〈観光最前線〉那智勝浦でメッセージ花火

2019年5月22日(水) 配信

那智勝浦でメッセージ花火

 和歌山県の那智勝浦観光協会は、今年7月で世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録15周年を迎えるのを記念し、15発のメッセージ花火を打ち上げる。

 花火の打ち上げは、登録日と同じ7月7日の午後8時から、勝浦湾内にある渡ノ島で実施(荒天時は翌日)。会場で名前とメッセージを読み上げた後に、花火を1発打ち上げる。メッセージは、登録15周年を祝うものから、誕生日や結婚祝い、誰かへの応援、プロポーズなど、内容は自由。個人のほか、団体やグループ、家族でも申し込める。

 料金は1口1発1万円(税込)。1人3口まで可能。花火は15発で、応募多数の場合は抽選となる。応募締切は6月30日まで。詳細は同協会まで。令和元年の思い出づくりにいかがですか。

【塩野 俊誉】

ゆこゆこ 鉄輪温泉(大分県別府市)にサテライトオフィスを開設

2019年5月21日(火)  配信

導入したサテライトオフィスのa side-満寿屋-

 ゆこゆこホールディングス(池照直樹社長、東京都中央区)はこのほど、働き方改革の一環で「ゆこワーク温泉地勤務型」としてサテライトオフィスを導入した。  

 さまざまな企業が、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方や生産性の向上を目的にサテライトオフィスやテレワーク、ワーケーションなどを導入しているのに対し、同社は温泉地を掛け合わせた。

 東京のオフィスから離れ、リラックスしながら仕事に取り組むことで、発想力や集中力などが高まり生産性の向上につながると期待。また、現地の人と観光客とのネットワークが、社員の人脈や見識を高める経験になると考えた。

 同温泉地は古くからの湯治場で、貸間旅館と呼ばれる長期滞在できる宿が多くある。同社では廃業した旅館をリノベーションしたシェアオフィス「a side-満寿屋-」を、サテライトオフィスとして総勢30人が利用する。

 同社は「仕事を目的として訪問する人の流入が増えれば、平日の長期滞在が増え、宿泊施設や周辺の飲食店、生活雑貨を扱う地元企業にニーズが広がり、地域の活性化になると考えている。社員が温泉地で実際の体験をもとに、法人に展開し、ビジネスニーズによる人の流入を温泉地に作れる取り組みを行いたい」と話した。

 a side-満寿屋-の長谷川雄大代表は「『ゆこワーク温泉地勤務型』の取り組みに賛同し、今回ワークスペースを提供する。『a side』は地域の人や旅行者、コワーカーが交わり、新たなアイデアが創出されることで、地域に新しい価値が生まれると考える」と語った。

a side-満寿屋-

 

所在地:大分県別府市井田4組
代表者:長谷川 雄大
ウェブサイト:

ゆこゆこホールディングス会社概要

代表者:代表取締役 池照 直樹
所在地:東京都中央区銀座 2-3-6 銀座並木通りビル
設立:2016年7月21日
資本金:47億7200万円
主な事業内容:
宿泊情報誌「ゆこゆこ」、宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」、および温泉旅行メディア「YUKOTABI」などの企画・編集・運営、ならびに広告事業
公式サイト:
コーポレートサイト  

ゆこゆこネット  

YUKOTABI   

里山森林浴を堪能 日帰り温浴施設「小谷流温泉 森の湯」がオープン

2019年5月21日(火) 配信

露天風呂

 ユニマットプレシャス(髙橋洋二会長、東京都港区 )はこのほど、里山の豊かな自然と天然温泉を堪能できる日帰り温浴施設「小谷流温泉 森の湯」(千葉県八街市)をオープンした。八街市小谷流の里山に立地し、春は新緑、夏は万緑といった四季の移ろいを肌で感る里山森林浴を堪能できる。

 大浴場の湯は「天然温泉」と「炭酸泉」の2 種類があり、男性は「ドライサウナ」、女性は「スティームサウナ」や「シルキー湯」が楽しめる。また、露天風呂には、「洞窟風呂」も用意したほか、「岩盤浴」やフィンランド伝統のサウナ入浴法「 ロウリュウ」などを備えたリラクゼーションルームも備えている。

 館内の食事処「森の湯茶屋」では、ボリュームたっぷりの丼物や定食、地元の八街産野菜をふんだんに使用したサラダなどのメニューを取りそろえている。

小谷流温泉 森の湯 概要

料金:

温泉:

「ほたる鑑賞の夕べ」が楽しめる宿泊プラン期間限定販売

2019年5月21日(火) 配信

大川竹ヶ沢公園「ほたる鑑賞の夕べ」

 吉祥CAREN(松田文雄総支配人、静岡県東伊豆町)は、6月2日(日)~11日(火)の間、「ほたる鑑賞の夕べ」が楽しめる宿泊プランを売り出す。開催場所の大川竹ヶ沢公園は、美しい日本の四季を感じさせる自然庭園で、季節になると清流にゲンジボタルが舞う。期間中は、提灯を持って蛍を探しながら歩く「ちょうちんウォーク」や特産品がそろう「ほたる市」でにぎわう。

「ほたる鑑賞の夕べ」往復送迎付き宿泊プラン

露天風呂「碧海」

期間:2019年6月2日(日)~11日(火)

料金:1泊、夕・朝食付き/1人:2万5千円(2人1室)、2万3千円(3人1室)、2万2千円(4人1室)~

・相模湾に昇る朝日とムーンロードを望む和室

・休前日は追加料金5千円、税・サービス料込み、入湯税150円別

・チェックイン午後2:00 チェックアウト午前11:00

食事:

・夕食 フレンチ懐石~相模湾の旅(レストラン「フォーシーズン」)

