東横INN最大規模のホテルが誕生、お得なCPも実施

2017年11月8日(水) 配信 

東横INN成田空港(3号館)

東横イン(黒田麻衣子社長、東京都大田区)は、2017年11月3日(金・祝)、「東横INN成田空港」に新たな3号館を加え、東横INN最大規模となる全1384室でグランドオープンした。3号館オープンを記念し、東横INN公式ホームページ予約限定「サンキュー・ゴメンネ キャンペーン」を2017年11月3日(金・祝)~12月2日(土)の期間に実施する。

東横INN成田空港の新しい試み

浮世が飾られたロビー

 今回は新たな取り組みを3つ実施。1つ目は中国で最も普及しているモバイル決済「Alipay決済」を導入。訪日客もより便利に、スムーズに利用できるようにした。2つ目は、3号館の屋上に眼下に成田空港の眺望が望める展望スペースを準備している。

 3つ目は、客室や廊下、ロビーなど館内の各所に色鮮やかな浮世絵を多数展示した。同社は東横インの理念、「清潔・安心・値ごろ感」の根底には、江戸時代以前から続く「おもてなしの心」があると強調。同社は「東横インは、浮世絵に描かれている日本文化の心に共感し、応援している。その一環として取り入れた」と話した。

 このほか、館内にはコンビニエンスストア(ローソン)が24時間営業中。さらに地下フロアには、趣向を凝らした展示で浮世絵を鑑賞できる「東横INN成田空港浮世絵美術館(仮称)」を準備中だ。

背景

 東横インは1986年に東京・蒲田に1号店を開業し、2016年に30周年を迎えた。15年10月に総客室数が5万室を超え、日本国内最大級の客室数を持つホテルチェーンへと成長した。この実績を踏まえ、「『清潔・安心・値ごろ感』のある宿泊特化型ホテルを世界中に1045万室提供する」目標を掲げて、国内外への出店にも力を入れている。「女性の感性を活かしたホテル運営を心掛け、お客様がほっとできる『おもてなしの心』で、接客いたします」(同社)と意気込み語った。

ホテルの特徴

客室タイプは、シングル、エコノミーツイン、ツインに加え、3人以上でも利用できるデラックスツインのほか、車イスでも利用可能なハートフルツイン、ハートフルファミリーツインも用意した。シングルルームにはゆっくり休めるよう、ダブルサイズのベッドを配した。

 カスタマーサービスの一環として、ビュッフェスタイルの無料朝食サービスを行うほか、無料Wi-Fiを全客室に完備。持参したノートパソコンや、スマートフォン、タブレットパソコンなどのモバイル端末を快適な無線環境で使うことができる。ロビー階には、無料で使用できるビジネスカウンター(パソコン、カラープリンター)、無料Wi-Fi、会議室、コインランドリーがある。

 一方、地元の雇用創出や再就職支援のため、支配人をはじめホテルスタッフはすべて地元で採用している。

キャンペーン概要

内容:シングルルーム(1泊1名)¥5600→¥3950(税別)

ツインルーム(1泊1室)¥8300→¥5390(税別)

期間:12月2日(土)の宿泊分まで

受付:東横INN公式HPから

※ ツインルームは1室2人での料金、対象は3号館のみ。電話予約と直接来店は対象外で、各種割引などとの併用は不可。連泊は2泊まで。

ホテル概要

ホテル名:東横INN成田空港 (1~3号館 合計 1,384室)

所在地:〒286-0106 千葉県成田市取香560

TEL:0476-33-0451

FAX:0476-33-0461

アクセス:成田空港より無料送迎バスで約15分

東関東自動車道 成田I.C.から車で約10分

駐車場 :専用駐車場(平置き205台)¥500(税込)/泊・先着順※レンタカーサービスあり

客室料金

客室(シングルルーム)

シングル: (656室)¥5,600(税抜、1泊1人)

エコノミーツイン: (153室)¥7,800(税抜、1泊1室)

ツイン: (204室)¥8,300(税抜、1泊1室)

デラックスツイン: (368室)¥8,800(税抜、1泊1室)

