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NAA、貨物便が過去最高 国際線は開港年以来の数値

2021年2月1日
編集部:木下 裕斗

2021年2月1日(月) 配信

田村明比古社長。五輪を前に多くの人が受けられるPCR検査の場所の確保を検討している

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が1月29日(金)に発表した2020年の年間航空発着回数は、前年比48%減の13万6502回、航空旅客数は同76%減の1048万6427人と大幅減となった。このうち、貨物便の発着回数は同53%増の3万7316回と過去最高だった。旅客便の運休で、臨時の貨物便が運航されたことが主な要因。

 このうち、国際線旅客数は同726万5507人と5月に開港した1978年を除いて過去最低だった。日本人旅客数は同81%減の282万5394人、外国人は同82%減の321万2667人。

 国内線は322万920人で本邦LCC(格安航空会社)が就航する前年の11年に次いだ。

 田村社長は「航空需要は戻りにくい。21年は20年以上に回復すると思うが、時間は掛かる」と話した。

 7月に開催予定のオリンピックについては、「開催に備え選手・観客をスムーズに受け入れられるよう、多くの人がPCR検査を受けられる場所の確保を検討している」とした。

「入国制限で便数減も」 1月23日までは約8割減

 1月1日(金)~23日(土)までの国際線発着回数は、前年同期比77・6%減の2680回、出国旅客数は96・0%減の405人。

 田村社長は1月14日(木)から始まったビジネス関係者への入国制限について「今後は航空会社がより便数を減らす可能性がある」と危機感を示した。

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