・選べる朝食 「青竹」鉄板ブレックファーストor「フォーシーズン」和食膳

特典:

・大川竹ヶ沢公園「ほたる鑑賞の夕べ」への往復送迎 午後7:30発(会場発 午後8:50)

開催日時:6月2日(日)~11日(火)午後7:30~午後9:00(雨天中止)ほたる育成基金200円別

・夕食時間を午後5:30に確約

・夕食時にふわりと光る、オリジナルカクテルのプレゼント

その他:パンケーキのアフタヌーンティー、ラウンジでのドリンクサービス、湯上りビール、女性に色浴衣、記念日や連泊特典など無料のおもてなしなど

香港の観光客の呼び水に、インバウンド向けフォトウエディング事業開始 TAKAMI BRIDAL

2019年5月21日(火) 配信

フォトウエディング事業イメージ

 海外や国内の挙式、ウエディングドレスなどをプロデュースする総合ブライダル企業の「TAKAMI BRIDAL」(高見重光代表、京都府京都市下京区)は2019年5月20日(月)、結婚式をはじめさまざまなイベントをトータルプロデュースする「Motif Wedding Planning & Event Design(モチーフ ウエディングプランニング アンド イベントデザイン)」で、インバウンド向けのフォトウエディング事業をスタートした。

 京都は、人口減少や地域コミュニティの弱体化といった地域課題や、挙式披露宴取扱件数が4年で約17%減少するといったブライダルの課題を抱えている。そこで結婚式の価値向上に取り組む同社は、京都の課題解決に向けた方法の1つとして、インバウンド向けのフォトウエディング事業を展開することでウエディングツーリズムの活性化を促し、地域に貢献する。

京都府挙式披露宴取扱件数(出典=経済産業省 特定サービス産業実態調査)

Webサイト「JAPAN WEDDINGS」上でスタート

 同事業はまず、ウエディングパーク(インバウンド戦略室)による「中国本土、台湾、香港の方を対象にした海外ウエディング意向度調査」で、「フォトウエディングをしたいエリア」1位に日本をあげる香港をターゲットに、日本フォトウエディング協会が運営するWebサイト「JAPAN WEDDINGS」上で開始した。

ウエディングパークの「中国本土、台湾、香港の方を対象にした海外ウエディング意向度調査」

 現地の人々の希望ロケーションとしても庭園・神社仏閣が人気であり、長年婚礼をサポートしてきた深い関係を生かし、世界遺産・下鴨神社や京都御所、3月に改装オープンした京都ノーザンチャーチ北山教会などで、洋装や和装で撮影ができるプランを用意する。

 観光庁の訪日外国人消費動向調査によると次回の訪日でしたいことのうち、「日本食を食べること」が67・1%に上ることから、撮影前後に同社が運営する京フレンチレストラン「VITRA」「祇園びとら、」などでの食事など、京都の価値を体験できる高付加価値サービスもオプションで提供する。

 香港の都道府県別訪問率では、京都は20・2%とシェア拡大の余地が残され、同事業の展開により香港から京都への観光客を呼び込む施策にしたい考え。今後、同事業においてターゲットの拡大と全国展開を目指す。また、地域への貢献も視野に入れ、結婚式の価値向上に取り組んでいく。

Webサイト「JAPAN WEDDINGS」:以下のリンクから

ラグーナのプールが6月29日営業開始 7月13日に新施設登場

2019年5月21日(火) 配信

JULAGOONイメージ

 ラグーナテンボス(巽泰弘社長、愛知県蒲郡市)は、2019年6月29日(土)から今夏のプール営業を開始する。今年は全長230㍍の流れるプールや、最大波高1㍍の波の出るプールなど従来のプール施設に加え、恐竜とアドベンチャーをテーマにしたプール施設「JULAGOON(ジュラグーン)」が7月13日(土)に新登場する。

 JULAGOONは、子供用プール「やどかりさんの海」をリニューアルした新施設で、シンボルのツリーの下に動物や恐竜などの生物模型を設置。各所に水着で遊べるスライダーやウォーターガン、水バケツ、ターザンロープなどを設置し、まるで恐竜の世界を冒険しているかのように遊ぶことができる。

「JULAGOON(ジュラグーン)」施設概要

オープン日:2019年7月13日(土)

場所:ラグナシア やどかりさんの海

料金:無料(※ラグナシアのプール利用者のみ利用可能)

利用制限:なし ※アトラクションによって利用制限あり

公式サイト:

ラグナシア プール&ナイトプールオープン!海上ウォーターパーク&ビーチパークも...
https://www.lagunatenbosch.co.jp/event/summer/jula/index.html
ラグーナテンボス・ラグナシア、夏のプール&ナイトプール、そしてラグーナビーチで海上ウォーターパーク&ビーチパークも開催決定!2019年のラグーナテンボス夏の最新情報をお届けします!

ラグーナテンボス プール情報

「ラグナシア ウォーターパーク」

ジョイアマ―レの浜辺

 恐竜とアドベンチャーをテーマにした新施設「JULAGOON」のほか、最大波高1㍍の波の出るプール「ジョイアマーレの浜辺」や、全長約230㍍の流れるプール「ウロボロスの河」など6種類のプールを楽しめる。

 ラグナシア園内のアトラクションやレストラン、ショップは一部を除き水着で利用できるため、1日着替えずにラグナシアを楽しめる。

ウォーターパーク 概要

開催期間:2019年6月29日(土)~9月24日(火)

場所:ラグーナテンボス ラグナシア

料金:

  大人  中学生 小学生 幼児(3歳以上)
プール付入園券   3,300円 3,000円 1,650円  1,150円
プール付パスポート 5,400円 5,100円 3,600円 2,850円

利用制限:

 ウォータースライダー「ゼウスの稲妻」は身長120㌢以上の人のみ利用可能

公式サイト:

