matsuri technologies、4社合同オンライン採用説明会 8月24日に

2021年8月5日(木)配信

アフターコロナへ向けて積極採用中

 国内最大の民泊総合サービスを提供するmatsuri technologies(東京都新宿区)は8月24日(火)、アソビューと令和トラベル、Dot homesとともに、4社合同のオンライン採用説明会を開く。アフターコロナに向けて新しい動きを始めているベンチャー企業4社が集まって開き、後半には業界の課題や未来についてのパネルディスカッションを実施する。

 参加者は、現在旅行業界で働いている人から他業界の人まで、今後の旅行・レジャー業界へ関心のある人を募集している。旅行業界出身で新しい挑戦がしたい人、スタートアップやベンチャー企業に興味のある人、旅行・レジャー業界におけるDXに興味のある人などの参加を募っている。

 登壇者は、アソビューコーポレートカルチャー推進室室長の森洋一郎氏、令和トラベル執行役員CHROの田村博司氏、Dot homes代表取締役社長の留田紫雲氏、matsuri technologies代表取締役社長の吉田圭汰氏の計4人。

 当日は午後7:00から始まり、参加企業の紹介と当日の流れの説明を行う。その後、4社の各社説明を終えてから、同8:15からパネルディスカッションを始める。パネルディスカッションでは、申し込み時または当日に届いた質問を取り上げていく予定という。

 参加申し込みは、イベント管理サービス「Peatix」内の同イベントページから。

コロンビア初のアウトドアフィールドに隣接したショップ 北海道上川町の黒岳ロープウェイ駅舎内に開業

2021年8月5日(木) 配信

 大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ(北海道上川町)の層雲峡駅舎内に2021年7月30日(金)、アウトドアブランド・コロンビアのコンセプトショップ「Columbia Field Store 黒岳ロープウェイ店」が オープンした。

 大雪山国立公園の北の玄関口となる立地で、コロンビア初のアウトドアフィールドに隣接した店舗だ。今回の出店は、今年3月に締結した上川町と店舗を運営するコロンビアスポーツウェアジャパンとの包括連携協定の一環。今後も新店を拠点に、アウトドア体験コンテンツの開発やアウトドアレジャーの推進、大雪山連邦の自然環境保全などに取り組む。

 今回オープンした「Columbia Field Store 黒岳ロープウェイ店」は、上川町や大雪山でのアウトドア体験で必要なウェア・ギアを中心にラインナップした販売スペースのほか、道産食材のフードメニューを楽しめるカフェスペースも設置した。地元のDMC大雪山ツアーズが運営する上川町や大雪山の季節ごとの観光情報を発信するアドベンチャーデスクも併設している。

弘前ねぷたまつり代替事業「城下の美風」  弘前市民会館スタッフによる「ねぷた絵」制作タイムラプス動画を公開

2021年8月5日(木) 配信

 青森県弘前市は、「弘前ねぷたまつり」が新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となるなか、代替事業として弘前ねぷたの持つ歴史と伝統を継承する「城下の美風」事業を実施している。その一環としてこのほど、弘前市民会館のスタッフがコロナの終息を願い「ねぷた絵」を制作・展示し、その制作過程をタイムラプス動画で公開した。

 「ねぷたまつり」が厄災を払う文化的な行事であることに着目し、「弘前ねぷた絵」(縦2.1メートル×横3.6メートル)を、絵の制作から骨組み、照明、題字等にいたるまで、すべてを市民会館スタッフで制作した。会館スタッフ一同のメッセージを添えて、市民会館敷地内に展示している。

 今回は、その過程を真上から記録したタイムラプス動画も撮影。撮影・編集、BGM制作等、すべてをスタッフで行い、弘前市公式YouTubeチャンネル「プロモーションサイト弘前市」で公開している。

