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 岡田美術館で特別展「東西の日本画 ―大観・春草・松園など―」  4月3日から

2021年4月2日
営業部:後藤 文昭

2021年4月2日(金 )配信

 

上村松園「汐くみ」(部分)昭和16(1941)年 岡田美術館蔵

 岡田美術館(神奈川県・箱根町)で4 月3日(土)~ 9 月26日(日)まで、特別展「東西の日本画 ―大観・春草・松園など―」 が開かれる。明治から昭和にかけて東京と京都を中心に活躍した画家に焦点を当て、同館が誇る 日本画コレクション約 45件を一挙に公開する。

 同館が収蔵する近現代の日本画コレクションをテーマとした展覧会は、2014年の「大観・春草・御舟と日本美術院の画家たち」以来、約 7 年ぶり。横山大観の大作「霊峰一文字」や、上村松園の代表作「汐くみ」など、珠玉の近代日本画が一堂に会す。

 担当者は「新たな日本画の表現を模索し、東西で花開いた日本画家たちの作品は、色とりどりの魅力に満ちています。 明治から大正、昭和にかけ、伝統と革新のはざまで挑戦し続けた画家たちの清新な日本画の数々をご堪能ください」とPRする。


菱田春草「旭光耀々」(部分)
明治時代 20世紀初頭
岡田美術館蔵

 

 同館では期間中、収蔵する菱田春草作品全7件も特別に展示する。21年が春草の没後110年になることから企画。

 春草が所属した美術団体「日本美術院」の代表画家たちによる名品を公開する。また、4階展示室では、特別展に合わせ、関連展示「近代×琳派」も行う。近代画家の多くが自己の様式を模索するなかで琳派に学び、創作の糧としたことから、江戸時代の琳派の画家、俵屋宗達や、酒井抱一らの作品とともに展示し、影響に注目する。

講演会

東西の美人画 清方と松園

日時:6月12日(土)、午後1:00~2:3 0

講師:小林忠(岡田美術館 館長)

大観・春草と栖鳳・華岳

日時:8月21日(土)、午後1:00~ 2:3 0

講師:小林忠(岡田美術館 館長)

関連講座

富士も美人も観音様も!―色とりどりの東西日本画―

日時:7月17日(土)、午後1:00~2:30

講師:稲墻 朋子(岡田美術館 学芸員)

特集展示スライドトーク

日本の漆蒔絵を中心に

日時:9月4日(土)、午後1:00~2:00

講師:塩谷尚子(岡田美術館 学芸員)

※申込不要

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