★期間限定 ラグーナテンボス5周年記念キャンペーンチケット

 ラグーナテンボス5周年を記念し、期間限定でプールとアトラクションが楽しめるチケットをお得な料金で売り出している。※ラグナシア内にあるアトラクションは一部を除き、水着のまま楽しめる。

ラグナシアのアトラクションは水着のまま楽しめる

期間:2019年6月29日(土)~8月9日(金)

料金:

  大人  中学生 小学生 幼児(3歳以上)
プール付パスポート 4,900円 4,600円 3,400円 2,750円

プール+ナイトプール付

パスポート

5,200円 4,800円 3,600円 2,950円

「海上ウォーターパーク」

海上ウォーターパーク

 昨年大好評だった日本最大級40㍍×60㍍の「海上ウォーターパーク」に新たなフロートを加え、7月13日(土)から今夏の営業を開始する。「海上ウォーターパーク」は、三河湾の海上に浮かぶ水上のアスレチックで、足元が不安定なフロートの上を登ったり、飛び越えたりして楽しむことができる。

【海上ウォーターパーク 概要】

開催期間:2019年7月13日(土)~9月1日(日)

 ※7月16日(火)~19日(金)は休業日

開催場所:ラグーナビーチ(大塚海浜緑地)

料金:

 ラグナシアのプールを利用者700円(※プール付パスポート利用者は500円)

利用制限:

・年齢10歳以上(小学生は保護者の同意・同伴が必要)

・体重100㌔未満でライフジャケットを着用できる人

 ※そのほか利用制限あり。詳細はホームページで要確認

公式サイト:

ラグナシア プール&ナイトプールオープン!海上ウォーターパーク&ビーチパークも...
https://www.lagunatenbosch.co.jp/event/summer/kwp/index.html
ラグーナテンボス・ラグナシア、夏のプール&ナイトプール、そしてラグーナビーチで海上ウォーターパーク&ビーチパークも開催決定!2019年のラグーナテンボス夏の最新情報をお届けします!

「ビーチパーク」

ビーチパーク

 ラグナシアに隣接するラグーナビーチに、7月13日(土)から「ビーチパーク」がオープンする。浮き輪に乗って滑り降りる「ビーチハイウェイ」や高さ16㍍の「モンスタースライダー」などが楽しめる。

【ビーチパーク 概要】

開催期間:2019年7月13日(土)~9月1日(日)

 ※7月16日(火)~19日(金)は休業日

開催場所:ラグーナビーチ(大塚海浜緑地)

料金:ラグナシアのプールを利用者無料

利用制限:機種により異なるため、詳細はホームページで要確認

公式サイト:

ラグナシア プール&ナイトプールオープン!海上ウォーターパーク&ビーチパークも...
https://www.lagunatenbosch.co.jp/event/summer/bp/index.html
ラグーナテンボス・ラグナシア、夏のプール&ナイトプール、そしてラグーナビーチで海上ウォーターパーク&ビーチパークも開催決定!2019年のラグーナテンボス夏の最新情報をお届けします!

「ラグーナ ナイトプール」

 大人気のラグーナ ナイトプールは、写真映え抜群な新たなフォトスポットが登場する。大人専用エリアでは、ラグジュアリーな空間で日焼けを気にせずにプールを楽しめ、ファミリーエリアでは、幅広い年代がナイトプールを楽しめる。また、期間限定の花火スペクタキュラ「FLAME(フレイム)」を開き、夜空を彩る壮大な花火とレーザー、噴水、映像などのショーエフェクトのコラボレーションがナイトプールを盛り上げる。

【ナイトプール 概要】

開催期間:

 2019年7月6日(土)、13日(土)~ 15日(月・祝)、20日(土)~9月1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)~ 16日(月・祝)、21日(土)、22日(日)

開催場所:ラグーナテンボス ラグナシア

料金:

  大人 中学生 小学生 幼児(3歳以上)
ナイトプール付入園券 1,950円 1,850円 1,100円 800円

プール+ナイトプール付

入園券 

3,600円 3,200円 1,850円 1,350円
ナイトプール付パスポート  3,650円 3,550円 2,450円 1,850円

プール+ナイトプール付

パスポート

5,700円 5,300円 3,800円 3,050円

※7月20日~9月1日までの土日祝と8月13~16日の期間に利用の場合、別途ホリデイ料金(大人・中学生200円、小学生・幼児100円)が必要。

利用制限:ジョイアマーレの浜辺は16歳以上

公式サイト:

【花火スペクタキュラ「FLAME」概要】

名称:花火スペクタキュラ「FLAME(フレイム)」

開催期間:

 2019年7月6日(土)・13日(土)・14日(日)・20日(土)・

 27日(土)~ 8月25日(日)・9月14日(土)・21日(土)

※雨天決行、荒天中止

※雨天の場合、ショーの演出の一部が変更になる場合あり

開催場所:ラグナシア ルナポルトエリア

料金:無料(※要ラグナシア入園料・有料観覧エリアあり)

公式サイト:

「ラグーナ プールパーティ」

 今年も16歳以上限定の「ラグーナ プールパーティ」を開催する。ジョイアマーレの浜辺エリアで開き、DJのダンスミュージックと大量の泡がナイトプールを盛り上げる。7月と9月の合計7日間開催の予定。

 7月13日(土)は女性限定のプールパーティ「GIRLS NIGHT」、14日(日)はダンスナンバーを中心とした「ELECTRIC NIGHT」、15日(月・祝)は、J-POPからROCKまで平成世代に贈るヒット曲のみを集めた「All MIX SUPER HIT NIGHT」を楽しめる。

【ラグーナプールパーティ 概要】

開催期間:2019年7月13日(土)~ 7月15日(月・祝)、

 9月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)

