横浜で台湾を感じる旅 日帰りバスツアー販売(阪急交通社)

2021年4月14日(水) 配信

阪急交通社は、横浜で台湾を満喫できる日帰りバスツアーを売り出した

 阪急交通社はこのほど、台湾観光局と共同で、台湾本場の味と異文化体験ができるバスツアーを売り出した。ツアーでは鼎泰豊で食べる小籠包ランチや、横浜中華街を巡るなど、渡航制限で海外旅行ができないなかでも台湾を楽しめる。

 バスの車内では台湾の観光情報を映像で案内するほか、他湾人ガイドによるミニ台湾語講座も行われる。中華街や横浜・南部市場での散策時間では、占いや食べ歩き、買い物などを満喫できる。

 また、台湾で有名な花文字で名前を描いて参加者全員に渡すサービスも実施する。

 ツアーの設定期間は5月28日(金)~7月13日(日)。新宿発。料金は1人1万円(税込み)。バスの座席を1人で2席利用できるプランとなる。

 今回の企画にあたり、台湾観光局の鄭憶萍所長は、「バスツアーを通じて台湾本場の味や文化を感じてもらいつつ、台湾の良さを思い出してもらい」として、「コロナ終息後に、台湾へ行けるようになるまで、楽しみに待ってもらいたい」と期待を寄せている。

【横浜市営交通100周年】歴史振り返るギャラリートレイン 4月14日(水)から運行

2021年4月14日(水)配信

 今春、開業100周年を迎えた横浜市営交通は、2021年4月14日(水)から、懐かしい写真で100年の歴史を振り返る「ギャラリートレイン」を期間限定で運行する。

 1921年、路面電車でスタートし、関東大震災や空襲を乗り越え、バスやトロリーバス、地下鉄と、いつも横浜の街とともに歩んできた。100年分の感謝を込めてギャラリートレインを運行するとともに、市営地下鉄ブルーライン、グリーンラインは、全編成で100周年記念のヘッドマークを掲げて走行中だ。

  ギャラリートレインは1編成で、5月中旬までの運行。車内では、懐かしい風景を走る市営交通のポスターや市営交通の今を伝える職員目線のドキュメント「100の一歩」を掲出するほか、1両に1つ、ハートのカタチをした吊り革も装着している。

 横浜市営交通では100周年特設WebサイトやFacebookなどで、100周年関連事業の最新情報を発信している。

あしかがフラワーパーク、大藤まつりを繰り上げ 観測史上最速の開花

2021年4月14日(水)配信

栃木県指定天然記念物の大藤

 足利フラワーリゾートが運営する、あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)は4月15日(木)から、「ふじのはな物語~大藤まつり2021~」を開く。観測史上最も早い4月6日(火)に大藤が開花したことから、日程を繰り上げて開催する。

 開花は例年よりも10日ほど早く、見ごろも前倒しが予想される。夜間のライトアップ開始も早め、4月17日(土)から行う。なお、ゴールデンウイーク期間の4月23日(金)~5月5日(水)は、午前7時から午後9時までと営業時間を伸ばして対応する。

世界遺産・比叡山が戦国BASARAとコラボ! 滋賀京都の観光スポットを巡る非接触型 「デジタルスタンプラリー」開催

2021年4月14日(水)配信

 比叡山三者協議会(滋賀県大津市)では、カプコンの協力を得て、比叡山を中心とする滋賀京都の寺社や観光スポットを巡る「比叡山×戦国BASARA コラボレーションデジタルスタンプラリー」を2021年4月29日(祝・木)~12月5日(日)に開く。スタンプを集めると、扇子など「比叡山×戦国BASARA」コラボレーショングッズがもらえる。

 今年は比叡山を開いた伝教大師・最澄が遷化(せんげ。亡くなること)してから1200年を迎えるほか、元亀の兵乱から450年の節目の年にあたる。スタンプラリーはその一環として実施。各スポットの戦国武将を追い求めながら、比叡山を中心に滋賀と京都の魅力を満喫できる企画だ。

 スタンプラリーはWebブラウザのQRコードの読み込み機能やスマートフォンのGPSを活用する。スポットは比叡山延暦寺(伊達政宗)や日吉大社(徳川家康)、北野天満宮(豊臣秀吉)など、京滋エリアの人気の寺社や観光施設18カ所に設置。各スポットでは戦国BASARAの人気武将の巨大パネルが出迎えてくれる。

 スタンプを集めると千社札シールセット(3カ所)や抗菌マスク(11カ所)、コラボ墨絵扇子(16カ所)など「比叡山×戦国BASARA」コラボレーションノベルティグッズがもらえる。

