FMチャオ! 熱海・湯河原「トラベルキャスター津田令子の土曜旅カフェ」  4月から新たな「再放送枠」決まる

2023年3月17日(金) 配信

津田令子さん

 FM放送「FMチャオ! 熱海・湯河原」で、毎月第1週土曜日午前9時30分から10時まで30分放送される「トラベルキャスター津田令子の土曜旅カフェ」が人気を博している。

 4月からは、好評のため、毎月第3週土曜日の同時間にも再放送されることが決まった。

 同番組は、「カフェでの旅トーク」をイメージして、トラベルキャスター・津田令子氏が語りかけるように、これまで旅した観光地やグルメ、想い出深い体験、そして、その土地でたくさんの笑顔を生んでいる“かけがえのない魅力的な人々”などを紹介している。

 津田氏は「NPO法人ふるさとオンリーワンのまち」の理事長も務める。安曇野市(長野県)や、館山市(千葉県)、御前崎市(静岡県)、飯島町(長野県)、嬬恋村(群馬県)など、独自の魅力を有する「ふるさとオンリーワンのまち」に認定された地域の観光担当者らをゲストに迎え、地域発の情報発信にも力を入れている。

 2020年4月からスタートした「旅行たび通信」のコーナーには、旬刊旅行新聞の増田剛編集長も出演。旅行業界の最新情報や流行など季節に合ったテーマを、津田氏と語り合う人気コーナーだ。

 津田氏は「番組を楽しみにしてくれているリスナーのために、これまで以上に楽しくて、『旅にいきたくなる』情報を伝えていきたい」と意気込みを語る。

東海予約センター協力会「創立60周年記念事業へ結束」誓う 4年ぶりに対面総会開く

2023年3月17日(金) 配信

結束を誓い合う

 旅行サービス手配業「東海予約センター」(大長征勝社長)の協力会(会長=山田琢・ホテルくさかべアルメリア常務、167会員)は3月14日(火)、静岡県静岡市内のホテルで、2022年度定期総会を開いた。コロナ禍により、リアルでの総会開催は4年ぶりとなった。

 今年度は創立60周年を迎えることから、記念事業などの実施に向けて会員が一丸となって観光復興につなげていくことを確認した。

山田琢会長があいさつ

 山田会長は冒頭、「コロナ禍が続いた3年間で、営業方針が変わった施設も多いなか、今年はさまざまな意味で大きな転機の年となる」とし、「東海予約センター60周年を控え、各施設が積極的にアイデアを出し合い、協力し飛躍へ頑張っていこう」と結束へ力を込めた。

大長征勝社長

 大長社長は「マスク着用が個人の判断に委ねられたが、正常な生活に戻るにはあと2、3カ月はかかると思う」との見方を示し、「この3年間、限りなく仕事がゼロに近い時期もあったが、長い間旅行を控えていたお客様のニーズにしっかりと応えていきたい」と語った。

 同日には東海予約センターレスト協力会(会長=高田直機・きじ亭社長、72会員)の総会も行われた。

パネルディスカッションも行われた

 総会後には、「ウイズコロナの時代、どうする、どうなる観光業」をテーマに会員施設が登壇し、どのように勝ち残っていくかなどを議論した。

アウトバウンド推進へ 19年水準(2000万人)に回復する政策パッケージ策定(観光庁)

2023年3月16日(木) 配信

観光庁はこのほどアウトバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージを策定した

 観光庁はこのほど、日本旅行業協会(JATA)や各国・地域の政府観光局などと連携し、アウトバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージを策定した。出国日本人数を2019年水準である2000万人へ回復させることを目的に、集中的な取り組みを行う考え。

 政策パッケージでは、①諸外国との連携体制の強化②戦略的かつ効果的な取組の推進③安全・安心な旅行環境の整備・青少年交流の促進──の3つの柱を掲げた。

 諸外国との連携体制の強化では、アウトバウンド増加に向けた強力な枠組みを整備する。2国家・地域間での海外旅行者数の設定や、各所の締結の推進を行う。

 また、アウトバウンド増加のポテンシャルが高い若者やシニア層を中心に戦略的・効果的な取り組みを推進する。

 現地情報の発信を通じた安全安心な旅行環境の整備や、次世代を牽引する青少年交流の促進をはかる。

 同庁では、「アウトバウンドの推進は、日本人の国際感覚の向上や国際相互理解の増進による諸外国との友好関係の深化をはかるもの」という認識を示した。このうえで、双方向の交流拡大を通じて、航空ネットワークの拡大や、インバウンドのさらなる拡大につなげていく方針だ。