「城下の美風」事業について

 弘前ねぷたの持つ歴史と伝統の継承のため、大正から昭和期までに軒先などで飾っていた手持ちねぷた装飾の風習を再現する「城下の美風」事業を、昨年に引続き実施している。市内商店街などを中心に、金魚ねぷたや角灯籠の飾り付けを行うとともに、今年は世界文化遺産への登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」にちなみ、遮光器土偶と合掌土偶をモチーフにした「青森縄文土偶ねぷた」も展示している。事業期間は2021年7月17日(土)~8月31日(火)。

軽井沢プリンスホテルとコラボ、「手ぶら旅プラン」開始(ピーステックラボ)

2021年8月4日(水)配信

目的別のレンタル旅行キットを現地ホテルで受取・返却できる

 ピーステックラボ(村本理恵子社長、東京都渋谷区)は8月16日(月)から、軽井沢プリンスホテル(中野忠昭総支配人、長野県・軽井沢町)とコラボレーションした宿泊プラン「手ぶら旅プラン」の予約を始める。ニーズに合わせて選べるレンタル旅行キットが借りられ、旅行の手荷物を減らした旅行を楽しめる。宿泊期間は9月1日(水)から。

 ピーステックラボは、モノの貸し借りアプリ「アリススタイル」を運営し、家電や旅行用品などのシェアリングサービスを提供している。同プランでは、アリススタイルが展開する手ぶら旅行事業「アリススタイル・トラベル」と、軽井沢プリンスホテルとの初のコラボレーションプラン。なお、アリススタイル・トラベルとしては、ホテルとのコラボレーション企画は今回が初めて。

 レンタル旅行キットは、①ワーケーションキット②アクティブセット③お部屋エンタメセット――の3種類を用意。このうち1種類をチェックイン時に借りられる。

 ①のセットは、Web会議が可能なスピーカーフォンやモバイルモニターなどが借りられ、仕事をしながらリゾートステイも楽しむ「軽井沢・リゾートワーケーション」をより充実させるもの。

 ②のセットは、アクションカメラと双眼鏡が借りられ、リスや野鳥の観察などの屋外で密を回避しながら活動的に楽しむセットになっている。

 ③の場合、Bluetoothスピーカーとプロジェクターが借りられ、自然の中での音楽鑑賞や、プロジェクターを使ったスポーツ観戦など、周囲との接触を避けながら滞在を楽しむ巣ごもりステイに最適なセットという。

 なお、パソコンや周辺機器、生活用品などは別途必要となる。

 宿泊料金は、朝食付き2人1室利用で1人2万1450円から(税・サ料込み)。部屋タイプは軽井沢プリンスホテルウエストのデラックステラスツイン、他にウエストツインルームのプランもある。

 予約=TEL:0267(42)1111(軽井沢プリンスホテル代表)

古民家改修プロジェクト 長野県・奈良井宿に小規模複合施設を開業

2021年8月4日(水) 配信

歳吉屋(旧杉の森酒造)外観

 竹中工務店(佐々木正人社長)と47PLANNING(鈴木賢治社長)は8月4日(水)、共同で計画・開発を進めてきた小規模複合施設を長野県塩尻市奈良井に開いた。重要伝統的建造物保存地区である奈良井宿の、約200年前の伝統的建造物である「旧杉の森酒造」と「旧豊飯豊衣民宿」を改修し、レストランや酒蔵、バー、温浴施設、ギャラリーなどの6業態で構成する。

 このなかで、宿泊施設「BYAKU Narai」は、47PLANNINGが手掛ける新ホテルブラント「BYAKU」の第1号施設。街や建物に眠る100の体験や物語を体験できる宿づくりを目指している。

 レストラン「嵓 kura」では、奈良井宿の食材を使いながら、「味わい」を提供するだけでなく、土地について新たな発見や驚きを感じてもらう「食体験」の提供を目指す。「BYAKU Narai」の宿泊客には朝夕食付のプランを用意している。

