客室は10室限定「やど紫苑亭」来年3月オープン 鳥取県・皆生温泉

2020年8月11日(月) 配信

「やど紫苑亭」外観イメージ

 やど紫苑亭は来年3月、1920年に開発されてから100周年を迎えた鳥取県・皆生温泉にグランドオープンする。客室は10室に限定し、サービスの向上を目指す。客室の露天風呂やスパラウンジに併設した貸切風呂など、館内すべての風呂で美容効果の高い泉質で知られる皆生温泉が楽しめる。

 最上級の貴賓室は150平方㍍の専有面積を誇り、露天風呂と内風呂や庭を備えた贅沢な部屋となっている。専有面積100平方㍍のプレミアムスイート・ラグジュアリースイートには、半露天風呂を備える。

 同館は、米子市へのふるさと納税の返礼品として貴賓室やラグジュアリースイートの1泊2食付き宿泊券を用意する。食事は和食を基本にさまざまな調理方法で、契約農家の有機野菜や山陰の自然の恵みをふんだんに使用した料理を、セレクトワインと共に提供する。

旅館情報

住所:鳥取県米子市皆生温泉4丁目6-12

敷地面積:2823.41平方㍍

建築面積:1852.94平方㍍

構造・階数:鉄骨造、鉄筋コンクリート造・地上平屋建、一部地下1階

専用駐車場:12台(館内2台、隣接駐車場10台)※EV車充電可

客室数:全10室

部屋タイプ:貴賓室、プレミアムスイート、ラグジュアリースイート

収容人数:1部屋4人

専用ダイニング:最大収容30人、カウンター(6席)、鉄板焼(4席)、個室(4人席5室)

そのほかの施設:スパラウンジ(貸切風呂併設)、茶室、美術ギャラリー、ロビーラウンジ

ワーケーション需要開拓 ニューノーマル時代の働き方提案 JTB

2020年8月11日(火) 配信

カヌチャベイホテル&ヴィラズ(沖縄県名護市)

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は、ニューノーマル時代のワーケーションを提案している。仕事の拠点となる地域とのマッチング、自治体や観光事業者と連携したコンテンツ開発、ワーケーション型商品の開発と販売を、持続可能な新しい働き方として造成する。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、内閣府から「都市と地域の両方で働く・楽しむライフスタイルの開拓」が発信された。環境省においても、ワーケーション推進支援や、地域経済活性化を目的とした補助事業が行われるなど、各省庁が新たな働き方を支援する動きを見せる。

 同社は企業・従業員個人と、地域自治体・観光事業者を結び付けて、課題やニーズを共有していき、ワーケーションに適応したコンテンツ開発を行っていく。

 提案の例として、長期滞在型リゾートワーケーション カヌチャベイホテル&ヴィラズ(沖縄県名護市)では、リゾートホテルを活用し、ストレスフリーで業務効率向上を目指す。ゴルフや海でのアクティビティが豊富。

 WORK×ation Site南紀白浜(和歌山県・白浜町)は、企業向けに60平方㍍の1室を貸し出す。空港からのアクセスが良く、繁華街やビーチにも近いのが特徴。

 JTB×スノーピークビジネスソリューションズ(神奈川県・観音崎)ではアウトドアワークスタイルを提案する。キャンピングオフィスで組織活性化を支援する。

 

宿のバリアフリー化・ストレスフリー化推進 支援公募は9月11日まで 観光庁

2020年8月11日(火) 配信

観光庁

 観光庁は9月11日(金)まで、旅館・ホテルなどの宿泊施設のバリアフリー化改修を支援する「宿泊施設バリアフリー化促進事業」を公募している。Wi-Fi環境整備や、サーモグラフィー導入などを支援する「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」も同様に受付を始めた。

 申請された計画から随時認定を行い、予算がなくなり次第、期限にかかわらず募集を終了する予定。2020年第1期公募において、計画が認定されていない事業者を優先的に採択する。

 「宿泊施設バリアフリー化促進事業」で補助対象となるのは、個室浴室、食事処、ワーケーションスペースなどの、客室や共有部の改修。

 補助率は2分の1で、1事業者あたり500万円を上限とする。

 「宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業」では、トイレの洋式化、多言語対応をはかるための整備、決済端末の整備などの改修を補助対象にする。

