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「ティーチミー・ビズ」活用で視覚に訴えた手順書を スタディスト

2020年11月9日
編集部:馬場遥

2020年11月9日(月) 配信

「ティーチミービズ」左が画像編集中の画面、右が完成した仕様書

 スタディスト(鈴木悟史社長、東京都千代田区)が提供する「ティーチミー・ビズ」は、クラウド型のビジュアルSOP(標準作業手順書)マネジメントプラットフォームだ。リアルタイムの更新や共有に特化したサービスで、視覚に訴える分かりやすいマニュアルを簡単に作成できる。

 各社で支給するスマートフォンに同サービスのアプリを入れると、作業の合間にも確認できる。

 マニュアルの作成権限や閲覧権限を細かく設定することが可能。

 新たなマニュアルが作成されたときには、プッシュ通知でタスクとして配信もできる。閲覧、完了状況を本社で把握することで作業指示の徹底や実行管理に役立つ。

 指導コストを削減できるだけではなく、マニュアルの作成時間が従来の5分の1に省略できる。

 現在は小売、飲食、製造、金融、宿泊業界など幅広い業界の約2000社が同サービスを導入している。とくに多拠点展開や、従業員を多く抱える企業が利用する。

 神奈川県・箱根温泉の「一の湯」は、劣化した箇所の写真を撮って共有、対応状況をコメント機能で報告するなど、月ごとの設備点検レポートにも役立てている。

 北海道石狩市役所は業務の手順書作成と、共有を通じた生産性向上のために導入した。職員向けの手順書のほか、申請書作成など市民向けのマニュアルに活用している。

 広報室長の朝倉慶子氏は「アプリ上で動画や画像を仕様書で共有することで、全体のスキルアップにつながる」とPRし、「新型コロナウイルス禍の影響で集合研修ができないなかで、ぜひ役立てていただけたら」と期待している。

 スターター料金は1社当たり月額5万円(税抜)から。

 ベーシックコースは初期費用50万円(税抜)で同サービスの機能をすべて利用でき、初期設定や操作レクチャーなどの導入サポートが付く。

新機能「トレーニング」など、ユーザー目線で使いやすい機能を追加している

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