 21年秋ごろに、ランチの一般営業を開始する予定。

結婚式やホテルイベントでの抗原検査導入へ リーガロイヤルホテル東京で研修会開く

2021年8月4日(水) 配信

実習のようす

 リーガロイヤルホテル東京(中川智子総支配人、東京都新宿区)は7月30日(金)、結婚式やホテルイベントでの抗原検査導入に向けた研修会を東京都医師会と共同で行った。実施者側が体験することで利用者への説明をしやすくし、正しい知識を共有することが目的。同ホテルは、今後メーカーと細部を調整して10月以降の婚礼や、新プランから「抗原検査」の導入を利用者に提案、12月のクリスマスディナーショーには同検査が付いたイベントを販売する考えを示す。

 抗原検査には定性と定量の2種類の検査があり、抗原定性検査は特性上、2次感染リスクが高い陽性者を迅速に見つけるうえで有効という。今回は、アメリカの医療機器製造会社の検査システムを採用。

 参加者はスマートフォンアプリにメールアドレスと顔写真を登録後、鼻腔から検体を自己採取し提出する。検査時間は約15分。検査後に陰性結果を提示し入場する仕組みになっている。登録時に顔写真を登録することでなりすましや転売などを防止するほか、入店時の本人確認も容易にした。体験者からは、「思ったより難しくなく、安心して進められることが分かった。これをきっかけにさまざまなイベント、会合などに参加しやすくなればいいと思うので、推奨していきたい」などの感想が聞かれた。

 同ホテルは昨年1年間ホテルイベントが1件も開けず、今年も7月まで実施は0件という状況下にある。

 中川総支配人は、「東京都医師会と『抗原検査』を実施することで、各都道府県にあるグループホテルに広がり、我われが旗を振りエリア内ホテルを巻き込むことで、旅行業界が元気になれば」と導入を決断するにあたっての思いを語った。

 また費用面などに関しては、「婚礼での導入はお客様の判断になるが、ホテルのイベントであれば検査費用を含めた料金で販売ができる。検査費用はこれからメーカーとの相談にはなるが、検査件数が増えれば単価が下がるということなので、東京都下のほかのホテルでも導入したいという声が上がれば、その分単価はさらに下がる。また、いろいろな場所でトライアルが行われていけば、受ける機会も増えていき、お客様の検査へのハードルも下がると思う」と自身の考えを示した。

35年の歴史に幕 観光船「マリーンシャトル」の運航終了

2021年8月4日(水) 配信

マリーンシャトル

 35年の歴史に幕――。ポートサービス(神奈川県横浜市)はこのほど、同社が運航する観光船「マリーンシャトル」の運航終了を発表した。

 「船舶の老朽化」や新型コロナウイルス感染症拡大の影響による法人、団体旅行、修学旅行などの観光客の減少などが理由。

 1985(昭和60)年に就航した同船は、主に横浜港周辺の見学を目的に造船された。3階建ての船内は、劇場のような形式のビューシートやオープンデッキなど眺望重視の船室を備え、横浜港納涼船「サマーナイトクルーズ」や「船上ディスコクルーズ」などのエンターテイメント付きクルーズ船としても人々に愛され、約300万人が利用した。

 今後同社観光船部門は、レストラン船「マリーンルージュ」と、今秋就航を予定する新型を含む横浜港海上交通船「シーバス」各船での運航体制になる。

エアトリのPCR検査センター 東京・新橋駅近くに開業

2021年8月4日(水) 配信

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 エアトリ(柴田裕亮社長兼CFO)はこのほど、衛生検査所を併設するPCR検査センター「クイックPCR」を、東京都港区・JR新橋駅近くにオープンした。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、コロナ禍での安心安全な移動を推進するためにエアトリグループが運営している。

 クイックPCRは、来店検査と宅配検査キットによる検査の2パターンを提供する。来店検査は1回3980円(税込み)、宅配検査キットによる検査は1回5980円(同)、それぞれ保険適用外となる。追加オプションとして、検査直前での当日予約(別途1100円)、当日検査結果通知(同5980円)が可能。電話サポートや陰性証明書の発行サポートもあり、お客のさまざまなニーズに応えられる体制を整えている。