 3分の1補助で、上限は1事業者あたり150万円。

ヒサゴ、各自治体が提供する感染防止徹底宣言ステッカーなどの掲示に使える「ラミネートフィルム」売り出す

2020年8月11日(火) 配信

ステッカー イメージ

 ヒサゴ(山尾裕一社長、愛知県名古屋市)は8月11日(火)、各自治体が提供する感染防止徹底宣言ステッカーやポスターの掲示に使える「ラミネートフィルム ステッカータイプ」と、「屋外用ラベル 強粘・再剥離タイプ」を売り出した。

 新型コロナウイルスの感染拡大予防ガイドラインに基づいた対策を行っている事業所と店舗向けの商品。「ラミネートフィルム ステッカータイプ」は片面がシールになったステッカータイプのラミネートフィルムで、テープを使わずにラミネート後すぐに貼り付けられる。

 シール面も透明で、ガラスの内側から貼り付けることも可能だ。 「各自治体から提供された感染防止徹底宣言ステッカー・ポスターを印刷し、ラミネートして掲示するのに便利」(同社)という。

 一方の屋外用ラベルは、水・光・温度変化に強く、マイナス20度~プラス80度の特殊な環境下でも使用可能。丈夫で破れにくく耐久性のあるホワイトフィルム素材で、しっかり貼れ、キレイにはがせる強粘再剥離ののりを使用している。

 各自治体から提供された感染防止徹底宣言ステッカー・ポスターを印刷して掲示するのに使用するほか、ヒサゴホームページで無料ダウンロード可能な、感染防止対策に役立つデザインテンプレートPDFにも使用できる。

「味のある街」「くず餅」――船橋屋(東京都江東区)

2020年8月10日(月)配信

船橋屋「くず餅」1皿650円(店内で召し上がる場合)▽東京都江東区亀戸3-2-14▽☎03(3681)2784。

 創業1805(文化2)年の船橋屋は、亀戸天神社の参道近くにある。現在の建物は東京大空襲で焼けてしまったあとの1953年に建てられたものだという。大通りに面しているのに店の中は静かにゆったりと時間が流れている。

 店に入ると正面の大きな古時計が時を告げていた。天井が高く、灯りも明る過ぎず癒される。店内には四人掛けのテーブルが7つ、10人掛けが1つ置かれている。「9切れも入ってるわ。食べられるかしら」と言いながら、ぺろりと平らげる女性の2人組など、幅広い層の方が甘いものに夢中になっていた。

 店の中ほどに「船橋屋」と書かれた大きな木の看板が掲げられている。この看板は作家の吉川英治氏が書いたものだ。「大作家の吉川英治さんが、船橋屋のくず餅についてくる黒みつを大変気に入り、余った黒みつをパンにつけて食べて下さっていたことを6代目のご主人が聞きつけ、「それならばぜひお会いしてお礼をいいたい」という願いから出版社に口を聞いてもらい、会いに行ったのがきっかけという。

 確かに濃厚でとろっとした黒みつは色々なモノにつけてみたくなる。くず餅にたっぷりかけても少々余るので、捨てるなんてもったいない。それをバニラアイスにたっぷりかけてさらにきな粉をまぶすというのが我が家の流儀だ。くず餅は小麦でんぷんを15カ月もの間、熟成発酵させたものが原料だ。それを水で攪拌し、溶かして型に入れて蒸しあげたもの。

 「作るのに15カ月もかかるのに日持ちはわずか2日なんです。丁寧にこしらえて一番コンディションのいい状態のものを召し上がってもらえればと思っております」と、お店の方。ふるさとへの帰省土産に買って行かれる方が多いお盆の時期が最も忙しいという。

 海辺の街で、遠い温泉街で、山の麓の町でそれぞれ包みを開き、どこか懐かしく弾力のある食べ心地を味わいながら癒しの時間を家族で過ごすにはもってこいの品だ。

 冷蔵庫に入れると固くなってしまうので常温での保存が好ましい。

                          (トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

 