SL大樹デザインのロゲットカード配布開始 東武鉄道

2021年4月14日(水) 配信

SL大樹のロゲットカード

 東武鉄道は4月10日(土)から、SL大樹デザインの「LOGet!CARD(ロゲットカード)」の配布を開始した。SL大樹は車内で観光アテンダントが「記念乗車証」を配布しているが、異なる列車のものを計2枚集めると、1人1日1枚のカードをプレゼントする。なお、対象となるのは4月10日(土)以降に乗車した記念乗車証。

 ロゲットカードは、ストーリーノート(藤澤仁社長)が企画・監修している全国の観光スポットを統一フォーマット化したカード。各観光地に足を運び、スポットごとに設定された配布条件をクリアすることで入手できる。第1弾(全52 種類)は2020年7 月から配布している。

 今回配布を開始した第2弾では、東西のシンボル「東京スカイツリー®」と「あべのハルカス」が参加するほか、第1弾で人気の高かった「水族館」「動物園」「ミュージアム」「温泉」のカードを追加。また、新しいジャンルとして「キャラクター」や「観光列車」などを導入し、シリーズ累計は80 種類、総発行数は約27 万枚となっている。「ロゲット」とはLOG(足跡)とGet(得る)を組み合わせた、“旅の想い出を集めにいこう”という本企画のコンセプトを表現した造語。

オンラインツアー検索の「ONTABI」、5月末まで掲載無料CP

2021年4月14日(水)配信

ONTABIトップページ

 トラベルズー・ジャパン(鈴木創社長、東京都新宿区)は5月31日(月)まで、オンラインツアー検索サイト「ONTABI」の公開を記念したオンラインツアー掲載無料キャンペーンを始めた。コロナ禍でも自宅に居ながら世界中の旅先や人とつながれる新たな旅の文化として、オンラインツアーの普及に取り組む。

 同CPは、旅行に関連するコンテンツ限定で、掲載料、コミッションなどの費用を掛けずに同ウェブサイトに掲載できる期間限定キャンペーン。参画希望の場合、トラベルズー・ジャパンウェブサイト内の問い合わせフォームで申し込みを受け付けている。その際、掲載希望ツアーのURLの添付が必要となる。

 ONTABIは、15以上のサイトが取り扱う1000件以上のオンラインツアーを網羅的に検索できる、4月9日(金)に公開した国内最大級のオンラインツアー検索サイト。世界3000万人、国内100万人の会員を抱える旅行専門メディア「トラベルズー」が開発・運営している。同社は旅のエキスパート集団として、旅行者目線に徹したサイト作りを行っているという。

被災観光地の支援 誘客多角化・収益力向上目指す(観光庁)

2021年4月14日(水) 配信

観光庁は被災観光地の誘客多角化・収益力向上を目的に、専門家の派遣を通じて支援した

 観光庁はこのほど、被災観光地の誘客多角化・収益力向上を目的に、専門家の派遣を通じて支援した。新型コロナウイルス感染戦勝や、昨年7月に発生した豪雨などで被害を受けた観光地に対し、それぞれの観光地が抱える課題を解決するのに適したアドバイザーを派遣して、その実証事業の概要をまとめた。

 事務局(JTB、山北栄二郎社長)が選定した事業者は、奥飛騨温泉郷観光協会、天龍峡温泉観光協会、らぞLABO、下呂温泉観光協会、大江町観光物産協会、やまがた観光キャンペーン推進協議会、宝泉寺温泉観光協会、松本市アルプス山岳郷、杖立温泉観光協会、熊本県、フィデア情報総研山形支社、人吉温泉旅館組合、天ヶ瀬温泉未来創造協議会──の13地域・団体。

 取り組み事例として、下呂温泉観光協会は周辺5温泉地を周遊するスタンプラリーやモニターツアーを実施し、地域一体となった観光施策を打ち出すことで、周遊客の増加を目指した。

 また、地域関係者と意見交換のうえ復興戦略を策定した熊本県は、早期復興を目指すとともに、今後の観光施策のあり方を検討している。

 

日本生産性本部、ポストコロナの生き方、働き方まとめた報告書を公表

2021年4月13日(火)配信

個々人が自由に生き方を選択・修正できる社会の実現に向けた施策を提言

 日本生産性本部(茂木友三郎会長)は4月5日(月)、社会ビジョン委員会(委員長=増田寛也・同本部副会長)の「ポストコロナの生き方、働き方を考える~誰もが自由に生き方を選択できる社会を目指して~」と題した報告書を公表した。企業経営者や労働組合幹部、学識者など16人が、多様化する個人の生き方を起点に一人ひとりが希望を持てる社会のありようを見直そうと、約2年にわたり議論を重ねて報告書を取りまとめた。

 同報告書によると、日本は人口急減による労働供給力不足や、消費需要不足の長期的課題を抱えていると説明。コロナ禍により、東京一極集中やインバウンド依存の地域経済、デジタル化の後れなどの構造的課題が浮き彫りになったと述べた。一方で、時間や場所に縛られない働き方や、都会と地方の二者択一ではない暮らし方が可能であることが明らかになった。