ビッグホリデー、自動応答チャットボット「MediaTalkGPT」実証実験 ChatGPTを活用

2023年3月16日(木) 配信

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 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)はこのほど、メディアリンク(松本淳志社長、東京都港区)と共同で、Webサイト上でのユーザー体験向上を目的とした、GPT―3・5を搭載したチャットボット「MediaTalkGPT」の実証実験を始めた。

 ChatGPTは、OpenAI社が開発した大規模言語モデル(LLM)GPT―3・5で構築されており、これまでのAIチャットボットの認識・回答の精度を上回るのが特徴。

 これを活用し、ビッグホリデーのWebサイトのユーザーから寄せられる質問に対し、高い精度で回答を自動応答することで、ユーザー体験を向上させる考え。メディアリンクは「国内の旅行会社で初めての取り組み」とし、両社は旅行業界とカスタマーサポート業界において、新たな一歩を踏み出すことになると期待を寄せている。

 ビッグホリデーは、ChatGPTを活用した自動応答の実証実験に対して、「この技術の活用により、高い精度でユーザーを待たせずに問い合わせに回答できるようになり、スタッフの負荷を減らし、チーム全体の効率性向上につなげたい」考えだ。

「観光革命」地球規模の構造的変化(256) ウクライナ侵攻の行方

2023年3月16日(木) 配信

 日本でもコロナ禍が下火になり、新型コロナの感染法上の位置付けの変更方針が打ち出されて、ようやく人の動きが活発化してきた。

 新聞でも「台湾でいま、北海道があつい」と報道され、北海道旅行が台湾で熱気を帯びていると伝えられている。台湾では長年、韓流ドラマの後塵を拝してきたが、ネットフリックス配信の日本ドラマ「First Love 初恋」が人気を博し、ロケ地・北海道への旅行を後押ししているらしい。

 たしかに今年2月に3年ぶりで開催された札幌の雪まつりでも数多くのアジアからの観光客が訪れ、賑わっていた。日本政府観光局(JNTO)は「昨年10月に水際対策が緩和され、インバウンドが回復傾向にある」と公表している。

 日本観光が回復しつつあることは大歓迎すべきであるが、一方でロシアのウクライナ侵攻から1年が過ぎたにもかかわらず、戦闘は長期化しており、停戦には程遠い状況にある。

 193カ国で構成される国連総会で2月23日に「ロシア軍の即時、完全かつ無条件撤退」と「ウクライナでの包括的、公正、かつ永続的な平和の必要性」を強調する決議を141カ国の賛成で採択したが、52カ国(反対7、棄権32、無投票13)は賛成していない。決議に法的拘束力がなく、今後も戦闘が継続されるのは残念至極だ。

 大国が公然と国際法を犯して隣国に攻め込む蛮行は許容できないが、極悪非道なロシアを即時撤退させることができないのが世界の現状だ。

 ロシアに対する厳しい経済制裁が実施されているが、ロシアは資源大国であり、逆に世界のエネルギーや鉱物価格が高騰している。とくにエネルギー価格の高騰によって世界的に物価高が引き起こされている。併せて食料価格も高騰しており、「グローバルサウス」と呼ばれる途上国では危機的状況が生み出されている。

 ウクライナ有事は必然的に「台湾有事」につながる危険性がある。偶発的なかたちであっても台湾有事が現実化すると、日米同盟に頼り切る日本は中国と敵対することになり、亡国の道を進むことになる。そうなると「観光立国」どころではなくなる。旅行・観光業界のリーダーは常に世界の状況を見極め、最悪の事態を想定しながら、日本観光の未来を考えていく必要がある。

 

石森秀三氏

北海道博物館長 石森 秀三 氏

1945年生まれ。北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授、北海道博物館長、北洋銀行地域産業支援部顧問。観光文明学、文化人類学専攻。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員などを歴任。編著書に『観光の二〇世紀』『エコツーリズムを学ぶ人のために』『観光創造学へのチャレンジ』など。

 

 