「街のデッサン(232)」文化は危機に直面する技術 「ペスト医」の仮面(マスク)の記憶

2020年8月9日(日) 配信

不思議な仮面に秘められた文化力

 1989年の冬だったと思うが、私はヨーロッパを始めとした国々を巡る旅を想い立ち、1~2週間の期間を用意することにした。それまで個人的な仕事を生業にし、数日の猶予も取れない忙しい日々を送っていたが、私の恩師の計らいで教職の場を得て、念願だった旅の時間を取ることが可能になったからである。

 その年、まずは訪れてみたい憧れのイタリアの都市を巡ることにした。冬場の2週間、ミラノから入ってヴェネツィア、フィレンツェ、そしてローマまで、定番になっているコースを試みることにした。

 時期は観光の季節から外れ、飛行機の運賃もホテル代も安く、観光地や施設も空いているから、軽い財布しか持たない我われ夫婦に最適と踏んだのだ。ミラノのヴィットリオ・エマニエルⅡ世ガレリアからスタートした旅は、確かに観光客は少なく快適だった。

 入国してから3日後、夕暮れに列車でヴェネツィアの島の駅に到着した。ホテルを何とか探し当て、食事を取るため街に出たが脳味噌が凍るぐらいの寒さだった。人通りが絶えた街は、レストランを探すにも難儀したが、運河に面した角の建物のウインドウが明るい。近づいてみるとスポットで照らされた先に異様な仮面が並ぶ。数日前に終了したヴェネツィアの仮面舞踏会に使われていたものと気が付いたが、それにしても一画にある鼻の長い日本流にいえばカラス天狗のようなお面は、奇怪である。なぜかその不思議なマスクが心に残った。

 2020年、年の始めからコロナ禍のパンデミックに襲われた。私たちは「ステイホーム」という標語で、家籠りを強いられたが、読みたい本を山積みにしていた自分には好都合。数冊を読み砕くなかで、あっと思うような言説があった。小説「薔薇の名前」の作者で記号学者のウンベルト・エーコの1節である。

 エーコは、1983年にパリで開かれた芸術家や知識人の国際会議で、「文化(芸術)の創造性とは元々、危機を排除するのではなく危機に直面する技術である」と発言している。この思想を紹介してくれたのは日本の文化人類学者・山口昌男先生。発言で思い出したのが、件のカラス天狗。実は14世紀のペストの大流行に対処したペスト医のマスクだった。14世紀からこのマスクの内包する舞踏文化が伝わり、1979年、ヴェネツィアの現在の仮面舞踏会の再生の起点となった。私が「文化は危機に直面する技術」というエーコの思想を理解できたのは、30年後のコロナ渦中のマスクの記憶からであった。

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。

 

「もてなし上手」~ホスピタリティによる創客~(115)迷わずおもてなし力を高める時 心伝わるおもてなしを

2020年8月8日(土) 配信 

 

 新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の解除後も、感染者は増えています。いつまで続くのか分からず、明日が見えないところが私たちを迷わせ、疲弊させるのかもしれません。

 私は、ウィズコロナは「人」の時代と考えています。おもてなしが大切な時代です。しかし、私たちが長年大切にしてきたお迎えや見送り、客室への案内など、人と接触するおもてなしはもはや必要ないという声が増えているようです。

 働く人の確保も大変な時期です。新しい時代のあり方として、そうしたおもてなしを私たちは捨てるべきなのでしょうか。立地や安さ、あるいは新しさや豪華さといった価格とハード面に頼ることが望ましいのでしょうか。こうしたおもてなしの行動を煩わしいと感じる人たちの多くは、これまで形だけのマナー的な行動を受けていたに過ぎないのではないかと考えます。

 私は、本当に価値のある行動を受けて、そのおもてなしの素晴らしさを知ることができれば、おもてなしの優れたところに行きたいという想いは高まると信じます。それでも必要がないとすれば、必要とするお客様に来てもらうことを考えましょう。つまり、「客質」を変えるということです。

