愛犬と一緒に芦ノ湖遊覧 10月21(土)、22日(日)「ワンちゃん専用クルーズ」

2023年10月12日(木) 配信

ワンちゃん専用クルーズ イメージ

 小田急グループの箱根観光船(長峯昭彦社長、神奈川県小田原市)が運営する「箱根海賊船」は10月21(土)21日(日)、愛犬と共に湖上遊覧ができる「ワンちゃん専用クルーズ」を運航する。

 「ワンちゃん専用クルーズ」では、現在も愛犬と乗船できる箱根海賊船において、ケージ不要・リードを装着した状態での乗船を可能にした専用便を運航する。犬種は問わず、大型犬も乗船できる。

 乗船料金は、大人2800円、子供1660円。愛犬は無料。すべて税込み。

 チケットは体験予約サイト「アソビュー」で販売している。

 また、ペッツオーライ(小早川斉CEO、東京都中央区)が提供するペットとのお出かけを支援するアプリ「Wan!Pass(ワンパス)」で乗船手続きを行うと、オリジナルアクリルバッヂをプレゼントする。

 同アプリの特徴として、①愛犬と同伴可能な施設がすぐに見つかる②「狂犬病予防注射済み証」「ワクチン予防接種証明書」をアプリに登録でき、施設訪問時の手続きがワンタッチで完結する③ドッグトレーナーがしつけレベルを認定する仕組み「Wan!Passしつけ認定」を通して、通常では愛犬と共に入ることができなかった施設に、認定を持った人のみ入場可能──など。

四国から3地域選出 世界の持続可能な観光地トップ100

2023年10月12日(木) 配信

四国ツーリズム創造機構の記者会見のようす

 持続可能な観光地の国際的な認証団体「グリーン・デスティネーションズ」(本部オランダ)は10月9日(月)、「世界の持続可能な観光地Top100」の2023年版を発表し、日本から10地域を選出した。

 10地域は、北海道弟子屈町▽岩手県釜石市▽神奈川県箱根町▽長野県小布施町▽京都府宮津市▽香川県丸亀市▽徳島県三好市▽愛媛県大洲市▽熊本県小国町▽鹿児島県与論町。

 このうち、四国からエリア別最多の3地域入った。四国ツーリズム創造機構(半井真司代表理事)は同月10日(火)に、香川県高松市内で記者会見を開き受賞を報告した。同機構は自治体などと連携し「四国『持続可能な観光』推進ネットワーク」を立ち上げるなど、取り組みを進めてきた。

 選出された地域は団体のホームページに掲載され、国際的な認知上向上につながることが期待される。

インバウンドベンチャーと地域課題を解決 10月24(火)・25(水)・31日(火)にマッチングイベント開催

2023年10月12日(木) 配信

観光庁はこのほど、インバウンドベンチャー企業とのマッチングイベントを開く

 観光庁はこのほど、観光現場における課題をICTの力で解決するインバウンドベンチャー企業とのマッチングイベントをオンラインで開く。全3回でそれぞれ異なるテーマで開催し、地域固有の課題に併せて行政やDMO、観光関連事業者が参加できるようにした。

 同イベントは、観光における課題を抱える地域と、インバウンドベンチャーとのマッチングを促し、企業の持つ「地域課題の解決」と同時に、「実証フィールドの提供」を行うことで、「0→1」の実証事例を創出することを目指す。

 マッチング成立後は、2023年12月~24年2月中旬までに実証事業実施にあたって、調査・実証事業の助成金や、コーチ派遣などの各種支援を受けることができる。

 DAY1は10月24日(火)午前10時~正午まで。テーマは、訪日外国人向けコンテンツ整備や、情報分析・マーケティングなど。

 DAY2は10月25日(水)午後3時~5時まで。テーマは、情報発信・予約対応や、多言語対応について。

 DAY3は10月31日(火)午前10時~正午まで。テーマは、予約・決済・通信環境の整備、二次交通の円滑な利用・周遊促進、混雑対応、災害などの非常時対応など。

 各回先着400人まで。

エールフランス航空が90周年 アニバーサリームービーなど公開

2023年10月12日(木) 配信

90周年記念ドレス

 エールフランス航空は10月7日に創立90周年を迎えたことを記念し、歴史を振り返る専用ウェブサイトを開設した。アニバーサリームービーを公開しているほか、オンラインショップではオリジナルグッズなどを販売している。