JTB×大塚製薬「ボディメンテ」配布CP 3月22日~4月23日

2023年3月15日(水)配信

キャンペーンは全国のJTB店頭カウンターで実施を予定する

 JTBは3月22日(水)~4月23日(日)まで、大塚製薬と「旅前ボディメンテナンス習慣キャンペーン」を全国のJTB店頭カウンターで実施する。アフターコロナで需要回復する旅行を見据えて、出発前の体調管理を習慣化し、旅行の楽しさを満喫してもらう目的で行う。

旅の健康管理パンフレットイメージ

 キャンペーン期間中、「旅前ボディメンテナンス習慣セット」として、ボディメンテドリンク1本と、旅に向けた健康管理に役立つ情報が詰まったパンフレットを配布する。実施場所は全国JTB店頭カウンター296店舗を予定。配布は1人1セットまで、配布総数10万セットが到達次第、終了とする。

わが国立公園・温泉地ここに注目 生産者の想いを感じる「感光」へ(三重県・伊勢志摩国立公園)

2023年3月15日(水) 配信

カキの養殖にも取り組む

 伊勢志摩国立公園は、人が自然と共生し、文化や伝統が醸成されてきた場所です。ほかの国立公園に比べ民有地の割合が非常に高い、公園内に人々が住む珍しい環境だと思います。

 伊勢志摩を代表する豊かな食の恵みは、伝統的な海女漁や伊勢海老のプール制などの資源管理に基づいた漁法により守られてきました。また海自体も、山々が国立公園に指定されたことで保護され、豊かさを保ち続けられていました。しかし近年、黒潮の蛇行による海水温度の上昇や栄養塩不足などにより、自然環境と漁業を取り巻く環境が変わってきていて、海女漁のメインとなるアワビは姿を消し、名産の伊勢海老の漁獲も10分の1といわれるほど減少しました。一方で、今まで、伊勢志摩の海では水揚げされなかった南方の魚も良く見かけるようになりました。

 こうした状況に対し我われができるのは、「人が自然に寄り添うこと」。人々が食べたいものを漁獲するという今までの漁法ではなく、今獲れている魚をいかに美味しく流通させていくか、今ある自然の環境を理解し、できることに適応していくフェーズになったのだと思います。

 観光においても、「地域で今獲れているものでおもてなしする」という原点に回帰する時期が来たのではないでしょうか。風光明媚な景色や美味しい食べ物はもちろんですが、地域に住まう生産者の想いに触れる事で、観る「観光」から感じる「感光」に変われば良いなと思います。

 【伊勢志摩冷凍代表 石川隆将】

ファムトリップを通じ 埼玉の観光素材探る

2023年3月15日(水) 配信

サイボクキッチン

 埼玉県物産観光協会は2月3日(金)、旅行会社、メディア関係者を招きファムトリップを行った。

 昨年12月に開催された商談会に参加した日高市の「サイボク」、飯能市の「ムーミンバレーパーク」と「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」、所沢市の「ところざわサクラタウン」を巡る日帰りの視察会。参加者は、埼玉県内外からの誘客、観光促進のための旅行商品の企画や地域プロモーションへつなげるべく、各施設の概要や団体旅行受け入れ環境などを視察した。

 日高市にあるサイボクは、コロナ前には年間約400万人が訪れていた人気スポット。かつて牧場だった敷地内には、敷地内の工場から直送される約100種類のハムやソーセージをはじめ精肉やオリジナル商品などが購入できる「ミートショップ」や、天然温泉が楽しめる「花鳥風月」、木製のアスレチック10種類が楽しめるサイボクの森などの施設がそろっている。

 同施設ではサイボクのゴールデンポークに加え、牧場で完全発酵させたたい肥を使い約40軒の契約農家が育てた新鮮な野菜も購入できる。また園内には牧場産直のサイボクのブランド肉のBBQが楽しめるレストランサイボク、もつ煮や豚まんなどが楽しめるサイボクキッチンなど、さまざま形態の飲食店もそろっている。

 「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」は、「ご飯がススムキムチ」などを製造するピックルスコーポレーションとOHが2020年10月に開業した発酵のテーマパークで、「『OH!!!』と驚くような発酵体験、“食の魔法”を楽しもう!」をコンセプトに掲げる。

醤油こうじ.

