「“ながさき癒し旅”ウェルカムキャンペーン」開催 宿泊料金を1人1泊5000円割引

2020年6月17日(水)配信

世界文化遺産の構成資産の1つ「出津(しつ)教会堂」(長崎市)

 長崎県は2020年6月19日(金)~7月31日(金)までの期間、全国各地から県内に宿泊する人を対象に、1人1泊あたり5000円を割引く「“ながさき癒し旅”ウェルカムキャンペーン」を実施する。これに伴い6月16日(火)からは、宿泊予約サイトにて、サイト内での宿泊予約時に利用できる「宿泊料金割引クーポン」を配布、18日(木)からは、コンビニエンスストアで、宿泊施設での精算時に割引が適用される「ながさき癒し旅宿泊券」を発売する。

 自粛生活で「コロナ疲れ」を感じている人に、長崎県の豊かな自然や文化、食の魅力に触れてもらい、「心身ともに癒され、元気を取り戻していただきたい」という想いを込め、延べ10万人泊分を助成する。

 宿泊予約サイトを利用する場合は「じゃらんnet」または「楽天トラベル」で配布される宿泊クーポンを利用のうえ、宿泊施設を予約・宿泊すると、5000円の割引を受けることがでる。コンビニ利用の場合、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのWEBサイトで、6000円分の「ながさき癒し旅宿泊券」を1000円で購入。全国のコンビニエンスストア店舗で発券のうえ、宿泊施設での料金支払いの際、同宿泊券を利用することで割引を受けることができる。利用できる宿泊施設は長崎県観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」に掲載し、順次追加していく。

JTB、合弁会社「グッドフェローズJTB」設立 観光施設のDX実現を支援

2020年6月17日(水) 配信

「グッドフェローズJTB」ロゴマーク

 JTB(髙橋広行社長)はこのほど、グッドフェローズ(磯部昌美社長)と合弁会社「グッドフェローズJTB」を設立し、4月から営業を始めた。観光施設のデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じた魅力度・競争力向上に貢献するとともに、コロナ後の観光施設の再始動を支援する。

 観光施設に提供するサービスは、チケットデジタル化プラットフォームサービスがある。具体的には、共通二次元バーコードによる着券アプリ「PaaSket(パースケット)」と、各社の実績管理を一元化するシステム「チケットHUB」、Web直販支援の「Webket」の3つ。

 チケットデジタル化プラットフォームサービスを導入する施設への支援策として、入場認証に必要なモバイル端末を6月19日(金)から先着1000台無償提供する。

チケットデジタル化プラットフォームサービスの概要

 「PaaSket」と「チケットHUB」を利用することで、着券オペレーションの共通化し、各社の販売実績や着券実績を一元管理する。各社の取扱高は、同社が販売手数料を控除し、一括入金するシステムとなっている。

 ほかにも、共通券企画造成サービス、BIツールやデータマネジメントプラットフォームを活用したコンサルティングサービスも行う。

 コロナ後は、国内観光施設も衛生面への配慮が求められる。同社では、窓口や券売機で販売していたチケットをオンライン化し、紙幣や券売機などへの接触を減らすことで、感染防止につながるとみる。

 また、日時指定などで入場者数をコントロールすることで3密を回避。万が一、施設内で新型コロナウイルス感染が確認された場合は、日時指定した入場認証済みのデータを販売事業者に提供することでお客を特定し、連絡をすることも可能になる。

HIS、ハワイの「天国の海®」巡るツアー開催 2~3カ月待ちの体験をオンラインで参加可能に

2020年6月17日(水) 配信

1日の利用人数が制限されるなどするなか、オンラインツアーで参加のハードルを下げた。「天国の海®」はPinpoint Marketing LLCの商標登録

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は6月27日(土)から、ハワイの絶景スポットとして常に高い人気を誇るというサンドバー「天国の海®」で、オンラインライブツアーを「キャプテンブルース天国の海®ツアー」と共同で行う。同ツアーはピーク時には2~3カ月の予約待ちとなる人気アクティビティを、日本にいながらオンラインで参加できるHIS独占企画だ。

 「天国の海®」は、全米最長最大の珊瑚礁と、ハワイ州で唯一のサンドバーを持つオアフ島北東部のカネオヘ湾内に位置する。深い海と浅い海の色のコントラストの美しさと、ヒーリングスポットが魅力とされるなか、1日に訪問できる人数に制限するなどさまざまなルールがあり、保護されている。

 同オンラインライブツアーでは、「天国の海®」ができるまでの歴史などをベテランガイドが日本語で案内。ツアー参加者からのサンドバーに関する質問を受けるほか、カメラアングルの希望にも応える。さらに、「天国の海®」にいるかのような空間を演出できる、Zoom用の背景写真も用意する。

 このほか、同社は毎週土曜日に期間限定で、5月に200人以上が参加した「モーニングヨガレッスン」や、ハワイのさまざまな人気アクティビティをオンライン上の参加型企画として展開する。

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~山形県・鶴岡市~

2020年6月17日(水)配信

 山形県・鶴岡市の夏は、羽黒山の石段と杉並木やクラゲ展示種類数が世界一の加茂水族館など、楽しい観光地が盛りだくさん!動画にも出ている赤川花火大会のほか、荘内大祭、庄内酒祭りなどなど、イベントもたくさん開催されております。(2020年については、延期や中止となるものがございます。ご注意ください)
 また、鶴岡市が誇る「だだちゃ豆」などの特産品も美味しい時期を迎えます!

