5千円引きでお得、「JALで行く 空行け!九州キャンペーン」

2019年11月14日(木)配信

11月~2月出発に使える5千円クーポン配布中

 ジャルパック(江利川宗光社長)は2019年11月14日(木)、九州観光推進機構(石原進会長、福岡県福岡市)と連携し、九州への旅行需要を喚起する「JALで行く 空行け!九州キャンペーン」を始めた。航空券と宿泊を組み合わせた「JALダイナミックパッケージ」で、1人につき5千円割引となるお得なキャンペーンを利用できる。利用人数は2人以上。先着2000枚まで。

「空行け!九州キャンペーン」5千円クーポン詳細

予約対象期間:2019年11月14日(木)~20年2月28日(金)

 ※なくなり次第終了となる

出発対象期間:2019年11月25日(月)~20年2月29日(土)

利用人数:2人以上

割引額:1人につき5000円

利用上限数:先着2千枚

 (往路福岡空港利用:600枚/往復福岡空港以外利用:1400枚)

旅行代金条件:

対象:九州・奄美地区空港到着のお客様

 ※今回のキャンペーンは、九州観光推進機構からの補助金を活用し実施する

申し込みページ:※利用空港により異なる

往路 福岡空港利用:

往復 北九州/大分/長崎/熊本/宮崎/鹿児島/種子島/屋久島空港利用:

往復 奄美大島/喜界島/徳之島/沖永良部/与論空港利用:

障害者アーティスト26人の作品展示 「可能性アートプロジェクト展 in 長楽寺」開催へ 凸版印刷

2019年11月14日(木) 配信 

前回の展示のようす

 長楽寺(京都府京都市)は2019年11月15日(金)から12月8日(日)まで、障害者アートを展示する「可能性アートプロジェクト展 in 長楽寺」開く。26人の障害者アーティストが「無限の可能性・才能」をテーマに描いた31点の作品が並ぶ。

 企画・運営は凸版印刷(東京都千代田区)と良いお寺研究会(東京都品川区)が担う。凸版印刷の最新技術を活用し、作品と連動したAR(拡張現実)コンテンツも取り入れ、作品をより楽しめるよう工夫を凝らした。

作品『せんじゅかんのん』

 作品「遠呂智墨(おろちぼく)」を使用した襖絵(ふすまえ)や、掛け軸と組み合わせた作品「せんじゅかんのん」にスマ-トフォンをかざすと、「作品が動き出し、お経を聴くことができる」(同社)という。

 展示会は昨年に引き続き2年連続での開催となる。作品を印刷した紙製飲料缶「カートカン」や卓上カレンダーなども販売する。障害者アーティストの支援と寺院を広く一般に公開することで、障害者の自立といった社会的課題解決と経済的利益の両輪を回すビジネスモデルを構築する狙い。

 凸版印刷では2018年に、「障がい者の自立支援」と「企業の人財開発」を組み合わせた試みとして「可能性アートプロジェクト(※1)」を始めた。「今後も障害者アーティストの自立支援の拡充と、その過程を通して次世代リーダーの育成を推進していく」と語った。

 「可能性アートプロジェクト展 in 長楽寺 2019」 開催概要

展示会場 長楽寺

場所:長楽寺 書院(京都府京都市東山区八坂鳥居前東入ル円山町626)

TEL: 075-561-0589

開催日:2019年11月15日(金)から12月8日(日)

開館時間:午前9時00分から午後5時00分(長楽寺開門時間)

拝観料:

【11月30日(土)まで】 ※特別展期間のため特別拝観料

大人:650円、小・中学生:300円

【12月1日(日)から】

大人:500円、小・中学生:250円

長楽寺URL

※1 「可能性アートプロジェクト」

 凸版印刷の持つ「印刷テクノロジー」を活用することで、障害者アーティストの作品を価値化し、社会的課題解決(障害者の自立)と経済的事業活動が両立するビジネスモデル構築を目指す取り組み。

