9月から全国8地域でワーケーションツアー、官民で地域課題など議論

2021年8月31日(火) 配信

ワーケーションツアーの参加者を募集(イメージ)

 ワーケーション自治体協議会(会長=仁坂吉伸和歌山県知事)は9~11月、2021年度の「ワーケーション・コレクティブインパクト(WCI)」を実施する。全国8地域でワーケーションツアーを行うもので、官民の垣根を越えて地域が抱える課題を議論し、各分野の新しいモデルを全国へ発信するのが狙い。日本経済団体連合会と日本観光振興協会、日本テレワーク協会の共催。

 WCIは9月27日(月)からの和歌山を皮切りに、全国8地域で2泊3日~3泊4日で行う。それぞれのテーマに応じた視察や、地元事業者、有識者の講義・意見交換、参加者間でのグループディスカッションなどを実施する。

 参加者は国家公務員や地方自治体職員、企業社員などを受け付ける。開催は各自治体が着地型ツアーとして企画し、各旅行会社が販売する。

 8月26日(木)にはオンラインで募集説明会を開き、9~10月開催の4地域がそれぞれの背景や将来的なビジョンから設定したテーマや、ツアーの内容などを紹介した。後半4地域の説明会は9月末に予定する。各ツアーの詳細は日本観光振興協会のホームページから。なお、新型コロナウイルスの感染状況により、各ツアーは中止や延期になる場合がある。

 開催日程やテーマは次の通り。

 【和歌山】(9月27~29日)和歌山から始める企業変革(CX)【福井県】(10月6~8日)地方の持続可能なまちづくり~2024年春北陸新幹線福井・敦賀開業を見据えて~【北海道】(10月12~15日)北海道からニューノーマルな働き方と関係人口の創出・拡大を考える。~北海道で「つながる。感じる。生まれる。」~【鳥取県】(10月19~22日)都市人材と地域のつながりを進化させる【滋賀県】(11月10~12日)ニューツーリズム(体験・交流型観光)の推進【三重県】(11月10~12日)海女と真珠とアートを育む「豊かな海」のあるライフスタイル@志摩市【岡山県】(11月16~19日)JR西日本が展開する地方型MaaS「setowa」とストック(古民家など)を活用した地域づくり【長野県】(11月17~20日)温泉ワーケーションを通じた、出会い・学び・協働の創造

丹鉄「丹後くろまつ号」、JR小浜線乗り入れ運行を計画中

2021年8月31日(火) 配信

丹後くろまつ号イメージ

 京都丹後鉄道(丹鉄)は10月10日(日)、11日(月)、16日(土)、17日(日)の4日間、観光列車「丹後くろまつ号」のJR小浜線への乗り入れ運行を計画している。2019年に初めて実施した連携事業であり、今年で3回目の実施となる。

 同連携事業は、丹鉄を運行するウィラートレインズ、西日本旅客鉄道(JR西日本)、沿線自治体、若狭湾観光連盟、嶺南地域振興推進協議会、WILLERが共同で実施。昨年同様、丹鉄天橋立駅からJR敦賀駅までの長距離を、「丹後くろまつ号」車両が単独で運行する。

 なお、詳細と販売は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を見極めつつ、あらためて予約サイトなどで発信する。感染状況によっては、運行の取り止めを判断する。

小山市のバス定期券をモバイル化、東武トップツアーズ

2021年8月31日(火) 配信

14路線乗り放題の「noroca」をLINEで表示

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)と栃木県小山市(浅野正富市長)は10月1日(金)から、小山市コミュニティバス「おーバス」の全線共通定期券(noroca)の電子化を開始する。LINEを使ってスマートフォン画面に「モバイル定期券」を表示するもので、日本で初めての運用という。

 モバイル定期券はLINEでキャッシュレス決済ができ、乗車時はスマホ画面提示で利用できるため、スマホですべてが完結する。スマホを紛失した際には、再発行にも対応する。

 モバイル定期券の販売は9月24日(金)から。今後は準備が整い次第、「モバイル回数券」の販売も行う予定だ。

四国DC記念号「土讃線アンパンマン列車」で行く高知 日旅×JR四国

2021年8月31日(火) 配信

「四国DCオープニング記念号 土讃線アンパンマン列車で行く高知」

 日本旅行はこのほど、四国旅客鉄道(JR四国)と共同で「四国DCオープニング記念号 土讃線アンパンマン列車で行く高知」ツアーを売り出した。10~12月開催の四国デスティネーションキャンペーンを記念するもので、10月2日出発の1泊2日で行う。

