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日米の高卒資格を同時取得へ 日本で通学しながら自宅でオンライン授業 JTBガイアレック

2020年11月19日
編集部:入江千恵子

2020年11月19日(木) 配信

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 目的型旅行(SIT)に特化したJTBガイアレック(飯田晃社長、東京都豊島区)は11月16日(月)から、日米両国の高校卒業証書(デュアルディプロマ)が同時に取得できる大学進学準備プログラムの販売を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航制限が続くなか、日本の学校に通学しながらオンラインのプログラムを習得することで、将来的な海外進学への準備とグローバル人材の育成を支援する。

 同プログラムは、米国の有名な進学校「プロビデンス・カントリー・デイスクール(PCD)」と米国最大規模のオンライン教育プログラムの開発会社「ハドソングローバルスカラー」が共同運営し、世界24カ国で展開されている。

 JTBガイアレックでは、日本で始まるプログラムに対し、ハーバード大学卒の講師によるパーソナル指導のほか、履修コースは受講生の興味や進路希望に合わせて設定できる独自のプログラムを用意した。

 コースは、金融・経済・経営に関わる科目中心の「グローバルビジネスリーダー育成コース」と、文系科目中心の「リベラルアーツコース」、理系科目中心の「STEMコース」の3種類がある。授業はオンラインで行われ、日本全国から参加できる。

 単位は日本の高校で取得した18単位とオンライン学習で取得した6単位をPCDが認定し、日本と米国の高校卒業資格が同時に取得できる。日米両国、世界中の大学に出願可能なほか、米国のマサチューセッツ大学など18大学への推薦入学が認められる。対象年齢は中学3年生以上で、在籍期間は1~2年半。費用は、学位取得までの学費が440万円、そのほか入学金やサポート代などが必要となる。

 学習方法は、オンライン自習(週2時間程度)と、講師によるオンライン・ライブ個別授業(週3時間程度)で構成する。ハーバード大学の学生と交流する特別プログラムもあり、国際感覚やグローバル人材に必要な教養も身につけられる内容となっている。

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