ハートフルツイン: (1室)¥8,300(税抜、1泊1室)

ハートフルファミリーツイン: (2室)¥8,800(税抜、1泊1室)

※ツインルームは1室2人での料金。

会社概要

会社名:株式会社東横イン

所在地:〒144-0054 東京都大田区新蒲田1-7-4

代表者:代表執行役社長 黒田 麻衣子

設立:昭和61年(1986年)1月23日

資本金:5千万円(総資産1,040億円、純資産563億円)(2017年3月現在)

売上高:819億7千万円 (2017年3月現在)

事業内容:エコノミーホテル運営

店舗数:269店舗(2017年11月3日現在)

客室数:5万4871室(2017年11月3日現在)

店舗展開:国内46都道府県(高知県を除く)、韓国(7店舗)カンボジア、ドイツ、フィリピン

グループ会社:株式会社東横インホテル企画開発、株式会社東横インアーキテクト、株式会社東横イン電建、株式会社東横インIT集客ソリューション

東横INN ホームページ

2017年秋の叙勲・褒章  加賀屋小田相談役、山岸旅館外川社長ら受章

2017年11月8日(水) 配信

加賀屋の小田禎彦相談役(左)と真弓女将

政府は11月3日(金・祝)付で、2017年度秋の叙勲および褒章受章者を発表した。本紙関連では、旭日双光章に加賀屋相談役の小田禎彦氏、山岸旅館社長の外川凱昭氏が受章した。

山岸旅館の外川凱昭社長(左)と桂子女将

 国土交通省の叙勲伝達式は、11月8日(水)に東京プリンスホテルで行われた。

 本紙関連の叙勲、褒章受章者は次の各氏。

勲章

旭日双光章:

小田禎彦(加賀屋相談役)=元日本観光旅館連盟北陸支部常務理事、元七尾商工会議所副会頭 観光事業振興功労、産業振興功労

外川凱昭(山岸旅館代表取締役)=日本旅館協会理事 観光事業振興功労

褒章

緑綬褒章:

浅虫温泉観光協会(環境美化奉仕団体) 社会奉仕活動功績

黄綬褒章:

阿久津伊豆美(山快旅館取締役・女将)業務精励・旅館業務

山口隆子(滝の湯ホテル副会長・女将)業務精励・旅館業務

近くて便利!北関東3県が魅力発信

2017年11月8日(水) 配信

ゆるキャラも登場

茨城、栃木、群馬の北関東3県は2017年11月22日(水)と23日(木・祝)、東京・池袋のサンシャインシティで「いばらき・とちぎ・ぐんま展」を開く。首都圏から「近くて便利!」をアピールする。主催は3県のほか、3県の地銀の常陽銀行、足利銀行、群馬銀行。

 地域魅力度ランキングでは、ワースト争いを繰り広げる3県だが、豊富な自然や歴史ある遺産、温泉、グルメなど魅力は多い。今回は「食べよう」「見よう」「遊ぼう」をテーマにブランド牛食べ比べや地ビール飲み比べ、伝統工芸のワークショップ、クイズ大会などを企画し、魅力を紹介する。

イベント詳細

日時:11月22日(水)、23日(木・祝) 

午前10:00~午後5:00(23日は4:00まで)

会場:サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階展示ホールA

スキー・スノボーは、新潟・長野に人気が集中

2017年11月8日(水) 配信

新潟県と長野県に人気が集まった

楽天トラベルが「スキー・スノーボード旅行が人気の宿ランキング」を発表した。1位に、エンゼルグランディア越後中里(新潟県)が輝いた。

 2年連続で1位となったエンゼルグランディア越後中里。1~6歳の子供用施設を完備。大人がゲレンデにいる間は、専任スタッフに子供を預けることができる。安全枠に囲まれた「ゆきゆきランド」では、ソリ遊びなど雪遊びも楽しめる。子供たちに人気な、安全安心のアクティビティも豊富だ。

