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TCSAインバウンド検定実施へ 初級試験を12月18日に東京と大阪で

2021年10月14日(木) 配信

12月18日に初級の検定試験を実施する

 日本添乗サービス協会(TCSA、三橋滋子会長)は12月18日(土)、第1回「TCSAインバウンド検定」の初級試験を東京と大阪の2会場で行う。11月19日(金)まで受験者を募集している。当初、今年の6月に開催予定だったが、緊急事態宣言が発出されていたことから、延期していた。

 近年、増加する訪日観光客に対応するインバウンドスタッフには、観光客が日本国内を安全かつ快適に旅することができるよう、必要な情報を提供しながら移動をサポートする能力や知識、適性などが求められている。こうしたなか、TCSAは検定を設け、一定の基準に従って学ぶことで、技能を身に付けることができると期待する。

 TCSAは検定を始めるにあたり、厚生労働省のスタートアップ支援事業で「特別委員会」を設置。長期間にわたり、試験問題の作成やテキストの発刊、トライアル試験の実施など、準備を行ってきた。

 なお、今回の初級試験の受験資格に年齢や学歴、職歴など制限はなく、幅広く受験者を募っている。申し込みは同協会ホームページから。受験料は5000円(会員・賛助会員は3000円)。

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