予約サイトKlook(イーサン・リン代表、香港)はこのほど、JRグループが提供する訪日外国人向け鉄道周遊パス「ジャパン・レール・パス」(JRパス)について、アンケートを実施した。
この調査は、JRパスが10月1日(日)に約70%と大幅に値上げしたことを受けたもの。
10月13(金)~24日(火)の期間、韓国、台湾、シンガポール、オーストラリア、フィリピン、ベトナム、香港など7市場における、日本旅行を具体的に計画しており、JRパスについて知っている18歳以上の男女を対象に、調査を行った。有効回答数は353人。
この結果、61%の回答者が、次の日本旅行でJRパスを購入するかどうか迷っている、または購入する予定がないと回答した。
94%が、円安やほかの手ごろな交通手段の選択肢の多さから、日本への旅行はまだまだお得と考えていることが分かった。同社は、「JRパスの値上げに関する懸念は、日本への旅行需要にはほとんど影響を与えていない」と分析している。
70%の人は、日本の交通システムは難しくてわかりにくく、利用しにくいと感じている。
JRパスの代替交通手段として、新幹線の区間片道切符が最もよく知られていることが分かった。
82%の人は、主要都市だけではなく近隣の都市やあまり有名ではない地域を訪れることを計画している。
日本国内での移動手段を選ぶ際に最も重視することとして、料金の手ごろさや、チケットの予約や引き換えのしやすさ、1枚のチケットでの都市のカバレッジや距離の長さであることが分かった。
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