 2位のホテルグリーンプラザ上越(新潟県)もキッズ用の遊び場を併設。アスレチックなどを備える。大人には、広大な面積を誇る「上越国際スキー場」でのスキー・スノーボード体験がオススメ。3位にランクインしたのは、奥白馬温泉 ホテルグリーンプラザ白馬。最大傾斜42度、頂上標高1400㍍の上級者コースなど、豊富なコースで人気を集める。自家源泉の露天風呂で、1日の汗を流せるのもうれしい。

順位 都道府県 宿泊施設
1位 新潟県 エンゼルグランディア越後中里
2位 新潟県 ホテルグリーンプラザ上越
3位 長野県 奥白馬温泉 ホテルグリーンプラザ白馬
4位 新潟県 越後湯沢温泉 湯沢東映ホテル
5位 長野県 ホテルタングラム 斑尾東急リゾート

※楽天トラベルまとめ

AR技術駆使し、疑似宇宙旅行 長野県・阿智村で実証実験

2017年11月8日(水) 配信 

AR技で疑似宇宙旅行体験を提供

クレステックは、長野県・阿智村のスタービレッジ阿智誘客促進協議会、セイコーエプソンと共同で、スマートグラス MOVERIO「BT-350」を使った新たな観光サービスのモニターツアーを行った。 

 阿智村は2012年から「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を開始し、全国各地から累計30万人を超える観光客が訪れている。今回実証を行った新サービスは、山頂駅まで向かうゴンドラの移動時間を利用。AR(拡張現実)技術を駆使しスマートグラスを通し、疑似宇宙旅行を体験できるようにする。3社は、12月9日(土)~18年3月31日(土)まで開催する「天空の楽園 Winter Night Tour」での実装を目指す。

天空の楽園 Winter Night Tour

 日本一の星空のもとにあらわれた「星」と「宇宙」をテーマとした星空体験型エンターテインメントパーク。「スペースコロニー」をモチーフに、テクノロジーを利用したインタラクティブコンテンツなど、星と宇宙にちなんださまざまなコンテンツを用意し、来場者を非現実体験へと誘う。営業時間内に数回訪れるショータイミングでは、プロジェクションマッピングやライティングなどの演出全体が連動する迫力あるショーを展開する。

会場:富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら

住所:〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4

世界に1つだけのオリジナルツリーハウスに泊まろう!完全無料の1泊2日「Xmas Treehouse」ツアー参加者を募集中

2017年11月8日(水) 配信

家族の忘れられない思い出を作ろう

「日本まるごと家族で遊ぼう」がコンセプトのASOBO JAPANは、2017年11月17日(金)まで、1泊2日の完全無料ツアー「ASOBO JAPAN#7 Xmas Treehouse」の参加者を募集している。

 同ツアーは、栃木県那須の大自然の中で、国立公園那須平成の森で集めた植物でツリーハウスにデコレーションをし、世界に1つだけのクリスマスツリーハウスを完成させるロマンチックな体験をすることができる。また、メインイベントのキャンプファイヤーでは、フィンランドから本物のサンタクロースが子供たちに会いに来てくれるサプライズも。クリスマスツリーに宿泊して、幻想的な冬キャンプを楽しんでみては……。

1泊2日の幻想的な冬キャンプ「ASOBO JAPAN#7 Xmas Treehouse」応募概要

応募期間:

2017年10月27日(金)~11月17日(金)

日程:

2017年12月16日(土)、17日(日)

開催地:

栃木県那須郡那須町

当選者:

5組20人予定

※開催地までの移動交通、宿泊費はすべて無料

応募サイトURL:

ASOBO JAPAN|「クリスマスツリーハウス」で幻想的なキャンプをしよう!
http://www2.nissan.co.jp/EVENT/ASOBOJAPAN/07/index.html
抽選で5組様に1泊2日のクリスマスツリーに泊まるツアーを無料でご招待!さらに3名様にJTB旅行券(10万円分)をプレゼント!