 1933年の創立以来、エールフランスは芸術や建築、航空技術などを取り入れ、フランスらしいサービスを提供してきた。この歩みを表現するアニバーサリームービーでは、コスチュームドレスを装ったモデルが巨大な格納庫や中距離機の最新鋭機材エアバス220の翼など、エールフランスの施設や機材を投影したセットやビジュアルとともに登場する。

 コスチュームドレスは、パリ・オペラ座バレエ団の衣装部を率いるグザヴィエ・ロンゼ氏がデザインを担当。5つのドレスでエールフランスの実績を具現化したという。

 オンラインショップ「Air France Shopping」では、新旧航空機の模型や90周年オリジナルグッズ、フランスのトップブランドをコラボレーションしたグッズを販売中だ。

 日本では10月31日(火)まで、90周年キャンペーンとして関東圏や関西圏でのテレビCM放映やデジタルチャネル広告などを展開する。

静岡の新作ビール、11月4日に伊豆箱根鉄道で飲み比べ(近畿日本ツーリスト)

2023年10月11日(水)配信

貸切列車で静岡クラフトビールの飲み比べが楽しめる

 近畿日本ツーリスト(瓜生修一社長、東京都新宿区)は11月4日(土)、静岡クラフトビール協同組合(片岡哲也代表理事、静岡県沼津市)、伊豆箱根鉄道(伍堂文康社長、静岡県三島市)と連携し、「Cheers!静岡クラフトビール×伊豆箱根鉄道貸切列車イベント」を企画・実施する。

 同企画は、伊豆箱根鉄道の三島~修善寺駅間を往復する貸切列車に乗車し、車内で地元静岡のクラフトビール醸造所10社の“今年の新作ビール”を、沿線の特産品を使用した「おつまみ弁当」と共に楽しめる。所要時間は約2時間30分。イベント参加と伊豆エリアの宿泊をセットにした旅行企画商品も販売する。

 さらに、今後の訪日外国人旅行客の誘致を見据え、当日はスマートボックス(三浦洋一社長、東京都港区)による多言語遠隔同時通訳が可能なアプリ「ドコツーAI」を導入。これにより、言葉の心配もなくイベントを楽しめるようにした。

 参加料金は税込で1人8000円(運賃・飲食代込)。乗車定員は予約先着順で110人、最少催行人員は50人とする。

 詳細と申込方法は、近畿日本ツーリストの申込専用サイトから。

”迷惑客”の宿泊拒否可能に 改正旅館業法、今年12月から施行へ

2023年10月11日(水) 配信

検討会のようす

 改正旅館業法の円滑な施行に向けた検討会(座長=玉井和博・立教大学観光研究所特任研究員)は10月10日(火)、今年6月に迷惑客の宿泊拒否を可能にする改正旅館業法が成立したことを受け、要件の具体例を示した指針案を取りまとめた。今年12月の施行に向け、今後パブリックコメントを経て、正式決定する。

 同案では「ほかの宿泊者に対するサービスの提供を著しく阻害する恐れのある要求について宿泊拒否の対象となる」とした。

 不当な割引や客室のアップグレード、契約にない送迎のほか、従事者への土下座や特定の者にのみ自身の応対をさせること、泥酔しほかの宿泊者に迷惑を及ぼす恐れがある宿泊者が、長時間にわたる介抱を繰り返し求めた場合などに、宿泊を拒否できると示した。

 一方、配慮を求める障害者などの宿泊拒否につながらないよう、「旅館は障害を理由として宿泊を拒むことはできない」と明記した。

 今回の指針案では、障害者が車イスで部屋に入れるようにベッドやテーブルなどの位置の移動を求めることや、車イス利用者がベッドに移動する際に介助を要求すること、発達障害のある人が待合スペースを含む空調や音響などの設定の変更を求める行為などは、宿泊拒否の対象外とした。

 このほか、来館時または宿泊中に1類、2類感染症の症状を呈している人については、宿泊施設が体温の確認など感染防止対策への協力を求め、みだりに客室から出ないことを求めることができるとまとめた。

 なお、昨年10~12月の国会で提出された当初の改正案では、宿泊施設は発熱などの症状がある客に感染対策を求め、正当な理由がなければ宿泊を断ることができるとしていた。しかし、ハンセン病の元患者などから「差別を助長する」などとして反対されたことから、宿泊を拒否できるとした箇所を「協力を求めることができる」と変更した。検討会では、協力に応じない場合でも、宿泊を断ることができないこととした。

 厚生労働省は同案の正式決定後、まずは都道府県に相談窓口の開設を促す。そのうえでホテル・旅館向けの窓口は、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)と日本司法支援センター(法テラス)が担う。利用客には消費生活センターなどが応じる。