 1日目は、京阪神各地から山陽新幹線で岡山へ移動。岡山駅からアンパンマン列車に乗車する。車内では、「げんき100ばい!アンパンマン弁当」(子供用)の配布や、アンパンマングッズが当たるイベントなどを実施。途中の停車駅では地元の人がおもてなしを行い、終着駅の高知駅では当日開催予定の「アンパンマンの日」お祝いイベントに参加する。

 2日目はフリーコースのほか、「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」「のいち動物公園」を巡る家族向けプラン「ワクワク高知コース」と、高知県を代表する観光地「桂浜」やかつおのわら焼き体験ができる大人向けプラン「リョーマの休日コース」の2つのオプショナルツアーを用意する。

 料金は大人1人2万9800円から。

ららぽーと福岡来春開業 九州初のキッザニアなど

2021年8月31日(火) 配信

ららぽーと福岡のイメージ

 三井不動産と九州電力、西日本鉄道の3社は7月13日、福岡市博多区青果市場跡地に来年春開業する商業施設の名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」に決めたと発表した。

 「ららぽーと」は、ファッションや食、エンターテインメント施設などを集めた、三井不動産が展開するリージョナル型商業施設で、九州は初進出となる。

 目玉の1つが3―15歳までの子供たちを対象にした職業・社会体験施設「キッザニア福岡」の開業で、東京と甲子園に続き九州初進出となる。 

 現実社会の約3分の2サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが建ち並び、約100種類の仕事やサービスの中から、子供たちが楽しみながら、社会の仕組みを体験して学べる。開業は2022年夏を予定する。

 もう1つは、日本最大級の木育・多世代交流施設「福岡おもちゃ美術館」の九州初進出。

 同館はアナログのおもちゃを約8千点展示する体験型ミュージアムで、グッド・トイ受賞作や木育おもちゃ、大人が楽しめるボードゲーム、福岡の伝統玩具などで実際に遊ぶことができる。

 福岡県産の木がふんだんに使われた館内には、全国のおもちゃ作家の作品が並ぶミュージアムショップや、日本を代表する家具産地である大川エリアの職人とコラボレーションしたギャラリーも併設される。

いちごの里が季節限定の冷凍タルトと冷凍ケーキを新発売

2021年8月30日(月) 配信

スカイベリーショートケーキ(冷凍ケーキ)

 観光農園「いちごの里」を運営する、いちごの里ファーム(小黒弘征社長、栃木県小山市)はこのほど、オンラインショップで季節限定の冷凍タルトと冷凍ケーキを売り出した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で果物狩りのキャンセルが相次ぐなか、新鮮な果物を使った新作スイーツを開発した。

 同園で最も人気のあるいちごを使った「スカイベリーショートケーキ」は、いちごを瞬間冷凍することで、できるだけフレッシュな状態を保っているという。冷凍ケーキのため、数時間冷蔵庫で解凍すると食べられる。料金は2200円(税込、送料別途)。

 また、「桃タルト」と「ブルーベリータルト」は、同園で人気のいちごタルト「いちごの里タルト」の桃とブルーベリーバージョン。いちご以外のタルトも食べたいという顧客の声に応えた。こちらも冷凍のため、解凍が必要。料金は各3000円(税込、送料別途)。

 なお、オンラインショップは8月5日(木)にリニューアルしており、会員登録でお得なポイント配布や今後はイベントなども企画するという。 

9月4日から奥能登国際芸術祭2020+が開幕(石川県珠洲市)

2021年8月30日(月) 配信

塩田千春『時を運ぶ船』©JASPAR,Tokyo,2021 and Chiharu Shiota

 石川県珠洲市全域を会場とした「奥能登国際芸術祭2020+」が9月4日(土)~10月24日(日)まで開かれる。当初は20年秋に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。芸術祭には16の国と地域から、53組のアーティストが参加する。

 このなかで、「スズ・シアター・ミュージアム」では、住民が蔵に保管していた家具や調度、備品などを集め、学術的に保存・研究すると同時にアーティストも参加し、博物館と劇場が一体化したものに仕上げた。

 また、2005年に廃線となった、のと鉄道能登線の線路跡や現存する駅舎の一部に作品が展示されているほか、日本海に面した外浦と富山湾に面した内浦の海沿いにアートが点在し、作品を道しるべに岬めぐりも楽しめる。

 さらに、市内では9~10月にかけて連日のように秋祭りが開催されるという。昼間はアート作品を楽しみ、夜は奥能登固有の祭り文化を味わうことができる。ただ、コロナの影響で開催は各集落の判断となる。