「ASOBO JAPAN」公式FacebookページURL:

プロジェクト協賛一覧:

日産セレナ、Canon EOS Kiss、GAKKEN、学研キッズネット、Nestle、THE NORTH FACE、CCCマーケティング、クックパッド

プロジェクト協力一覧:

那須町観光協会

内容:

・クリスマス仕様にデコレーションした世界に1つだけのツリーハウスに宿泊

・アウトドア料理研究家のレクチャーのもと火おこしからキャンプ料理にチャレンジ!

・フィンランドから来日!本物のサンタクロースがキャンプファイヤーに参加!

・THE NORTH FACE監修!那須の空気を感じながら岩壁を登るロッククライミング!

スケジュール:

2017年12月16日(土)

・那須塩原駅着

・国立公園平成の森でプロガイド案内のもとリース材料を収集

・リース作り~フィンランドの森でランチ~キャンドル作り

・おだぎりガーデンビレッジで親子で薪割り・火おこし

・アウトドア料理研究家監修!1家族1品料理づくり

・ツリーハウス装飾~サンタクロース登場~点灯

・ツリーハウス宿泊

2017年12月17日(日)

・茨城県笠間ボルダーでロッククライミング体験

・解散~自由行動

ASOBO JAPANについて

 「ASOBO JAPAN」では、家族で一緒に、自然に触れたり、新しいことを体験できる、家族参加型の特別課外授業を2016年12月から実施している。前回の「AUTUMN CANVAS」では約10万件の応募があった。

 第5回、第6回は「日本遺産認定」とコラボして日本の文化を大切にする視点が育まれることも意識している。「旅育」の考えを取り入れたさまざまな旅を用意し、家族で過ごす特別な体験を通して、子供の生きる力や家族の絆も一緒に育むことを目指して活動している。

復興庁が選考会を実施、外国人審査員がグランプリ選出

2017年11月8日(水) 配信 

外国人審査員らにプランの魅力を伝える

復興庁は11月7日に、東北の認知度向上のため「外国人による東北投稿選考会」を開いた。SNS(交流サイト)発信が目的の部門で「TOHOKU BREWING Tourism―歴史と伝統を醸し出す旅―」がグランプリとなった。外国人ユーチューバーによる動画制作が目的の部門では、「東北における訪日外国人の周遊観光促進に向けたバス路線の活用」がグランプリに選ばれた。11月末に外国人審査員らがツアーを体験。それぞれの媒体で世界に広く発信していく。

SNS部門審査員ら

 復興庁が官民連携で進める「新しい東北交流拡大モデル事業」に採択された、旅行会社や出版社など全11事業者が参加。審査委員は欧米豪のほか、東南アジア出身の在日外国人ら、計18人で構成された。日本酒やハラル対応、富裕層向けなど、個々の事業者が特色を出し、魅力を伝えた。

 審査員に外国人を起用し、部門をSNSとユーチューブに分けたことには狙いがある。東北観光復興の課題の1つは訪日外国人客。16年度の訪客宿泊者数(約73万人泊)は全国の1%程度と、需要を取り込めていない。

 これまでのプロダクトアウト型ではなく、マーケットインを軸にコンテンツを磨き上げるため、外国人を委員に選定。外国人目線でSNSやでユーチューブを通して発信することで、新たな層に訴求力を高める考えだ。

SNS部門のルース氏が総評を行った

 SNSの「外国人視察先選定」部門の審査員を務めたルース氏は「数多くのアイデアがあり、選出は難航した。ポイントになったのは『東北にこんなコンテンツがあるのに、世界に広めないのはもったいない』という視点だった」と審査を振り返った。

SNS部門は東北七新聞社協議会がグランプリに

 SNS部門でグランプリとなった東北七新聞社協議会の事業は、日本酒などの魅力発信がテーマだ。新聞社の記者らが地元の酒蔵で、訪客の受け入れに対する課題などをヒアリング。地域に密着し、解決を模索しながら造成した旅行商品となっている。

 同協議会の宗像恒成氏は「酒蔵などを巡り、日本酒に対する深い知識を得てもらいたい。人の往来が増えることで、地域活性化にもつながる」と意気込みを語った。

ユーチューブ部門は、JTB東北がグランプリとなった

 一方、「外国人Youtuber取材先選定」部門のグランプリとなったJTB東北の事業は、バス路線を活用。19の事業者が連携し、1万円で4日間高速バスが乗り放題になる。震災があったホテルを訪れる一方、岩手県宮古市の「鮭・あわびまつり」など、前向きに立ち上がっているところを体験することができる。