開催時間:午後6:00~8:30

開催内容:

7月13日(土)Vol.1「GIRLS NIGHT」

 女性のみ参加出来るガールズパーティを開催

7月14日(日)Vol.2「ELECTRIC NIGHT」

 クラブORCA&SANGOが贈る最高のダンスナイトを開催

7月15日(月)Vol.3「AII MIX SUPER HIT NIGHT」

 J-POPからROCKまで平成世代に贈るヒット曲のみを集めたパーティを開催(※9月の開催内容については後日、公式サイトなどで公開予定)

開催場所:ラグーナテンボス ラグナシア ジョイアマーレの浜辺

料金:

  男性 女性
前売券(イープラス) 3,480円 2,980円
当日券 3,980円 3,480円

※前売券は5月24日(金)~開催日前日の午後5:59まで販売

★7月13日の「GIRLS NIGHT」のみ女子高校生は、前売り券を女子高校生割引価格(2,780円)で購入できる。※当日の入園の際には学生証を提示する。

利用制限:16歳以上

※7月13日(土)はガールズパーティ開催のため、女性のみ入場可

公式サイト:

ラグーナプールパーティ2019 《名古屋から約1時間のナイトプールdeクラブパーティ...
https://www.lagunatenbosch.co.jp/event/2019/lpp/index.html
名古屋から約1時間のナイトプールdeクラブパーティイベント開催!!ラグーナ夏の人気コンテンツ「Night Pool(ナイトプール)」が2019年もラグナシアに登場!波のプール「ジョイアマーレの浜辺」がライトアップされ昼とは雰囲気が一変、日焼けを気にせずリゾート気分...

お客様問い合せ先

インフォメーションセンター(午前9:00~午後4:00) TEL=0570-097117

【特集No.523】丸峰観光ホテル 「1品出し」のコース料理へ改革

2019年5月21日(火) 配信

 高品質のおもてなしサービスを提供することで、お客の強い支持を得て集客している宿の経営者と、工学博士で、サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏が、その人気の秘訣を探っていく対談シリーズ「いい旅館にしよう! Ⅲ」の2回目は、丸峰観光ホテル(福島県・芦ノ牧温泉)の星保洋社長と、現場責任者が登場して座談会を行った。調理場の意識改革が進み、個人客に対応した「1品出し」のコース料理が高い評価を受け、宿全体にも好影響を与えている動きを探った。

【増田 剛】

 ――丸峰観光ホテルの歴史を教えてください。

 :父の星保が南会津の田島町(現・南会津町)で1958(昭和33)年からタクシー会社を経営していました。
 しかし、マイカーの普及により、「今後タクシー会社は厳しくなる」ことを予想し、父はレストランかドライブイン、旅館の経営を考えていました。県内各地を探すなか、芦ノ牧温泉で旅館が売りに出ていたので買収しました。69年6月のことで、今年50周年になります。
 当時は12室程度の小さな宿で、タクシー会社を経営しながら、母が旅館を切り盛りしていました。タクシー会社は82年に売却しました。 

 ――宿の大型化はいつごろからですか。

 :宿を始めて2年目の71年に宴会場と、客室も150人収容に増築しました。73年には5階建ての300人収容に、77年には700人収容と、規模を短期間に拡大していきました。
 79年に父が他界しました。それから母の弘子が社長に就任し、81年に5階建てだった本館を7階建てに嵩上げしました。
 88年には600畳規模の大コンベンションホールを作りました。91年に大浴場、92年に6室の「離れ山翠」を新設しました。
 600畳の宴会場は東北でもあまりなかったので、首都圏から大規模な団体客が当館に訪れました。その後、大型団体が減少していくなかで、大宴会場を細分化し、レストランや料亭街に改修しました。
 また、芦ノ牧温泉にも大型旅館が増え、競争激化が進みました。このため、個人客の対応を強化しようと別館を24室の露天風呂付き客室に改装しました。
 92年に「離れ山翠」を作ったときから、団体客中心の「本館」、個人客に対応する「別館」、これに「離れ山翠」は高級旅館を目指し、3つのカテゴリーでお客様を受け入れていこうと考えていました。 
 本館と別館は当時から、仕込みは“セントラル厨房”のスタイルで、盛り付けはそれぞれ「お客様の近くで行う」という大枠の考え方がありました。「離れ山翠」は、団体客とは違う1品ずつ出すコース型の料理を開発して提供していました。
 17年4月に母からの社長交代を機に、個人客に対しては、どこの大型旅館でもやっている料理をまとめて出す「お膳出し」から、今の芦田料理長と一緒に「1品出し」のコース料理へと変革を加速させています。

 内藤:旅館のほかに飲食業もやっていますが、いつから始めたのですか。

 :2000年に郡山市内で中華レストランを開業しました。
 飲食業界はとても厳しく、「これまでやっていた旅館は甘かったな」と実感しました。その後、郡山駅の駅ビルに入居し、今年で15年になります。和食も提供するようになり、失敗も幾つかしましたが、レストラン経営をしていてよかったなと思います。

 内藤:旅館の経営が甘く感じられたのはどうしてですか。

 :旅館は基本的に予約があるので決まった料理を提供しますが、飲食店はいつお客様が来て何を注文するか分からないなか、柔軟に対応しなければなりません。需要予測によって人員の配置が必要ですし、駅ビルだと電車の到着時間も頭に入れながらの細かな計算も必要です。そういう習慣は旅館にはありませんでした。

 内藤:生産管理の勉強を随分されたと聞きました。

 :若いころから旅館業ではなく、流通業界の勉強会や、工場の生産管理システムのセミナーにも参加するようになりました。
 このように飲食業など、さまざまな経験をして社長に就任し、改革の土壌が整いつつあるのを感じます。調理場から本格的に改革を始め、芦田料理長と試行錯誤を続けてきて同じ方向を向いているのもありがたいですね。