 受付時間は午前9時~午後6時までの年中無休。予約方法は「クイックPCR」Webサイトまたは電話で対応する。

 なお、全国の旅行会社から同検査センターでのPCR検査依頼も受け付けている。旅行会社から顧客を受け入れ、PCR検査(来店検査と宅配検査キット)を提供する。旅行パッケージなどへのPCR検査の組み込みも受け付ける予定。同検査センターと提携を希望する旅行会社と観光事業者は、メールアドレス(alliance@quickpcr.jp)まで。

 予約・問い合わせ=☎03(6820)2355。

しなの鉄道・観光列車ろくもんなどで「トレインワーケーション体験ツアー」を企画

2021年8月4日(水) 配信

 ふろしきや(長野県千曲市)と信州千曲観光局(長野県千曲市)、しなの鉄道(長野県上田市)の3者が提携して「トレインワーケーション体験ツアー」を企画している。

 列車で移動しながら仕事と観光を楽しむ「トレインワーケーション」は、週末・祝日を中心に運行される観光列車のさらなる稼働率向上を見込めることから、企画に取り組む。2021年度は、8月10日(火)に「真夏のトレインワーケーション」(戸倉駅⇔黒姫駅の往復特別運行)と、10月13日(水)~15日(金)に「信越縦断プレミアム・トレインワーケーション」を実施する。

本年度予定プラン

8月10日(火)運行:真夏のトレインワーケーション
 2021年2月に初めて開催したトレインワーケーション。8月のCHIKUMA WORKATION WELCOME DAYS 2021に合わせて観光列車「ろくもん」に乗り、北信五岳を眺めながら戸倉駅と黒姫駅を往復する贅沢な1日を楽しんでもらう。黒姫駅では約5時間停車し、車内でのワーク、野尻湖でのアクティビティを選べる。駅停車中の観光列車によるコワーキングスペースやカフェ利用を可能とし、新しい観光列車の活用を試みる。参加費は大人2万2千円、中学生雨情の額税1万6千円、小学生以下6千円、食事不要の幼児は無料。CHIKUMA WORKATION WELCOME DAYS 2021のホームページで参加を募集している。

10月13日(水)~15日(金)運行予定:信越縦断プレミアム・トレインワーケーション
 しなの鉄道「ろくもん」とえちごトキめき鉄道「雪月花」という両社が誇る観光列車を乗り継ぎ、長野県から新潟県に渡るトレインワーケーションを予定している。新幹線接続駅の上田駅から、妙高高原駅で乗り継ぎ、糸魚川駅折返しで妙高高原に戻る。宿泊もハイグレードな旅館を用意する。

上電で車両運転体験 東武トップツアーズが限定ツアー企画

2021年8月4日(水) 配信

運転体験イメージ

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、営業運転に使われている電車を利用した運転・車掌体験ツアーを、9月18日(土)と11月21日(日)の出発限定で売り出した。

 同ツアーは上毛電気鉄道(古澤和秋社長、群馬県前橋市)協力のもと、元京王井の頭線3000系の700形電車を実際に運転するほか、ドア開閉などの車掌体験ができる。また、昭和初期に製造された希少な電気機関車や、国の登録有形文化財となっている車庫内の見学ができ、小学生から大人まで幅広い世代が楽しめる内容という。往復は東武鉄道の特急「りょうもう号」を利用する。

 運転・車掌体験終了後は修了証が配られる。また、ツアー参加者には上毛電気鉄道オリジナルの「運転士」&「車掌」バッジをプレゼントする。なお、昼食は上毛電気鉄道イベント限定の弁当「車庫弁」(ソースヒレカツ丼)。

 料金は大人1万5500円・小学生1万3400円(9月18日)、または大人1万6000円・小学生1万3900円(11月21日)。