これまでの障害者アート作品の活用事例として、紙製飲料缶「カートカン」や卓上カレンダーへの採用・販売や、ARコンテンツの制作、絵本出版などの実績がある。

これらのビジネスモデル構築を凸版印刷の企業研修プログラムとして採用し、 次世代リーダーの育成にも活用している。

*記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標

東海汽船 創立130周年 生活航路を守りながら伊豆諸島の観光に注力

2019年11月14日(木) 配信

(左から)太田理絵氏、早川佳男氏、上田直人氏

 東海汽船(山﨑潤一社長、東京都港区)は11月15日、創立130周年を迎える。同社は1889年に誕生し、18年後に伊豆諸島に暮らす島民の生活を守るために定期航路を開いた。1928年からは観光分野にも進出し、伊豆大島を観光地として整備。2017年からはブランド「プラネタリウムアイランド」を確立し、伊豆諸島への観光誘客を推進している。離島観光を軸に、同社の歴史や、これまでの取り組みをまとめた。

 社史編纂室の早川佳男室長は、「東海汽船は創業以来、幾度もの危機を迎えてきた。しかし、伊豆諸島に住む人々の生活航路を守り続けてきたから、ここまで来ることができたのだと思っている」と会社の歴史を総括する。 

 東京湾汽船会社(現東海汽船)は1889年、渋沢栄一の発案により、当時東京湾内に乱立していた船会社のうち内国通運など4社が合併して誕生した。1891年、印鑑の材料になるツゲ材を輸送するために、東京府(現東京都)の要請で御蔵島への定期運航を開いたのが、同社の伊豆諸島航路の始まりとなる。

 1907年には、伊豆諸島の島民の生活を守るために東京府が出した要請を受命し、伊豆大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島への定期航路を開いた。

 会社設立以来、伊豆諸島への定期航路を守り続けてきた同社が、観光分野に進出するのは、28年から。きっかけになったのは、27年に発生した金融恐慌。同社の株を60%保有していた東京渡辺銀行が倒産し、創業以来最大の危機を迎えた。

 この危機を救ったのがが、貴族院議員の中島久万吉、郷誠之助と、彼らが主催するサロンに集まっていた若手実業家ら。このとき、社長として中島久万吉、常務として林甚之丞、彼らの多くが経営に参加した。

 林氏は会社発展のために大島や三崎、館山などの自社航路を視察。その過程で、伊豆大島に魅力を感じ、「東京府民のオアシスになる」と確信したという。

 そして林氏は、大資本家の根津嘉一郎に大島の魅力などを説き、彼からの融資を元手に観光分野に進出した。

 このとき伊豆大島には、自然公園や大島観光ホテル(58年から藤田観光が大島小涌園として運営)=写真=を建設したほか、島内の道路の舗装も実施しバス会社も作った。

大島観光ホテル玄関(提供:東海汽船)

 下田にも、静岡県や下田町からも整備費を負担してもらう形で港を整備し、下田で初めてとなる温泉をひいた観光ホテルを建設するなどし、多くの観光客を集めた。

 伊豆大島はその後、林氏と同じ思いを抱いた日産コンツェルンの鮎川義介によって、さらなる発展計画が構想された。鮎川の構想では、波浮港をクジラが泳ぐ水族館にし、島には保養所を建て、豪華客船を毎日運航する計画だったという。しかし、この計画は、太平洋戦争の影響で断念している。

 戦後も東海汽船は、65年に大島温泉ホテルを開業するなど、伊豆大島の観光と密接に関係しながら今日に至る。

 早川氏は会社の歴史を振り返ったうえで、「私たちが運航している航路は、台風などの自然災害に左右される。会社には、そういったリスクに関わらず、利益を上げられる事業を生み出してほしい」と将来の展望を語った。