 同施設は、野菜×乳酸菌×米糀の発酵デリカフェ「Piene Cafe」や、薪火と発酵のレストラン「Femy_」など4施設からなり、ファムトリップでは発酵ワークショップ・イベントが行われる「パリシャキ研究所」で醤油こうじづくりを体験。同施設では、「オリジナル“ご飯がススムキムチ”」作りや発酵調味料を使った料理教室も楽しめる。

 また発酵食品のセレクトショップ「八幡屋」では、老舗漬物店「八幡屋」の漬物や、全国から厳選したこだわりの発酵食品を販売するほか、地元飯能の採れたて野菜や特産品を集めた「飯能マルシェ」なども展開している。

戦国・武将テーマの旅は岐阜で 関ケ原古戦場の整備進める

2023年3月15日(水) 配信

石田三成の陣跡から関ケ原全体を望む

 今年はNHK大河ドラマの主人公が徳川家康であることから、県内にある関ケ原古戦場(関ケ原町)への注目が高まると予想される。

 現在、県と関ケ原町は、町全体のフィールドミュージアム化の推進に注力するとともに、愛知県や静岡県、滋賀県などとの観光連携にも取り組んでいる。「『戦国・武将』をテーマに旅をするなら岐阜県」というイメージの定着を目指す県の取り組みと、関ケ原町の旬の話題をまとめる。

 関ケ原が一望できる笹尾山の石田三成陣跡や、桃配山の徳川家康最初陣地、家康が首実検を行った床几場など、さまざまな史跡が点在する関ケ原町。岐阜県と関ケ原町は関ケ原古戦場の整備と活用の指針となる「関ケ原古戦場グランドデザイン」に基づき、各史跡の整備やガイド人材の育成などを進めてきた。

古戦場で出土した武具

 2020年に開館した「岐阜関ケ原古戦場記念館」も同施策の一環で整備された施設で、町に点在する史跡を巡る前に関ケ原の戦いについて学べる体験型施設。館内1階では講談師の神田伯山さんの音声解説で東西両軍の布陣や動きを俯瞰できる「グラウンド・ビジョン」と、振動や風の演出とともに軍勢が激突するようすを大迫力で描く「シアター」の2種類の映像コンテンツを用意。2階展示室では全国各地の史料館や博物館などが収蔵する関ケ原の戦いに関わりのある武将の手紙や具足、文書などの複製品と、古戦場からの出土品を展示する。また、360度全面ガラス張りの5階展望室からは、現在の関ケ原の景色を合戦当時の景色と重ね合わせて眺められる。

 甲冑姿でまち歩きが楽しめる関ケ原町には昨年、ユニークな施設がオープンした。

関ケ原戦国甲冑館

 西岡氏が自身で集めた戦国期から江戸時代の甲冑を展示する「関ケ原戦国甲冑館」は、同町に本物の甲冑を展示する施設がないなか、「古戦場のまちで本物の甲冑を見てもらいたい」との思いで開館した施設。甲冑のほか、石田三成ゆかりの地から見つかった足軽陣笠、石田の名が書かれた平陣笠なども展示している館内では、本物の甲冑の着装体験も楽しめる。
西美濃地域に点在関ケ原関連史跡巡る

 関ケ原の戦いは9月15日の激戦がすべてではなく、その2年ほど前、豊臣秀吉の死去から始まったとされる。

 岐阜県内西美濃地域には、西軍方の島左近らと東軍側の中村一栄が激突した「杭瀬川古戦場」(大垣市)や、徳川家康が旗をかけたと伝わる松がある「白山神社(旗懸けの松)」(神戸町)、米野の戦い跡(笠松町)などが点在する。
 こうした史跡も併せて巡ることで、より深く関ケ原の戦いを知ることができる。

北村課長に聞く

 岐阜県は「戦国・武将観光」を推進しています。2020年に開館した「岐阜関ケ原古戦場記念館」はその拠点となる場所で、関ケ原に何度も足を運ぶファンづくりが戦略の軸です。

 記念館の整備は、東海環状自動車道の県内全線開通を控え、西濃地区への経済波及効果を得る目的で、関ケ原が交通の要衝であったことから、県と関ケ原町が有識者も交え策定した「関ケ原古戦場グランドデザイン」のメイン事業です。

 同施策は関ケ原全体のフィールドミュージアム化を目指し、各陣跡などの景観整備などを現在も進めています。3月中には、徳川家康最初陣地の見晴らしをよくするために景観を整え、遠くからでも視認できるよう大きな幟旗を掲げる整備事業が完了します。記念館に関しては収蔵史料の収集を進めていきます。