鶴岡市観光PR映像・夏

【にっぽん旬旅】~動画で各地の魅力紹介~日本海きらきら羽越観光圏(秋田・山形・新潟県)~

2020年6月17日(水)配信

 日本海きらきら羽越観光圏は、きらきらと輝く日本海と「羽越」の名で結ばれた秋田県、山形県、新潟県の3県10市町村で構成されるエリアです。

 このPR動画は、国内外の方に当エリアが誇る歴史や自然・食などの魅力を知っていただこうと作成したものです。

 クラゲで有名な「鶴岡市立加茂水族館」や、村上の美しい黒塀通り(安善小路)、日本海で体験できるマリンスポーツ「SUP(スタンドアップパドル)」体験のほか、日本酒や魚介類といった美酒・美食を映像でお楽しみいただけます。

 当エリアでは、それぞれの旅館・ホテル・土産物立ち寄り施設・飲食店がそれぞれの新しい生活様式や各業界団体の感染予防ガイドラインを踏まえ、観光客の受入を図っているほか、海・山・川といった野外スポットが多くあり、3密を避けながらのんびり、穏やかに観光することができます。まずは動画で当観光圏の魅力を知っていただき、ぜひ次は実際に遊びにお越しください。

Experience Beautiful Life

観光庁、海外インセンティブ旅行誘致 支援先都市を決める

2020年6月16日(火)配信

写真はイメージ

 観光庁は6月15日(月)、公募していた「海外のインセンティブ旅行誘致に関わる支援事業」で、支援対象とする都市が決まったと発表した。対象都市は、広島市(応募者=広島市)と、静岡県東部・伊豆地域の7市4町(同=静岡県東部地域コンベンションビューロー)の2都市に決まった。

 同事業は、海外のインセンティブ旅行誘致に関するスキルを底上げし、日本のMICE国際競争力の向上を目的としたもの。都市に対して、高度な知識や経験、国際的な視点を有するコンサルタントを派遣。誘致戦略の立案をはじめ、都市の状況を踏まえたトレーニングやコンサルティングなどを支援する。

 今後、対象都市に対し国として支援を行うことで、コンベンションビューローなどのさらなる機能高度化をはかるとともに、都市の自立的な取り組みを支援していく。実施期間は、都市選定日から2021年1月29日(金)まで。

じゃらん、お取り寄せスイーツ人気ジャンル発表 編集長セレクトのご当地スイーツも

2020年6月16日(火) 配信

京都フィナンシェのビイェ・ド・フィナンシェ

 リクルートライフスタイル(淺野健社長)が企画・編集する旅行情報誌「じゃらん」は6月10日(水)、「お取り寄せ」したいスイーツのジャンルや、金額に関するアンケート結果を発表した。

 ランキング1位には、バリエーションの豊富さや日持ち具合いなどを考慮したジャンルのスイーツが選ばれたほか、じゃらん編集長がセレクトしたご当地スイーツも併せて紹介された。

  アンケートは5月25日(月)~26日(火)の2日間、47都道府県在住の20~40代を対象にインターネットで実施。1588人が回答した。

 「お取り寄せしたいと思うスイーツのジャンルは」(複数回答)の問いに、約半数の47.4%が「焼き菓子」と回答した。この結果に、じゃらんでは「パウンドケーキやクッキー、フィナンシェなど種類が多いことや、ある程度日持ちすることなどが選ばれた要因では」と分析する。

 2位は「ケーキ」(42.3%)、3位は「アイス・ジェラート」(30.6%)、4位は「チョコレート」(29.8%)、5位は「バウムクーヘン」(29.3%)と続いた。

 「1回のお取り寄せで使用できる金額は」(単一回答)の質問では、同じく約半数の48.0%が「1000~3000円未満」を選択した。次いで、「3000~5000円未満」(32.6%)、「1000円未満」(10.5%)と続き、手ごろな値段が大半を占めた。

ゼリーのイエ_西編集長

 また、じゃらん編集長が旅先で見つけた各地の「ご当地お取り寄せスイーツ」も紹介。「関東・東北じゃらん」の西尚子編集長は、福島県のカラフルなスイーツ「ゼリーのイエ」を選び、「SNS(交流サイト)でも話題で、宝石のよう。100%ゼラチンの手作りにこだわっている。断面の美しさにも注目してほしい」とコメントした。

アップル&ローゼスタルトS_今西編集長

 「じゃらんムックシリーズ」の今西裕子編集長は、バラのような長野県のタルト「アップル&ローゼスタルトS」を取り上げた。「花びらはすべてリンゴのスライスで表現。まさにバラの花咲くタルトです」と説明。季節によって使う品種も変わるという。