プラネタリウムの島伊豆諸島の認知度拡大へ

 東海汽船では2017から、「プラネタリウムアイランド」というブランドをつくり、伊豆諸島への観光誘客をはかっている。旅客部門広報宣伝グループの上田直人氏は「星空は、伊豆諸島のすべての島で共通する自然素材。夏のシーズンは予約が埋まるほど多くの人に離島航路を利用いただいているが、冬の時期はそうならない。なので、星がきれいに見える冬の離島への観光客を増やすためにスタートした」と説明する。

 20年夏に就航する「3代目さるびあ丸」も、最上階のトップデッキの床を柔らかいゴムチップにし、デッキに横になりながら星空を眺められるようにする。船内にも、星空を想起させる仕掛けを施したい考えだ。

 同部門広報宣伝グループの太田理絵グループ長は、「生活航路を維持することは重要だが、離島への観光誘客も運航継続するうえでは重要」と強調する。そのうえで、「新造船の就航を契機に、離島の魅力発信を強化し、インバウンド需要の取り込みも進めたい。併せて東京湾納涼船の知名度も上げていきたい」と思いを語った。

箱根リトリートフォーレ「芸術家になるホテル」を通年企画 第1弾はモネにまつわる特別料理とポーラ美術館をセットに

2019年11月14日(木)配信

旅する画家モネのあしあと

 箱根・仙石原の温泉ホテル「箱根リトリートフォーレ」は、「芸術家になるホテル」と題して、アートを鑑賞するだけでなく、創り、特別メニューを味わえる企画を、通年で始める。アートの街・仙石原の美術館作品にちなんだ料理を味わい、作品創りを体験し、さらに美術館を訪れることで理解を深め、仙石原のアートを盛り上げる。第1弾として印象派画家のモネにまつわる特別メニューとポーラ美術館入館券がついた宿泊プランを来年3月末まで販売する。

芸術家になるホテル『味わう×創る×観る』

メニューはフレンチコース

 仙石原は多くの美術館があり世界的に有名な作品が所蔵されている。美術館での鑑賞をより深く理解し、楽しんでもらいたいと考え、それらの作家や作品にちなんだアートを創り味わう宿泊プランを用意する。

 料理は毎回異なる作家をとりあげ、そのストーリーやテーマにまつわるメニューを用意する。一部は自身で作品を仕上げるメニューもあり“味わう”だけでなく“創る”も体験してもらう。美術館の入館券が付いているので、実際にその画家の作品を鑑賞することで、より一層鑑賞が印象深いものとなる。

 ホテルのデッキテラスとラウンジにはアートワークスペースを設けているので、パステルなどを使い風景の塗り絵なども楽しめる。

「旅する画家モネのあしあと」クロード・モネ編

クロード・モネ「睡蓮」1907年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館蔵

 フランス印象派画家「モネ」は美食家として有名だ。モネが残したレシピの数々より、秋の地元の厳選食材を用いて箱根風にアレンジした特別フレンチコースをポーラ美術館監修・協力のもと開発した。「ブランマンジェのベリーとアサイーのスープ仕立て」は、モネの代表作《睡蓮》にも描かれている、「水の庭」を、皿の中に再現。仕上げに、マロウブルージュレにレモン汁をかけることによって、水の庭が夕焼けで変わるようにゆっくりと変化する様子を楽しめる。

宿泊プラン名:
 【アートな宿泊プラン】画家『モネ』の世界を、観て、食べて、作る旅
販売期間  :2020年3月31日まで
料金    :2名1室利用時、2万7千-10万7千円(1泊2食付/税込)
       ※部屋タイプと曜日により料金が異なる
特典    :ポーラ美術館入館券
       ※睡蓮の作品は複数あるため、期間中に展示替えされる場合もある
料理コース :特別メニュー「旅する画家モネのあしあと」全6品

ホテル概要

 ホテル名「箱根リトリートフォーレ」の“フォーレ”とは「前へ」という意味のスウェーデン語で、従来型の温泉宿ではない進化型の「スモールギャザリング」を楽しむホテルスタイルを提供している。