 作品鑑賞パスポートは、一般の当日券が3000円、前売券が2500円、大学生は当日券が1200円、前売券が300円、小中高校生は当日券が500円、前売券が300円。

9月22日限定! スペインを楽しむオンラインツアー、ジャルパック

2021年8月30日(月) 配信

「マルケス・デ・リスカル」

 ジャルパック(江利川宗光社長)はこのほど、スペインのワインやグルメを味わうオンラインツアー「~堪能!スペイン~本格派リオハ赤ワインと美食の街サン・セバスチャンを楽しむ」を売り出した。ツアーは9月22日(水)の開催限定。

 6月に好評だったスペインオンラインツアーの第2弾。今回は、スペインワインの代表と言われるリオハ地方の老舗マルケス・デ・リスカルの赤ワインフルボトル1本と、世界に誇る生ハム“ハモン・イベリコ”が付く。バスク地方にある美食の街、サン・セバスチャンからの生中継もあり、スペインの今を感じられる内容という。

 なお、ワインなどと共にピンチョスのレシピも同封。「ご用意いただければ、サン・セバスチャンのバル巡りの雰囲気倍増となります」(同社)とアピールする。 

 開催は9月22日(水)の午後8時から。Zoomでの開催で、先着70人(70接続)まで。料金は1接続当たり1万4800円(税込)。申し込みは同社ホームページから。

日旅と旅工房が新会社「ミタイトラベル」設立へ Z世代の旅行を喚起

2021年8月30日(月) 配信

旅工房・高山社長(左)と日本旅行・小谷野社長(右)

 日本旅行(小谷野悦光社長、東京都中央区)と旅工房(高山泰仁社長兼会長、東京都豊島区)はこのほど、Z世代以降の若者の旅行需要の喚起と販売シェアの拡大を目的とした合弁会社「株式会社ミタイトラベル」を2021年9月に設立する予定だと発表した。

 旅工房の強みである若者層への海外旅行のインターネット販売のノウハウと、日本旅行のJRセットプランなどの国内旅行販売や全国各地のネットワークを融合させ、相乗効果を創出。コロナ後の多様な旅行形態の顕在化と、持続可能な成長をはかっていく。

 ミタイトラベルの代表者は舩渡川崇氏で、所在地は旅工房と同。資本金は9000万円、持株比率は旅工房が65%、日本旅行が35%。

山代温泉 安心安全な温泉地へ 21年度通常総会開く

2021年8月24日(火) 配信

2年ぶりの開催となった総会のようす

 石川県加賀市の山代温泉観光協会(萬谷正幸会長)は7月27日、ゆのくに天祥で2021年度通常総会を開いた。

 萬谷会長は「新型コロナウイルス感染拡大が1年半以上続き、観光業界は今まで経験したことのない大逆風にさらされている。山代温泉でも、休業やイベント中止などで、この1年は対前年比で半分以下にまで落ち込んだ」と話した。

 一方で「中心商店街の活性化に向けた街並み整備や、廃業旅館の解体整備、萬松園の整備計画などは着々と進めており、旧松籟荘跡地は、来年春にまったく新しい姿に生まれ変わる」とし、「3年後には、北陸新幹線敦賀延伸も控える。悲観ばかりしていても何も生まれない。皆の力を合わせ、アフターコロナに向けて反転攻勢をかけていきたい」と意気込んだ。

 議事ではすべての議案が承認可決された。山代温泉が近年、取り組む「あいうえおの郷」構想の一環で、5月10日が「五十音図・あいうえおの日」として、日本記念日協会により新たな記念日として認められたことが、改めて報告された。

 また、事業計画では、24年春開業予定の北陸新幹線敦賀延伸に向け、地域一体となって「安心安全な温泉観光地」の実現を目指すとともに、おもてなしサービスの向上に努め、ゆっくりと過ごしてもらえる観光地づくりに全力で取り組むことが確認された。

 総会後には、加賀市の宮元陸市長による記念講和が行われた。宮元市長は今年3月に、「城下町大聖寺」が石川県では金沢に次いで2例目となる歴史都市に認定されたことや、6月にタレント・実業家として知られるパンツェッタ・ジローラモ氏を加賀市PRアンバサダーに任命したことなど、加賀市の観光の取り組みを紹介。

 そのうえで、「市内の新型コロナウイルスのワクチンは8月末に、希望者全員の接種が終わる予定。今後も、より安心・安全な観光地を目指す」と抱負を述べた。