 芦田:大小の料亭などでのそれまでの経験を評価していただき、団体料理だけでなく、旅館の新しい料理の開発を担う「離れ山翠」で1品出しのお手伝いができるとのことだったので、ここの料理長を10年以上前に引き受けました。

 内藤:旅館料理はどのような印象でしたか。

 芦田:まず量の多さに驚きました。団体客中心の献立づくりにも戸惑いました。作り置きの提供の仕方も当初は理解できませんでした。

 内藤:どうして旅館は作り置きをするのですか。稼働の低いときも作り置きをしますね。

 芦田:人数やスタッフの頭数の問題もあると思います。団体だと量が多いので、「早めに仕込みをしておかなければならない」という固定観念があるのかもしれません。

 内藤:現在、「宴会料理」「料亭料理」「1品出し」という3つの形態が同時進行しています。それぞれやり方はまったく違うのですか。

 芦田:違います。考え方も一つひとつ変えていかなければ、追いついていきません。
 半年前から1品出しの茶懐石を提供しています。献立は本懐石ですが、「茶懐石を気楽に召し上がっていただきたい」と、私流にアレンジして提供しています。
 茶懐石というのは日本料理人が目指す最高ランクの料理です。それをこの宿で提供できるということで、やっと夢が叶ったという思いもあります。
 お客様を目の前にして、1品1品出していくので、煮物も、焼き物もお客様の顔を見てから作り始めます。「出来立てを召し上がっていただく」という料理の基本中の基本に戻ってきたことで、お客様もカウンター越しに「美味しい」という言葉が自然に出てくるのだと思います。

 三好:茶懐石を提供する食事処「けやき」はカウンター10席、6テーブル12席で今のところ提供しています。

 芦田:私も白衣を着て、熱い料理をテーブル席まで運ぶこともあります。料理の説明をすると、お客様に大変喜んでいただけます。
 季節の素材を生かし、あえてあまり手を加えない茶懐石は飾りがいらない料理ですから、1品ずつそのままお出しするという利点があります。一方、お膳出しの料理は飾りや見た目も大事にしなければならないので、とても手間が掛かります。

 内藤:お膳出しと1品出しの料理はそもそもまったく考え方が違う料理です。
 お膳出しはまとめて調理するので、前もって作ってしまう。味が落ちるので調味料が必要になって味が濃くなり、食べている途中から飽きてしまう。もう一度温め直さなければならないので、その分手間が掛かるだけでなく、料理は温度変化に弱いので、ますます味が落ちます。さらに、飾りをつけなくてはならないし、高価な食材も使わなくなくてはならない。
 しかし、お客の目の前で提供すると、「作って出す」という1つの工程でシンプルに終わります。

 芦田:料理の提供は、シンプルが一番美味しいと思います。

 三好:料理の改革を始めてから調理場の雰囲気が大きく変わりました。料理長が先頭に立って和食の頂点を目指しているので、若い調理スタッフの表情も変ってきました。料理長が作る茶懐石に興味津々で、必死で学んでいる姿が見られます。
 また、調理スタッフなのにこれまでは盛り付けの時間が多かったのが、今は本来の調理の時間が長くなっています。

 内藤:宿泊客が料理を食べられた感想は。

 芦田:「茶懐石は初めてだったけど、堅苦しくなくて、最後まで楽しく食べることができた」とほぼすべての方が感激されています。

 :露天風呂付き客室を褒めていただくことが多いのですが、これに加えて茶懐石もお気に召していただけていますので、リピートされるお客様が増えています。朝食の改革も進めていまして、地元食材を使用した12品を並べる和定食も高い評価をいただいています。

 三好:茶懐石はお題を決めて毎月メニューを変えるので、楽しみにされているお客様も多く、リピートの間隔が狭くなっています。

 内藤:一方で、お膳出しの料亭もやっています。

 芦田:旬の食材は市価が高いこともありますが、原価はそれほどかかっていません。使う量は少ないですし、眺める料理ではないので、葉などの飾り物も少ないのが特徴です。食材のロスはほぼありません。

 蓮沼:これはまったく予想外だったのですが、この茶懐石の食材原価率は、他の会場と比べても低くなっています。

 芦田:「量が多いのもご馳走のうち」という考え方も未だにあり、料亭や宴会場の食べ残しは多くなりがちで、どうしても仕入れのコストが上がってしまいます。

 内藤:団体料理を提供するなかで、仕込みと盛り付けを別にしたことは大きいですね。
 多くの旅館の調理場では、調理ではなく盛り付け作業に多くのスタッフが投入されています。丸峰観光ホテルでは、盛り付けをパートさんにと、役割分担し、調理人はより手間の掛かった料理にこだわっていく。調理人が技術者として料理に専念できる環境に変えていかれました。

 :盛り付けをパートさんに任せると、宴会場や料亭の近くで盛り付けができるようになります。

 芦田:調理場も仕込みが終わると早く帰ることができ、労働時間は相当に短くなりました。

 三好:出勤時間も遅番と早番に分けることで、子供がいる調理人は午前中に学校の参観日に出席してから出勤できるようになりました。これは大きな変化で、モチベーションのアップにつながっています。

 内藤:美味しい料理を提供するために「作り置きをやめよう」と提案すると、多くの施設では「手間が掛かる」「長時間労働になる」「食材費が上がる」と感じるのですが、実際は「短時間労働になる」「お客も非常に喜ぶ」「原価率が下がる」と、逆のことが起こっています。

 内藤:料亭や宴会場はまだまだ課題があると思いますが、旅館経営のゴールが見えてきたのではないでしょうか。

 三好:社長自らが、改革から逆行する動きに対して、「現状維持バイアス」だと指摘しています。トップの示す方向がはっきりしたので、現場を預かる 立場としてはとてもやりやすいです。