ホテル名称:箱根リトリートフォーレ
所在地  :神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1286-116
部屋数  :37室(広さ27-109平方メートル)
料金   :1泊2食付一人25,200円~(消費税、入湯税別)
アクセス :
 小田原駅・箱根湯本駅よりバスで「俵石・箱根ガラスの森前」停下車、徒歩5分
電話   : 0460-83-9090(午前10:00-午後7:00)

一休の高級貸別荘予約サイトでオープン3周年記念セール お得な限定プランも

2019年11月14日(木)配信

全国より厳選したバケーションレンタルの人気施設から、お得な限定プランを提供

 一休(榊淳社長)は2019年11月12日(火)、上質な貸別荘やグランピング施設、古民家など個性豊かな宿泊施設のレンタル予約サイト「一休.comバケーションレンタル」で、サイトオープン3周年の記念セールを始めた。全国より厳選したバケーションレンタルの人気施設から、お得な一休限定プランを集め、ホテルや旅館と異なる新しい体験を提供する。キャンペーン期間は、2020年2月29日まで。

 同サイトを通して、「割引価格」「一休ポイントやその他特典の付与」など、お得に予約できる一休限定の特別プランを用意する。一休ポイントは即時利用が可能なため、今回のセールで付与されたポイント分を割り引いた金額で予約できる。期間中、セールの施設やプランは順次追加を予定し、キャンペーンページか各施設のプランページから確認できる。

 「一休.comバケーションレンタル」は、国内初めての高級貸別荘の厳選予約サイトとして、16年11月にオープン。掲載数は開始当初の100施設から、現在約780施設まで拡大している。いずれのジャンルでも安心・安全・快適に過ごせる、品質管理が行き届いたラグジュアリーな施設のみに厳選。結果として、全施設のクチコミレビュースコア平均は、5点満点中4.7点(19年10月末現在)を記録している。

「3周年感謝セール」概要

実施期間:2019年11月12日(火)~2020年2月29日(土)

 セールを含む「一休.comバケーションレンタル」のお得な情報は、一休会員(登録無料)へのメールマガジンでも配信している。

キャンペーンページ:

https://www.ikyu.com/special/01/vr_3nd_anniversary/
https://www.ikyu.com/special/01/vr_3nd_anniversary/

※同キャンペーンはプラン毎にポイント倍率が異なる。実際のポイント倍率は、プラン詳細画面で確認をお願いする。

観光庁、旅行・宿泊商品最大5千円引き 補助金創設 「ふっこう割」で観光復興を

2019年11月13日(水) 配信

被災地の観光需要の喚起をはかる

 観光庁はこのほど、台風15、19号の被災地域に対して、観光復興をはかるための補助金を創設し、旅行商品などの割引支援を始めた。被災地における1泊以上の旅行・宿泊商品の料金を、一人一泊当たり最大5千円支援する、いわゆる「ふっこう割」だ。日本人だけでなく外国人も割引商品を買える。一連の災害により予約取消など影響を受けた被災地で、観光客の呼び戻しに力を入れる。

 補助金の対象は災害救助法適用地域になった市町村がある14都県となる。旅行・宿泊商品の割引支援の限度額は、日本人が1万5千円、外国人は5万円。一泊当たりの割引額は、日本人も外国人も同様の5千円となる。補助金は今年度中まで行う見通し。

※12月24日時点の記事は下記から

ふっこう割、長野と茨城、東京で販売開始 宮城や群馬など6県で年内に売り出す見通し

 商品の割引額は、各都県が限度額内でそれぞれ設定できるようにした。そもそも今回の補助金は、各都県が旅行会社や宿泊事業者、OTAと連携し、造成した割引商品に係る費用などを補助するもの。

補助金のスキーム図(観光庁資料より)

 日本人の場合、限度額が1万5千円のため、1泊5千円引きにすると3泊しか泊まれない。ただ、1泊の割引価格を3千円に設定すれば、5日間宿泊でき、長期滞在を促すこともできる。「各都県で創意工夫ある商品を作れる仕組み」(観光庁)を作り上げたカタチだ。