 同部門の審査員に、在日外国人のユーチューバーが参加。アンジェラ氏(ニュージーランド出身)はチャンネル登録者数14万人ほど、アラン氏(台湾出身)は約18万人で、彼らが発信する動画の影響は大きい。

 それぞれ審査員らは2部門のグランプリ、準グランプリの計4つを11月25~27日に体験。SNSとユーチューブで、担当部門のプランを海外に発信していく。今回の事業を含め、復興庁は「新しい東北」の取り組みを推進し、18年2月ごろに成果を報告する見通し。

 なお、SNS部門の準グランプリは近畿日本ツーリストが、ユーチューブ部門はダイヤモンド・ビック社が受賞した。

 

「エコ・小で利用者1人当たりの水光熱費900円を目指そう」 宿泊施設の無駄を省き生産性向上

 2017年11月7日(火) 配信

研究の集大成と語る国際観光施設協会の鈴木裕会長

「エコ・小で利用者1人当たりの水光熱費900円を目指そう」。国際観光施設協会と日本旅館協会は11月6日(月)、東京都内で「生産性向上国民運動推進シンポジウム」を共催。観光庁も後援し、「エコ・小活動」の研究成果を宿泊施設と共有した。

 「エコ・小」活動とは、ホテル、旅館の快適性を損なうことなく、小さなエネルギーで運用する活動。無駄な出費を減らすことで、収入増につなげ、生産性を向上させる。同協会では水光熱費を利用者1人当たり900円に設定。目標をクリアするためには、1人当たり1日油2~3㍑、電気20~25㌗以内に使用料を抑える必要があるとした。 同協会エコ・小委員会は一見ハードルが高く感じられる数値目標に対し、施設内の無駄をしっかり把握することで、十分に達成は可能だと参加者に話した。

 同委員会は、宿泊施設の多くが水光熱使用量の記録を行っていないことを指摘。毎日の使用量を選任の担当者に記録させるなど、見える化することが必要とした。また、データの見える化は、従業員の省エネ意識向上にもつながるとする。

 温泉施設に対しても、さまざまな改善点を紹介。露天風呂にはふたをかぶせ保温効果を維持させることや、浴槽の大きさや用途にあわせて湯量を調整すること、温泉熱を有効活用することなどで、重油使用料を削減できると説明。使用している設備を正しく使うために、操作に習熟した人材を置くか、施設に見合った規模の設備に更新することも、小エネ効果を生むと紹介した。

転職サイト「ビズリーチ」で浜松・浜名湖DMOの事業責任者を公募 浜松観光コンベンションビューロー

2017年11月7日(火) 配信 

龍潭時(浜松市)

ビズリーチ(南壮一郎社長、東京都渋谷区)は2017年11月2日(木)、同社が運営する転職サイト「ビズリーチ」で浜松観光コンベンションビューローの「浜松・浜名湖DMO」のCOO(事業責任者、最高年収1千万円)公募を開始した。

 ビズリーチのサイト上に特設ページを開設し、2017年11月22日(水)まで募集する。なお、「浜松・浜名湖DMO」は、浜松観光コンベンションビューローを改組して設立する予定で、日本版DMO候補法人に登録されている。

国が推進する「日本版DMO」

2020年に向けて新たな観光客流入を期待

 国は、地域の「稼ぐ力」を引き出し、地方創生を推進するため、観光分野でマーケティングに基づいた観光戦略の策定や推進、地域住民との連携強化をはかり、観光地域づくりを推し進める組織「日本版DMO(Destination Management / Marketing  Organization)」の確立を推進している。

 2015年12月から候補法人登録の受け付けが開始され、2018年4月に設立予定の「浜松・浜名湖DMO」(マーケティング・マネジメント対象:静岡県浜松市、湖西市)は、2016年5月に候補法人として登録された。