 内藤:朝食バイキングでは、お盆で取るスタイルから大皿に変え、反応はどうですか。

 三好:リピーターのお客様は、最初はお盆を探すのですが、大皿に変えてからは残食も減り、下膳が早くなったという意見が大半です。
 加えて食器洗浄機をバイキング会場のすぐ隣に持ってきました。以前は、食器洗浄は外注してわざわざ2階まで運んで朝食時間後にまとめて洗浄していましたが、今はそれがなくなってバイキング会場で下膳しているホールスタッフがそのまま洗浄しています。外注から内製化によってムダな作業がなくなってキャッシュが残るようになりました。

 内藤:離れた場所でまとめて食器洗浄をしていたため、運ぶ、保管するといった作業が紐づき、さらに大きな食洗器も必要だったのですね。
 「バイキング会場だけですべてが完結する」流れが、スタッフに見えることが大きな効果だと思います。

 三好:改革は始まったばかりなので色々な問題が日々起こりますが、少しずつ前進しています。

 :調理部が一番大きく変わったので、周りにいい影響を与えています。
 清掃部門を担当する業務課のヘルプ体制も良くなりました。

 三好:業務課が中心になって、すべての部署の応援に人を回しています。
 業務課はこれまでパブリックと大浴場の清掃が主たる担当でした。今はバイキング会場や宴会場の下膳、レストラン「かわせみ」の配膳やドリンクコーナーの担当まで、ほぼすべてをカバーするようになりました。今や宿を支える屋台骨です。
 午後から出勤など時間をずらし、人の少ない時間帯を埋めていくようになりました。

 内藤:業務課の長時間労働も是正されているのですね。

 三好:そうです。人の動きも含めて1年間で大きく様変わりしました。
 社長も私も「人が足りないのは当館だけではない。知恵を絞った企業がこれから残っていく」と言い続けているので、少しずつですが全体に浸透しつつあるのではないかと思っています。
 現場の管理者には「最初から人員が少ないからできない」ではなく、「どういう解決方法があるかを具体的に考えてから言ってほしい」と話しています。最近は「この時間だけ、他部署から応援を頼むことは可能ですか」などのアイデアが出てきています。

 内藤:知恵を使わずに人手を使おうとすると、どんどん人手不足になっていきます。これまでさまざまな企業を見てきましたが、本当に人が足りない場合は、「○時―○時まで○人足りない」と具体的に求めてきます。漠然と「人手不足だ」と言っているうちは、「人余り」だということです。

 三好:バイキング会場で、これまで料理を載せている大皿の洗浄を「内製化しよう」という流れになりました。「では誰が洗うのか」と、業務課とバイキング課がお互いに押し付け合う状況になりました。
 そのときに、業務課のパートの女性が「支配人、最後の大皿を洗うのにどれくらいの時間がかかるのですか」と質問してきました。「丁寧に洗うと1時間半くらいかな」と答えると、「それでしたら大丈夫です。業務課の担当者を毎日充てるシフトを作れます」と言ってくれました。私はすごく驚き、本当にうれしく思いました。

 内藤:業務の流れや人の動きが明確に見えているのですね。

 三好:そうなんです。しっかりと全体の人の動きも見えていて、「1人をこの時間帯に充てれば、仕事がスムーズに流れ、解決する」と、しっかり把握しているのだと思います。

 内藤:客室清掃も色々と改革をされています。

 三好:清掃スタッフの高齢化に伴って、しばしば不備も出ていました。その対策として、清掃後トイレの扉や、机の引き出しなどすべて開けたままにして、別の人がチェックをしながら一つずつ閉めていくように変えました。これによって清掃のミスはほぼなくなりました。
 また、高いところに手が届かないなどの点についても道具を変えるなどの工夫や、改善をしています。

 内藤:客室のセットも変えていますね。

 三好:以前は宿泊人数に合わせてセットしていましたが、今はツインの露天風呂付き客室は1人客であっても、部屋菓子やタオルなど2人分をセットします。これによって、宿泊予定表を見ながらセットするのではなく、「清掃に集中」できるようになりました。スピードもアップしています。

 内藤:「どの部屋に何人泊まるか」いう伝票を作る作業もなくなり、フロントスタッフの労働時間も合わせて大きく減少します。1つの仕事には多くの作業が連動し、旅館全体に影響を与えていきます。1つの仕事をやめると、これに付随する多くの作業がなくなり、労働時間が大幅に減少していきます。会社にとっても大きなコストを削減できます。本当にお客様にとって必要な仕事なのか、見極めることが大切です。

 三好:今、取り組んでいるのはラウンジチェックインです。お客様と客室係のコミュニケーションの時間を大きく取ることが目的で、別館「川音」で注力していきたいと考えています。
 本館の団体のお客様と、別館「川音」の個人のお客様を分けて、頭の中を整理して効率よく考えていこうと思います。

 内藤:どのように変えるのですか。

 三好:ラウンジですべてのチェックインを行い、客室係がお客様に案内する準備が整うまでの間、ドリンクや、和菓子を提供し、時間をゆったりと過ごしていただこうと考えています。

 内藤:フロントも、お客様を待たせたまま客室係を呼び出すこともなくなり、ラウンジで呈茶のサービスをするということですね。
 具体的には、お客とどのようなコミュニケーションをされるのですか。

 三好:浴衣のサイズを確認したり、館内の各種サービスの案内、料理の別注、そして食後に客室でもう一杯飲んでいただけるように、日本酒や豊富なおつまみなどをしっかり説明しながら、売店の利用にもつなげていけたらと考えています。料理の別注文やエステなどの説明も細かくできることが理想です。