 「関西・中国・四国じゃらん」「九州じゃらん」の長田佳子編集長は、京都のフィナンシェ専門店の「ビイェ・ド・フィナンシェ」を紹介。「小麦粉を使わず、アーモンドの粉末だけを使用。サブレのような食感で、バターの味わいとハチミツのほのかな香りが広がります」とおすすめした。

国内旅行消費額、1―3月期は20・5%減の3兆3473億円に

2020年6月16日(火)配信

日本人国内旅行消費額の推移

 観光庁がこのほど発表した2020年「旅行・観光消費動向調査」の1~3月期(速報)によると、日本人国内旅行消費額は前年比20・5%減の3兆3473億円となった。このうち、宿泊旅行は同19・3%減の2兆6201億円、日帰り旅行が同24・5%増の7272億円だった。新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛の影響が大きく、緊急事態宣言が発出した4~6月期は大幅減が予想される。

 日本人国内延べ旅行者数は、同22・3%減の9381万人となった。このうち、宿泊旅行は同17・5%減の5282万人、日帰り旅行が同27・7%減の4098万人。

 日本人国内旅行の1人1回当たりの旅行単価は、同2・3%増の3万5683円となった。宿泊旅行は同2・2%減の4万9600人、日帰り旅行が同4・5%増の1万7745円だった。

伊豆周辺エリアの広域観光交流拠点 6月30日 東急三島駅前ビル開業

2020年6月16日 (火)配信

「富士山三島東急ホテル」展望温浴施設イメージパース

 東急は6月30日(火)、三島駅南口(静岡県三島市)に「東急三島駅前ビル」をオープンする。同社が運営する商業施設「ミトワみしま」と、東急ホテルズが運営する「富士山三島東急ホテル」とからなる施設。伊豆周辺エリアにおける広域観光交流拠点として地域を活性化させる。
 
 ビル1~2階 「ミトワみしま」は、「三島周辺のいいもの・美味しいものでおもてなしする」をコンセプトとする商業施設。地域特産品を提供する物販店や、沼津港直送の新鮮な海鮮を味わえる飲食店など5店舗が入居する。

  富士の眺望を最大限に活かした195室を有する「富士山三島東急ホテル」は、「富士を感じるベースホテル」がコンセプト。

 宿泊者のみ利用可能な最上階14階の展望温浴施設「富士の湯」には、露天風呂を備え地上60㍍から富士山や箱根山麓、駿河湾を望むことができる。

 13階のレストラン「炉L′EAU(ロー)」では、高層からの眺望とともに、箱根西麓三島野菜や駿河湾の海鮮などの地の食材を、「炉端焼き」のライブ感を楽しみながら、和洋にアレンジした料理を満喫できる。

 また、東急は、施設の開業に合わせて、伊豆箱根鉄道三島駅とビル直結の連絡通路を同日開通する。三島駅から同施設を通じ地域商店街までのアクセスを整備することで、地域にさらなる賑わいを創出することが狙いだ。

NAA、新型コロナ対策を発表 「利用者に安心感を」

2020年6月16日(火) 配信

NAAは新型コロナウイルス対策を6つのテーマでまとめた

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)は6月12日(金)、利用者に安心して同空港を利用してもらおうと、空港内における新型コロナウイルス感染症感染拡大の防止の取り組みを発表した。 

 同社では新型コロナウイルスへの対策を「お客様・従業員への感染予防対策」と「検温の実施」、「消毒・清掃の実施」、「空港内の換気の強化」、「ソーシャルディスタンスの確保」、「お客様・空港内事業者向けの情報発信」の6つのテーマにまとめた。

 お客様・従業員への感染予防対策では、利用者へのマスク着用要請と従業員のマスクや手袋の着用のほか、 カウンターなどでの飛沫感染対策(フィルムなどの設置)などを行う。

 検温の実施として、国内線保安検査場前で出発する搭乗客を対象にサーモグラフィーによる体温測定を実施する。

 消毒・清掃の実施では利用客が触れるエスカレーターの手すりや手荷物カートのハンドル等の清掃・消毒を強化。このほか、利用客の主要動線上である館内入口・保安検査場・入出国審査場前後などに手指消毒液を設置する。 

 空港内の換気の強化では、空調機の運用で外気の取入量の増加と空調運転時間を延長する。

 ソーシャルディスタンスの確保では、並ぶ列や座席などで利用者間の距離を空ける運用を行う。

 お客様・空港内事業者向けの情報発信として、 館内放送やデジタルサイネージ、 SNS(交流サイト)などやアクセス事業者との連携により感染症対策の案内・協力依頼を行う。 「成田空港の感染症対策の取り組みとお客様へのお願い」と題した2分ほどの動画を作成し、ホームページやSNSで公開する。

 空港内事業者には6月19日までに、「成田空港新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」を作成し、 配布する。 

 今後は利用者とスタッフとの接触機会を減らすため 自動チェックイン機や自動手荷物預け機などセルフサービス型の搭乗手続きを拡充する。 このほか、 搭乗券やパスポートなどについては、都度提示が不要となる顔認証を活用した非接触型の搭乗手続きを導入する。