 一方、各都県の割引商品の売り出し時期は、まだ決まっていない。観光庁は11月13日、各自治体らに補助金の説明を行った。このなかで「(販売時期が)年明けになるといった自治体や、早ければ11月中に始められると話した自治体もあった」(同)という。

 補助金は国土交通省の予備費に盛り込まれている。政府は8日、台風15、19号の被害に対し、国交省関係で総額92億円の予備費を閣議決定した。このうち、29億円を観光需要の喚起に向けた施策に充てた。

 29億円のうち、今回の割引支援に24億4700万円を計上。残り約4億5千万円は、JNTO(日本政府観光局)による被災地域を中心とした訪日プロモーション事業に充当した。

 これまで観光庁では、2016年の熊本地震、18年の西日本豪雨や北海道胆振東部地震などで、災害から旅行需要を回復させるため、旅行商品などを割り引く「ふっこう割」を実施している。

 なお、今回の対象地域は次の通り。

※12月24日時点の記事は下記から

ふっこう割、長野と茨城、東京で販売開始 宮城や群馬など6県で年内に売り出す見通し

 岩手県▽宮城県▽福島県▽茨城県▽栃木県▽群馬県▽埼玉県▽千葉県▽東京都▽神奈川県▽新潟県▽山梨県▽長野県▽静岡県

令和元年台風第15号および第19号観光支援事業費補助金の創設 | 2019年 | トピック...
http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics06_000238.html
2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。

第45回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選の発表について

2019年11月13日(水)配信

「100選」ロゴマーク
「100選」ロゴマーク

 旅行新聞新社が主催する恒例のイベント第45回「「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の投票が今年も10月1日(火)から始まり、同31日(木)に締め切られました。投票にご協力いただいた多くの旅行会社の皆様に感謝いたします。「100選」は全国の旅行会社からの投票に基づき、「ホテル・旅館100選」と「観光・食事、土産物施設100選」および「優良観光バス30選」「水上観光船30選」を選出し、表彰する事業です。ランキングの発表および、表彰式は次の通り行います。

ランキング発表

日時:2019年12月11日(水)の午前中

手法:当ホームページで発表

※読者の皆様には12月11・21日合併号紙面で詳細をお伝えします

表彰式・祝賀パーティー

日時:2020年1月17日(金)午前11時~

場所:京王プラザホテル(東京都新宿区西新宿)
※入選された各施設様には12月上旬、郵送で式のご案内をお送りさせていただきます

トリップアドバイザー、「日本人に人気の無料観光スポット 2019」発表 工場見学が最多 “無料のレベルを超えている”

2019年11月13日(水) 配信

ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸溜所

 トリップアドバイザー(牧野友衛代表)はこのほど、 投稿された口コミをもとに「旅好きが選ぶ! 日本人に人気の無料観光スポット2019」を発表した。トップ20をみると工場見学が6施設と最も多く、次いで庭園や公園が5施設ランクイン。「無料でこれだけ見学できるのは貴重」や「無料のレベルを超えています」といった口コミが多く寄せられたという。

JAL工場見学 Sky Museum

 同ランキ具は今年で9回目。1位の座には「JAL工場見学 Sky Museum」(東京都大田区)が2年連続で輝いた。2位は昨年の7位からランクアップした「黒部ダム」(富山県立山町)が、3位は「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」(北海道余市町)が8位から順位を上げ初のトップ3入りを果たした。

 一方で、地上およそ約100メートルの高さから神戸の名所や街並みを眺望できる「神戸市役所 展望ロビー」(兵庫県神戸市)など計7施設が初登場した。同社は、「日本各地にある未だ知られていない魅力的な施設が多くランクインする結果となった」とランキングを振り返った。