□就業規則と賃金規定

 内藤:就業規則と賃金規定の改定も行われています。

 蓮沼:丸峰観光ホテルにとって、当社の就業規則は憲法のようなものです。しかしながら、今回、新たに作成するまでは従業員や、役職者ですら、あまり関心がないのが実情でした。
 今回の改定では、一つひとつの項目を細かく見ていきましたので、作成に時間がかかりました。
 今の賃金水準を維持しながら、生産性を上げることで年間休日数は88日から週休2日となる105日に17日増え、さらに有給休暇の取得義務の5日分をプラスし、年間で最低でも休日が計22日増えます。各部署の管理者が給与計算の基本となる勤怠管理の責任を持つことで、意識改革も進んでいます。
 これまでは、旅館の長い拘束時間が当たり前という意識がありました。生産性向上に向けて動き出すときに、「どうすればいいか」やり方が分からない部署もありました。そんななか、調理場が真っ先に早番と遅番に分け、労働時間の短縮にも実績が出ています。営業企画の部署も朝の出勤を遅らせ、勤務時間の短縮になりました。先行する部署を見ながら、働き方を見つめ直す部署も出てきています。

 内藤:手ごたえはどうですか。

 蓮沼:いい方向に向かっていると思います。
 長く会社にいるのではなく、1日の仕事をしっかりとしながら、早く帰れるときは早く帰りましょうという意識の変換が大事だと思っています。

 内藤:賃金を変えず、人も増やさず、売上も減らさないが、休日だけを増やす。生産性の向上で吸収していくということですね。
 生産性を上げていくというのは、「売上が増えていく仕事に専念する」ということです。売上が増えるということは、「お客と接している」ということで、モチベーションも上がっていきます。
 旅館の仕事は表と裏の2種類しかありません。表の要が客室係で、裏の要が業務課。
 そして、調理場はこれまで裏でした。宴会場はお酒を飲んだり、話をしたりするのが主なので裏の仕事と割り切ってパートスタッフにもっと大きな役割を持ってもらう。一方、個人のお客に対しては、調理人が表に出て手間を掛けた料理を提供する。仕事がすっきりと整理されてきたのだと思います。
 浴衣を客室にセットするのも裏の業務部がやっていました。これを客室係がお客を案内するときにやるようになったので、表の仕事を増やしているということです。
 売上を増やす仕事は表であり、コストを下げる作業は裏が担当するという風に、作業の分担が明確になってきたのだと思います。お客の目の前で調理すると、どんな細かい要望にも対応できるようになり、別注文の料理にもその場で基本的に対応できますので、営業や予約部門の力も増していきます。

【全文は、本紙1754号または5月27日(月)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

〈旬刊旅行新聞5月21日号コラム〉旅館経営者は食事会場へ行こう  宿泊客の表情にヒントと答えがある

2019年5月21日(火) 配信

経営者も料理人も食事会場に行こう

 旅館やホテルに宿泊するとき、とても気になるのが食事会場の雰囲気である。私は一介の客なので、自分だけ楽しければそれでいいはずなのに、なぜか隣のテーブルの家族がこの宿の滞在を本当に楽しんでいるのか、気になるのである。ヘンな人間である。

 

 
 数年前、私の三男坊が「広島の商船学校で学びたい」と言うので、息子の入学試験に付き添い、2人で大崎上島という離島まで行ったことがあった。

 
 私は息子の受験で訪れたことを忘れて、瀬戸内海の新鮮な魚介を満喫したのであったが、ふと我に返ると、食事会場はアワビの焼ける音や、鍋の音以外に会話がないことに気づいた。

 
 周りを見回すと、どのテーブルもうちの息子と同じ中学3年生の男の子と、その母親が向かい合っていた。食事処は、全国から商船学校に入学試験を受けに来た親子ばかりだった。

 
 15歳という思春期の男の子と、母親の2人旅では、母親が何を聞いても、息子は「うん」とか、「分かってる!」としか返答しないので、会話が成り立たない。母親も諦めて黙っているという光景だ。受験の前日ということで少し神経質になっているせいかもしれないが、「そういえば自分も食べてばかりで、目の前の息子と大して会話してないな」と思ったのを覚えている。ただ、この宿はとても料理が美味しく、おもてなしも素晴らしかったので、その後、私は何度も訪れている。

 

 
 このような特殊なケースは別にして、食事中に会話の弾まない宿にしばしば出会う。小さな子供がいる家族はにぎやかな雰囲気になるのは分かる。また、お酒が入った10人くらいのグループ客は、逆に周りを気にせずに騒がしいくらい大声を出す。

 
 けれど、夫婦や恋人同士、高齢者連れの家族などは、“楽しいはず”の旅先の夕食や朝食なのに、会話も、笑顔もなく、「ただ黙々と食べ物を口に運ぶだけ」という光景を目にしてきた。私がいつも気に掛かるのが、これら寂しい光景なのだ。

 
 もし、私がそのような宿の経営者であれば、「もう少し宿泊客が楽しそうな顔で食事ができるようにしたい」と考えるだろう。「せっかく当館を選んでいただいたのに、無表情で、会話もなく食事をされたのでは申し訳ない」と思うはずだ。しかしながら、そのような宿には往々にして食事会場に経営者はおろか、スタッフの姿すらほとんど見掛けない。

 

 
 食事中に会話が多いか、少ないかは、料理で大きく変わる。作り手側に“思い入れ”のない料理を前にして、食べる側は会話の糸口が見つからない。一つでも工夫があれば、そこから会話が弾むものだ。見た目にこだわれば、写真を撮りたくなる。どこで採れた食材なのかを説明すれば、スタッフとの会話も生まれる。料理人だったら、客の表情を見ながら料理を提供したいはずだ。コミュニケーションを取れる環境づくりも必要だ。