 同委員会はこのような課題意識のもと、目指すべき社会を実現するため3つの方策を挙げた。

 1つ目は、働き方改革を進め、暮らし方や生き方そのものの選択肢を増やす。2つ目は、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を進め、時間や場所に縛られず働くことができる拠点を地方に整備する。3つ目は、温暖化対策を成長の機会とするグリーン・トランスフォーメーション(GX)を進め、エネルギーの地産地消化や都市のスマート化を促進する。これら3つの方策については、セットで行うべきであると強調。あわせて、働き方、都市と地方のあり方の両面から日本の持続可能性を高める施策も挙げている。

 同委員会は「ライフモデルが複数存在し、個人の意思で選択でき、必要に応じて修正できる社会『MuSE Life:誰もが生き方を選択できる社会』」の構築を提言。キャリア政策の主体を企業から個人へ転換する必要性のほか、人・情報・財の対流、個性ある地域づくりで「多極共生型」の国土を目指すべきであり、新たな「国土ビジョン」の構築が求められるとまとめた。

 なお、同報告書は日本生産性本部のウェブサイト内で公開している。

JTB、コロナ禍における意識変化と旅行実態を調査 「国内旅行したい意識高まった」が上位に

2021年4月13日(火) 配信

コロナ禍における意識の変化を調査(イメージ)

 JTBはこのほど、コロナ禍における意識の変化と旅行実施状況について、調査結果をまとめた。コロナ禍の経験による考え方の変化は、対面でのコミュニケーションの大切さや、国内旅行をしたい意識が高まったと感じる項目が上位を占めた。

 全国の18~69歳の男女1万人を対象に、「コロナ禍の生活におけるインターネットやSNSからの“情報”に対する意識と旅行」に関する意識調査をインターネットで実施した。調査期間は、1都3県が緊急事態宣言発令中の2021年3月1~4日。

 「コロナ禍を経験し考え方に変化があった」と回答した人で、どのような変化があったかの問いには、「対面や直接のコミュニケーションは大切だ」と回答した人が最も多い28.4%で、次いで「国内旅行したいという意識が高まった」が26.7%、「買い物はネットショッピングで済ますことが増えた」が22.9%と続いた。性年代別では「女性」「若い年代」に変化があったと感じる傾向が高かった。

 また、近年の旅行経験については、19年に旅行した人は全体の58.9%だったのに対し、2020年は42.9%に留まった。また、「2019年は旅行をしたが、20年以降は旅行していない人」は20.0%だった。

 コロナ禍で旅行経験が高いのは男女29歳以下で、60代は感染拡大がGo Toトラベルキャンペーンが全国展開になった20年10~12月に実施率が高かった。21年は実施率が低下し、なかでも女性60代が旅行を控える傾向がみられる。

 情報収集する項目については、旅マエ・旅ナカともに「宿泊施設」「観光名所」「飲食店」の順となった。「観光名所」の情報収集でもっともみられるのは「観光協会のサイト」(26.1%)で、次いで「旅行会社、オンライン専門の宿泊予約サイト」(22.4%)、「旅行口コミサイト」(20.4%)となった。

 同調査は、インターネットやSNS(交流サイト)などから取得した情報・発信についての意識を調査することで、コロナ禍を経た日常生活や旅行への影響をまとめた。

HIS、変なカフェでスペシャルティコーヒー提供 約5%しか流通していない豆使用

2021年4月13日(火) 配信

変なカフェはTRUNK COFFEEの監修でスペシャルティコーヒーを販売する。

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は4月1日(木)から、運営する「変なカフェ」(東京都渋谷区)でトランクが運営するコーヒーショップ「TRUNK COFFEE」(愛知県名古屋市)の鈴木康夫氏監修のもと、新たにスペシャルティコーヒーの提供を始めた。

 美味しいコーヒーをよりリーズナブルに、エンターテインメントで楽しんでもらおうと変なカフェは2018年2月、HIS渋谷本店内に開業した。単腕型・高性能協働ロボットがコーヒーなどを提供する。20年からは、カメラと連携したAI(人工知能)で利用客に寄り沿った非対面・非接触で接客を行っている。

 HISはTRUNK COFFEEと変なカフェだけの2種類のオリジナルブレンドを作成した。日本市場では約5%しか流通しない豆を使用し、スペシャルティコーヒーの魅力であるクリーンで果実味のある味に仕上げたという。

 価格は変なコーヒー(ドリップコーヒー)Washed Colombia × Ethiopia Naturalが400円、アメリカーノ Brazil Natural × Ethiopia Naturalは350円、カフェラテ Brazil Natural × Ethiopia Natural は420円、3 Stick Powder Coffees(TRUNK オリジナルスティック珈琲)が620円。いずれも税込。