「旅好きが選ぶ!日本人に人気の無料観光スポット2019」トップ20

1位(1)JAL工場見学 Sky Museum/東京都大田区

2位(7)黒部ダム/富山県立山町

3位(8)ニッカウヰスキー余市蒸溜所/北海道余市町

4位(14)東京ジャーミイ トルコ文化センター/東京都渋谷区

5位(19)ファーム富田/北海道中富良野町

6位「初」ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸溜所/宮城県仙台市

7位「初」神戸市役所 展望ロビー/兵庫県神戸市

8位「初」皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)/東京都千代田区

9位(-)サントリー白州蒸溜所・天然水南アルプス白州工場/山梨県北杜市

10位(5)ホテルニューオータニ日本庭園/東京都千代田区

11位(18)エアーパーク(航空自衛隊 浜松広報館)/静岡県浜松市

12位(2)キリンビール 横浜工場/神奈川県横浜市

13位「初」京都御所/京都府京都市

14位「初」海上保安資料館 横浜館/神奈川県横浜市

15位(-)ANA 機体工場見学/東京都大田区

16位「初」浜名湖ガーデンパーク/静岡県浜松市

17位(4)海上自衛隊呉史料館/広島県呉市

18位「初」モエレ沼公園/北海道札幌市

19位(-)野毛山動物園/神奈川県横浜市

20位(13)東京都庁展望室/東京都新宿区

※()内は昨年順位。 「初」は今年初登場。

なお、トップ20は以下の旅リストからも見ることができる。

口コミピックアップ…13位「初」「京都御所」(京都府京都市)

京都御所

 2016年から通年公開となり、これまでより気軽に見学できるようになった「京都御所」。かつて即位などの諸種の儀式や公事が行われた「紫宸殿」や天皇の日常の居所とされた「清涼殿」など、歴史建築が多く現存する。

 「御池庭」では、春には桜、秋には紅葉と、季節ごとに異なる風景が楽しめる。口コミでは、予約なしで見学できることに対し喜ぶ声や、「歴史的・芸術的価値の高い建物の数々はもちろんですが、庭園の素晴らしさに感動しました」といった声が目立った。

口コミピックアップ…16位「初」「浜名湖ガーデンパーク」(静岡県浜松市)

浜名湖ガーデンパーク

 浜名湖花博の会場を再整備し2005年に開園した。広大な園内には花畑やさまざまな庭園があり、季節を問わず美しい景色に出会える。

 とくに花が一面に咲き誇る「花ひろば」やクロード・モネの庭園を模した「花の美術館」について、口コミでは「四季を通して手入れの行き届いた花が楽しめ、 とても癒やされます」「花の美術館前の庭園では、たくさんの花が咲き乱れ、とても美しくて感動!!」といった声が多く寄せられていた。

 このほか、子供が遊べる広場や、家族で楽しめる遊覧船ガーデンクルーズなど多様な施設があることから、子連れ家族からカップル、シニアまで年齢関係なく楽しめるといった声もあった。

口コミピックアップ…18位「初」「モエレ沼公園」(北海道札幌市)

モエレ沼公園

 世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけた。広々とした園内には、彫刻作品や人工の山、噴水、遊具などが整然と配置され、北海道の雄大な自然とアートが融合している空間が印象的。

 口コミでは、「人工の山、芝生広場、水遊び場、オブジェ、そしてレストランと広大な敷地になんでもあります」「四季折々行きましたが、春はエゾヤマザクラの名所、夏は噴水、秋は紅葉、冬は歩くスキーが楽しめます」と評価されていた。

 【評価方法】…同ランキングは、2018年10月から2019年9月の1年間にトリップアドバイザーに投稿された日本語の口コミの評価(5 段階)の平均点、口コミの投稿数などをもとに、有料であることが一般的と思われる観光施設・資料館・ツアーなどのうち、無料で楽しめる日本国内の観光スポットを選び、独自のアルゴリズムで集計したもの。また、投稿された口コミで、その施設が無料であることについて言及されている施設を対象としている。