シーナッツ、ジェイアール東海ツアーズが連携  「TL—リンカーン」を活用

2023年10月11日(水) 配信

「TL-リンカーン」トップ画面イメージ

 宿泊施設の予約・販売管理システム「TL─リンカーン」を提供するシーナッツ(後藤太郎社長、東京都港区)は、「EX旅先予約」「EX旅パック」を展開するジェイアール東海ツアーズ(杉浦雅也社長、東京都中央区)と連携を始めた。

 これにより、TL─リンカーンを導入している宿泊施設では、「共通在庫サービス」を使って、ジェイアール東海ツアーズに提供する部屋タイプやプランを作成することができる。

 既に共通在庫サービスの利用がある場合は、作成済みの部屋タイプやプランを流用し、手間なく販売チャネルを広げることが可能となる。

 また、同システムで管理されているほかのネット販売先と在庫・プランの共有を行うことで、残室・料金の一括調整を効率的に行うことができる。

日本旅行と石巻市が連携協定結ぶ 課題解決し魅力ある地域づくりを

2023年10月11日(水) 配信

小谷野悦光社長(左)と、齋藤正美市長

 日本旅行(小谷野悦光社長)は10月10日(火)、宮城県石巻市と包括連携協定を結んだ。地域のさまざまな課題に向き合い、地域の一層の活性化をはかるとともに、シティプロモーションの推進によって、地域の魅力を高めることを目的とする。

 協定は、サステナブルツーリズムの推進、スポーツ振興、SDGsの普及啓発、ふるさと納税制度の活用、その他観光の振興及び地域の活性化──など5項目。

 同社は、石巻市が後世への伝承のために整備する震災遺構を活用した年代を問わない教育・研修プログラムの策定や、日本古来の武道が盛んである「武道の街・石巻」を体験できるコンテンツ開発およびインバウンド市場へのプロモーションなどを行う。ツーリズム的案観点だけに留まらない地域ソリューション手法を提供し、石巻市における地域課題の解決に、ともに取り組んでいく考え

【北海道北見市】お得なカクテルクーポンで「もう1軒」を楽しんで 市観光協会が「カクテルの街をPR」

2023年10月11日(水) 配信

北見市内の「クロウ バー」(イメージ)

 北海道北見市観光協会は2023年12月9日(土)まで、市内宿泊客や市民を対象に「北見カクテルクーポン」を販売している。カクテルの街・北見をお得に楽しめる企画だ。

 北見には全国バーテンダー技能競技大会で優秀な成績を収めたバーテンダーがいる店舗があるほか、1つの店から何人も大会に出場するなど、「カクテルの街・北見」としての認知が高まっている。少し敷居が高いイメージもあるバーに、気軽に入店してもらいたいとカクテルクーポンを企画した。

 市内17の宿泊施設や市観光協会で税込2500円のクーポンを購入すると、提携するバー18店舗で3000円相当の飲食ができる。クーポンは複数枚購入できるが、1店舗で使える枚数は、1人1枚まで。クーポン1枚でチャージ料とカクテル2杯ほどを楽しめるほか、3000円を超えた場合は別途現金払いで、追加注文が可能。

 観光協会ではこのほか、市内宿泊者向けに「北見焼肉ミートクーポン」(税込2500円)も発売している。焼き肉店がひしめく街を堪能したあとの「もう1軒でカクテルを楽しんでもらえれば」(北見市観光協会)とPRしている。

 

鉄道の日を”最高地点”で祝おう! JR小海線利用でソフトクリームプレゼント

2023年10月11日(木) 配信

野辺山駅と最高地点

 東日本旅客鉄道(JR東日本)のJR小海線を応援する「小海線とふるさとを愛する会」(内田清司会長、長野県・小海町)は10月14日(土)、鉄道の日を祝うキャンペーンを実施する。JR小海線・野辺山駅に近い、JR最高地点1375メートル地点で鉄道の日を迎えようと呼び掛けている。小海線を利用して鉄道最高地点に訪れると、ソフトクリームなどをプレゼントする。

 JR小海線は山梨県北杜市の小淵沢駅から長野県小諸市の小諸駅を結ぶ。「八ヶ岳高原線」とも呼ばれ、風光明媚な地域を走る路線。

 当日は、乗車券を購入して鉄道を利用し、「乗車証明として持って出たい」と駅員に申し出て乗車券を持参。野辺山駅で下車し、乗車無料の周遊観光バス「くるり野辺山」で「最高地点」へ。「レストラン最高地点」の隣の村営駐車場に設置してある特設テントに集合する。時間は午前11時~午後3:30まで。