 こうした整備事業に加え、近隣自治体との連携強化も進めています。県としては、今年のNHKの大河ドラマの主役が徳川家康なので、愛知県と静岡県と県域を越えた広域エリアへの観光誘客、周遊観光を促すことを目的に、「大河ドラマ『どうする家康』愛知・静岡・岐阜連携事業推進協議会」を設立し、岡崎市、静岡市、浜松市の3つの大河ドラマ館と岐阜関ケ原古戦場記念館を巡る周遊キャンペーンを展開。JR名古屋駅のコンコースには、「家康ゆかりの地 インフォメーションセンター」を愛知県と共同で設置し、3月23日(木)まで観光情報を発信しています。

 これに加え、岐阜関ケ原古戦場記念館ではNHK大河ドラマ「どうする家康」展・ぎふ関ケ原と、関連する甲冑展示をメインとした「家康、命運の地 関ケ原展」を同時開催し、ドラマで使われた衣装なども展示しています。また1月27日(金)からは織田信長と正室の濃姫の生涯を描く映画「レジェンド&バタフライ」が公開されていますが、岐阜市とはプロモーションなどを連携して実施しています。さらに今後は大河ドラマの進行に合わせ記念館で行っている「家康、命運の地 関ケ原展」の展示の入れ替えや、滋賀県や福井県などとも連携して観光誘客を進める予定です。

 一方関ケ原町では、関ケ原を訪れる歴史ファンの中で一番人気がある石田三成の出生地と伝わる長浜市、秀吉と出会った地と伝わる大原観音寺のある米原市、居城「佐和山城」跡がある彦根市で構成する「びわ湖・近江路観光圏活性化協議会」と連携協定を結び、相互の観光振興と三成の魅力発信を進めています。

 【岐阜県商工労働部観光国際局 観光資源活用課 課長 北村 和弘】

「めぐる」「たべる」「つかる」3つの視点で地域の宝探し 2市町一体で新たな魅力発信(琴平町・善通寺市)

2023年3月14日(火) 配信

王墓山古墳-

 1月29日(日)、香川県・琴平町と善通寺市が舞台のONSEN・ガストロノミーウォーキングが行われた。四国霊場75番札所であり、弘法大師空海の御誕生所でもある善通寺を出発し、「王墓山古墳」や「地蔵池」などを巡り、金刀比羅宮の参道にある酒蔵直営店「金陵の郷」へ至る約10㌔のコース。

琴平・善通寺のグルメ

 各ガストロノミーポイントでは、讃岐三畜(オリーブ牛、オリーブ豚、讃岐コーチン)や善通寺市の特産品のダイシモチ麦を使った「海鮮海苔巻」、県内で伝統的に生産されている「和三盆糖」などを提供した。また香川を代表するグルメ「讃岐うどん」は、金刀比羅宮の参道沿いにある「狸屋」が、ちくわの天ぷらをのせた温かい金箔入りのうどんを用意。麺は「お店と同じ出来立ての味」を食べてもらいたいと考え、当日店で半分茹でた後、参加者の到着時間に合わせ会場でさらに半分茹でて提供した。

2つのまちの魅力を堪能した参加者

 「金陵の日本酒の飲み比べができるだけではなく、グレードの高い銘柄も試飲できて驚いた」、「スタッフの方もフレンドリーで、都内から訪れたかいがありました」など高い評価を得た今回のイベント。

 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構ディレクターの堀口隆氏は「2019年に香川県での初開催を予定していたイベントですが、新型コロナウイルス感染症の流行・拡大により延期となり、今回念願の初開催となりました。その間、実行委員会の構成メンバーも変わり、準備にご苦労もあったかと思いますが、無事に開催できたことを嬉しく感じます。琴平と善通寺はJRの駅から近く、また知名度のある観光地ということもあり、人気の企画となりました。今後規模を拡大し、イベントとしての成長を目指していきたいと思います」と総括した。

 琴平町は「2市町による合同開催の狙いは、コンセプトである 『美食』、『自然』、『文化』、『温泉』といった素材が豊富な2市町が 一体となって開催することによる新たな魅力の発信」と合同開催の狙いを説明し、「琴平町は金刀比羅宮の門前町として栄えてきた全国有数の観光地で、石段があり、店々が連なる表参道のにぎわいは他にない魅力。今回見えてきた課題やいただいたご意見を参考に内容をブラッシュアップし、新たな展開ができれば」と今後の展望を語った。