 ランキングは下記からも見ることができる。

「地下調節池」特別見学ツアー、来年2月まで実施 東武トップ

2019年11月13日(水)配信

神田川・環状七号線地下調節池(東京都建設局提供)

 東武トップツアーズ(坂巻伸昭社長)は2019年11月12日(火)、東京都と締結した神田川・環状七号線地下調節池見学会「見学者拡大パートナー」の協定に基づき、特別見学ツアーを行うと発表した。11月~来年2月までの期間、地下調節池と外郭放水路を組み合わせたコースなど3コース、全18回を予定。現在は11月23日分のみ先行販売が行われ、次回の12月14日分以降は順次、販売を予定する。

 同社は2018年から、国が管理する治水施設「首都圏外郭放水路」(埼玉県)に関する見学会の企画運営に携わり、インフラ施設を観光資源として活用していく取り組みを積極的に展開してきた。今回は「インフラツーリズム第2弾」として、より多くの人に巨大インフラ施設の“観光”を楽しめるようにコースを設定した。

 各コースにテーマを設け、観光を楽しみながら東京都での河川事業の取り組みや、河川施設の役割などをより深く知ることができる内容を提供する。

ツアー実施の経緯

神田川取水口(東京都建設局提供)

 東京都では、近年の豪雨災害が各地で発生している現状を踏まえ、河川施設整備の目的や効果、役割をより多くの人に見てもらう取り組みとして、現在平日に開いている「神田川・環状七号線地下調節池」見学会を、土曜日にも拡大して試行することを決めた。東武トップツアーズは、同取り組みを一緒に進める「見学者拡大パートナー」として特別見学ツアーを実施する。

ツアー概要

設定コース:

A.巨大インフラ探求の旅

 ~神田川・環状七号線地下調節池と首都圏外郭放水路

B.地域の魅力をめぐる

 ~神田川・環状七号線地下調節池と古刹・深大寺

C.東京の水辺事業を体感

 ~神田川・環状七号線地下調節池と隅田川橋梁群ライトアップクルーズ

設定日:計6日間

 2019年11月23日(土)、12月14日(土)

 2020年1月11日(土)、1月25日(土)、2月8日(土)、2月22日(土)

申込み:特別見学ツアー申込サイト

※現在11月23日分のみ先行販売中。12月14日以降のツアーは順次販売予定

2020年1月11日から、松山城で周遊イベント「松山城冬の陣」スタート 「リアル宝探し」などさまざまな企画を実施

2019年11月13日(水) 配信

松山城(イメージ)

 愛媛県松山市は2020年1月11日(木)~3月8日(日)まで、松山城で周遊イベント「松山城冬の陣」を行う。「リアル宝探し」や「AR(拡張現実)アプリを活用したポイントラリー」、「忍者巨大迷路」など、さまざまな企画を展開する。

 「リアル宝探し」は、城を周遊しながら松山城ロープウェイ駅舎で無料配布される宝の地図に描かれた謎の解読に挑戦する謎解きイベント。クリアした参加者には、城のオリジナルグッズなどの記念品がプレゼントされる。企画は、体験型イベントのリアル宝探しを展開するタカラッシュが担当する。

 「忍者巨大迷路」は、二之丸史跡庭園に設営される。迷路の大きさは、約12㍍×15㍍で、脱出までの時間は約15分。

 今回初めて行われるポイントラリーは、昨年度完成したARアプリ「攻略松山城」を利用して楽しむ。同アプリでは、狭間からの射撃や隠門での侵入者撃退のようすなど、これまで想像することしかできなかった光景を迫力の動画で楽しめる。すべての動画ポイントを散策した人には、松山城オリジナル登城符を期間限定でプレゼントする。

 また1月11日には、オープニングイベントとして地元の100家族が参加する「チャンバラ合戦―戦―」が開催される。併せて、松山城の初代城主加藤嘉明と同じ七本槍の加藤清正が率いる「熊本城おもてなし武将隊」をゲストに迎え、演武を披露する。