 日本の主要観光都市を回る周遊ルートは「ゴールデンルート」と呼ばれるが、静岡県は東京や京都と並ぶ観光スポット・富士山があり、ゴールデンルートのなかに含まれている。また、関東と中京・関西を結ぶルートでもあることから、2020年に向けて新たな観光客の流入が期待される。

最高年収1千万円の「浜松・浜名湖DMO COO」を公募

 「浜松・浜名湖DMO」は、2018年4月の設立から最初の3年はDMOとしての基盤確立を目指し、マーケティングに基づく戦略策定、KPIに基づくPDCAサイクルの運用モデル確立、観光地域づくりのプラットフォーム確立、収益モデルの構築や民間事業者などとの事業連携を行う。

 その後、DMOを中核とした観光地域づくりを地域で浸透させ、民間との協業や連携分野を拡大するなど、基盤を生かした事業展開を目指す。

 今回の公募では、DMOの基盤確立から携わり、観光地域づくりの中核組織へとDMOを発展させ、観光で浜松・浜名湖地域を元気にする人材を全国から募集する。

「浜松・浜名湖DMO」のCOO公募概要

募集期間:2017年11月2日(木)~11月22日(水)

応募方法:ビズリーチサイトから応募

募集特設ページURL

公募団体名  公益財団法人浜松観光コンベンションビューロー
募集職種名  浜松・浜名湖DMO COO(事業責任者)
年収  最高1千万円
業務内容

 「浜松・浜名湖DMO」の設立に伴い、DMOの司令塔として、マーケティングに基づく事業戦略を策定するとともに、戦略に基づき商品開発やプロモーションなどの具体的な事業を立案・実行する。あわせて、関係者との合意形成をはかり事業への参画を促すなかで、本地域の観光地経営の舵取り役となるDMOの確立を目指す。

勤務地  静岡県浜松市(基本は浜松市だが、場合によっては2拠点の勤務可)

公益財団法人浜松観光コンベンションビューローとは

 公益財団法人浜松観光コンベンションビューローは、静岡県・浜松市・浜松商工会議所・地元企業などの出捐により設立された。

 地域経済の活性化や文化の向上に資することを目的に、浜松市及びその周辺地域が有する観光・文化・産業などの資源を活用して、国内外からの観光客受け入れや各種大会・会議などの誘致とその主催者に対するスムーズな運営の支援など、観光振興及びコンベンションの両面でさまざまな事業を行っている。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」

 ビズリーチは、企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界で、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化した。企業が求職者へ主体的にアプローチできるプラットフォームを提供することで、「ほしい」人材を獲得するために採れる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクト・リクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用を支援している。

 また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチされることで、キャリアの可能性と選択肢を最大化できる。現在は累計7,100社以上、100万人以上(2017年10月現在)の会員に利用されている。

みなかみ町が銀座・ぐんまちゃん家でイベント

2017年11月10日(金)まで開催

会場のようす。11月7日(火)までは物産展。11月8日(水)以降は飲食スペースとなる

群馬県・みなかみ町が、群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」(東京・銀座)でイベントを実施中。11月8日(水)と9日(木)は「秋の新そば祭り」を、10日(金)は「みなかみわき水&スイーツカフェ」を催す。

 「秋の新そば祭り」は昨年も好評。お昼過ぎには売れ切れてしまい、うれしいクレームも届いたという。今年は限定100食を用意する。みなかみ町で育った蕎麦の特徴はコシと喉越し。ぜひ、谷川岳を望む山間で育った豊かな「新そば」を堪能してほしい。

 11月10日(金)に実施する「みなかみわき水&スイーツカフェ」では、~美味しく楽しく学ぼう「みなかみユネスコエコパーク」~と題し、町で湧く天然アルカリ水と、水道水の飲み比べ企画を行う。今年6月、「ユネスコエコパーク」に登録とされたみなかみ町の「お水」の美味しさを実感できる機会を用意した。町のフルーツをふんだんに使ったスイーツもある。

群馬が誇る「ぐんま名月」。ぐんまちゃん家1階のアンテナショップスペースで販売中だ