 
 旅行者は旅先の宿で少なからず料理に期待をしている。豪華な食材もうれしいが、決してそれだけではない。地元で採れた山菜などを、少量でも出してくれたら、その土地を訪れたことを実感できる。

 
 旅館の経営者や料理長は、夕食会場や朝食会場に足を運ぶべきである。「客がどのような表情で食事をしているのか」を見れば、そこにヒントと答えがある。

 (編集長・増田 剛)

 

JTBの「ついてる!Hawaiiキャンペーン 第3弾」、先着1千人にOPツアープレゼント

2019年5月21日(火) 配信

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 JTB(髙橋広行社長、東京都品川区)は、5月21日(火)から「ついてる!Hawaiiキャンペーン第3弾」を開始した。同キャンペーンでは、ルックJTBまたはダイナミックJTBでハワイ旅行を予約すると、オプショナル(OP)ツアー人気ランキング1位の「天使の海」(1万2878円相当)を先着1千人にプレゼントする。

 ルックJTBによると、夏休みの人気方面ランキング1位はハワイで、今季も注目度の高さが伺える。その中でも、ハワイのOPツアーで最も人気がある「天使の海」は、干潮時だけ海の中に出現する浅瀬のサンドバー(砂州)に行くことができる、JTB限定のツアーだ。360度、どこを見ても青い海が広がる開放的な景色は壮大で、サンゴが生息するエリアではシュノーケルを楽しむことも可能。午前中だけの半日ツアーなので、午後から別の観光をしたり、ショッピングに出かけたりなど、時間を有効に活用できる。

天使の海(イメージ)

 JTBでは、国内の店舗にハワイ州観光局公式アロハプログラムのハワイスペシャリスト検定取得者がいるほか、ハワイ州観光局認定のJTBサテライト店舗も設けている。さらにJTBを代表する10人の店頭のハワイスペシャリスト「GREAT ALOHA 10」は、顧客に合わせた旅を提案してくれる。

ついてる!Hawaiiキャンペーン 第3弾」(概要)

 申込期間中に「ルックJTB・ダイナミックJTB」(Web専用商品除く)でハワイ(オアフ島滞在)を予約した人にOPツアー「天使の海」を先着で1千人にプレゼント。
対象商品:「ルックJTB・ダイナミックJTB」(Web専用商品除く)で、ハワイ(オアフ島滞在)を予約した人
申込期間:2019年5月21日(火)~6月28日(金)
対象設定日:2019年7月1日(月)~12月20日(金)までの毎週月・水・金
※一部設定除外日あり。詳細は下記専用サイト参照。
所用時間:約4時間

午前7:00~7:30   ワイキキ地区ホテル出発
午前8:00 前後    カネオヘ湾到着後、ボート乗船 ウミガメ ウォッチング
午前8:45 前後    天使の海(サンドバー)到着 シュノーケル・軽食
午前10:30前後   カネオヘ湾帰港後、ホテルへ
午前11:30前後   ワイキキ地区ホテル到着

注)時間は目安のため、当日の道路事情等で変更になる場合がある。

LDHが全面協力の「ダンスレッスン+語学留学ツアー」を売り出す 近畿日本ツーリストコーポレートビジネス

2019年5月21日(火) 配信

コレオグラファー(振付師)のShaun Evalistoさん

 近畿日本ツーリストコーポレートビジネス(髙浦雅彦社長、東京都千代田区)はこのほど、ダンスレッスンと語学留学、ホームステイがセットになったツアー「EXPG ENTERTAINMENT留学in La supported by LDH USA」を売り出した。初回ツアーに引き続き全面サポートするのは、人気音楽グループ「EXILE」などが所属する事務所「LDH JAPAN」と同社アメリカ拠点のLDH USA Inc、同社系列でダンスボーカルスクールを運営するEXPG(国内12校、海外3校を展開)で、参加者はアメリカのEXPG LA校で学ぶことができる。

 本ツアーは、午前中に語学レッスン、午後にダンスレッスンを行い、語学とダンスが一度に学べる内容となっている。ダンスは、EXPG LA校を中心に行い、BIG BANGの楽曲の振り付けなどをも行う有名コレオグラファー(振付師)の「Shaun Evalisto」さんと彼が率いるスタジオ「Movement Life Style」でのダンスレッスンも予定している。特典として、名前入りダンスリース動画またはロサンゼルスの街並みでヘッドショット撮影会(1人2枚プレゼント)を実施するほか、アメリカ限定「24karats」コラボウェアが付いてくる。

 この企画は今年3月に初回ツアーが実施されたが、定員を超える応募があり反響が大きかった。また参加者からも好評で、再実施の要望が多かったことから第2弾の実施につながった。今回は、初回参加者の感想を反映し、ホストファミリーと過ごす時間やロサンゼルスの滞在時間を長めに設定した12泊14日のコースを中心に、合計で4つの出発日が設定されている。夏休み期間の実施で学生などの参加が予想されることから、一部出発日で添乗員が同行するほか、日本出発前の説明会を開催する。

ツアー概要

出発日:12泊14日コース:2019年7月23日(火)、8月6日(火)、8月27日(火)/7泊9日コース:2019年8月19日(月)
出発地:東京(成田空港または羽田空港)

最少催行人員:各出発日20人
添乗員:14日間コース:同行/9日間コース:同行なし(現地係員)
旅行代金:14日間コース:61万9千円~69万円/9日間コース:52万1千円(2人1室利用1人)※EXPG生は、各コース14日間コース6千円引/9日間コース4千円引

EXPG ENTERTAINMENT留学 in LA supported by LDH USA in LA supported by LDH USA
https://entame.knt.co.jp/tour/2019/07/EXPG_LA/
EXPG ENTERTAINMENT留学 in LA supported by LDH USA