 私たちが大切に育んできたおもてなしに価値を感じて、それを選ぶ基準とするお客様にお越しいただく。そのために、これまでのおもてなし行動の本質をスタッフ間で共有しましょう。お客様をお迎えする行動価値は、玄関先でお迎えをするから良い宿に来たと思ってもらうための行動ではありません。これから始まる滞在時間を、より素晴らしい時間に変える行動なのです。

 お客様に出逢った瞬間から感動を提供できれば、お客様におもてなしをより高く評価する想いが芽生えるのです。東京にあるアマンでは、客室に早く案内するよりも、時間のある方には滞在中に楽しんでもらえるような施設案内を提案します。その時に、より多くのスタッフと逢ってもらうように彼らを紹介してくれるのです。

 お見送りは楽しかった時間に私たち自身を含めて記憶に残して、再度の来館を強く意識してもらうための行動です。お客様が見えなくなるまで見送ることだけが見送りではありません。無事にご自宅にお帰りになっただろうかと気に掛けることもお見送りです。

 また、客室までの案内は、単に荷物を客室に運ぶサービスの実行ではなく、案内中の会話で顧客情報を得る大切な時間でもあります。こうした先人から受け継いだおもてなしを、私たちはお客様方に伝える行動ができていなかったのではないでしょうか。この徹底をしっかりと、迷うことなく今の時間にやりましょう。

 
 

コラムニスト紹介

西川丈次氏

西川丈次(にしかわ・じょうじ)=8年間の旅行会社での勤務後、船井総合研究所に入社。観光ビジネスチームのリーダー・チーフ観光コンサルタントとして活躍。ホスピタリティをテーマとした講演、執筆、ブログ、メルマガは好評で多くのファンを持つ。20年間の観光コンサルタント業で養われた専門性と異業種の成功事例を融合させ、観光業界の新しい在り方とネットワークづくりを追求し、株式会社観光ビジネスコンサルタンツを起業。同社、代表取締役社長。

 

 

 

オートキャンプ白書2020、参加人口7年連続増 夏荒天でも秋冬は好調続く

2020年8月7日(金)配信

オートキャンプ白書2020資料より作成

 日本オートキャンプ協会(明瀬一裕会長)がこのほど発表した「オートキャンプ白書2020」によると、19年のオートキャンプ参加人口は前年比1.2%増の860万人で、7年連続で増加した。19年は、キャンプシーズンである夏から秋にかけて、大型台風が上陸するなど天候に恵まれなかった。反面、秋から冬にかけてのキャンプ需要が一層高まり、キャンプ全体としては大きなマイナスとはならなかった。

 「キャンプ歴1年」のビギナー層が同5.8ポイント増となり、全体のキャンプ平均回数も同0.7回増の4.4回に増えた。16年以降、キャンプ経験年数の割合が上昇傾向だったが、19年は経験年数の少ない層が上昇。新規参入の増加による「若返り」の傾向が見られ、キャンプが活発に行われたようすが表れている。

オートキャンプ白書2020資料より作成

 キャンパーの平均年齢は42.6歳、経験年数は平均7.4年。世帯年収は600万円台が最も多く、職業は会社員が半数以上を占めている。キャンプを始めたきっかけは子供のためが最も多く、同行者は子供連れとの回答が半数を超えているため、キャンパーの最も多い年齢層はファミリー世代であるとわかった。

 40代は団塊ジュニア世代とされ、40代後半から子育て卒業期を迎えるとされている。そのため、今後は30代の広がりが期待されると示した。

平均稼働率17.5%、5年連続で過去最高に

 オートキャンプ場の平均稼働率は同0.9ポイント増の17.5%、5年連続で過去最高を記録した。各地で自然災害による大きな被害を受けていたが、全国的にみると休日の天候に比較的恵まれ、年間を通してキャンプを楽しむ人が増えていることが好調の要因とされる。

 平日の利用者も、前年に比べて増加したとの回答が同12.2%増の47.0%と大きく上回った。 収支状況は「黒字・トントン」であると回答したキャンプ場は同5.0%増の73.8%で、過去最高の記録を更新した。

 一方で、収支状況が悪くなったと答えた13.4%のキャンプ場は、理由として約8割が利用者の減少と答えた。利用者の減少理由として、一番は悪天候、次いで自然災害などと続く。減少したと回答した地域は、台風15号、19号の上陸した関東、東北に多く見られ、台風の被害によるものが大きいと見られる。

キャンプ用品の購入先、ネット購入が初の1位に

 従来、キャンプ用品の購入先1位はアウトドアショップだったが、19年は初めてネットショップが1位になった。実物を見ることはできないが、購入者の商品の評価や、時間と手間が省ける点が購入先の増加につながったとされる。

 キャンプ用品市場の推定市場規模は同7.1%増の753億円と、堅調に伸びた。17年から続く秋・冬キャンプの需要が高まり、焚火や冬用のシュラフなどの販売が好調。「ソロキャンプ」の人気で、小型から3人用の中型までのテントの需要が高まったことも堅調な伸びの理由とされる。

ソロキャンプが増加、注目集め上昇傾向に

 なお、キャンプ同行者において、昨年7位だった1人(ソロキャンプ)が4位となり、代わりに親や孫(3世代)が7位となった。18年に続き、「ソロキャンプ」がメディアに取り上げられ、ソロ用の用具なども紹介されることが多く、同4.4ポイント増と顕著な上昇傾向を示した。

 キャンプ場から見たキャンパーの傾向としても、「ソロキャンパーが増えた」とするキャンプ場が同15.5ポイント増の51.7%と大きく伸長。17年から3倍近く増加し、1人キャンプを楽しむ層もさらに拡がったとされる。このほか、「初心者が増えた」「冬のキャンパーが増えた」も前年を上回った。

オートキャンプ白書、協会サイトで売り出す

 なお、オートキャンプ白書は7月13日に発行。19年のキャンパーとキャンピング活動の実態、オートキャンプ場管理と運営の実態調査をまとめている。今回は新型コロナウイルス感染拡大がキャンプ業界にどう影響したかを、特別レポートとしてまとめている。価格は7900円(税込み)。購入方法は同協会ホームページから。

ラッピング列車「SDGsトレイン2020」運行開始 再生可能エネルギーですべての電力を賄う

2020年8月7日(金) 配信

ラッピング列車「SDGsトレイン2020」イメージ

 阪急阪神ホールディングスと東急グループは9月8日(火)、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けたメッセージを発信するラッピング列車「SDGsトレイン2020」の運行を始める。阪急電鉄・阪神電気鉄道・東急電鉄の最新の省エネ車両を使用し、走行にかかる電力のすべてを再生可能エネルギーで賄う。

 同列車は、阪急電鉄の神戸線・宝塚線・京都線、阪神電車の本線・阪神なんば線、東急電鉄の東横線・田園都市線・世田谷線と各路線の相互直通区間で運行する。車体の共通デザインとしてヘッドマークとドアステッカー、車内吊りポスターを掲出する。運行期間は来年9月上旬までを予定している。

「マイナビトラベル 」ビッグデータとAIを駆使した「お得予報型」旅行検索サービス「atta」へ宿泊プラン提供開始

2020年8月7日(金)配信

  マイナビ(中川信行社長、東京都千代田区)が運営する国内宿泊予約サイト「マイナビトラベル」は、atta(春山佳久社長、東京都荒川区)が運営する、ビッグデータとAIを使った「お得予報型」旅行検索サービス「atta(アッタ)」へ宿泊施設の情報提供を始めた。

 「atta」のお得予報とは、航空券や宿泊施設の価格変動を予測する機能のこと。「atta」で検索が可能な全世界約230万軒の宿泊施設と約4400空港(2020年7月末日時点)を離着陸する航空券の料金に対して、独自のビッグデータとAIを駆使し、航空券や宿泊料金の価格トレンドを解析・予報する。さらに、価格が下がるとスマートフォンのプッシュ通知やEメールでお知らせが届くプライスアラート機能も搭載している。

  今回の連携で「マイナビトラベル」が取り扱う宿泊施設のプラン情報が「atta」に掲載され、より多くの旅行者へ充実した宿泊施設の情報提供が可能となった。